教育水準が高いオーストラリアは、短期留学はもちろんのこと、入学から卒業まで現地の大学に通う正規留学先として毎年たくさんの人に選ばれています。実際に、この記事を読んでいる人の中にもオーストラリアの大学への留学を検討している人もいるでしょう。
そこで今回の記事では、実際にオーストラリアの大学院に在籍している筆者が、オーストラリアの大学の特徴について解説していきます。
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大学進学に必要な視点やオーストラリアで学ぶ魅力を体験談を交えながらご紹介します。
なお、オーストラリア留学で選べる留学方法については下のページでまとめているので、他の選択肢も含め検討を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリアへ留学する方法とは?語学留学や正規留学など留学パターン別に解説
[目次]
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まずはオーストラリアの大学は日本の大学と比べどのような違いがあるのか、その特徴と魅力を確認していきましょう。
日本の場合は学士号は4年間、修士号は2年間かけて修得するのが一般的ですが、オーストラリアの場合は3年で学士号を取ることが可能です。また、修士号についても、専攻によっては1年半で終わるものもあります。
大学進学時点で英語力が足りなくても、1年間は語学研修+3年間で学士を取得するスケジュールで、日本と同じく4年間での卒業も叶います。
オーストラリアの教育水準の高さは世界の中でもよく知られています。2024年の「QS World University Ranking(世界大学ランキング)」では、100位以内に9つのオーストラリアの大学がランクインしています(※1)。ちなみに、100位以内にランクインしている日本の大学は4つです。
留学生への受け入れ態勢も整っており、留学生向けのワークショップが開かれていたり、留学生専任の指導教員がいたりとさまざまなサポートがあります。母国語以外の言語で学ぶことの難しさやハードルに対して非常に理解が深く、留学生が困らないようにいろいろな面で積極的に支援してくれます。
オーストラリアの場合、2年以上の高等教育を終えると「Temporary Graduate Visa」、一般に「卒業ビザ」と呼ばれるビザに申請ができます。その中にも「Post-Study Work stream」「Graduate Work stream」などといくつか種類があるのですが、基本的には卒業後にオーストラリアで一定の期間働くことを認めてくれるビザです。
日本に戻って働くのももちろん選択肢のひとつですが、オーストラリアで働くのも魅力的ですよね。
バイリンガル人材は世界中さまざまな場所で需要があります。筆者は求人サイトに登録した途端にマレーシアやシンガポールの会社から「うちで働きませんか」と直接スカウトが来ました。日本、オーストラリア以外にも選択肢が広がるので、将来の夢が広がりますよ。
オーストラリアの大学では、生徒と先生はファーストネームで呼び合います。先生の中には、「お願いだからファーストネームで呼んで」という人もいるくらいです。北米の大学の場合は「○○教授」と呼ばれるのが一般的なので、この点は大きな違いでしょう。
そのおかげか、授業は非常にフランクで分からないことも気軽に質問しやすい雰囲気があります。質問に対して「そんなことも分からないのか」などと言われることもなく、丁寧に何度でも説明してくれます。
オーストラリアの高等教育機関は実は大学だけではありません。他にも次で紹介するような教育機関があり、それぞれ得られる資格や経験が異なります。
教育機関や各学校によって必要な英語力は異なりますが、最低でも英検準1級~1級以上の英語力が求められることが多いです。専攻するコースによってはそれ以上になることも。
また、学費もそれぞれで異なりますが、一般的には留学生は地元の学生よりも高い学費を払います。
日本人のイメージする「大学生」はuniversity、その中でもundergraduate(学士号)コースを取る学生を指します。実際には、大学には学士号コースのほかにpostgraduate(修士号)、PhD(博士号)コースもありますが、高校を卒業したばかりの学生はまずは学士号を目指すことになります。
ちなみに、日本の場合は「大学生」「大学院生」などと呼び名が変わりますが、オーストラリアの場合はみな“uni students(大学に通う学生)”です。他の教育機関は専門性が高く職業に直結しているものが多いのに対し、大学ではもう少し広く浅くいろいろなことを学びます。まだ具体的になりたい職業が決まっていない人は、大学で多様な経験を積む中でそれが見えてくるかもしれません。
取得できる資格 | 学士号、修士号、博士号 |
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入学時期 | 2月、7月 |
通学年数 | 学士号:3~5年 修士号:1.5~2年 博士号:3年 |
年間費用の目安 | 300~500万円 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5~ |
