最終更新日:2024/08/30
バギオを訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はバギオの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり押さえておきましょう。
なお、バギオ留学について、費用やおすすめの都市、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
バギオ留学
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バギオの治安はかなり良好です。その理由はそもそもアメリカ軍の避暑地として街がつくられ、今現在も国内の政治家や有力者たちの避暑地担っているので、治安が保たれています。
財政も安定しているので公務員の給与が十分に与えられて、汚職が少ないことも治安の良さにつながっていると言われています。
しかし単独の女性の夜間の行動は安全とは言い切れません。最低限、外国にいるという自覚と節度を守った行動を心がけましょう。他の地域でも同じですが、夜は犯罪が多くなる傾向があります。ナイトクラブや繁華街周辺を単独で歩くのは危険なのでご注意ください。
ここではバギオで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
バギオでまず注意すべき犯罪はぼったくりです。特に空港からホテルへ移動する際に格安移動をうたって外国人を呼び込み、法外な料金をふっかけてくるバスやタクシーが存在するので注意が必要です。
ブランド物の衣服やアクセサリーを身に着けていると巻き込まれやすいのが脅迫のトラブルです。
町外れや裏路地などでの発生件数が多いため、人気のない場所に行く際は注意が必要です。また、夜間の被害が多いため、夜間の不要な外出には特に注意が必要です。
ショッピングモールなど人が集まる場所で巻き込まれやすいのがスリの被害です。1人ではなく集団でチームを組んで犯罪に手を染めていますので、自分は大丈夫と思っている人がよく被害に遭っています。
また、2月に行われるフラワーフェスティバルは特に人でごった返すのでスリの被害に遭う方が多いため、行く際は十分に注意してください。
こちらは居酒屋などで巻き込まれやすいトラブルです。
お酒が入り気が大きくなっている人が多いため、身の危険を感じた場合すぐにお店を出たほうが良いでしょう。また、外国人観光客同士での暴行事件も発生しており、仲裁に入った人が暴行事件に巻き込まれるといった事例もあるので、なるべくそういった状況には関わらない方が無難です。
現地でレンタカーを借りている方は注意が必要です。車上荒らしに合うと、車内の金品だけではなく、レンタカー自体のパーツも盗まれるため、いくら保険に入っているといえどかなりの出費になります。
また、犯罪が多発している地域に夜間車を放置するなど、レンタカーの使用方法に不備があった場合は保険適応外になる場合もあるため、そういった場所での停車は行わないようにしましょう。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、バギオに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
バギオ市内のホテルや語学学校であれば、空港からの直行バスを有していることがあります。プラン内にバス料金が含まれている場合と含まれていない場合がありますが、なるべくホテルや語学学校が提供しているバスを利用するようにしましょう。
他のバスと比べると割高に感じるかもしれませんが、他の格安バスを利用すると、ホテルが提供しているバスを利用した際の2倍から3倍の金額を支払うことになりかねませんので、結果、ホテルが提供しているバスのほうがお得で安全です。
脅迫被害に遭う外国人観光客のほとんどがブランド物を複数身につけた華美な格好をした方です。
お金を持っているように思われることと、自分との生活環境の差異に腹を立てて脅迫してくる犯罪者もいますので、バギオでは比較的おとなしい格好で出歩くことをおすすめします。
海外への旅行はどうしても羽を伸ばしたくなり、人が多いショッピングモールやフェスティバルへの参加は避けがたいかと思います。
そのため、人が多い場所へ出かける際はお金を財布だけでなく、複数箇所に分けて管理するようにしましょう。そうすることで、1つスられたとしても他の場所に所持しているお金が残るため、被害を最小限に抑えることができます。
暴行事件は主にお酒絡みで発生することがほとんどです。居酒屋の店内はもちろんのこと、居酒屋周辺の道路でも発生しますので、夜間帯にはお酒を提供するお店に行かない、可能であればお店の近くも夜間は通らないことをおすすめします。
車上荒らしの多くは路肩に車を止めていたことが原因で被害にあっています。そのため、レンタカーなどを使用する際はホテルが提供する駐車場などを利用し、外に放置しないようにしましょう。
せっかくの渡航先でトラブルに巻き込まれてしまうと、どうして良いものか焦りますよね。そんなときのために各種緊急連絡先情報を下記に集めましたのでもしものときには参考にしてください。
まず、領事館ですが、バギオ市内には日本領事館が存在しないため、近隣都市のマニラにある在フィリピン日本領事館を訪ねてください。日本領事館へは裁判を伴う犯罪に巻き込まれた際やパスポート関連のトラブル時に利用します。
在フィリピン日本国大使館情報
