最終更新日:2024/08/30
カナダ留学にあたって、どういうところに滞在すれば良いんだろうと迷っていませんか?
カナダ留学ではホームステイ、学生寮、レジデンス、シェアハウス・ルームシェア、アパート、ホテル滞在の6つの滞在方法を選ぶことができます。
どれもおすすめではありますが、自分の留学期間、英語力、予算によって適した住まいは変わります。
そこで今回は、カナダ留学で選べる滞在形式のメリット、デメリットをまとめました。
また自分に合う滞在先の選び方と申込みの流れも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
なお、カナダ留学について、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダ留学
[目次]
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カナダ留学では、主に次の6つから留学中の住まいを選べます。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ホームステイ |
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学生寮 |
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レジデンス |
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シェアハウス・ルームシェア |
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アパート |
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ホテル滞在 |
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ホームステイとは留学生を受け入れているカナダの一般家庭に滞在し、家族と一緒に生活する滞在方法です。
受け入れてくれる家族はホストファミリーと呼ばれ、部屋の用意はもちろん食事や語学学校への送り迎えなどもサポートしてくれます。
カナダは人種のモザイクと言われるほど多国籍なため、ホストファミリーもカナダ人を始めヒスパニック系、アフリカ系、アジア系など国籍は幅広く、カナダ人とは限りません。
ただし欧米系でなくてもカナダにずっと住む人たちのため、使用する言語は英語です。訛りはあるかもしれませんが、祖父母や両親からカナダに住む2世など、カナダで長く生活している人たちです。
カナダでの生活についてもよく知っており、カナダの文化や習慣など教えてくれます。
ホームステイ先の手配は斡旋団体や語学学校などが担当する上に、ホストファミリーは厳重な審査を通過して選ばれた家庭です。
職業や収入、家の設備、家族構成、学校からの距離などをチェックした上でホストファミリーとして登録されるため、留学生は安心して滞在できます。
カナダ留学でホームステイを選ぶメリットは、次の3つです。
一般家庭に滞在させてもらうため、カナダの家庭の様子や習慣、マナーなどを自分も家族の一員として生活しながら体験できます。
普段カナダの人が何を食べているか、週末はどのようにして過ごすのかなど、現地家庭に入らなければ分からないこともあるため、貴重な経験となります。
また家庭によっては家族行事にも参加することが可能です。一緒に家族旅行をしたり季節のイベントを楽しんだりすることもあります。
カナダはサンクスギビングやハロウィン、クリスマスなど季節ごとのイベントも盛りだくさん。
特にハロウィンは日本とは違い、子どもたちが仮装して「Trick or treat」と言いながら近所の家を訪問する、伝統的なハロウィンが楽しめます。
ホストファミリーと仲良くなれば一緒に過ごすことも多くなり、留学の思い出にもなりそうですね。
ホームステイのデメリットは、次の3つです。
ホームステイは個室が与えられ、食事も3回付くなどサポートが手厚いですが、自分の家ではないため、どうしても気を使います。
ホームステイ先によってはルールが設けられていることもあり、最初は窮屈に感じるかもしれません。
