最終更新日:2024/08/23
「オーストラリア留学で通う語学学校では、どのコースを選べばいいの?」
「自分に合っているコースが分からない」
オーストラリア留学をするにあたって、このような悩みを抱えていませんか?
オーストラリアには数多くの語学学校があります。そのため、その中から自分に合っているコースを見つけるのは、難しく感じるかもしれません。
この記事では、オーストラリア留学をする方に向けて、オーストラリアの語学学校のコースの選び方をご紹介します。英語力や目的別におすすめのコースや、主なコースの詳しい内容なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、オーストラリア留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するコースがある学校はどこかを見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
オーストラリアの語学学校ランキング
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オーストラリアの語学学校は、基本的に以下のスケジュールに沿ってレッスンを行います。
1日の流れ(6コマの場合)
08:30〜12:20 | 午前のクラス(4コマ) |
---|---|
12:30〜13:20 | ランチ |
13:30〜14:30 | 午後のクラス(2コマ) |
14:30〜 | フリータイム |
オーストラリアの語学学校では、多くて週に30コマほど、1日6時間ほどの授業を行います。レッスン数の少ないコースでは、その半分である週に15コマ、1日3時間ほどで授業を終えるケースもあります。
オーストラリアで身につけたい英語力や、理想の現地での過ごし方を踏まえた上で、レッスン数やコースを選ぶことが大切です。
英語のスキルに自信のない方は、放課後に予習・復習をしっかりすることが大切です。週に20コマほどのレッスン数があるコースを選び、午後は自主学習の時間に充てることをおすすめします。
英語に慣れていないと、講師やクラスメイトの話す内容を、きちんと理解できないかもしれません。復習で学んだことを反復し、次のレッスンに活かすことで、授業に遅れをとる心配を減らせます。
また、予習をして翌日の授業に余裕を持って臨めば、レッスンをより楽しめるでしょう。
短期留学では、限られた時間の中でなるべく多くの学びを得ることが大切です。レッスン数の多いコースを選び、日中は英語漬けにして、インプット・アウトプットの機会を多く作りましょう。
週に30コマ以上のレッスンを行うコースであれば、平日の午後もすべてレッスンでスケジュールが埋まります。勉強へのモチベーションや集中力を切らさないよう、リフレッシュする時間も必ず作るようにしましょう。
また、なるべく祝日がない時期に留学することも大切です。オーストラリアの語学学校は、祝日は基本的に休校となります。
レッスン数を減らさないためにも、渡航時期の祝日の有無を事前に確認しておきましょう。
オーストラリアの祝日はこちらの記事でご確認ください!
オーストラリアの祝日について
留学しながら仕事をする方や、観光などを楽しみながらゆっくり英語を学びたい方には、朝、午後、夕方のどれかの時間のみ、レッスンを行うコースがおすすめです。
短時間で1日のレッスンを終えるため、その他の時間は全て、プライベートや自主学習に割くことができます。
また、サーフィンやダイビングなど、オーストラリアにはアクティビティを教えるコースも多くあります。プライベートの時間にこれらのスポーツを楽しむ予定の方は、学校で英語と一緒に教えてもらうことで、費用や時間の節約になります。
IELTSやTOEFLの受験、大学進学などの予定がある方には、専門のコースを受講するのがおすすめです。オーストラリアの語学学校には、これらのテスト対策を講じるコースが豊富にあります。
英語力に自信のない方は、一般英語のコースで英語の底上げをしてから、専門コースに移るのも良い方法です。高得点を狙う方や実力不足を感じる方などは、コマ数の多いコースを選び、勉強時間を増やすことも検討してみましょう。
photo by: metamorworks / Shutterstock.com
オーストラリアの語学学校でコースを選ぶ際、自分にぴったりのコースを見つけられず、迷ってしまうかもしれません。
ここからは英語レベルや留学の目的別に、おすすめのコースをご紹介します。
英語力に自信がない方や留学経験のない方には、以下のコースがおすすめです。
Generalコース
Intensiveコース
Morningコース
Afternoonコース
Part Timeコース
これらのコースでは、短時間で英語の基礎を学ぶことができます。予習・復習の時間を確保しながらプライベートも充実できるため、「まずは英語を楽しみたい」と考える初心者の方にぴったりです。
これらのコースで英語の基礎を学んだら、ワンランク上のコースや専門的な英語を学べるコースなどの受講を視野に入れてみましょう。
短期留学を計画する方には、以下のコースがおすすめです。
Intensiveコース
Business Englishコース
