最終更新日:2024/08/23
「オーストラリア留学に行くけれど、失敗はしたくない……」
と考えている人は多いのではないでしょうか。
オーストラリア留学経験者の中には、「留学しただけで英語が話せるようになると思っていた」「ワーホリで日本語を使う仕事にしか採用されなかった」などの失敗談を持つ人もいます。
しかし、心配はいりません。きちんと対策し、成功のポイントを押さえていれば、オーストラリア留学を充実したものにできます。
今回はオーストラリア留学の失敗談と対策を、勉強方法・留学生活・学習姿勢に分けて10個ずつ紹介します。
これからオーストラリア留学の予定がある人、留学を成功させたいと思っている人はぜひ最後までご覧ください。
なお、オーストラリア留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学
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最初にオーストラリア留学の失敗談を、
・勉強方法
・留学生活
・学習姿勢
に分けて見ていきましょう。
勉強の失敗談として、
・日本人と日本語で話し、英語力が伸びなかった
・授業を受けるだけで、自習をしなかった
・授業で学べる分野しか勉強せず、総合的な英語力アップにはならなかった
の3つを紹介します。
オーストラリアは日本人に人気の留学先です。学校やアルバイト先で日本人と出会う確率はかなり高く、実際に私がオーストラリアに語学留学をしたとき、クラスの8割が日本人でした。
留学中、日本人と関わることは悪いわけではありません。しかしせっかく海外に勉強しに来たのに、日本語中心に過ごしてしまうと、英語力がまったく変わりません。
語学学校では毎日授業を受けますが、レッスンだけで英語力は伸びません。英語力は習ったことを復習してやっと知識として身に付くもの。
授業を受けたことに満足して自習せず、英語力が伸びなかった人は多いです。
授業ではリーディングやスピーキングなどさまざまな分野を勉強します。学校やコースによって「スピーキングに特化」「TOEIC対策のためにリーディングの授業が中心」など特徴があります。
すべての分野を満遍なく勉強できれば良いのですが、内容が偏っていることもあります。
特定の分野しか勉強していないと、総合的な英語力は伸びません。リーディングは伸びたけれどスピーキングはできないなど、英語力が偏ってしまいます。
続いては、留学生活の失敗談として、
・語学学校が自分の留学の目的と合わず、具体的な成果を得られなかった
・滞在する都市に飽きてしまい、勉強へのモチベーションが下がった
・ワーキングホリデーで日本語を使う仕事にしか採用されなかった
・紫外線の強さなど現地の気候に慣れず、体調を崩した
・留学費用の計算が甘く、生活費が足りなくなった
の5つを紹介しますね。
語学学校によって、授業の内容や用意されているコースは異なります。そのため自分が留学で何を勉強したいかにより選ぶ学校が変わります。
つまり、学校やコースが自分の留学の目的に合わないと留学の成果を感じるのは難しいということ。
例えば、TOEIC対策をしたい人がアクティビティの多いコースを選び、英語学習の時間が減るなどです。
目的にあわせて学校を選ばなければ、留学で具体的な成果を得ることはできません。
オーストラリアは日本の約20倍を超える面積があり、都市によって雰囲気も異なります。一つひとつの都市は広大ですが、街の機能はコンパクトにまとまっていることが多く、意外と小さくと感じるかもしれません。
街が小さいと遊びに行く場所も少なく、長期留学となると飽きないとは限りません。気分転換の機会が少なすぎるとモチベーションが下がり、勉強に集中できなくなることがあります。
オーストラリアは、ワーキングホリデービザや学生ビザでも現地でのアルバイトが可能です。しかし接客相手はオーストラリア人や世界中からの観光客です。仕事をこなすには高い英語力が求められます。
留学までにある程度の英語力が身に付いていないと、日本食レストランや飲食店のキッチンなど、英語での会話を必要としない職業しか選べない可能性が高いです。せっかく海外にいるのに英語を使って働けず、悔しい思いをすることがあります。
オーストラリアにも日本同様に四季がありますが、夏(12〜 2月)の紫外線は日本より強く、体感温度も実際の気温より高くなります。対して夜は10℃を下回ることもあり、気温の変化になかなかついていけません。
体調不良だと授業を休むことになり、せっかく支払った費用がもったいないですね。
オーストラリアでは1ヶ月の留学で34〜66万円ほど必要です。
実際にある留学生は40万円ほどを事前にエージェントに支払い、現地の生活費として月10万円を用意していました。
しかし現地に行ってみるとと、買い物やカフェ、観光など想像以上に出費が多く掛かりました。特にその留学生は買い物をよくしていたので、最後の1週間には「お金が足りないかも……」と悩みながら過ごすことになりました。
留学費用の計算が甘いと、心配事が増えてしまいます。
次は学習姿勢の失敗談として、
・留学すれば英語が話せるようになると思っていた
・留学すれば就職に有利だと考え、準備をしていなかった
の2つを紹介します。
「留学するだけで英語が話せるようになる」と考える人は多いですが、そんなに甘くはありません。確かに日本にいる時より英語に触れる機会は多くなりますが、耳で聞くだけで話せるようにはなりません。
英語は、自分の手や口を動かしてようやく身に付くもの。授業を受けるだけで予習と復習をしないと、英語力は伸びません。
「留学すれば就職に有利」と考える人も多いですが、これは間違いです。
就職活動では、留学で学んだこと・留学経験をどう活かせるかを説明できなければいけません。つまり、留学は自分の強みをアピールするきっかけや経験談の一部であり、留学そのものが採用に有利になることは少ないのです。
