【2022年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説

オーストラリア

「オーストラリア留学にはどんなビザが必要なんだろう」
「ビザ申請って大変そう……」

と悩んでいませんか?

オーストラリア留学ではざっくりと観光ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザの3種類があります。留学方法や就学時間、就労希望によって必要なビザは異なり、提出書類や手順も異なります。

手続きをスムーズに進めるには、自分はどのビザが必要で、どのように申請すればよいのか、把握しておくことが必要です。

そこで今回は、オーストラリア留学で必要なビザの種類から特徴、申請方法、費用などを解説します。

これからオーストラリア留学の予定がある人は、自分にはどのようなビザが必要か、どのような方法で取得できるか、考えていきましょう。
※本記事は2022年1月時点の情報を参考に作成しています。記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2022年2月5日時点での情報を参照し、1AUD=84円で計算しています。

オーストラリア留学のビザ一覧

オーストラリア留学のビザ

オーストラリア留学に必要なビザ一覧を、下記の表にまとめました。

ビザの種類 対象者
観光ビザ 3ヶ月未満の語学留学をする人
学生ビザ 3ヶ月以上の語学留学をする人、大学留学をする人
ワーキングホリデービザ ワーキングホリデーをする人、現地で働きたい人

なお、各ビザでは就学、就労条件などが異なります。

ビザの種類 観光ビザ 学生ビザ ワーキングホリデービザ
就学条件 3ヶ月まで就学可能 3か月以上の期間、フルタイムコースの授業を受ける 最大4ヶ月まで就学可能
就労条件 不可 週最大20時間まで就労可能 12ヶ月まで就労可能 ※同一雇用主のもとでは最大6ヶ月まで
申請費 20AUD(1,680円) 630AUD(52,920円) 495AUD(41,580円)

それぞれの特徴や申請方法はこの後紹介しますね。

オーストラリア留学のビザ1.観光ビザ(ETAS)

海を眺める女性

観光ビザは、一般的に観光目的や短期の商用目的でオーストラリアを訪問する場合に取得するビザです。

「ETAS」もしくは「ETA」と呼ばれる電子タイプと、パスポートに貼るシールタイプの「シールドビザ」があります。

特徴

観光ビザは観光や会議出席、契約交渉など短期滞在を目的とする人に発行され、渡航者のパスポート情報をもとに管理する電子入国許可証です。

ETASは紹介するビザの中でもっとも短期、かつ申請も簡単なビザです。他のビザに比べると、ビザ取得の金額も低価格です。

観光ビザは3ヶ月以内の滞在が対象となるため、留学では3ヶ月以内の語学留学に利用できます(※1)

ただし観光目的のビザのため、就労はできません(※2)。あくまでオーストラリアで語学学校に通ったり観光したりするために活用できるとお考えください。

有効期間

観光ビザの有効期限は取得から12ヶ月、もしくはパスポートの有効期限が切れるまでです(※3)。許可された日から1年以内であれば、1度の申請で複数回オーストラリアに渡航することができます。

1度の訪問で、最大3ヶ月まで滞在することが可能です。

どれくらい前に準備すべき?

特に問題がなければ、ETASは申請してから1日〜1週間ほどで許可されます。ただし場合によっては、1週間以上かかるなど個人差があります。

有効期間が1年間ありますが、申請が早すぎても期限が切れてしまう可能性があります。

そのため渡航が決まってから申請しましょう。取得してから1年以内に出発すれば、タイミングは問題ありません。

申請条件と対象者

申請条件は次の通りです(※4)

  • ・3ヶ月以内の滞在であること
  • ・結核を患っていないこと
  • ・刑期の合計が12ヶ月を越える有罪判決(実刑に関わらず)を受けていないこと

また申請自体、次の国のパスポートを持っている人に限られます(※5)

  • ・日本
  • ・韓国
  • ・香港
  • ・マレーシア
  • ・シンガポール
  • ・アメリカ合衆国
  • ・カナダ
  • ・ブルネイ・ダルサラーム

