最終更新日:2025/12/19

フィリピンへの渡航を検討する際、多くの人が気になるのが現地の治安状況です。地域によって注意すべきポイントは異なり、日本と同じ感覚で行動するとトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
本記事では、フィリピンの治安事情をわかりやすく解説し、現地で実際に起こりやすいトラブル例や安全に過ごすための注意点を紹介します。渡航前に基本情報を押さえ、安心してフィリピン滞在を楽しみましょう。
[目次]
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まずは世界的なフィリピンの治安に対する評価を見ていきましょう。
Institute for Economics and Peaceが毎年発表されている世界平和指数ランキング(GLOBAL PEACE INDEX)の2025年版では、対象国163カ国の中でフィリピンは105位の順位です(※1)。
同ランキングでの日本の順位は12位で、一般的な海外の国と比べてフィリピンではより治安面で注意が必要となっています。
2025 GLOBAL PEACE INDEXの上位20カ国
| 順位 | 国 |
|---|---|
| 1位 | アイスランド |
| 2位 | アイルランド |
| 3位 | ニュージーランド |
| 4位 | オーストリア |
| 5位 | スイス |
| 6位 | シンガポール |
| 7位 | ポルトガル |
| 8位 | デンマーク |
| 9位 | スロベニア |
| 10位 | フィンランド |
| 11位 | チェコ |
| 12位 | 日本 |
| 13位 | マレーシア |
| 14位 | オランダ |
| 14位 | カナダ |
| 16位 | ベルギー |
| 17位 | ハンガリー |
| 18位 | オーストラリア |
| 19位 | クロアチア |
| 20位 | ドイツ |
それでは実際に近年のフィリピンの治安状況を確認していきましょう。2024年のフィリピン全土の犯罪発生件数は約20万件で、強盗や殺人は日本と比べて件数が高い傾向にあります。これは人口比だけでなく、地域による治安格差なども影響していると考えられています(※2)。
それでは実際に近年のフィリピンの治安状況を確認していきましょう。なお、今回はフィリピン警察が定義する下記の項目を重要犯罪としてまとめてお伝えいたします。
凶悪犯罪:殺人、性犯罪、強盗、暴行・傷害
窃盗犯罪:窃盗、乗り物盗
罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較はできませんが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。
その上で、2024年7〜12月にフィリピンで発生した犯罪件数は下の通りです(※3、4)。

フィリピン国家警察のレポートに基づいて編集部が作成
各犯罪に目を向けると、殺人は日本の約5倍と凶悪犯罪の発生率は高いです。
ただし、前年よりは犯罪数は減っており、治安が悪化していうわけではありませんが、日本と比べると危険指数は高いです。滞在する際には身の回りへの注意を怠らないようにしましょう。

フィリピンへ渡航する際には、実際に起こっている犯罪に巻き込まれる可能性を想定して生活を送る必要があります。ここでは、近年フィリピンで発生している犯罪をいくつかご紹介するので、実際にどのような犯罪が現地で発生しているかのイメージを持っていただければと思います。
2024年11月中旬、マニラ首都圏マカティで日本人が拳銃を突きつけられネックレスを奪われる強盗事件が発生しています。(※5)
これまでも、日本人が拳銃などで脅迫され、金品を奪われるケースが多数報告されています。男女問わず夜間はなるべく出歩かないよう在フィリピン日本国大使館は注意を促しています。
国全体の治安状況がわかったところで、続いては都市別の治安状況をご紹介します。フィリピンには、都市ごとに治安が悪い場所があり、注意が必要です。

photo by: Phul Guy B. Dorimon/ Shutterstock.com
留学生に人気の高いセブ島では、マンゴーストリート近辺やSMモール近辺は注意が必要です。
マンゴーストリートはナイトクラブやビキニバーが集まる夜の歓楽街で、治安面では注意が必要なエリアです。飲酒により警戒心が緩みやすいため、慣れない場所での深酒は避け、夜に出歩く際は一人ではなく複数人で行動することが重要です。
一方、セブ島最大級のSMモール内は比較的安全ですが、周辺にはホームレスやストリートチルドレンが多く、買い物袋を持っていると後をつけられることもあるため、モール外では特に注意が必要です。
バギオの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。
例えば、ローカーン空港周辺は、外国人観光客を狙ったボッタクリタクシーが多いエリアです。一見安く見えても、乱暴な運転や相場の2〜3倍の高額請求をされるケースがあります。実際に、日本人留学生が脅されて高額な料金を支払った事例もあります。トラブル回避のため、現地タクシーは利用せず、ホテルの公式送迎バスなどを利用するのが安全です。
また、バーナムパークも注意が必要です。外国人観光客が多く、スリ被害が起こりやすい場所です。夜は街灯が少なく、暴行事件のリスクもあります。特にフェスティバル期間中は注意が必要です。訪れる際は貴重品の管理を徹底し、夜間の利用は避けましょう。
各都市には注意すべきエリアがいくつかあるので、渡航先が決まっている方は、以下の記事をあわせて確認してください。
セブ島の治安状況と気をつけるエリア
マニラの治安状況と気をつけるエリア
バギオの治安状況と気をつけるエリア
クラークの治安状況と気をつけるエリア
イロイロの治安状況と気をつけるエリア
バコロドの治安状況と気をつけるエリア
ドゥマゲッティの治安状況と気をつけるエリア

