カナダは日本人旅行者、留学生に人気の渡航先で、多くの人が日本から飛行機を使って現地へ向かいます。
そんなカナダの空港ですが、いざ利用するするとなると、どの空港を利用するのが便利か、空港内にはどのような設備があるのかなど気になる点が次々に出てくることかと思います。
そこで今回は日本からカナダの行き方、カナダの各空港の情報、空港から市内までの移動方法について紹介していきたいと思います。
※記事の情報は、2018年7月時点のものです。
[目次]
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カナダへの玄関口、バンクーバー国際空港。日本からの直行便も運航していて、カナダ各地を周るときにはとっても便利な空港です。
バンクーバー国際空港は、バンクーバー市街より南西15kmに位置し、年間の発着数、旅客数ともにトロント・ピアソン国際空港に次ぐカナダ第2の空港です。主にバンクーバーへ留学する際に利用されます。
バンクーバー国際空港への直行便は現在、エア・カナダから出ています。また、直行便ではありませんが、キャセイパシフィック航空やJAL、ANA、アメリカン航空からも経由便が出ています。
経由便ですと、香港国際空港を経由します。
直行便で約9時間、経由便で約12時間から19時間かかります。
ターミナルの規模はそれほど大きくなく、航空機を降りてから約5分ほどの場所で入国審査を行います。審査後の税関手続きは入国書類と兼ねられた税関申告書を記入するだけで良く、係員に記入済み書類を手渡して終わりです。
アメリカへの乗り継ぎをする場合は「Transfer to USA」、アメリカ以外の国への乗り継ぎをする場合は「Transfer to International」という表示を探して移動しましょう。
国際線、国内線それぞれにフードコートがありますが、お土産屋のほとんどは国内線ターミナルにあるので、買い物をしたい場合はそちらへ行きましょう。
国際線にはセキュリティチェックを越えると、多くの免税店があります。カナダのお土産として有名なメープルシロップやクッキー、特産品のアイスワインがおすすめです。
空港内に両替所はありますが、ややレートが高いので市内にある両替所でお金を替えたほうがお得です。
おすすめは「VBCE」「Charlie’s Currency Exchange」「Gastown Collectables Inc.」です。
SIMカードは両替所とセブンイレブンで販売しています。
タクシー乗り場は、各ターミナルの到着階出入り口を出てすぐの場所にあります。
バンクーバーの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
バンクーバーの空港情報と市内へのアクセス
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トロント・ピアソン国際空港は、カナダ・オンタリオ州のトロントとミシサガの境に位置する、カナダ国内で最大の国際空港です。
空港はトロントと全世界180の都市を結び、年間456,000便、4,400万人を超える乗客に利用されています。主にトロントに留学する際に利用されます。
現在、日本からの直行便はエア・カナダから出ており、所要時間は約12時間です。その他経由を行う便ですと、キャセイパシフィック航空、キャセイドラゴン航空、ANA、デルタ航空など複数あります。
トロント・ピアソン空港は現在、ターミナル1とターミナル3の2つのターミナルが使用されています。各ターミナルは、LINKトレインで結ばれています。
ピアソン空港内はカナダ産のお土産屋、免税店が複数あります。人気はやはりメープルシロップ、あとは“I Love”シリーズのTシャツやカバン、ボールペンなどです。
空港内には至る所に両替所やATMがあります。到着ゲートを出てすぐの所にも両替所がありますが、レートは決して良くないので必要最低限に留めておくのがおすすめです。
SIMカードは、アメリカの出発エリア内の売店で販売しています。
到着フロアのすぐそばに乗り場があります。ダウンタウンまで約30分~40分です。
トロントの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
トロントの空港情報と市内へのアクセス
ビクトリア国際空港は、カナダのブリティッシュコロンビア州にある国際空港です。ビクトリア市街より北西22kmに位置します。
ビクトリア空港(エアポートコードはYYJ)はカナダで10番目に利用客の多い空港です。バンクーバー、カルガリー、トロントなどカナダ主要都市だけでなくアメリカのシアトル、サンフランシスコ、ラスベガスや冬季にはメキシコにも直行便が飛んでいます。
ビクトリアに留学する際に利用されます。