費用

申請費用は20AUD(1,680円)です(※6)。クレジットカードでオンラインから支払いましょう。

ETAS申請方法

ETASは、オーストラリア政府移民局のWebサイトから申請できます。

厳密に言うと、ETASの申請自体は無料です。しかしオーストラリア政府移民局が提携するビザ申請代行会社へ手数料を支払う必要があることから、手数料として20AUD(1,680円)が発生します。

またオーストラリア政府移民局のサイトのように、ETAS登録代行業者へ依頼する方法もあります。

費用はオーストラリア政府移民局のようにいくらか必要ですが、登録代行業者によってさまざま。手数料が1,000円以下の代行業者もあれば、2,000円を超えるものもあります。

高額な料金を請求する業者もあるため、注意しましょう。基本的には、オーストラリア政府移民局のWebサイトから申請するのがおすすめです。

オーストラリア留学のビザ2.学生ビザ

オーストラリア 留学 ビザ

photo by: Julian Peters Photography / Shutterstock.com

続いては、学生ビザについて紹介します。

学生ビザは、オーストラリアの語学学校、中学・高校、大学、専門学校、TAFEなどへ3ヶ月以上の就学をする渡航者に与えられるビザです。

特徴

学生ビザはオーストラリアの教育機関に留学する人を対象としたビザで、政府認定校で週に20時間以上のコースを受ける人が取得します(※7)。中学から大学、専門学校まで対象としており、申請時の年齢制限は特にありません。

学生ビザを持っていると、受講中のオーストラリアでの滞在も許可されます。

また有効期限は学校のコース終了から1〜2ヶ月以内となり、コースの受講期間で異なります。例えば、10ヶ月以下のコースは終了日から1ヶ月後まで、10ヶ月を超えるコースは終了日から2ヶ月が有効期限です。

学生ビザの場合、2週に40時間まで働くことも認められています(※8)。そのためオーストラリアで学校に通いながら、生活費をアルバイトで補うことも可能です。

どれくらい前に準備すべき?

学生ビザは、日本国内からの手続きは4ヶ月前、オーストラリア国内からは3ヶ月前から申請できます。

実際に申請してから許可されるまでの期間は、国内外どちらの申請でも3〜4週間ほどです。

ただし申請から取得まで1ヶ月以上かかることもあり、数週間で取得できる保証はありません。3〜4ヶ月前など、余裕を持った準備を心がけましょう。

申請条件と延長条件、対象者

まず学生ビザを申請するべき人は、次のような留学生です。

  • ・3ヶ月以上の語学留学をする
  • ・中学や高校に留学する
  • ・専門学校やTAFEに留学する
  • ・大学留学をする

オーストラリアの学生ビザ申請には、次の条件があります(※9)

  • ・申請時の年齢が6歳以上である
  • ・心身ともに健康である
  • ・十分な資金がある
  • ・政府認定校である
  • ・学生ビザの就学・就労時間など規則を理解している
  • ・入学許可証(COE)を持っている
  • ・海外留学生保険(OSHC)に加入している
  • ・扶養家族がいる場合、その家族もビザを申請している
  • ・エッセイ(Genuine Temporary Entrant)の条件を満たしている

申請に必要な書類

学生ビザの申請には次の3つを用意しましょう。

  • ・パスポート
  • ・入学許可証
  • ・海外留学保険OSHCの加入が分かるもの

また申請にあたって、次の準備が必要です。

  • ・クレジットカード:eVisa申請の場合、支払いに必要
  • ・メールアドレス:移民局とのやり取りに必要

人によっては、次の3つを追加書類として求められることもあります。

  • ・学生ビザの申請用紙(郵送の場合)
  • ・健康診断用紙
  • ・レントゲン診断用紙

OSHCとは?

