最終更新日:2024/08/30
渡航先として人気のオーストラリアですが、現地の生活情報は日本と異なります。例えば南半球に位置する国であるため、気候が日本と真逆であること、物価が日本よりもやや高いことなど挙げられます。
こちらでは、渡航前に知っておきたいオーストラリアに関する現地の生活情報、交通、医療、食事、物価やお金に関する情報をご紹介します。
なお、オーストラリア留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学
*なお、この記事は2017年現在の情報をもとに作成されています。
[目次]
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オーストラリアの基本的な生活に必要な情報をお伝えします。
オーストラリアはクイーンズランド、ニューサウスウエールズ、ビクトリア、タスマニア、南オーストラリア、西オーストラリアといった6つの州からなる国です。日本から約10時間の南半球に位置する国であり、首都はキャンベラになります。
面積は約768万2300平方kmで日本の21倍の大きさがあります。人口は約2,413万人おり、白人系92%、アジア系7%、アボリジニ(先住民)ほか1%という割合になっています。
オーストラリアは多国籍な国です。白人が92%という内訳にはなりますが、その中にはヨーロッパ系の移住者も多く含まれています。また、中国やタイといったアジア系も多数住んでおり、街中には中華街やタイタウンが見られます。
宗教は、キリスト教が61%と多くなっています。しかし、多国籍な国であることから、仏教やイスラム教、ヒンズー教を信仰する人もそれぞれ2%ほどいます。また、無宗教な人々も約25%ほど存在しています。
オーストラリアの気候は、日本に比べると温暖で過ごしやすい気候です。年間の平均気温は17.9℃です。湿度が低いため、日本のようなじめじめした空気は感じられずに、カラッとした暑さが感じられるでしょう。降水量は平均101.8mmで、日本のような梅雨の時期はありません。ただし、冬は他の季節に比べて雨の日がやや多くなります。
オーストラリアには日本と同様に、四季があります。しかし、南半球に位置するため日本と真逆になります。そのため、春は9〜11月、夏は12〜2月、秋は3〜5月、冬は6〜8月になります。また、夏はもちろん冬でも紫外線が強い国です。サングラスや帽子、日焼け止めといった紫外線対策を必ず行うようにしましょう。
また、地域によっては「1日の中に四季がある」と言われているほど、寒暖差があるところもあります。例え夏でも、日中は暑く、夜は冷える場合があります。そのため、季節を問わず、羽織ものを持つなど防寒対策は行なっておきましょう。
オーストラリアと日本には時差があります。さらに、地区によって日本との時差が変わります。時差は、基本的には日本時刻に+1時間です。ただし、パースがある西オーストラリアは、日本時刻から−1時間となります。そのため、同じオーストラリアでも、地区によっては2時間の時差があることになります。
また、アデレードといった中央部や東部は、日本時刻に+0.5時間の時差になるように、地域によって時差も異なります。サマータイムもありなしが州により異なり、シドニーやメルボルンではサマータイムがありますが、ブリスベンやケアンズ、パースはサマータイムがないです。
オーストラリアは電圧もプラグタイプも日本とは異なります。電圧は220〜240Vで、プラグはOタイプになります。
日本の電圧は110Vのため、日本でしか対応できない電化製品を使用すると故障の原因になります。ドライヤーなどの電化製品を持って行く場合は、海外対応のものか、変圧器を持参するようにしましょう。プラグも、Oタイプの変換プラグを日本で購入して持参するようにしましょう。
オーストラリアのWi-Fi環境は日本よりも発達しています。街中のカフェや駅などでフリーWi-Fiが利用できるところも多く、外出中も困ることはありません。語学学校やホームステイ先、寮などにもWi-Fiが利用できるところがほとんどです。
また、現地でSIMカードの購入も可能です。SIMカードを購入してスマホに入れれば、日本で使っているように、オーストラリアのどこでもスマホをWi-Fiなしで利用することができます。もしくは、日本からポケットWi-Fiを持って行くことでインターネットへのアクセスが可能になります。
オーストラリアの物価やお金の種類についてご紹介します。
オーストラリアでは、紙幣(豪ドル)と硬貨(セントと2以下のドル)が使われています。種類は以下になります。
【紙幣】
100、50、20、10、5豪ドル
【硬貨】
2、1豪ドル
50、20、10、5セント
どんなお店でも、硬貨、紙幣問わずに使用することができます。また、空港だけでなく街中にも両替所は多数ありますので、現地へ到着してから両替も可能です。
オーストラリアの物価ですが、日本よりやや高いと言われています。
例えば、500mlのミネラルウォーターは2豪ドル(約180円)で販売されています。日本であれば150円ほどですので、30円ほど高くなります。また、外食をした場合でも、ハンバーガーなどのランチが平均12〜13豪ドル(1,080〜1,170円)ほどします。
というのも、オーストラリアの最低賃金は時給17.7豪ドル(約1,600円)に設定されています。日本では、最低賃金が850円前後の地域が多いため、約2倍となります。最低賃金と物価の高さは比例すると言われています。そのため、最低賃金の高いオーストラリアでは、物価も高くなっているようです。
オーストラリアの物価って実際どれくらい高い?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
オーストラリアには、基本的にはチップの習慣はありません。日本と同じように、レストランでも食事料金のみの支払いで問題ありません。
しかし、ホテルや高級レストラン、もしくはシドニーやメルボルンといった都市部では、場合によってはチップが必要となります。全体の支払い金額の10〜15%がチップの目安となるでしょう。また、ホテルでのルームサービスに必要な場合もあります。その際は、2〜5豪ドル(約200〜500円)ほどで問題ありません。