上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、フィリピンに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
スリの手口は実に巧妙で、どれだけ注意を払っていても被害に遭ってしまうことはあります。
スリに遭遇しないことが一番ですが、万が一遭遇してしまったときのために、財布にあまり高額なお金を入れるのはやめましょう。そして、財布やスマートフォンなどの貴重品は後ろのポケットやリュックにしまわないようにすることも大事です。
カバンはウエストポーチを利用するなどの対策を講じましょう。
置き引きなどの窃盗は、外でお酒を飲んでいるときや電車・バスなどを利用している時によく起こります。
未然に被害を防ぐためにも、お酒を飲むときは節度を保って意識を常にしっかり持つことが大事です。また公共交通機関を利用するときの居眠りも厳禁です。荷物は常に目の届くところに置き、危機管理意識を高く持つようにしましょう。
コンビニへ買い物に行くときなど、少しの間だからと言って車の中に荷物を置きっぱなしにする人も多いですが、そういう隙を犯人は常に狙っています。
どれだけ短い時間であろうと、車を開ける際は荷物をしっかり持ち歩くことが大切です。
空き巣被害は留守中に起きることなので、避けるのはなかなか難しいかもしれませんが、部屋を決める際は、セキュリティシステムがしっかりした部屋にする、一階には住まないようにするなど、最低限できることをしておくことが被害を防ぐことにも繋がります。
またジョギングなどの生活習慣を作らないなど、周囲に留守を分からせないようにすることも大切です。
暴行・恐喝などの犯罪は、人目につかない場所で起こりやすいです。特に女性は被害にあいやすい傾向にあるため、なるべく夜間の外出は控えましょう。止むを得ず外出の必要に迫られたときは、人通りの多い道を歩く、誰かと共に行動するなどの対策が必要です。
フィリピン留学を検討する際、多くの人が不安に感じるのが現地の治安です。
そこで本章では、実際にフィリピンへ留学・滞在した人や、すでに帰国した人の声をもとに、留学前に抱きがちな治安のイメージと、現地で感じた実際の状況を紹介します。
ある滞在者は、写真や事前情報から「セブ島は安全で綺麗な街」という印象を持っていたそうです。しかし実際に滞在してみると、マニラほどではないものの、常に注意を払う必要があると感じたと話していました。
実際に、スーパーへ向かう途中でストリートチルドレンに囲まれ、金銭を要求された経験があり、この出来事をきっかけに、一人で外出する際は特に警戒するようになったとのことです。
別の滞在者は、渡航前にフィリピンの治安について多くのトラブル事例を聞き、不安を感じていたと話していました。一方で、実際に現地で生活を始めてからは、これまで特に大きなトラブルに巻き込まれたことはないそうです。
高価なものを身につけない、盗難に遭いにくいバッグを使うなど、基本的な防犯対策を意識して行動していることが、安心して生活できている理由だと感じているとのことでした。

photo by:Alexandros Michailidis / Shutterstock.com
フィリピンで何らかの事件に遭遇したら、「000」に電話をかけると警察に連絡がつきます。フィリピンの場合、警察や救急、消防のいずれも「911」の番号から連絡をすることが可能です。
例えば、盗難に遭ったときにはその旨をオペレーターに申し出て、地域名や住所を伝えればパトカーなどが出動してくれます。日本の「110」と同様に、フィリピンもまずは大元のセンターが電話を受け、エリアを管轄する警察などに連絡をします。
迅速に対応してもらうためにも、地域名や住所は正確に伝えられるようにしましょう。
パスポートを紛失するなどのトラブルには、日本の大使館、領事館などに相談しましょう。フィリピン内にある主要な日本の領事館は下の通りです。
| 都市 | 連絡先 | 受付時間 | 住所 | ウェブサイト |
|---|---|---|---|---|
| マニラ | (+63-2) 8551-5710 | 月〜金曜 8:40~12:00、13:30~17:15 | 2627 Roxas Blvd., Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines Googleマップで見る |
在フィリピン日本国大使館 |
| セブ島 | (+63-32) 231-7321 / 7322 | 領事部 月~金曜 8:30-12:30、13:30-17:15 | 8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines Googleマップで見る |
在セブ日本国総領事館 |
| ダバオ | (+63-82) 221-3100 | 全般:月〜金曜 8:30-12:30、13:30-17:15 | 4th Floor, B.I. Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000, Philippines Googleマップで見る |
在ダバオ日本国総領事館 |
加えて渡航前には、各総領事館が発行している安全の手引きを参考に、現地で注意すべき行動、緊急時の各種連絡先を確認するようにしましょう。
外務省「在留邦人向け安全の手引き フィリピン」
フィリピンは、日本と比べると治安面で注意が必要な国であり、スリや窃盗、強盗などの犯罪が実際に発生しています。一方で、都市やエリアによって治安状況には差があり、事前に情報を把握し、基本的な防犯対策を徹底することで、過度に不安を感じる必要はありません。
これからフィリピン留学や渡航を予定している方は、治安のイメージだけで判断するのではなく、最新の治安情報や都市別の注意点を確認したうえで、現地に合った行動を心がけることが大切です。正しい知識と準備を整え、安心・安全なフィリピン滞在を楽しみましょう。
なお、留学先としてフィリピンを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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※1...IEP「GLOBAL PEACE INDEX 2025」(参照日:2025-12-19)
※2...Embassy of Japan in the Philippines「フィリピンにおける安全対策」(参照日:2025-12-19)
※3...Philippine National Police「PNP OPERATIONAL ACCOMPLISHMENT REPORT 3rd Quarter CY 2024」(参照日:2025-12-19)
※4...Philippine National Police「PNP OPERATIONAL ACCOMPLISHMENT REPORT October to December 2024」(参照日:2025-12-19)
※5...外務省「邦人に対する強盗事件の発生(11月14日:マニラ首都圏マカティ市セントラルスクエア・モール付近の路上)」(参照日:2025-12-19)
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