【2024年版】3週間のフィリピン留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを紹介します!

最終更新日:2024/09/05

フィリピン 留学 費用 3週間

「3週間のフィリピン留学の費用って実際いくら?」

そう思って調べてみても、費用に幅があり、イマイチいくら必要なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。実際にフィリピンの語学学校の数は多く、学校ごとに授業料などが変わるため一概に料金を出しづらいです。

そこで今回は、スクールウィズがご案内している語学学校の中央値を元に、3週間のフィリピン留学の費用目安と、予算と合わない時の節約方法などをご紹介します。

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フィリピン留学行きを検討しているが、費用が想定できず準備が進められない方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

なお、期間別のフィリピン留学の費用については下のページでまとめているので、別の期間を含めた費用を知りたい方はチェックしてみてください。
期間別フィリピン語学留学の費用まとめ

本記事は2024年3月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。
なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記、為替レートには2024年3月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.8円で計算しています。

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3週間のフィリピン語学留学のモデル費用

まずはフィリピン留学にかかる費用はいくらなのか、目安となるモデル費用をご紹介します。

ただし、留学費用は申し込む学校やコース、滞在方法などは留学生によって異なり一概に紹介しづらいため、今回は以下の条件で費用計算をしています。

コース:ESLコース(一日あたりの6〜8コマ)
滞在方法:2人部屋

交際費、雑費などは留学生の生活スタイルによって大きく異なるため、ここでは大まかな費用目安を設定しています。

その上で3週間のフィリピン語学留学のモデル費用は下の通りです。

フィリピン 留学 費用 3週間

費用目安は想定していた金額の範囲内でしょうか。計算に使った費用の内訳は下の通りです。

カテゴリ 費用項目 モデル費用
学費 授業料・滞在費・食費 19.6万円
学校支払い諸費用 4.2万円
渡航費 航空券購入費 5 万円
海外保険加入費 0.9万円
ビザ申請費 2万円
生活費 通信費 0.2万円
交通費 0.8万円
娯楽費 4万円
雑費 0.7万円
総額 37.4万円

次では、他の都市と比べた留学費用をご紹介します。

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主要な留学先とのモデル費用比較

フィリピン語学留学の費用は、他の国とどれほど違いがあるのでしょうか。国ごとのモデル費用を比較したいと思います。

フィリピン 留学 費用 3週間

フィリピンでの語学留学は、一番高額なアメリカ留学と比較すると、3週間の費用が半額以下であることがわかります。他の主要な留学先と比較しても、およそ半額程度です。

もちろん学校やコースによって大きく差はありますが、こう見ますとフィリピン留学がいかに欧米留学に比べ費用が安いかわかるかと思います。

何より、驚くべきなのはそのコストパフォーマンスの高さです。低予算にもかかわらず、1日のコマ数は平均7〜8コマ。そのうえほとんどの語学学校で、マンツーマン授業を提供しています。

欧米に比べ圧倒的に費用が安いフィリピン留学。でも一体何が理由で安くなっているのか、知らないと怖いですよね。フィリピン留学が安いのには主に2つの理由があります。

理由(1)物価が安い

欧米圏では、物価レベルが日本よりも高いです。

一方フィリピンは途上国にあたり、全体的に物価が日本よりも低いです。そのため教員の人件費が安く、結果として授業料や滞在費、食費など留学で主にかかる費用を抑えられます。

世界中の国、都市の生活情報を記録するデータベースNUMBEOでは、146カ国中フィリピンは104番目の物価指数を示しています(※1)

なお、同サイトでは主要な英語圏の留学先と日本の順位は下の通りです。

国名 順位
アメリカ 12位
オーストラリア 13位
カナダ 15位
ニュージーランド 16位
アイルランド 20位
イギリス 27位
マルタ 38位
日本 47位
フィリピン 104位

フィリピンでは年々物価が上昇しており、今後も上昇することが予想されます。もし今ほどの費用で留学へ行きたい場合には早い段階で具体的に留学を検討する必要があります。

ただひとつ留意しておいていただきたいのは、フィリピンの水道光熱費は比較的高い傾向にあります。ですので、ご自身でアパートなどを借りる際には予算組みにご注意ください。

フィリピンの物価について詳しく知りたい方は下のページをご確認ください。地域ごとの物価の違いや現地での節約術などを紹介しています。
フィリピンの物価って実際安いの?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!