大学の中に、college(専門学校)が置かれている大学も多いです。collegeは特定の分野のみを学習対象とし、より専門的な内容を集中的に勉強をしていきます。そのため、すでに学びたい内容が具体的に決まっており、collegeのあとにundergraduateを検討している人におすすめです。
collegeの中にいくつかコースが開講されており、どんな勉強ができるかは学校によってさまざまです。例えばニューサウスウェールズ州のあるcollegeではエンジニアリング、ビジネス、IT、看護、健康科学、英語コースなどが置かれています。
取得できる資格 | Certificate I-IV |
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入学時期 | 2月、7月 |
通学年数 | 約1年 |
年間費用の目安 | 40~200万円 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5~ |
TAFEとは“Technical and Futher Education”の頭文字を取ったもので、職業訓練学校を指します。仕組みはcollegeに似ていますが、TAFEの場合はより職業に直結したスキルを学んでいきます。そのため、コースもかなり細分化しているのが一般的。すでに就きたい職業が具体的に決まっている人に向いています。
ちなみに、TAFEもしくはcollegeで勉強を重ねていくと「certificate」の取得ができます。これには1~4のレベルがありを取得すると学士号の6カ月~1年に相応する勉強をしたとみなされます。また、TAFEの中には、次に説明するdiploma(ディプロマ)を取得できるところもあります。
取得できる資格 | Certificate I-IV、diploma、bachelor |
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入学時期 | 2月、7月 |
通学年数 | 6カ月~1年 |
年間費用の目安 | 80~300万円 |
必要な英語力の目安 | IELTS 5.5~ |
diplomaは2~3年かけて取れる資格のことで、学位レベルに換算した際に1~2年の勉強を修了したとみなされます。そのため、大学へ編入する際にはdiplomaに相応する分の単位は免除可能です。
diplomaが取れるのはcollege、TAFEがメインになりますが、大学の中でdiplomaコースを提供している場合もあります。例えば大学で同じ講義を取っていても、人によって学位コースの人もいればdiplomaを取っている人もいます。
週の学習時間が少ないので、働きながらなど、他に従事していることがある人にもおすすめです。
取得できる資格 | diploma |
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入学時期 | 2月、7月 |
通学年数 | 2~3年 |
年間費用の目安 | 100~300万円 |
必要な英語力の目安 | IELTS 5.5~ |
faundationコースは「大学準備コース」と呼ばれ、undergraduate(学士号)コースに入るための準備をするコースです。大学で必要とされるアカデミック英語を学んだり、文献の探し方や適切な参照方法を身に着けたりと、高等教育で必要な基礎知識とスキルを学びます。オーストラリアの大学進学を目指す人に必要なコースといえます。
日本の大学でも、一年次を「一般教養」とし、本格的な専門教育を始める前にさまざまなスキルを学ぶ場合がありますよね。イメージとしてはそれに似ていて、直接大学へ入学するには成績や英語力が足りないというときは、foundationコースに通うことになります。
取得できる資格 | 大学入学資格 |
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入学時期 | 2月、8月 |
通学年数 | 約1年 |
年間費用の目安 | 約400万円 |
必要な英語力の目安 | IELTS 5.5~ |
ここでは、オーストラリアの中でも特に評判の高い6つの大学をご紹介します。この6つの大学は「Times Higher Education」の発表している世界大学ランキングのトップ100にランクインしている大学です。ランキングは108以上の国と地域、1906もの大学から構成されています(※3)。
ちなみに学費はどこの大学も国内の学生より留学生の方が高く設定されています。大学によっては奨学金を提供しているところもあるので、ぜひ調べてみてください。
メルボルン大学はオーストラリアの大学の中で最も順位が高く、37位にランクインしています。メインキャンパスはメルボルンの中心地から電車で約10分と、各方面からのアクセスが非常に良い位置にあります。創立は1853年、オーストラリアの中で2番目に古い大学です(※4)。
教育学部、建築学部、経済学部、法学部など、学部は10ジャンルに分かれており、特に医療や科学の分野が有名で、学費は専攻するコースによって大きく変わります。
大学ランキング | 37位 |
