最終更新日:2026/10/30

カナダ留学に興味があるものの、「ほかの国にはない魅力は何か」「費用や寒さなどのデメリットも踏まえて、自分に合うのか」と迷っていませんか?
カナダは英語とフランス語が使われる多文化社会で、語学留学から大学・カレッジ進学、Co-op留学まで学び方の選択肢が豊富です。
一方で、都市部を中心とした物価の高さや冬の厳しい気候、日本人が多い環境など、渡航前に理解すべき注意点もあります。
この記事では、カナダ留学のメリットとデメリットを解説します。
・語学から進学・就労までカナダは選択肢が豊富
・多国籍国家で様々な文化や価値観に触れられる
・日本人の多さや物価、寒さは事前対策が必要
・迷ったら留学エージェントへの相談が安心
カナダ留学について詳しく確認したい方は、カナダ留学の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
本記事は2026年10月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、円換算は1CAD=113円で計算しています。
[目次]
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カナダは観光地として人気が高い国ですが、留学先としてもおすすめです。
ここでは代表的なカナダ留学のメリットを10個紹介しますね。
自分が留学で達成したいことと照らし合わせながら、特に重視したいメリットを確認してみましょう。

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カナダは都市ごとに雰囲気が異なり、留学方法も多彩なため、個人の希望に合わせたプランを組みやすい国です。
語学留学、高校留学、大学・大学院留学、ワーキングホリデー、おけいこ留学、専門留学、Co-op留学、インターンシップ、ボランティアなど、選択肢は豊富。
特に、Co-op(コープ)留学はカナダならではの留学方法で、専門学校で学びながら有給インターンシップができる制度です。
英語や専門知識を学んだ上で就労体験が可能なため、初めて海外で働く人も、事前に海外生活と就労を体験でき、挑戦しやすい環境です。
選択肢が多いからこそ、留学期間や取得したい資格、卒業後の進路を先に決めてから、制度と学校を比較することが大切です。
短期の語学留学と、就労や進学につながる長期プログラムでは必要な準備が異なるため、目的から逆算して選びましょう。
留学期間ごとの特徴や費用の目安は、以下の記事で詳しく解説しています。期間に迷っている人は、あわせてチェックしてみてください。

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カナダで話される英語には、次の3つの特徴があります。
アメリカやイギリスの一部地域では強い方言や独特のアクセントがある場合がありますが、カナダ英語は比較的クセがなく、日本人にも理解しやすいです。
さらに、カナダは英語だけでなくフランス語も公用語の一つであり、特にケベック州のモントリオールなどでは日常的にフランス語が使われています。
学校や一部のプログラムではフランス語のコースも提供されており、英語をある程度身につけた後、第三言語としてフランス語に挑戦することも可能です。
カナダ留学では訛りの少ない英語を学びながら、多言語環境で語学力を伸ばせる点が大きな魅力です。

カナダでは、大学、カレッジ、職業訓練校、語学学校などから、目的に応じた教育機関を選べます。
カナダ政府によると、認定された学校は学位、ディプロマ、修了証などを授与できます。
大学で専門分野を研究するだけでなく、カレッジで就職に結びつきやすい実践的な知識や技術を学ぶ選択肢もあります。
語学学校の授業でも、発表、グループワーク、レポート作成を通じて、英語力と専門性を同時に伸ばしやすい点も魅力です。
教育の質を判断するときは、知名度だけでなく、次の点を確認することが大切です。
※DLI:留学生の受け入れについて州・準州政府から指定を受けた教育機関
DLIでなければ就学許可を申請できず、DLIであってもすべてのプログラムがPGWPの対象とは限りません(出典:Government of Canada「Designated learning institutions list」)。
卒業後の進路まで考え、授業内容、進学・就職実績、学生支援、実習の有無、取得資格の扱いを比較すると、自分にとって質の高い教育を選びやすくなります。

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カナダは世界中からの移民が多く、さまざまな文化や価値観に触れられる環境があります。
都市部では英語だけでなく、他の言語を日常的に聞く機会も多く、異なるバックグラウンドの人々と自然にコミュニケーションできるようになります。
特に、トロントやバンクーバーなど都市部には移民や留学生も多いことから、街中のさまざまな場所で英語またはその他の言語を聞く機会があります。
普段から自分と異なる文化や習慣を持つ人と接する機会があることから、カナダ人はバックグラウンドが違う人とのコミュニケーションに慣れています。
英語が第一言語ではない人の割合も高いことから、相手によってはゆっくり話してくれるなど、英語力に不安がある場合でも過ごしやすい環境です。