OSHC(Overseas Student Health Cover)とは、オーストラリアへ学生ビザで入国する際に加入が義務付けられている海外留学生保険です。

オーストラリアでは、国民はメディケアと呼ばれる国民保険が保険料に適用されますが、留学生は対象外となるため、OSHCに加入し保険料をカバーする必要があります。

OSHCはオーストラリアの民間保険会社数社が提供しており、それぞれ料金とカバー範囲がやや異なります。

語学留学の場合は、学校側で申し込みを代理することもあるので、申し込み手続きについては自分が在籍することになる教育機関に確認しましょう。

なお、自分で手続きを行う場合には、OSHCを提供している下のいずれかの会社で手続きを行ってください。

Australian Health Management
Bupa
Medibank
Allianz Care Australia
nib
CBHS International Health

なお、プラン内容や費用の比較は下のサイトにて行えるため、違いがわからないという方は参考にしてみてください。
OSHC Australia「Compare Overseas Student Health Cover (OSHC) - Study in Australia」

申請方法

ビザは基本的に、オンラインで申請できます。

手順は次の通り。

  • (1)オーストラリア移民局のホームページにアクセスする
  • (2)オンラインシステムの利用条件を確認する
  • (3)オーストラリア生活の注意書きを確認する
  • (4)個人情報を入力する
  • (5)入学許可証(COE)を記入する

留学エージェントのサポートを利用すると、ビザの申請自体を任せることも可能です。

申請費用と支払い方法

学生ビザの申請料金は、630AUD(52,920円)です(※10)。日本国内から申請したときは、基本的にオンラインでクレジットカードを使って支払います。

もしくはオーストラリア国内で申請する場合、移民局に直接持ち込むことも可能です。その場合はクレジットカード、小切手、EFTPOSを用意しましょう。

また2度目のビザ申請の場合、料金が追加で700AUD(58,800円)かかります(※11)

eVisaで申請した場合、支払い方法はクレジットカードのみとなるため、カードも用意しておきましょう。

リスクレベルを確認しよう

学生ビザでは「リスクレベル」を確認しておく必要があります。

リスクレベルは、ビザを取得した留学生がオーストラリアでどれくらいビザのルールを守れるか、トラブルなどを起こさないかを確認するために設けられています。

1〜3の数字で表現されており、数値が低いほどリスクも低いということ。また数値が低いほど、資金証明書などの提出が免除されるため、国によってビザ申請時に必要な書類が変わります。

国ごとに数字が決められており、日本はもっともリスクの低い「1」です。ビザ申請に必要な書類が少ないですが、それは日本がリスクが低いと判断されているからなんですね。

申請条件などが大きく変わることはないと思われますが、リスクレベルによって必要書類が異なることだけ頭に入れておきましょう。

オーストラリア留学のビザ3.ワーキングホリデービザ

オーストラリア 留学 ビザ

photo by: Shuang Li / Shutterstock.com

そもそもワーキングホリデーとは、日本と協定を結んだ国に長期滞在しながら異文化に触れ、国際理解を高めるために作られた制度です。

ホリデーという名の通り、休暇を目的とされています。制度の中では学校で勉強しても観光しても、アルバイトをしても問題ありません。数あるビザの中でも、自由度はもっとも高いです。

ただし年齢制限があり、申請できるのは18〜30歳までとなります(※12)

特徴

ワーキングホリデービザでは、最大12ヶ月間オーストラリアに滞在できます(※13)

ワーキングホリデービザの大きな特徴は、留学先で就労できること。同一雇用主のもとで、最大6ヶ月まで働くことが許可されています(※14)

滞在中にアルバイトする人も多いです。例えば、最初の半年は日本食レストランで働き、次の6ヶ月間は現地のカフェで働く、という生活を送る人もいます。

ただし就学する場合、最大4ヶ月までの制限があります。語学学校に通う場合は期間制限があることは覚えておきましょう。

有効期間

ワーキングホリデービザの有効期限は、発行から1年間です(※15)。入国はその期間内に済ませましょう。

入国すると1年間の滞在が許可され、期間内であれば何度でも出入国できます。出国していた期間分のビザが延長されることはありませんが、日本に一時帰国したり旅行したりすることも可能です。

またワーキングホリデー中に、特定の条件を満たせばセカンドビザを取得し、さらに1年間滞在することもできます。

さらにセカンドビザ保有中に特定の条件を満たせば、3年目の滞在が認められることもあります。条件さえ満たせば、最大で3年間オーストラリアに滞在することもできる制度なのです。

どれくらい前に準備すべき?