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人気の学部 | 医療、科学系 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5、TOEFL 79(※5) |
費用の例 | ・農学:約470万円 ・教育学:約380万円(※6) |
公式サイト | https://www.melbourneuni.jp/ |
モナッシュ大学もメルボルン大学と同じくヴィクトリア州の大学です。メルボルンの中心部からは電車で40~50分ほどかかる郊外にありますが、キャンパスの規模が大きいのが特徴。なんとその大きさはオーストラリア1を誇ります。
広大なキャンパスの中には10の学部があり、提供されているコースは6000以上。デザイン建築、ビジネス経済学、エンジニアリング、教育学、法学部、薬学部とさまざまな学部があります(※7)。
大学ランキング | 54位 |
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人気の学部 | 教育学部 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5 (※8) |
費用の例 | ・デザイン建築学:約480万円 ・教育学:約390万円 (※9) |
公式サイト | https://www.monash.edu/ |
シドニー大学はシドニーセントラルステーションからバスでおよそ10分という絶好のロケーションにある大学です。オーストラリアで最初に創立された大学で、世界の中でも有数の研究及び教育に特化しています。
14の学部で400以上のコースが提供されており、学生数は7万人、そのうち2万4,000人を留学生が占めるグローバルな大学です(※10)。
シドニー大学に進学するには最低でもIELTS 6.5のスコアが求められますが、専攻するコースによってはさらに高いスコアを求められることも。学部によって学費は異なりますが、平均すると1年間で500万円程度です。
大学ランキング | 60位 |
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人気の学部 | 教育学部 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5 (※11) |
費用の例 | ・社会学:約450万円 ・歯学:約390万円 (※12) |
公式サイト | https://www.sydney.edu.au/ |
オーストラリア国立大学は、首都キャンベラの中心地に位置する唯一の国立大学です。少人数クラス制に力を入れており、教員や大学スタッフと距離が近く、より細かなサポートが受けられることを特長としています。また、学生はオーストラリア政府や大手企業でのインターンも経験できます(※13)。
社会科学部、文学部、心理学部、理工学部など学部は全部で10つ。専攻は50のコースの中から選べるだけでなく、double degree(2つの学位を同時取得すること)も可能です。
大学ランキング | 67位 |
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人気の学部 | 国際関係、公共政策、法学など |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5、TOEFL 80(※14) |
費用の例 | ・経済学:約480万円 ・工学:約500万円 (※15) |
公式サイト | https://www.anu.edu.au/ |
クイーンズランド州から唯一ランクインしているのが、ブリスベンの中心街から電車で約30分のところにあるクイーンズランド大学です。周囲を川で囲まれており、なんとフェリーに乗って通学することもできます。
ビジネスから健康科学、芸術、エンジニアリングまで、合わせて390ほどのコースを提供しており、学士、修士、diplomaなどさまざまな学位を選べます(※16)。クイーンズランド大学は研究に力を入れていることでも有名で、医療から環境系まで約7つの研究施設を有しています。
クイーンズ大学の学費は「1単位あたりの金額×単位数」で計算されます。1学期と2学期それぞれ最大8単位まで取得でき、卒業単位数を満たしたら卒業です。単位金額はコースによって異なるため、学費に幅があるのも特徴のひとつです。
大学ランキング | 70位 |
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人気の学部 | 観光学、環境学、医学部、理学部など |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5(※17) |
費用の例 | ・ジャーナリズム学:約410万円 ・生物医学:約480万円 (※18) |
公式サイト | https://www.uq.edu.au/ |
ニューサウスウェールズ大学はシドニーにある大学。シドニーの中心部から路面電車で約20分ほどのところにあります。
卒業後の進路を見据えた指導に力を入れており、就職に強い大学としてオーストラリアのみならず世界中で知られています。建築工学、ビジネス、法学、エンジニアリング、薬学などの学部があり、やや理系の方が強い大学といえます(※19)。