カナダはアメリカと国境を接しており、映画、音楽、スポーツ、食文化などを通じてアメリカ文化に触れられます。
トロントではNBAやMLB、バンクーバーやモントリオールなどではNHLの試合を観戦でき、アメリカのスポーツ文化を身近に体験できます。
一方で、カナダには英語とフランス語の2つの公用語があり、多文化主義を背景とした独自の社会や価値観があります。
アメリカ文化との共通点とカナダ独自の文化を、日常生活の中で比較できることも留学の魅力です。休暇中にアメリカへ旅行する留学生も多数います。
カナダからアメリカへ渡航する場合は、空路・陸路いずれも、事前にESTAを取得する必要があります。アメリカに行く時は、米国税関・国境警備局(CBP)のESTAに関する案内で確認してください。
ここまで、カナダ留学のメリットを紹介してきましたが、留学自体のいいところや注意点を知りたい場合は、留学のメリット・デメリットの記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください。

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カナダは治安が良い国として知られています。
国際的シンクタンク「Institute for Economics & Peace」が発表する、世界各国の犯罪や治安、軍事情勢などをもとに平和度を表した「世界平和度指数」を見ると、カナダは2026年度のランキングで14位でした。
日本は同ランキングで10位、人気の留学先であるオーストラリアは20位、イギリスは39位、アメリカは134位であることから、他国と比べるとカナダは安全と考えられます。またEconomist Intelligence Unitの「Global Liveability Index 2026」では、バンクーバーは9位でした。
これは安定性、医療、文化・環境、教育、インフラを含む暮らしやすさの評価であり、犯罪率だけを示す順位ではありません。
ただしどの国も犯罪件数は日本より多い傾向があり、外務省海外安全ホームページでは、カナダは犯罪発生率が日本の10倍というデータを発表しています。
治安が良いと聞いたからと油断はせず、リュックは前に抱えて歩く、高価な服やアクセサリーは身に付けない、夜遅くに1人で出歩かないなど、自分の身を守る対策は忘れないようにしましょう。
カナダの治安の良さ、トラブルの防ぎ方を知っておきたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
カナダの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介

カナダには数多くの有名観光スポットがあり、特に雄大な自然を満喫できるスポットが充実しています。
留学中の週末や休暇に、自然や観光を楽しみながらリフレッシュすることができ、学習とのメリハリをつけやすいのも魅力です。
また、都市部にも美術館、博物館、スポーツ観戦、マーケット、季節のイベントなどがあり、天候や予算に合わせて過ごし方を選べます。
自然を楽しむ日は郊外へ出かけ、平日は放課後に街の文化施設を訪れるなど、長期滞在だからこそ生活と観光を無理なく組み合わせられます。
観光を英語学習の機会に変えやすいこともカナダ留学の魅力です。現地ツアーに参加したり、学校の友人と行き先を調べたりする過程で、授業で覚えた表現を実際に使えます。
ただし、人気観光地までの距離は都市によって異なるため、行きたい場所がある場合は移動時間と交通費も確認しましょう。

カナダでは、季節や地域に応じたアウトドア・文化体験を留学生活に取り入れやすいです。
代表的なアクティビティは次の通りです。
| 季節・場所 | アクティビティ例 |
|---|---|
| 春〜秋 | ハイキング、カヌー、カヤック、キャンプ、サイクリング |
| 冬 | スキー、スノーボード、スノーシュー |
| 都市部 | 美術館、スポーツ観戦、マーケット、音楽・文化イベント |
バンクーバーでは海と山の両方へ出かけやすく、カルガリーはカナディアンロッキーへの玄関口です。
トロントからはナイアガラの滝、モントリオールでは音楽や芸術、食文化など、都市型のアクティビティも充実しています。カナダの人気アクティビティの詳細はこちらをチェックしてください。
授業外で英語を使う目的や相手が生まれやすいことも、アクティビティが豊富なカナダ留学の魅力です。
学校の友人と旅行を計画したり、現地のツアーや地域イベントに参加したりすれば、教室で学んだ表現を実際の会話で試せます。