電話受付時間 | 月〜金曜 8:30-12:30、13:30-17:15 |
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電話番号 | (02)551-5710 |
住所 | 2627Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300 |
大使館HP | http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html |
次に警察署です。バギオ市内には、日本でいう交番が複数存在しており、もしトラブルに巻き込まれた際は最寄りの交番を目指すと良いでしょう。
交番とは別にバギオ市警察署も存在しており、大きな犯罪等に巻き込まれた際はこちらの警察署を利用することをおすすめします。また、警察への緊急連絡先、日本で言うところの110番は166番ですので緊急時にすぐ使えるように覚えておきましょう。
バギオ市警察署情報
電話受付時間 | 24時間対応 |
---|---|
電話番号 | (+63)74-443-9117 |
住所 | Quirino Hwy, Baguio, Benguet, フィリピン |
警察・消防・救急のいずれの機関も「911」にダイヤルすれば、連絡することができます。その際は、管轄する警察や救急隊員がすぐに駆けつけられるように、トラブルに遭ったエリアをしっかり伝えられるようにしておきましょう。
ここで一点注意なのが、基本的に日本語が通じないということです。フィリピン語か英語での会話が必須になりますので緊急時に必要な単語や言い回しは最低限覚えておくようにしましょう。
また、搬送先についてご紹介します。バギオ市内では複数の病院がありますが、総合病院としてある程度の規模があり、医療従事者も豊富で24時間対応が可能なバギオ・ジェネラル・ホスピタルへの搬送依頼をおすすめします。
医療器具も複数揃っているため、余裕があればこちらの病院への搬送を救急隊員へ依頼しましょう。
バギオ・ジェネラル・ホスピタル情報
電話受付時間 | 24時間対応 |
---|---|
電話番号 | (+63)74-442-3165 |
住所 | Baguio General Hospital & Medical Center, La Trinidad Road, Baguio, 2601 Benguet, フィリピン |
バギオの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
ローカーン空港はバギオ北部に位置し、バギオの玄関口とも言える空港です。このエリアでは外国人観光客を狙ったボッタクリタクシーが群れをなしているエリアになります。
料金だけ見ると格安のタクシーに見えるのですがいざ乗車してみると運転は荒く、相場の2倍から3倍の料金を請求されます。
日本人留学生がタクシーでのボッタクリに合い、30分押し問答をした上で警察に突き出すと脅され、渋々高額な料金を払ったという事実も過去にはあります。現地タクシーは使わずにホテルなどの公式バスを利用することでトラブルを回避できます。
photo by: PixHound/ Shutterstock.com
バーナムパークはバギオの中心に位置し、バギオを代表する大きな公園です。外国人観光客が多く訪れることからスリなどの被害が発生しやすい場所で、夜になると街灯の少なさから暴行事件などが発生するエリアとなっています。
また、フェスティバル等が行われている期間はスリが発生しやすいため注意が必要です。
普段は落ち着きのある公園ですが、バーナムパークを訪れる際は財布はカバンに入れ、バッグをお腹で抱えるような持ち方をすることでスリ被害を防ぎ、夜間には訪れないようにしましょう。
バギオ北東部に位置するバギオ最大の歓楽街です。
歓楽街といっても集まる年齢層は10代から20代の若者がメインで昼間は商店なども殆どやっていない静かなエリアなのですが、夜になるとその表情は一変します。夜間は若者が集まり、大音量で流れるBGMとともに男女問わず騒ぎ回るエリアになっているのです。
体力のある現地の若者が集まり、お酒も入っているため暴行事件などが起こりやすく、地元警察も常に警戒しているエリアになります。間違っても入ることはおすすめしませんし、ホテルを予約する際もネバダ・スクエアの近隣は避けたほうが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
バギオでは、ぼったくりや脅迫などのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためにはホテルが提供しているバスを利用するや華美な格好で外出しないなどの対策とる必要があります。
また、バギオの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはローカーン空港とバーナムパークエリアです。
これからバギオを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
なお、留学先としてバギオを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。
おすすめの語学学校、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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