また多国籍な国であることから、ホストファミリーの国籍によっては食事に偏りが生まれることもあります。
例えばインド系の家庭はカレーが多い、フィリピン系はフィリピンの脂っこい料理が中心など、口に合わないと留学中の食生活が辛いです。
希望がある場合は、手配前に条件として伝えておきましょう。国籍などは指定できませんが、食事など希望やアレルギーがあれば事前のヒアリングで条件として出すことも可能です。
その他カナダのホームステイでの注意点など、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
カナダのホームステイの滞在費用、注意点、英語力アップのための過ごし方を解説
学生寮は学校が提供する寮であり、基本的には同じ学校に通う生徒同士の住まいです。語学学校であれば留学生同士、大学などはカナダ人学生と留学生が同じ寮で生活します。
学生寮は学校から近い敷地にあり、基本的には2〜4人の相部屋です。共用キッチンや洗濯機があるなど、日本の大学の寮と変わりません。
ただし学校によって学生寮の有無は変わるため、寮生活を希望する場合は入学手続きの前に確認しておきましょう。
学生寮のメリットは、次の3つです。
学生寮の大きなメリットは同じ学校に通う生徒と交流しやすく、寮生活の中で友達が作れること。
特に同じ部屋の学生とは話すことも多く、一緒に過ごす時間も長いことから仲良くなりやすいです。
また豪華な訳ではありませんが、個室のベッドや机、共有のキッチンなど生活に必要な設備はひと通り揃っています。入居したその日からすぐに生活を始められます。
何よりも学校が寮を管理しているため、何か問題があれば学校側に相談することが可能です。相談窓口などサポート体制が整っている点でも安心感がありますね。
学生寮のデメリットは次の3つです。
先ほどのメリットと表裏一体ですが、文化が違う人との共同生活は生活スタイルが合わないなど、ストレスが溜まりやすくはあります。
夜に騒ぐ学生がいる場合なかなか眠れないなど、勉強にも支障が出ます。プライベート空間も確保しにくいため、慣れるまでは辛いかもしれません。
またすべての学校が寮を用意している訳ではないため、自分の留学先では寮を選べないこともあります。
寮ありきで学校を選ぶか、ない場合はシェアハウスなど他の滞在方法を考えてみてください。
ここからはシェアハウスを紹介しますが、通常のシェアハウスと学校運営のシェアハウスの2種類あります。まずは学校運営のシェアハウスから紹介します。
学校運営のシェアハウスはレジデンスと呼ばれ、学校が一軒家やマンションを借り上げて学生に提供しているものです。
同じ学校の生徒しか滞在しないため、初対面の人と住むシェアハウスの中でも安全性が高いです。
基本的には長期滞在が条件となるため、3ヶ月以上の長期留学の場合に選べます。
ただし学校によっては用意していないこともあるため、手続き前にレジデンスの有無は確認しておきましょう。
レジデンスに滞在するメリットは、次の3つです。
通常のシェアハウスは初対面の人と住むため、仲良くなるまではプライバシーや貴重品の管理など気を付ける必要があります。
対してレジデンスは学校に通う生徒のみ、管理体制もしっかりしていることから総合的に安全性が高いです。何かあったら学校の担当者に相談できるため、トラブルが起きても安心です。
家事など自分で担当することもありますが、その分自由度も高いです。ホームステイや学生寮に比べると気を使うことは少ないでしょう。
レジデンスには、次のようなデメリットがあります。
レジデンスは安全性が高い、学校申し込みと同時に手配できることもあるため、満室になるのが早いです。特に夏休みなど留学の人気シーズは直前だとほぼ満室で、留学の半年ほど前から予約する必要があります。
また滞在費が通常のシェアハウスと比べると数千〜数万円ほど高く設定されています。短期ならそれほど気になりませんが、長期留学では総合的な出費が高くなることは頭に入れておきましょう。
シェアハウスやルームシェアは複数人で一軒家、またはアパートの一室に住む滞在方法です。
先ほど紹介したレジデンスとは違い、カナダの街中にある一般的なシェアハウスのため、初対面の人と同じ家に住みます。