カナダでは、ワーキングホリデー以外にも、大学やカレッジの卒業後に現地で働く選択肢があります。
代表的なのが、一定の条件を満たした卒業生が申請できる卒業後就労許可(Post-Graduation Work Permit:PGWP)です。PGWPは、対象となる指定教育機関(DLI)の対象プログラムを修了すれば、必ず取得できる制度ではありません。
原則として8カ月以上の対象プログラムを修了し、在学中にフルタイムの学生資格を維持した上で、修了確認から180日以内に申請する必要があります。
さらに、学位・学校種別に応じた語学要件や、プログラムによっては専攻分野の要件も設けられています。また、語学のみを学ぶESL・FSLプログラムなどはPGWPの対象外です。
卒業後の就労を目的にする場合は、出願前に学校だけでなく、受講予定のプログラムがPGWP対象かまで確認することが重要です。
条件を満たしてPGWPを取得できれば、カナダで実務経験を積み、英語や専門知識を仕事で活かす機会が生まれます。制度は変更される可能性があるため、申請時にはカナダ移民・難民・市民権省(IRCC)の最新情報を確認してください。
カナダの大学の特徴や入学条件、進学ルートについては、カナダ留学でおすすめの大学を紹介した記事で詳しく解説しています。
現地就職までの準備や仕事の探し方は、カナダで就職する方法を解説した記事も参考にしてください。

カナダ留学は、卒業後の就労経験を永住権申請につなげられる可能性がある点も利点です。
例えば、Express Entryの対象制度であるCanadian Experience Classは、カナダで一定の技能職経験を持つ人を対象としています。
Canadian Experience Classの主な就労経験の条件は次の通りです。
カナダの教育資格はExpress Entryの順位計算で加点対象になる場合があり、州・準州による推薦制度もあります。
留学から就労、永住権申請へ段階的に進める制度上のルートを検討できることがカナダの魅力です。
ただし、留学や卒業だけで永住権が得られるわけではありません。
職種、就労期間、語学力、年齢、居住予定地など複数の条件で審査され、Express Entryのプロフィール登録も招待や永住権取得を保証しません。
永住を目指す場合は、学校選びの前から対象職種や州の制度まで逆算して計画しましょう。

カナダ留学には多くの魅力がある一方、注意点もあります。
1つずつカナダ留学のデメリットについて解説していきます。

カナダは日本人から人気の留学先であるため、現地で日本人と出会う可能性は高いです。
文部科学省の調査データによると、2024年度に日本からカナダに留学した留学生は6,736人でした。
近年日本人から人気のフィリピンは日本人留学生の数が約3,600人と半分のため、いかにカナダに日本人留学生が多いかは予想できるでしょう。
特に語学学校内では、春休みや夏休みなど学生の長期休暇と重なると、日本人と出会う確率は高まり、日本語で話す機会も増えてしまいがちです。
せっかくの留学中の英語学習の機会を無駄にしないよう、日本人同士でも英語で話す、日本人の少ない語学学校を選ぶなど、日本語から離れる努力はしましょう。
ただし、日本人がいること自体が英語力の伸びを妨げるわけではありません。困ったときに情報交換できる安心感もあります。
授業外では多国籍の友人と過ごす、日本人同士でも英語を使う時間を決めるなど、環境の活かし方を事前に考えておきましょう。

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カナダは地域によって気候差が激しく、特に東部のトロントやモントリオール、ケベックシティ、山間部のエリアでは冬の寒さが厳しく、雪も多く降ります。
バンクーバーなどの西海岸の都市では、冬は月間降水量が150〜200mmに達することもあります。冬も氷点下になる日は少なく、雪より雨の日が続きやすい傾向があります。
寒さや雨が苦手な人にとっては、せっかくの留学生活でも外出や観光が億劫になり、アクティビティを楽しみにくくなるかもしれません。
滞在先を選ぶ際には、気候の比較や防寒・防雨対策を事前に考えておくと安心です。
カナダの冬の気温や寒さ対策について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