大学ランキング | 84位(※20) |
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人気の学部 | 医療、科学系 |
必要な英語力の目安 | IELTS 6.5、TOEFL 90(※21) |
費用の例 | ・商学:約510万円(※22) ・工学:約540万円(※23) ・ (※18) |
公式サイト | https://www.unsw.edu.au/ |
日本では高校3年生の冬に入学試験を受けて大学合格を目指すのが一般的ですが、オーストラリアの場合には入学試験はありません。代わりに、下記のプロセスを経て合格が決まります。
まずは出願に必要な書類を揃えます。具体的には、高校の成績証明書、卒業(見込)証明書、そして留学生の場合は英語力を証明するテストの結果などが必要です。
大学によってどの英語テストを受け付けるかは異なりますが、基本的にはIELTSとTOEFLが一般的です。他にはケンブリッジ英検、Pearson English Language Test、最近では言語学習アプリDuolingoの開発したテストを受け入れる大学もあります。
必要書類を揃えたら、大学へ出願します。出願の際には自分で大学へ出願する方法と、エージェントを介して出願する方法とがあります。
どちらを選んでも結果に影響はありませんが、エージェントに依頼する方が手間は少ないです。中には無料で出願サポートをしてくれるエージェントもありますので、ぜひ探してみてください。
ちなみに、ほとんどの場合出願料は無料ですが、大きな大学の場合は1万円程度かかることがあります。
出願を終えたら、あとは結果発表を待つのみです。合格通知は自分で出願した場合には大学から直接、エージェントに依頼した場合はエージェントと大学の両方からメールで連絡がきます。
結果は「合格」「条件付き合格」もしくは「不合格」という形で知らされます。「条件付き合格」は英語スコアが一部だけ足りていない場合に、正規入学の前にファウンデーションなどで補修を受けることで入学が許可されるシステムです。その場合には大学の講義が始まる時期より少し早く渡豪することになります。
ちなみに、私の場合は出願から合格通知までは4日でした。もちろん、人によってかかる時間は変わりますが、必要書類さえ揃えてしまえばその後のプロセスはスムーズに進むでしょう。
このように、オーストラリアの大学の場合出願から合格通知までのプロセスは非常にシンプルです。一方で、出願に至るまでにはいろいろと準備が必要です。具体的には、下記の流れに沿って準備を進めていきます。
まずは行きたい大学や希望するコースを探すところから始めます。選ぶ基準は人によってそれぞれあると思いますが、基本的には勉強したい内容から選ぶことをおすすめします。
大学によって提供しているコースが異なるのはもちろん、「心理学を学ぶなら⚪︎⚪︎大学」といったように、得意とする分野がそれぞれあるからです。ゆくゆくは就職に響くこともありますので、何を専攻するのかはしっかり考えましょう。
行きたい大学と専攻を絞ったら、必要な英語スコアの確認をしましょう。基本的には理系より文系の方が求められる英語スコアが高いことが多いですが、いずれにせよ高い英語力が求められることは間違いありません。そして必要な英語力が分かったら、その取得に向けて学習を重ねていきます。
英語スコアは出願時にあれば問題ありませんが、出願ギリギリに英語テストを受けることはおすすめしません。一度のテストで目標スコアに届くとは限らないからです。万が一のことを想定して、出願の半年前までには取得できるように逆算して学習計画を進めましょう。ちなみに、英語スコアは一般的に2年以内に受けたテストのものが求められます。
無事英語スコアの取得ができたら、出願に向けて準備を始めましょう。学校に頼んで、成績証明書と卒業(見込)証明書を発行してもらいます。ちなみに、すべて英語で準備する必要があります。
学校によっては時間がかかることも想定されるので、英語スコアの取得と同時進行で進めてもいいかもしれません。
最後に、オーストラリアの大学に関してよくある質問とその回答をご紹介します。
カナダやアメリカなど北米の大学の場合、成績証明書や英語テストの結果に加えて推薦状が必要なことが多いです。また、志望動機を書いたエッセイの提出を求められることもあり、出願時に用意する書類がいろいろとあります。
それに比べるとオーストラリアの場合は英語テストの結果、成績証明書、卒業(見込)証明書だけですので、出願のハードルは低いといえるでしょう。ただし、英語テストで一定のスコアに達する必要があるため、その点で難しさを感じる人はいるかもしれません。
学部生の場合、基本的に授業はlectureとtutorialに分かれています。lectureは先生から理論を学ぶ場所、tutorialは学んだ理論を実践に移す場所です。例えば会計の授業を受講しているとしたら、lectureでエクセルでの関数の使い方を学び、tutorialで実際にその関数を使って計算をしてみる、といった具合です。
基本的に1学期に履修する科目数は4つですが、授業時間は4コマに留まりません。tutorialは3時間続くこともあり、勉強量は多いといえるでしょう。
一般的に、都会の大学より郊外の大学の方が学費は安い傾向にあります。