現在日本からの直行便はなく、バンクーバー国際空港を経由する形になります。エア・カナダ、デルタ航空、アラスカ航空、大韓航空などから便が出ています。所要時間は約11時間から18時間です。
9つのゲートを備えた旅客ターミナルが1つあります。
ショップやレストランは小さい空港のためあまり多くはありませんが、お土産屋をはじめ、スターバックスやカナダで有名なチェーン店のティム・ホートンがあります。
両替所は到着ロビーのヘルツレンタカーの向かいに「International Currency Exchange」があります。SIMカードはコンビニで販売しています。
3名以上の利用であれば、シャトルバスよりもタクシーの方が便利で安く済みます。乗り場は空港口を出てすぐ、ビクトリアのダウンタウンまでおよそ54ドル(4,590円)で行けます。
ビクトリアの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
ビクトリアの空港情報と市内へのアクセス
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モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港は、カナダ・ケベック州のモントリオールにある国際空港です。
空港は、市街地中心から西南西20kmに位置し、エア・カナダの本拠地でもあることで知られています。モントリオールへ留学する際によく利用されています。
エア・カナダ、ANAから直行便が出ており、所要時間は約13時間です。その他、経由便であればデルタ航空、ウエストジェット航空、ルフトハンザドイツ航空などからも便が出ています。
3つのコンコースが備わるターミナルが1つあり、国内線のコンコース、国際線コンコース、米国行き専用のコンコースがあります。
空港内にはティムホートン、サブウェイ等の飲食店からお土産屋もあります。セキュリティエリアにはメープルシロップなどケベック土産もあるので、お時間がある方はチェックしてみてください。
空港内に両替所は4ヶ所あります。SIMカードはコンビニで購入可能です。
乗り場は到着階の手荷物引取所の外に出たところにあります。ダウンタウンまで約30分です。
モントリオールの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
モントリオールの空港情報と市内へのアクセス
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カルガリー国際空港は、バンクーバー国際空港と並んで西部カナダの重要な拠点空港であり、カルガリー中心部から北東17kmの距離に位置します。
カルガリー国際空港は、カナダ国内では3番目に利用客の多い空港です。カナダ国内では4番目に利用客が多い空港で、アルバータへ留学する際によく利用されます。
エア・カナダから直行便が出ており、所要時間は約10時間です。その他、経由便はデルタ航空、アラスカ航空、ウエストジェット航空などから出ています。
国際線ターミナルは国内線ターミナルの東隣に位置しており、双方は連絡通路で結ばれています。搭乗にはターミナルから突き出た2つのピアを利用します。
カルガリー空港での最低乗継時間は90分となっており、カルガリー空港は国内線・国際線に関わらず、1つのターミナルで乗り換えが済むので移動が便利です。
国際線出発ゲートに合わせて空港内に4か所の免税店があり、出発ゲートのどのコンコースからも免税品が購入できるように店が設置されています。
ターミナルは3階建で、両替所は1、2階にそれぞれあります。SIMカードはコンビニで購入することができます。
タクシーが常駐しており、空港のタクシー乗り場から約30分でダウンタウンに向かうことができます。料金は約30ドルです。
カルガリーの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
カルガリーの空港情報と市内へのアクセス
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オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港は、カナダの首都オタワにある国際空港です。一般には略してオタワ国際空港と呼ばれます。
空港はオタワの中心部より南へ10kmに位置し、カナダで6番目に乗降客数の多い(年間3,700万人)空港となっています。オタワへ留学する際によく利用されています。
現在、直行便は出ておらず、バンクーバー国際空港を経由する便がほとんどです。エア・カナダ、ユナイテッド航空、ANA、デルタ航空などから便が出ています。所要時間は約15時間です。
3階建てのターミナルが1つあります。1階は到着ターミナル、2階はセキュリティチェックやショップがあり、3階は出発ターミナルです。乗り継ぎはカナダ国内便で使用する程度です。