カナダは日本と約8,000kmの距離があることから、フライト時間は長いです。
成田国際空港や羽田空港(東京国際空港)から直行便を使っても、10〜13時間のフライトとなり、移動に1日は必要です。
1週間の短期留学であれば、もともと時間に限りがあるところ、さらに移動で貴重な時間を消耗してしまいます。移動の前後はスケジュールに余裕を持つことをおすすめします。
移動時間が長いと、航空券代に加えて時差による疲労も生じます。短期留学では移動日が滞在期間に占める割合も大きくなるため、到着直後に重要な予定を入れないほうが安心です。
乗り継ぎ便を利用する場合は、遅延や荷物の未着に備え、薬や着替えなど最低限の必需品を機内持ち込みにしましょう。
また、家族の用事などで急に帰国する場合も時間と費用がかかります。
長期留学では、緊急帰国用の予備費を確保し、保険の補償範囲や連絡方法を家族と共有しておくことが重要です。移動の負担まで含めて準備すると、渡航後の不安を減らせます。

photo by:Studio Specialty / Shutterstock.com
日本の物価に比べると、カナダの物価は高いです。
世界中の国や地域・都市の物価情報が集まるデータベースNUMBEOでは、カナダでの1カ月の生活費として、1,433.70CAD(約162,008円)が必要と発表しており、日本と比較すると高額であることがわかります。
カナダ国内の物件情報を掲載するrentseekerによると、1ベッドルームの賃料が最も高い都市はバンクーバーで、平均的な価格は月額2,397CAD(約270,861円)となっています。
人気留学先の中だと、カルガリーは比較的賃料が安く、平均的な価格は月額1,446CAD(約163,398円)です。
ただし滞在先はホームステイや学生寮などの選択肢もあり、一人暮らしに比べると低価格です。
低コストの滞在先にすると、留学費用は10〜20万円ほど抑えられる可能性があります。どこに費用をかけるのか、しっかり考えながら留学のプランを練りましょう。
カナダ留学の期間別の具体的な費用や、出費を抑える方法は、カナダ留学の費用記事にまとめました。
カナダの物価の詳細や、1カ月あたりの生活費の内訳は以下の記事でまとめています。渡航前の予算づくりに役立ててください。

カナダでは、商品やメニューの表示価格に税金が含まれていないのが一般的です。
会計時に連邦消費税(GST)5%と州の売上税が加算され、合計の税率は州によって約5〜15%です。例えば、アルバータ州はGSTの5%のみ、ブリティッシュコロンビア州は5%+州税7%、オンタリオ州は統一税(HST)の13%となります。
さらに、レストランやタクシー、美容院などでは15〜20%程度のチップを支払う習慣があります。
例えばトロントで20CADのランチを食べた場合、税金とチップを合わせると支払いは26CAD前後(約2,900円)になることもあります。
日本の感覚で表示価格だけを見て予算を組むと、毎月の生活費が想定を上回りがちです。
外食の回数を決めて自炊を中心にする、チップが不要なテイクアウトを活用するなど、税金とチップを含めた予算管理を意識しましょう。

カナダの大学・カレッジは、留学生の学費がカナダ人学生よりも大幅に高く設定されています。
カナダ統計局の調査によると、2025/2026年度の留学生の学部課程の平均学費は年間41,746CAD(約472万円)で、カナダ人学生の5倍以上です。州による差も大きく、最も高いオンタリオ州では平均49,802CAD(約563万円)に達します。
さらに、就学許可の申請時には学費とは別に生活費の資金証明が必要です。
IRCCの基準では、2026年9月1日以降の申請で、単身の場合は生活費として23,448CAD(約265万円)以上を示す必要があります(ケベック州は別基準)。この金額は毎年見直されています。
学費を抑えたい場合は、大学より学費が安い傾向のあるカレッジや、学費の安い州も比較してみましょう。
語学学校で英語力を伸ばしてから進学する、奨学金を調べるなど、資金計画は早めに立てておくのがおすすめです。
予算に不安がある人は、お金がなくてもカナダ留学に行ける方法を紹介した記事も参考にしてください。

カナダでは住宅不足などを背景に、2024年から留学生向けの就学許可(Study Permit)の発給数に上限が設けられています。
カナダ移民・難民・市民権省(IRCC)の発表によると、2026年の就学許可の発給目標は約40万8,000件で、そのうち新規の留学生向けは約15万5,000件です。これは2025年より約7%、2024年より約16%少ない水準となっています。
一方で、2026年1月からは公立校の修士・博士課程の学生が上限の対象外になるなど、制度は毎年のように見直されています。
数年前の体験談やブログの情報が、現在は当てはまらないケースも少なくありません。なお、6カ月以内の短期語学留学であれば就学許可は不要なため、上限の影響は受けにくいです。
カレッジや大学への進学、卒業後の就労を考えている人は、出願前にIRCCの公式情報や留学エージェントで最新の条件を必ず確認しましょう。