理由(2)日本との距離が近く、その分航空券が安い

留学期間によりますが、留学費用の中でも一定の割合を占めるのが渡航費です。

航空券は渡航先との距離によって価格が変わってきます。

欧米圏への留学の場合、日本からの距離が遠く、航空券の値段も高くなりがちです。一方フィリピンでは日本からの距離が近く、欧米に比べ安い費用での渡航ができ、渡航費を安く抑えられます。

【学費】フィリピン留学費用の内訳

フィリピン 留学 費用 3週間

フィリピンの状況がわかったところで、続いては先ほど紹介したモデル費用の内訳をご紹介します。まずは学費に含まれる授業料・滞在費・食費と、入学金、空港送迎費をはじめとする学校支払い諸費用です。

授業料・滞在費・食費:19.6万円

フィリピンの語学学校が提供している授業料の目安には、3週間で19.6万円ほどを想定してください。

フィリピン留学費用の大部分を占めるのが授業料・滞在費・食費です。

特徴的なのはフィリピンの語学学校では基本的に授業料と滞在費、食費が一つの料金になっていることです。そのため、欧米の留学費用と比較する際には注意してください。

授業料は、授業のコマ数、授業の専門性などによってかかってくる料金が変わってきます。特にフィリピン留学では、マンツーマンレッスンをどれくらい入れるかによっても費用が大きく変わるので慎重に考えましょう。

最も安い価格帯だと週3万円台から、高い価格帯だと週10万円台まで幅広くあります。

滞在費については、フィリピンの場合、滞在先に学生寮、ホテルなどの選択肢があります。多くの場合学生寮の方が費用が安いのを選ぶのですが、学生寮を選んだ後に、さらに何人部屋を選ぶかを決めなければいけません。

フィリピンの学生寮では1人〜6人部屋などの種類があり、特に6人部屋を選ぶと1人部屋、あるいはホテルと比べ大幅に費用を抑えることができます。

なお、食事についてはあまり料金の違いは発生しませんが、食事がどうしても合わないという留学生は外食をすることもあります。そうなると追加で食費がかかってくるので注意が必要です。

語学学校、コースを決める際には、スクールウィズのLINE相談をご利用ください。

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学校支払い諸費用:4.2万円

フィリピン留学では授業料以外にも、入学金、教科書代、空港送迎費などの費用が発生してきます。こちらは学校によってあまり金額に違いはなく、留学する際には必ず発生する費用として認識してください。

おおよその目安として、3週間に4.2万円ほどを想定しておきましょう。

【主な諸費用内訳】
・入学金
・空港送迎費
・教科書代
・水道光熱費
・滞在先デポジット費

入学金や水道光熱費は学校による違いはあまり大きくありません。ただ管理費、水道光熱費は留学期間に応じて費用が変わってくるので注意しておいてください。

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【渡航費】フィリピン留学費用の内訳

フィリピン 留学 費用 航空券

photo by:MDV Edwards / Shutterstock.com

日本からフィリピンへ渡航する際には、航空券購入代、海外旅行保険加入費、ビザ申請費などの費用が発生します。

航空券購入費:5万円

航空券購入費は金額の変動が激しく、一概に金額を案内しづらいですが、目安としては5万円ほどを想定してください。

なお、航空券購入費には、渡航時期、航空券の購入タイミングの2つが大きく影響を与えます。

仮に利用者が増えるゴールデンウィークなどの休暇シーズンに渡航する場合、あるいは渡航する直前に航空券を購入する場合には、航空券購入費は5万円よりもかなり高い金額になることが多いので、少しでも費用を抑えたい方は2つの点を踏まえ購入タイミングを検討してください。