例えば同じコースを取るのでも、シドニーの大学とシドニーから電車で2時間ほどのところにある大学では、学費が1.5倍も変わることがあります。また、生活費も郊外の方が安く済むのが一般的です。
それぞれメリットとデメリットがあります。例えば、寮生活は同じ大学の学生たちと暮らすことになるので、自然と友達が増えます。寮生同士でパーティーをしたり外へ遊びに行ったりと楽しみは尽きないでしょう。
ただし、学生寮は他の滞在方法に比べ費用が高いのが一般的です。費用でいうとホームステイもそれほど安くありませんが、食事を作ってもらえるなど、滞在する家庭によっては生活のサポートをしてくれることがあります。
シェアハウスなどで暮らす場合には、こういったサポートは一切ない代わりに費用が安く済む傾向にあります。
今回の記事では、オーストラリアでの留学、特に正規留学について詳しく見てきました。教育水準が高く、治安が良く生活がしやすいオーストラリアは日本のみならず世界中の学生から留学先として人気です。
進学にはお金が必要なのはもちろん、高い英語力も求められますので、留学をしたい場合には早めに動き出すことをおすすめします。興味がある、程度の場合でも情報収集は早めに越したことはありません。
いざ留学を決めたら、出願までの期間を逆算して英語の勉強や必要書類の準備に取り組んでいきましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1…QS Top Universities「QS World University Ranking 2024」(参照日:2024-04-04)
※2…Embajada de Australia Argentina「Description of academic level in Australia」(参照日:2024-04-04)
※3…Times Higher Education「World University Rankings 2024」(参照日:2024-04-04)
※4…Times Higher Education「University of Melbourne」(参照日:2024-04-04)
※5…The University of Melbourne「Undergraduate English language requirement」(参照日:2024-04-04)
※6…The University of Melbourne「Tuition fees - 2024」(参照日:2024-04-04)
※7…Times Higher Education「Monash University」(参照日:2024-04-04)
※8…Monash University「English requirement」(参照日:2024-04-04)
※9…Monash University「Course fee calculator for international students」(参照日:2024-04-04)
※10…シドニー大学「沿革と概要」(参照日:2024-04-04)
※11…The University of Sydney「English requirement」(参照日:2024-04-04)
※12…The University of Sydney「International student tuition fee」(参照日:2024-04-04)
※13…Times Higher Education「Australian National University」(参照日:2024-04-06)
※14…Universities addmission centre「Australian National University」(参照日:2024-04-06)
※15…Australian National University「Standard Tuition fees 2024」(参照日:2024-04-06)
※16…The University of Queensland「Program and Courses」(参照日:2024-04-06)
※17…The University of Queensland「English language requirements」(参照日:2024-04-06)
※18…The University of Queensland「Domestic and International full tuition fees」(参照日:2024-04-06)
※19…UNSW Sydney「UNSW faclities」(参照日:2024-04-06)
※20…Times Higher Education「UNSW Sydney」(参照日:2024-04-06)
※21…UNSW Sydney「English language requirements」(参照日:2024-04-06)
※22…UNSW Sydney「Bachelor of Commerce」(参照日:2024-04-06)
※23…UNSW Sydney「Bachelor of Engineering (Honours)」(参照日:2024-04-06)
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