カナダでは留学中のアルバイトが認められていますが、誰でも自由に働けるわけではありません。
IRCCのルールでは、条件を満たす就学許可保持者が学期中に学外で働けるのは週24時間までです(長期休暇中は制限なし)。
また、語学学校のみに通う場合や、6カ月以内の短期留学では原則として就労できません。
仕事の見つけやすさも課題です。カナダ統計局の労働力調査によると、2026年9月時点の15〜24歳の失業率は約13%で、全体の失業率6.5%の2倍近い水準です。
英語力やカナダでの職歴が十分でないうちは、飲食店や接客業などに応募先が限られやすく、すぐに採用されるとは限りません。
ワーキングホリデーで働く場合の仕事の探し方やおすすめの職種は、カナダのワーホリで仕事を探すコツをまとめた記事が参考になります。
アルバイト収入を前提に生活費を計算するのではなく、収入がなくても生活できる資金を準備しておきましょう。準備しておきたい費用の目安は、カナダ留学費用総まとめで期間別に確認できます。

カナダの都市部では、ホームステイや学生寮を出たあと、現地でシェアハウスやアパートを探す留学生も多くいます。
ただし、留学生はカナダでのクレジットヒストリー(信用情報)や勤務先がないため入居審査で不利になりやすく、身元を証明する書類の追加や家賃の前払いを求められるケースもあります。
カナダ住宅金融公社(CMHC)の調査によると、2025年の全国の賃貸住宅の空室率は3.1%で、前年の2.2%から上昇しました。住宅不足はやや和らいでいますが、学校に近いエリアや手頃な家賃の物件は今も競争が激しい状況です。
さらに注意したいのが、留学生を狙った賃貸詐欺です。内見をさせずに手付金や前家賃の送金を求めたり、実在しない物件を相場より安く掲載したりする手口について、カナダ各地の警察や大学が注意を呼びかけています。
契約前に必ず物件を内見し、送金を急かす相手とは取引しないことが大切です。
渡航直後の数週間はホームステイや学生寮などの滞在先を確保しておき、現地で物件を確認してから契約すると安心です。

カナダの医療は質が高い一方、診察までの待ち時間が長いことで知られています。
カナダのシンクタンクMEIの調査によると、2024年の救急外来の滞在時間は、州によって約2時間45分〜約5時間23分でした。
救急ではない体調不良の場合は、予約なしで受診できるウォークインクリニックを利用するのが一般的ですが、こちらも混雑して数時間待つことがあります。
また、留学生は州の公的医療保険の対象外となるケースが多く、保険がないまま受診すると医療費が高額になりやすいです。州によっては一定期間以上滞在する留学生が加入できる制度もありますが、条件は州ごとに異なります。
渡航前に海外留学保険へ加入し、キャッシュレスで受診できる提携病院や日本語サポートの有無を確認しておきましょう。
持病がある人は、常備薬を多めに用意し、英文の処方箋や診断書を準備しておくと安心です。

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ここまでカナダ留学のメリット・デメリットについて紹介しました。なんとなく良いところや悪いところは理解したものの、自分が留学先に選ぶべきかはまだ迷うかと思います。
そこで、ここではカナダ留学がおすすめの人と、おすすめしない人の特徴をそれぞれ紹介します。
カナダ留学がおすすめな人の特徴をまとめると、次の通りです。
一方で、都市によっては日本人が多かったり、物価が高かったり、留学においてハードルとなる面もあります。
「英語力アップ」など自分が留学する理由にあわせて都市選びや学校選び、期間の設定をしないと、せっかくの留学が失敗に終わる可能性もあります。
自分が留学する目的の整理と都市・語学学校をしっかりと吟味した上で、それでも合うと思ったら留学先をカナダにしましょう。学校選びに迷った場合は、カナダの語学学校ランキングで口コミや料金を比較してみるのがおすすめです。
カナダ留学をおすすめしない人の特徴は、次の通りです。
カナダは物価や学費が高く、税金やチップも加わるため、費用を最優先にするなら、フィリピンなど生活費の安い国のほうが予算を抑えやすいです。
また、東部を中心に冬は氷点下が続くため、寒さが極端に苦手な人は、留学生活そのものがストレスになる可能性があります。
バンクーバーやトロントなどの人気都市は日本人留学生も多いため、日本語をまったく使わない環境を求める人は、都市や学校を慎重に選ぶ必要があります。
学外での就労は週24時間までに制限されており、語学学校のみの留学では原則として働けません。アルバイト収入に頼った資金計画を立てている人は、計画を見直しましょう。