海外旅行保険加入費:0.9万円

海外旅行保険加入費は、プランによって大きく金額が異なりますが、3週間の留学では目安として0.9万円ほどを想定してください。

ビザ関連費:2万円

フィリピン 留学 ビザ

フィリピンでは滞在期間にあわせてビザを申請する必要があります。1カ月未満の短期であればビザの申請は必要ありません。
ただし、ビザではありませんが語学留学をする場合、SSP(Special Study Permit)と呼ばれる就学許可証を発行する必要があります。こちらは滞在期間にかかわらずフィリピン国内で就学するには必ず必要な許可証となっています(※2)

ビザ関連費は以下の通りです。

留学期間 支払い金額 支払い金額(日本円換算)
1カ月(30日)以内 SSP申請費:6,500〜7,000PHP 約18,200〜19,600円

フィリピン留学で必要なビザについては、下の記事で詳しくまとめているので、実際にどのような準備が必要かなどを知りたい方は参考にしてください。
【2024年版】フィリピン留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説

【生活費】フィリピン留学費用の内訳

フィリピン留学 費用 生活費

photo by: SujanGurung / Shutterstock.com

生活費は、留学中の過ごし方によって大きく金額が変動する費用です。

通信費:0.2万円

海外での生活で気になるのが通信費ではないでしょうか。

留学の場合、渡航先でインターネット通信を利用するには、
・現地通信会社のSIMカードを使用する
・学校やカフェなどで無料Wi-Fiを利用する
・日本からポケットWi-Fiを持ち込む
・日本で使用していたSIMカードでデータローミングを利用する

などの選択肢があります。

学校やカフェなどでWi-Fiを利用する場合には、基本的に通信費は発生しませんが、通信できる状況が限られ、かつ接続が安定しない恐れがあります。

快適にインターネットを利用したい方、特に滞在が長くなる場合には、フィリピンのSIMカードを利用して通信することをお勧めします。

プリペイド式であれば、留学生でも気軽に買え、トップアップ(使用可能なデータ量などのチャージ)すれば、期間に応じた柔軟な形で通信が可能です。

フィリピン大手の通信社である「Globe社」と「Smart社」のSIMカードは、お得なプランもあることから留学生に人気です。月に5GBほどのデータ量のプランに申し込む場合、3週間の通信費の目安は0.2万円です(※3、4)

交通費:0.8万円

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photo by: Al.geba / Shutterstock.com

フィリピンでは、日本と比べて交通費がかなり安いです。

特にジプニーやトライシクルは、フィリピン人も気軽に利用する交通手段なので、料金はかなり安いです。ただし、料金が安い反面、現地の人が利用する交通手段は、事件などに巻き込まれる可能性も少なくありません。

窃盗などの被害にも遭いやすいため、より安全に移動したい方はタクシーの利用がおすすめです。

娯楽費:4万円

留学中の娯楽費は、個人の観光スタイルによって大きく変わります。

雑費:0.7万円

フィリピン留学 費用 生活費

photo by: Mihai_Andritoiu / Shutterstock.com

留学中には、生活用品や衣料品の購入などで雑費も発生します。

滞在先で使うシャンプーやボディーソープ、歯磨き粉。文房具も持参したものが壊れてしまった場合、現地で購入する必要があります。

また、現地到着後にTシャツなどの衣類を買い足すこともあるため、雑費として多少の費用がかかることを想定しましょう。

都市別のモデル費用

フィリピンでの語学留学の費用は、都市単位でも異なります。特に授業料や滞在費、食費などは金額が大きく変わり、都市によっては1年で数十万ほど費用に差が生まれます。

他の都市も含め、フィリピン国内の主要な留学先のモデル費用は下のページでそれぞれ紹介しているので、より具体的な費用イメージを持ちたい方は参考にしてみてください。

留学費用を抑える方法

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ここまでフィリピンでの語学留学の費用について、総額と内訳をご紹介してきました。お伝えした金額は予算にあったものだったでしょうか。