ワーキングホリデービザは、申請から発給までおよそ1ヶ月ほどかかります。

また申請後に追加書類の提出や健康診断を求められた場合、発行までに2ヶ月かかることもあります。余裕を持って準備をしましょう。

申請条件と対象者

ワーキングホリデービザの申請条件は、次の6つです(※16)

  • ・申請日、ビザ発給日にオーストラリア国外にいる
  • ・申請時の年齢が18〜30歳である
  • ・ワーキングホリデービザを使って入国した経験がない
  • ・オーストラリアに12ヶ月を超えて滞在する意思がない
  • ・扶養する子どもが同行しない
  • ・オーストラリアとワーキングホリデー協定を結んでいる国のパスポートを持っている

もっとも注意したいのが年齢。ワーキングホリデーは基本的に30歳までといわれていますが、それは申請時の年齢です。

例えば、30歳で申請してから渡航までに31歳の誕生日を迎えていても、申請時に30歳であれば問題ありません。30歳という制限は、あくまで申請時の年齢です。

ただし確定ではありませんが、近年はオーストラリア政府に対象年齢を変更する動きがあるともいわれています。18〜30歳だった対象年齢が、将来的には18〜35歳に引き上げられる可能性があるのです。

検討中のようですが、オーストラリアであれば31歳になってもワーキングホリデーを活用できるかもしれません。

このような動きから条件などが変わる可能性もあるため、常に最新情報を確認しておいてください。

申請に必要な書類

申請に必要な書類は、次の3つです。

  • ・パスポート
  • ・PCのメールアドレス
  • ・クレジットカード

ワーキングホリデービザは、特に書類の提出は求められません。次で紹介する手順に従って、オンラインで申請しましょう。

申請方法

ワーキングホリデービザはオンラインで申請します。

  • (1)オーストラリア大使館のサイトにアクセスする
  • (2)申請事項を記入する
  • (3)入力したメールアドレスに通知が届く

場合によっては健康診断の受診と人物審査を求められることもあります。

電子で発給されるビザのため、特に書類などは届きません。

申請費用、支払い方法

申請費用は495AUD(41,580円)で、支払い方法はクレジットカードのみです(※17)

まとめ

今回はオーストラリア留学に必要なビザについて、種類から申請方法までを解説しました。

オーストラリア留学では、次の3つのビザの内どれかを申請することになります。

  • ・観光ビザ(ETAS)
  • ・学生ビザ
  • ・ワーキングホリデービザ

ビザは取得までに時間がかかり、基本的にどのビザも1ヶ月ほどの時間は必要です。出発に遅れないためにも、早めの準備を心がけましょう。

申請が難しそう、手続きが分からない人は、留学エージェントに依頼することもおすすめです。留学相談もできるため、悩んだ人は相談することも考えてみてください。


【参考文献一覧】

※1、6...Australian Department of Home Affairs「Electronic Travel Authority」(参照日:2022-2-7)

※2、4...Australian Department of Home Affairs「Electronic Travel Authority (Visitor) (subclass 976)」(参照日:2022-2-7)

※3...Australian Department of Home Affairs「Electronic Travel Authority」(参照日:2022-2-7)

※5...Australian Department of Home Affairs「What you need to know about applying for an ETA online」(参照日:2022-2-7)

※7...English Australia「Understanding the sector」(参照日:2022-2-7)

※8...Australian Department of Home Affairs「Temporary relaxation of working hours for student visa holders」(参照日:2022-2-7)

※9...Australian Trade and Investment Commission「Step-by-step guide to visa and entry requirements」(参照日:2022-2-7)

※10...Australian Department of Home Affairs「Student visa」(参照日:2022-2-7)

※11...Australian Department of Home Affairs「Fees and charges for visas」(参照日:2022-2-7)

※12、13、15、16、17...Australian Department of Home Affairs「Fees and charges for visas」(参照日:2022-2-7)

※14...Australian Department of Home Affairs「Working Holiday Maker (WHM) program」(参照日:2022-2-7)

※15...Australian Department of Home Affairs「Working Holiday Maker (WHM) program」(参照日:2022-2-7)

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