カナダ留学を検討する人からよく寄せられる質問に回答します。
費用や生活上の注意点だけでなく、カナダ留学ならではの経験や学べることも確認しましょう。
カナダ留学の代表的な欠点として、以下の点が挙げられます。
どの欠点も、都市によりレベルが異なります。例えば、バンクーバーやトロントは特に日本人が多く、物価も高いです。冬の寒さが特に厳しいのは、トロントやモントリオールなどの東部の街です。
デメリットは裏を返すとメリットになることもありますので、自分自身がどんなデメリットなら許容できるか、じっくり考えてみてくださいね。
加えて、卒業後の就労を希望していても、すべての学校・プログラムがPGWPの対象になるわけではありません。
制度変更もあるため、過去の体験談だけで判断せず、申請時点の公式条件を確認する必要があります。欠点への対策は、留学目的に合わせて都市と学校を選ぶことです。
費用を抑えたい場合は大都市以外も比較し、英語環境を優先する場合は学校の国籍比率や母国語禁止ルールを確認しましょう。寒さが苦手なら、渡航時期や西海岸の都市を検討する方法があります。
カナダ留学ならではの体験として、以下が挙げられます。
カナダ政府は英語とフランス語を公用語として位置付け、両言語を学ぶ機会があり、ケベック州やニューブランズウィック州などでは、英語圏とは異なるフランス語文化を身近に感じられます。
語学学校や大学・カレッジでは、世界各国から集まった学生と授業や共同生活を経験でき、自分の常識を相対化する機会も得られます。
また、専門分野の学習と就労を組み合わせるCo-opプログラムや、条件を満たした学生の学外就労、卒業後のPGWPなど、学んだ英語や専門知識を実際の仕事で活かせる可能性がある点も特徴です。
カナダの良いところと悪いところを以下にまとめました。
カナダのいいところを活かせるかは、都市と学校、滞在方法、時期の選び方で変わります。
英語環境を優先するなら日本人比率を確認し、費用を抑えたいなら大都市以外も比較するなど、目的に合わせてデメリットを小さくすることが重要です。
カナダ留学で学べることとして、以下の点が挙げられます。
授業やホームステイ、シェアハウス、アルバイト、地域活動などを通じて、異なる文化的背景を持つ人とのコミュニケーション方法を学べます。
2021年国勢調査では移民が人口の23.0%を占めており、多様な価値観に触れやすい社会です。
生活面では、住居探し、予算管理、交通機関の利用、体調管理などを自分で行うため、自立心と問題解決力が身につきます。
語学力、異文化理解、自立心を実際の生活の中でまとめて学べることがカナダ留学の利点です。

ここまでを読んで留学先をカナダに決めた人もいるかと思います。
留学準備は自分でも進められますが、手続きはすべて英語、必要書類の手配などなかなか大変です。
たくさんある語学学校の中から自分に合う学校を選ばなければならず、その学校が合っているのか、実際に留学するまで確信も持てません。
留学は1人で進めるより、留学エージェントなどプロに相談したほうが安心です。
留学エージェントは基本的に留学の手続きすべてを代行してくれる上に、企業によっては留学プランから相談できます。
スクールウィズでも無料相談を受け付けており、留学経験のあるカウンセラーがあなたの希望を整理しながらおすすめの都市や学校をご提案します。
少しでも悩んだらお気軽にご活用くださいね。

カナダ留学には、留学方法の多さ、多文化環境、語学、教育、アクティビティ、卒業後の進路など、幅広いメリットや注意すべきデメリットがあります。
カナダ留学のメリットだけでなく、費用や気候などのデメリットも踏まえ、自分の目的に合う都市、学校、コース、期間を選ぶことが重要です。
特に卒業後の就労や永住権を目指す場合は、DLIかどうかだけで判断せず、希望するプログラムがPGWPの対象か、語学・専攻分野などの要件を満たせるかまで確認してください。
自分だけで判断するのが難しい場合は、留学エージェントに相談しながら、予算と将来の進路を含めたプランを組み立てましょう。スクールウィズのLINE相談は無料でご利用いただけます。

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
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