セキュリティチェック後にある「ディスカバー・オタワ」は、お土産の種類が豊富です。カナダらしい楓の葉が描かれているグッズを多く取り扱っています。もちろん免税店もあります。
両替所は1階到着ホールと2階ゲート15の向かい、その他空港内の2か所に設置されています。SIMカードはコンビニで購入可能です。
到着ターミナルを出てすぐ、タクシー乗り場があります。20~30分ほどで市内に到着します。
オタワの詳しい空港情報を知りたい方はこちらで紹介しているので参考にしてみてください。
オタワの空港情報と市内へのアクセス
ケロウナ国際空港は、カナダブリティッシュコロンビア州ケロウナの国際空港です。
空港は市街地中心部から北へ10km程の距離に位置し、カルガリー、エドモントン、トロント、バンクーバー、ビクトリア、ロサンゼルス、シアトルへの定期直行便が就航しています。ケロウナへの留学によく利用されます。
現在、直行便は出ておらず、バンクーバー国際空港を経由する便がほとんどです。エア・カナダ、ユナイテッド航空、ANA、JAL、デルタ航空などから便が出ています。所要時間は約11時間です。
ケロウナ国際空港には1つの滑走路と1つの乗客ターミナルがあり、ゲート数は8個です。
免税店は出発ラウンジにあります。ブリティッシュコロンビア州のワイン品質管理同盟による厳しい審査を通ったVQA認定のワインを買うことができます。
空港内には数か所に両替所があり、SIMカードはコンビニで購入することができます。
降り口すぐに乗り場があり、ケロウナ中心部までタクシーで約20分です。
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ハリファックス・ロバート・L・スタンフィールド国際空港は、カナダのノバスコシア州ハリファックス近郊にある国際空港です。
カナダで8番目に利用者の多い空港で、利用者数は約400万人にも及びます。ハリファックスへ留学する際によく利用されます。
現在、直行便は出ておらず、モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港、カルガリー国際空港を経由する便がほとんどです。エア・カナダ、ユナイテッド航空、ANA、デルタ航空などから便が出ています。所要時間は約17時間です。
滑走路は2本あり、31のゲートを備えた旅客ターミナルが1棟あり、カナダの各都市と、米国とヨーロッパの各都市への直行便が利用できます。
リカーストア、免税店、日本のキオスクのようなショップがあります。カナダで一番有名な ドーナツショップ「ティムホートン」もありますよ。
空港内には数か所の両替所があり、SIMカードはコンビニで購入することができます。
乗り場は降り口すぐ、ハリファックス中心部までタクシーで約30分です。
ここでは、カナダへ入国する際や出国する際に注意すべきポイントについてお伝えします。
パスポートの残存期間が滞在日数プラス1日以上必要になります。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
観光目的の6カ月以内の滞在であればビザは不要ですが、空港でカナダへ渡航する場合はeTAによる電子渡航認証の取得が義務付けられています。
2018年からカナダの入国審査方法が変わりました。
これまでは、機内で配布される税関申告書に必要事項を記入して、入国審査所で提出していましたが、変更後は空港内に設置された専用端末機を利用します。
端末の操作方法は以下の通りです。
1. 操作言語を選択(日本語)して、パスポートの写真があるページをスキャン
2. 顔写真を撮影
3. 画面上の税関申告書に入力
端末機で印刷された申告書を係官に渡したあとは、観光の場合はそのまま出口へ、留学・就労(ワーキングホリデー)の場合は入国審査官の面接後、ビザ発行となります。
いかがでしたでしょうか。カナダの主要空港はカナダ国内各地にあります。カナダに留学する際には最寄りの空港を利用して、さまざまな地域を回ることも可能です。
今回ご紹介した空港はいずれも、基本的な施設や設備が整っており、別段困ることはないでしょう。それぞれの空港のショップを見てまわるのも、その土地その土地の魅力が感じられて楽しいものです。
ぜひ色々な空港を利用してみてくださいね。
なお、カナダ行きの安い航空券の購入方法については、以下の記事で紹介しているので、具体的な渡航先が決まっている方は参考にしてみてください。
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カナダは訛りが少ない英語で有名。多文化で留学生にも寛容なので、初心者でも一からレベルアップができます。
カナダ留学について見るカナダ留学ガイド | |
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