個室以外のキッチンやシャワー、トイレ、リビングなどは他の住人と共有で使用し、プライベートスペースが少ないです。ただしその分、アパートよりは家賃が安く設定されています。
日本ではまだまだめずらしいかもしれませんが、カナダ都市部の特にダウンタウンでは家賃が高いため、一人暮らしがなかなかできません。自分で部屋を借りるのであればシェアハウスやルームシェアが一般的です。
基本的には長期での入居が条件となりますが、家賃が安い分、留学の期間全体で見れば滞在費用を抑えられます。
シェアハウスやルームシェアのメリットは、次の3つです。
もっとも大きなメリットは、滞在費用が抑えられることでしょう。
地域によってはあらゆる滞在方法の中で一番安いこともあり、留学費用を節約したい人におすすめです。
また他の住人と話すことで、英会話の練習もできます。さらに各国の文化や習慣について知れるため、異文化理解にもつながります。
シェアハウスによってはルームメイトが友達を呼んで紹介し合うなど、交友関係を広げることも可能です。違う国でも心が通じ合うことにより、一生の友人と巡り会えることもあるかもしれません。
シェアハウスやルームシェアのデメリットは、次の3つです。
シェアハウスやルームシェアのデメリットは、生活スタイルの不一致によってストレスを感じてしまう点です。
住まいによっては若い留学生も多く、掃除が十分に行き届いていなかったり、キッチンに使ったままの皿が積み上がっていたり、家事分担もなかなか上手くいきません。
特に日本人は気を使って「自分が担当すれば良い」と代わりに片付けてしまうこともあり、不満・ストレスを溜めやすい傾向です。
またシェアハウスやルームシェアは自分で見つけて手配するため、物件探しから入居手続きまで基本的には1人でやり切る必要があります。
英語力が必要な上に分からないことも多く、入居までにもストレスを感じやすいです。
カナダなど海外生活において、自力でアパートを借りることも選択肢の1つです。
カナダのアパートは地下の階もある数階建てで、オートロックが付いています。基本的には日本のアパートと似ており、相場もしくは相場以上の家賃を出せばセキュリティ面も問題ありません。
注意点として、階によって家賃が変わることがあります。一般的に地上階の方が高く、地下の階は安いです。地下の階は治安や住人の質が良くないこともあり、基本的には地上階を選ぶことをおすすめします。
ただしアパートは自分で不動産会社や大家さんにコンタクトを取って、物件探しや入居手続きを自分で済ませる必要があります。
また基本的には数ヶ月や半年など長期での入居になるため、長期留学の場合に選択肢として入れましょう。
カナダ留学の住まいをアパートにするメリットは、次の3つです。
アパートの大きなメリットは自分のプライベートを確保できることです。
先ほど紹介したシェアハウスやルームシェアは個室があるものの、リビングやシャワーなど共有のため、ずっと1人になるのは難しいです。
またキッチンやトイレ、シャワールームが自分専用になるため、夜遅くに入ったり朝早くに起きたりしても周りの人に迷惑をかけず、自分のペースで生活できます。
落ち着いて自分の時間を大切にしたい方にとってはアパートの方が過ごしやすいかもしれません。
アパートには次のようなデメリットがあります。
アパートは費用がもっとも高いため、予算を多めに用意しておくことが必須です。
バンクーバーではアパートを借りる場合、1ヶ月の家賃だけでも10万円はかかります。長期となると期間すべての出費は高くなるでしょう。
また体調を崩したり病院に行かざるを得なかったり、何かあったときも周囲に知り合いや頼れる人がいないと、心細く感じます。
何かあったときに頼れる人、緊急連絡先などはしっかり準備しておきましょう。
ホテル滞在は短期留学に向いています。短期留学だと学生寮に入るには短すぎる、ホームステイも仲良くなった頃に帰国になるなど、それぞれの滞在方法を十分に満喫できない可能性があります。
その場合におすすめなのがホテル滞在です。その名の通りホテルに滞在しながら学校に通い、留学生活を楽しみます。
費用はやや割高になりますが、自分だけのプライベート空間を守れる上に、掃除などの手間もかかりません。
1週間ほどの滞在であれば自分の生活ペースを守りつつ、勉強時間もしっかり確保できるホテル滞在が適していることもあります。