留学の経験から自分の性格や強み、採用するメリットなどを説明し、アピールできるだけの力を得て、初めて有利に働きます。
ここからは失敗談を防ぐ対策を紹介します。
勉強方法の対策として、
・日本人同士でも英語を話す
・毎日予習と復習をする
・自習時間に授業で習わないことを勉強する
の3つを見ていきましょう。
オーストラリアは日本人の多い留学先ですが、日本人同士でも英語で話すことを心がければ、英語力アップは期待できます。
最初は恥ずかしく感じるかもしれません。しかし、オーストラリアに来た他の日本人も英語を勉強するために来ています。
いきなり英語で話すことに抵抗があれば、「日本語はやめて、英語で会話しない?」と提案してみましょう。
英語力をしっかりと伸ばすには、毎日の予習と復習が欠かせません。英語は定着するまでに3ヶ月ほどかかると言われており、毎日少しずつ勉強を積み重ねていく必要があります。
一気に英語を勉強するのではなく、一歩ずつ進んでいくイメージで勉強に取り組みましょう。
総合的に英語力を伸ばすには、自習時間に授業で習わないことを勉強しておきましょう。
例えば、
・TOEIC対策でリーディング中心のクラスならば、自習でスピーキングを鍛える
・アクティビティや会話中心のクラスなら、放課後にリスニングも勉強をする
などです。
特にTOEICや英検などの資格を取っておくと、留学の成果を確認できるだけでなく、就職活動時のアピールポイントにもなります。空き時間にも積極的に勉強して、しっかりと英語力を伸ばしていきましょう。
次は留学生活の対策として、
・留学の目的や目標をしっかりと確認する
・長期留学では2つの都市に滞在してみる
・ワーキングホリデーの前半は語学学校で勉強し、英語力を伸ばす
・現地の気候をしっかりと調べ、防寒や暑さ対策を怠らない
・留学費用は相場より数十万円ほど多めに用意しておく
の5つを解説します。
留学で成果を残すためには、目的や目標をしっかりと確認しておきましょう。留学中に迷っても向かうべきところがあれば、モチベーションも下がりにくくなります。
目的や目標は、以下のことをポイントに考えてみましょう。
・なぜ留学しようと思ったのか
・留学した後にどんな人になりたいのか
・帰国後、どんな仕事をしたいのか
・英語を使って何がしたいのか
・将来の夢にはどれくらいの英語力が必要なのか
留学までに目的を明確にしておくことで、留学成功が近づきます。
オーストラリアでの長期滞在に飽きないためには、ふたつの都市に滞在してみるのもおすすめです。
特にパースやアデレードなど、小さい街に滞在予定の人は大都市や中規模都市に滞在することで、オーストラリア国内での違いを発見できることも。移動費用はかかりますが、飽きやすい人はぜひ検討してみてください。
ワーキングホリデーで英語を使う仕事を得るには、最初の数ヶ月は語学学校で勉強しましょう。
日本で英語の基礎力を身に付け、語学学校で実践的な英語を学ぶと、英語を使って働ける可能性が高まります。
事前にオーストラリアの気候や適した服装を調べて、体調を崩さないように対策しておきましょう。
特に夏(12〜2月)は紫外線が強いので、帽子やサングラス、日焼け止めが欠かせません。オーストラリアの気候について詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてみてください。
現地でお金の心配をしないためには、費用相場より多めに貯金しておきましょう。留学先では予測していなかった出費が発生することもよくあります。
1ヶ月のオーストラリア留学ならば、60〜70万円ほどあると安心です。
次は学習姿勢の対策として、
・留学の3ヶ月前から中学英語を復習しておく
・帰国の数ヶ月前から就活の準備を始める
の2つを解説します。
少しでも英語力を伸ばすためには、留学の3ヶ月ほど前から中学レベルの英語を復習しておきましょう。実は、日常会話は中学レベルの単語や文法で対応できると言われており、中学3年分を復習していればある程度は意思の疎通が可能です。
また最初から基礎力が身に付いていると、留学を通してさらに英語力が伸びることが期待できます。少しでも高いレベルを目指すためにも、留学までに勉強してみてください。
留学後に就職活動を控えている人は、帰国の数ヶ月前から準備をコツコツ進めておきましょう。就活は準備が早ければ早いほど、書類選考や面接に余裕を持って挑むことができます。
留学中でも可能な準備は、例えば、
・自己分析をする
・自己PRのエピソードを考える
・留学の失敗談や学んだことを整理する
などです。
ここまでオーストラリア留学の失敗談と対策をお伝えしましたが、すべてに共通するのが「学校選びの大切さ」です。失敗談の原因は「学校のコースや授業内容、雰囲気、場所、金額などをしっかりと見極めていないないこと」が多いからです。
とはいえ、学校を自分で探して選ぶのは、なかなか難しいものです。その場合は、エージェントにサポートを依頼することを検討してみてください。
エージェントは学校選びはもちろん、英語での申し込みやビザの申請などを代行してくれるだけでなく、留学のプロとしてさまざまな相談に乗ってくれます。また、不慣れな英語での手続をプロに任せることで、渡航前の英語学習や準備にも集中できます。
今回は、オーストラリア留学の失敗談と成功のポイントを解説しました。
おさらいすると、失敗を防ぐ対策は以下の10個です。
悩んだときは、エージェントや留学相談の利用も検討してみてくださいね。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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