これらのコースは、初心者向けコースに比べてレッスンのコマ数が多めです。そのため1日の間にたっぷりと英語に浸かることができます。
放課後のフリータイムも十分に時間を確保できるため、短期留学の間に勉強だけでなく、アクティビティや思い出作りもしたいという方にもぴったりです。
学業とは別にアルバイトをしている方や、のんびりとバカンスを楽しみながら学びたい方には、以下のコースがおすすめです。
Morningコース
Afternoonコース
Part Timeコース
Divingコース
Surfingコース
これらのコースはレッスンのコマ数が少ないため、放課後の時間をたっぷり作れます。学校終わりにアルバイトやアクティビティを楽しみたい方向けのコースです。
また、ダイビングやサーフィンなどマリンスポーツを学べるコースは、オーストラリアならでは。英語を使いながら遊びを教えてもらえるため、勉強とバカンスのバランスが取れるだけでなく、自然な英語を吸収できます。
英語能力試験を受験予定の方には、以下の専門コースの受講がおすすめです。
TOEIC対策コース
TOEFL対策コース
IELTS対策コース
ケンブリッジ英検対策コース
OET準備コース
これらのコースでは、専門知識を持った講師が試験対策を講じます。数多くの受験生を受け持った経験による適切なサポートや効率的な受験対策の方法などを、講師から得られるでしょう。
オーストラリアのワーホリ制度は非常に寛大です。さらに、オーストラリアは最低賃金が高い国でもあるため、ワーホリビザで留学をする学生も多くいます。
ワーホリビザでいずれ就労経験を得る予定の方には、以下のコースがおすすめです。
Working Holidayコース
Business Englishコース
Baristaコース
Medical Englishコース
OET準備コース
これらのコースでは、就労に必要な英語を幅広く学ぶことができます。基礎的なビジネス英語を学べるコースを卒業後、就きたい仕事に関する専門的なコースで、より深い英語知識を身につけるのも良い案です。
オーストラリアのワーキングホリデーに関する費用や条件などは、以下の記事をチェックしてみてください。
ワーキングホリデーならオーストラリアがおすすめ!必要費用や条件を徹底解説
語学学校を卒業後、大学や大学院への進学を予定している方には、以下のコースがおすすめです。
Academic Englishコース
TOEFL対策コース
IELTS対策コース
これらのコースは、海外の大学受験に求められるスキルやスコアなどを伸ばすための学習をします。英語の基礎ができていないと授業に遅れをとる可能性もあるため、これらのコースの受講を希望する方は、日本にいる間にある程度英語力を身につけておくと安心です。
オーストラリアの大学に関する情報は、以下の記事をチェックしてみてください。
オーストラリアの大学へ進学するには?制度の特徴や大学ランキングを一挙解説
TAFE(テイフ)とは、Technical and Further Educationの略で、オーストラリアの公立の専門学校のことをいいます。各業界の専門的なスキルを学び、就職後に即戦力として働けるための知識や技能を身につけます。
TAFEへ入学し、オーストラリアで働く予定の方には、以下のコースがおすすめです。
Generalコース
Intensiveコース
Business Englishコース
English for Vocational Studies(EVS)コース
IELTS対策コース
TAFEで学ぶ内容は、選択した学校によって異なります。いずれにしても専門的な知識を学ぶためには、基礎的な英語力が必要です。上記のコースで専門用語を理解できるだけの英語力を身につけておくと良いでしょう。
また、TAFEの多くがIELTSスコアの提出を義務付けています。合格目安である6.0ポイント以上を目指すために、専門のコースで学ぶことをおすすめします。
オーストラリアのTAFEに関する情報は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、チェックしてみてください。
TAFE(テイフ)とは?オーストラリアの職業訓練学校について徹底解説
オーストラリアにはさまざまな学校があり、コースの数も豊富です。そのため自分に合ったコースを見つけるのは、難しいと感じてしまうかもしれません。
そんなときはぜひ、スクールウィズにご相談ください。
スクールウィズでは留学業界団体「JAOS」の認定資格保持者を持つ留学カウンセラーが、最新の情報をもとに、留学生一人ひとりに合った留学プランのご提案をします。学校やコースも、自分にぴったりのものがきっと見つかります。
また、留学前に不安なことなどがあれば、気軽に相談できることもポイントです。英語力やコミュニケーションスキル、持ち物や留学準備に関することなど、不安なポイントは二人三脚で解決します。
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LINE相談で話す内容や聞かれることなどに不安がある方は、以下の体験記事をチェックしてみてください。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
【体験談】スクールウィズの留学カウンセリングってどんなことができる?実際の流れをまとめてみた!