渡航前に知っておきたいオーストラリアのチップ事情まとめ
オーストラリアは、どの地域もバスや電車、トラムが走っています。
オーストラリアの主な交通機関はバス、電車、トラムの3種類です。どの都市にも走行しており、この3種類を利用すれば、都市内の移動は問題ありません。料金はゾーン制となっており、乗り降りしたゾーンごとで、料金は変わります。平均3〜15豪ドル(270〜1350円)で、ひとつのゾーンを乗り降りすることができます。
オーストラリアの交通機関を使用する際は、各都市にある交通カードが便利です。バス、電車、トラムすべての乗り物で利用できるチャージ式のカードで、通常の30%オフの料金で乗車することができます。
どの都市でも、カードはトラムや電車の駅、もしくはコンビニで購入もチャージもできるようになっています。乗り降りの際もタッチするだけでいいので、切符を買う手間が省けます。各都市によってカードの名前が異なりますので、自分の渡航先のカード名を事前にチェックしておきましょう。
オーストラリアの家庭で食べられる食事やレストランでの食事についてご紹介します。
オーストラリアは、もともとイギリスから植民地支配を受けていました。オーストラリアとして独立した以降も、文化や食生活でイギリスからの影響を強く受けています。
基本的には、パンや肉類、サラダなどの野菜を中心に食べます。朝はシリアルやパンとコーヒー、ランチにはサンドウィッチといったテイクアウトできるものを買って食べ、夕食はステーキ、パスタなどの一品でボリュームのある料理を食べることが特徴です。また、イギリスの影響もあってかフィッシュ&チップスもよく食べられています。
オーストラリアの朝食には”ベジマイト”と呼ばれるジャムのようなものがよく登場します。イースト菌を元にして作られた茶色く、すこし塩っ気の強い食品です。ベジマイトをパンに塗って朝食を摂る人がとても多く、よく食べられています。
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
オーストラリアの国民食として、"ミートパイ"があげられます。見た目は普通のパイと一緒で、中にビーフシチューなどが入っています。レストランはもちろん、カフェでもよく売られており、購入することができます。ミートパイも、もともとイギリスでよく食べられていた料理です。
中に入っている具材はビーフが定番ですが、ラムやチキンが入っているものもあります。定番料理ということもあって、オーストラリア人のミートパイの消費量は世界一とも言われているほどです。
オーストラリアは多国籍な国なため、レストランもいろいろな国の料理を取り扱っています。一番多い料理が中華で、どの都市にも中華料理を食べられるレストランが多く営業されています。
中華などのアジア系だけでなく、イタリアやギリシャといった南欧や、中東などの料理も食べることができます。日本食レストランも、市内にはたくさんあります。多国籍な国ならではのレストランの特徴でしょう。
オーストラリアのレストランでは、一部お酒の持ち込みが許可されています。この持ち込み制度は、オーストラリアの酒類販売の制度に理由があります。
オーストラリアでは酒類販売の許可取得審査が難しく、審査を受けるのにお金もかかります。その制度の厳しさからBYO(Bring Your Own)、つまり「お酒の持ち込み許可」という制度が生まれたようです。持ち込み料は2〜3豪ドル(180〜270円)かかりますが、日本とは異なるレストランの制度でしょう。
オーストラリアの医療事情や、注意したい病気や怪我について解説します。
オーストラリアで怪我や病気にかかった場合は、日本と同じように病院で治療を受けることが可能です。オーストラリアの病院は、日本のように総合病院と専門医に分かれており、自分の症状によって行き先は変わります。なるべく予約を取ってから訪れることが推奨されています。
オーストラリアではメディケアという公的な保険がありますが、オーストラリア国民しか加入することができません。そのため、留学生は海外旅行保険に加入しておくことが一般的です。キャッシュレス診療が受けられる海外旅行保険であれば、基本的には現地での医療費は発生しません。
ただし、オーストラリアは歯が保険の対象外となっています。渡航前に歯の検診は受けて、異常がないか確認しておきましょう。
オーストラリアには、日本語医療センターというものがあります。このセンターは、日本語を話せる医師や看護師、日本人の通訳など何らかの形で日本語が通じる医療センターです。英語力に不安のある場合、まずは日本語医療センターへ連絡しておくと安心です。
英語で病状を説明するということは、簡単ではありません。特に、留学初期であればなおさら、難しいです。そのため、はじめは日本語の通じる日本語医療センターに行く方がスムーズに診察も受けられるでしょう。
オーストラリアは感染症などの心配は特になく、現在流行している病気も特にはありません。ただし、ビーチが多いことやアクティビティが盛んなことから、海での事故や怪我は多く報告されています。
また、オーストラリア人は他の国よりも皮膚ガンの患者数が多いということが報告されています。オーストラリアは日差しが日本の何倍も強く、紫外線対策は強く勧められています。そのため、短期の滞在であっても、サングラスや帽子、日焼け止めといった紫外線対策はしっかりと行い、気をつけるようにしましょう。
留学先として人気のオーストラリアの現地生活情報をご紹介しました。気候や時差、交通情報などは事前に調べられても、医療や実際の物価はなかなか把握することが難しいです。少しでも日本にいるうちから情報収集を行なって、留学に備えておきましょう。
特に、医療は注意です。オーストラリアでは特に注意が必要な病気や怪我はありませんが、歯には保険が適用されません。海外旅行保険に加入していても、保障の対象外となっています。渡航前に検診などで異常がないか確認しておきましょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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