もし予算が足りないと感じた場合は予算に合った留学を実現するため、下の2つの方法を検討してみてください。

・コースの変更
・渡航先の変更

方法(1)コースの変更

期間を検討したら続いては、コースの変更を検討してみてください。

語学学校では週20コマ前後が一般的なコースですが、中には授業コマ数を10〜15ほどに抑えたライトコースが用意されていることがあります。授業コマ数は授業料に直結する要素なので、もし費用を抑える際には検討してみてください。

ただし、注意点としては、授業を減らした分勉強の時間が減ることです。減った分自習に当てて英語力を向上させられるというのなら話は別ですが、授業でないと集中できないということであれば、授業数は減らさない方が無難でしょう。

他にも時間ができる分外に出る機会が増え、結果として生活費が高くついてしまうこともあるので、授業数を減らす際には空いた時間に何をするかをあわせて考えてみてください。

方法(2)渡航先の変更

上記2点を考えてまだ想定費用が予算と合わなければ、渡航先を変更することも考えてください。

「留学の目的は、フィリピンでないと果たせないことか?」「費用の抑えられる別の国で留学生活を送り、フィリピンへは旅行などで訪れるのではだめか?」など自問した上で、渡航先を決めてください。

その他、最新の語学学校の割引キャンペーンの共有や、留学カウンセラーによる留学プランの見直しなどはLINEで無料で相談に乗っているので、予算調整が必要な場合にはお気軽にご利用ください。

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予算内でフィリピン留学が実現できそうなら、学校選びに進もう!

フィリピン留学 費用

ご紹介したフィリピンの留学目安が予算の範囲であれば、より具体的な費用を想定するため学校を選んでみましょう。

今回ご紹介した授業料は、あくまでフィリピンにある各語学学校の提供する一般英語コースを参考に出したものなので、具体的な学校・コースを設定すると、当然留学費用は変わってきます。

ただし、学校選びをウェブサイトに掲載している情報だけで決めることはあまりお勧めしません

語学学校は渡航のタイミングによって留学生の国籍比率や人数などが変動するため、知らずに学校へ申し込んでしまうと、期待していた学校の雰囲気とはまるで違っていたという事態にもなりかねません。

また学校やコース選びも、限られた情報だけで判断すると自分とは合わない留学生活になってしまう恐れがあります。

留学での失敗の多くは、情報不足や思い込みなどが原因です。数十万円、数百万円もかけていく留学、ほんの少しの準備不足で失敗に終わってしまってはもったいないですよね。

スクールウィズでは無料で留学カウンセラーによる留学相談を受け付けています。

これまで多くの留学生を見てきたカウンセラーが、あなたに合った形での留学をご提案いたしますので、少しでも留学の成功確率を上げたい方は気軽にご相談ください。

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3週間のフィリピン語学留学の費用まとめ

今回はフィリピン留学にかかる留学目安とその内訳などを紹介しました。改めておさらいすると、3週間のフィリピン語学留学でのモデル費用は37.4万円です。

ただし、今回ご紹介した費用はあくまでも一例になります。学校、受講コースや滞在先タイプによって費用は大きく変動していきます。想定費用が予算内であれば、具体的な学校選びへ準備を進めましょう。

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留学 ステップ

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

  • ポイント1. 留学の目的
  • ポイント2. 生徒規模や雰囲気
  • ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無
  • ポイント4. 立地
  • ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望
  • 特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
    より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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    【参考文献一覧】

    ※1...NUMBEO「Cost of Living Index by Country 2024」(参照日:2024-3-1)

    ※2...Bureau of Immigration Philippines「Special Study Permit」(参照日:2024-3-1)

    ※3...Globe「Postpaid | Phones and Devices」(参照日:2024-3-1)

    ※4...Smart「CUSTOMIZE YOUR PLAN - Smart Online Store」(参照日:2024-3-1)

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