photo by: New Africa / Shutterstock.com
ここからは、オーストラリアの語学学校の主なコースの内容をご紹介します。ご自身のコース選びにぜひ役立ててください。
Generalコースとは、初級者から受講可能な一般英語コースです。「リーディング」「ライティング」「スピーキング」「リスニング」をまんべんなく学びます。各学校によりレベルの段階は異なりますが、3〜10段階のレベルでクラスを分けることが多い傾向にあります。
内容は基本的にGeneralコースと同じです。Generalコースのコマ数を増やしたコースを、Intensiveコースと呼ぶことがあります。
Morningコースは一般英語コースのコマ数を減らし、午前授業のみを行うコースのことです。スケジュール確保が難しい方や、午後はゆったりと過ごしたい方におすすめです。
Afternoonコースは一般英語コースのコマ数を減らし、午後にレッスンを集中して行います。午前中はゆっくり寝ていたい夜型体質の方や、朝のうちにアクティビティを楽しみたい方に適したコースです。
パートタイムコースは、通常のコースよりコマ数が少ないコースになります。午前・午後のみのコースのことを、Part Timeコースと称する学校もあります。また半日は休みになるので、Vacation Englishコースと呼ばれる場合もあります。
Business Englishコースは、ビジネスシーンでの英語使用を目的としたコースです。日々の業務や電話対応、会議など様々なビジネス上での英会話、語彙、文章力、ビジネスマナーに焦点を当てた内容になります。
Academic Englishコースは、海外の大学や大学院などへ進学したい方向けのコースです。英語での論文作成の方法といった、より学問的な英語力強化を目的としています。ワンランク上の英語スキルを身につけたい方にもおすすめです。
EVSコースは、専門学校への進学を希望する方向けのコースです。卒業後は、語学学校が提携する専門学校へのダイレクトエントリーをできるところもあります。英語でのプレゼンテーションのやり方や論文の書き方、専門的な知識の理解力を高めるスキルなどを学びます。
TOEICの試験対策コースでは、テストに出題される「聞く・読む」と「話す・書く」を重点的に学びます。目標スコアの獲得を目指し、苦手な部分やハードルとなりそうな部分などを、ていねいに対策します。
TOEFLの試験対策コースでは、英語でのコミュニケーション力を高め、目標スコアを目指して勉強を行います。海外での大学や大学院などに進学予定の方の受講も多いコースです。
IELTSの試験対策コースは、目標となるスコアに到達するための英語力を身につけます。また、過去の試験の傾向から対策を行うなど、スコア獲得のために効率的な学習を実践します。
ケンブリッジ英検(Cambridge English)は、英国・ケンブリッジ大学の一部門であるケンブリッジ大学英語検定機構が開発・実施している検定試験です。ケンブリッジ英検対策コースでは、英語の基本的なスキルと応用を身につけ、目標スコアの獲得を目指します。
OET対策コースは、オーストラリア国内で医療関係に従事したい人が受験するOET(The Occupational English Test)の試験対策コースです。 このコースはリーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの必要不可欠な言語能力を身に付けるためのカリキュラムで構成されています。コースへの入学は中級上または上級レベルの英語力が必要です。
ワーキングホリデーコースのある学校では職を探す際に必要になるレジュメの作成や面接対策などを行います。基本的な英語も学ぶため、仕事をするのに困らないための一般的な英語力が身に付きます。
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オーストラリアには、専門スキルを学べるコースも豊富です。ここからは、専門性の高いコースをご紹介します。
Medical Englishコースでは、医療英語を学びます。医療現場で利用する英単語や、表現を学びたい方におすすめです。医師や看護師、薬剤師など医療業種の方に、多く選ばれています。
Baristaコースは、バリスタとして働くための英語、専門用語、接客英語を学ぶコースです。ワーキングホリデーを予定していて、カフェで働きたい方に適しています。
Divingコースでは、英語に加えてダイビングのやり方や楽しみ方を学びます。多くのビーチリゾートがあり、マリンアクティビティが充実しているオーストラリアならではのコースです。
Surfingコースでは、基本的な英語とサーフィンを学びます。サーファーズパラダイスなどのビーチリゾートで、サーフィンを思いきり楽しみたい方にぴったりです。
オーストラリアには世界各国からさまざまな目的を持った留学生が集まります。そのため語学学校の数も多く、コースも充実しています。自分に合った学校やコースもきっと見つかるはずですが、見つけるまでが大変かもしれません。
そんなときはスクールウィズにご相談ください。予算や留学の目的、現地での暮らしで重視したいことなどを踏まえて、ぴったりの学校とコースを提案します。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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