ホテル滞在のメリットは、次の3つです。
ホテルは自分がいないときに掃除をしてもらえる、食事もホテル内のレストランで済ませられることから、短期留学での貴重な学習時間を取られません。
加えて、ホテルという非日常な空間で旅行気分も味わえます。
ホテル滞在には次のようなデメリットもあります。
ホテル滞在は費用が割高です。シングルルームでも1日あたり5,000円前後かかることもあり、留学期間が長ければ長いほど滞在費用も大きくなります。
またホテル内にはキッチンもないため、食事は基本的に外食です。語学学校に食堂があれば問題ありませんが、毎食レストランやカフェを利用すると食費は高くなります。
ホテル滞在を選ぶ場合は食堂のある学校にするなど、他の設備を確認した上でホテル滞在を選びましょう。
ここまでカナダ留学の滞在方法を紹介しましたが、どれが自分に合うのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで次は、自分に合う滞在方法の選び方として、
の3つを紹介します。
まず留学期間によっておすすめの滞在方法が変わります。
一般的には次の通りです。
【3ヶ月以内の短期留学】
【3ヶ月以上の長期留学】
シェアハウスやルームシェア、アパートは長期入居が条件とされていることが多いため、滞在先によっては3ヶ月を超える留学でなければ受け付けてもらえません。
またホームステイやホテル滞在は3ヶ月を超えて滞在すると費用が高額になるため、短期留学に向いています。
英語力によっても選べる滞在方法は異なります。
一般的に英語初心者には、次の滞在方法がおすすめです。
ホストファミリーや学生寮またはホテルのスタッフは、英語が得意ではない人との会話に慣れています。
そのため単語ベースの会話でも汲み取ろうとしてくれることが多く、ホストファミリーや寮生との会話で英語力を鍛えることも可能です。
対して次の住まいは、日常会話レベル以上の英語力が必要です。
上記の方法は手続きなど自分で進める上に、入居してからシェアメイトと英語で会話します。
入居手続きや日常のコミュニケーションを自分で取る必要があるため、ある程度の英語力は身に付いている方が留学生活を楽しめます。
滞在方法によって費用が変わるため、自分の予算と照らし合わせながら決めるのがおすすめです。
一般的に安い滞在方法は、次の3つです。
留学期間にもよりますが、短期でも長期でも費用を抑えられるのは学生寮となります。
留学生向けに少し価格を抑えて提供されていることもあるため、悩んだら学生寮を考えてみてください。
カナダ留学の住まいが決まったら、次は実際に手続きを進めましょう。
滞在方法ごとに手配の流れを紹介します。
ホームステイは基本的に斡旋団体または留学エージェントに手配を依頼します。
流れは次の通りです。
希望条件を伝えたら、基本的には留学エージェントや斡旋団体が探してくれます。申請までに条件だけ整理しておきましょう。
特にアレルギーがある人は現地での食事や健康状態に関わる重要項目のため、伝え漏れがないようにしてください。
学生寮とレジデンスは学校が管理する住まいのため、同じ流れで手続きを進めます。
基本的には学校が手配してくれるため、希望だけ伝えましょう。
寮は集団生活のため、規律が重んじられます。事前に寮のルールなどが送られてきたら、しっかり目を通しておいてください。
シェアハウスやルームシェア、アパートは基本的に物件探しから契約まですべて自分で手続きします。
シェアハウスやアパートは留学前からネットで探すこともできます。
最初の1週間〜1ヶ月目の住まいだけホームステイにして、その後シェアハウスやルームシェアに移動するのもおすすめです。
そのためにも留学前に日本から探しておくと、到着してから引っ越しまでスムーズに進みます。
ホテル滞在も自分で手続きを進めるのが一般的です。
予約サイトは「Booking.com」や「Agoda」など、好きなサイトを使って構いません。予約のタイミングやサイトのキャンペーンによっては通常価格から安くなることもあるため、積極的に活用してみてください。
今回はカナダ留学の滞在方法を紹介しました。
まとめるとカナダ留学では次の6つの住まいを選択できます。
留学期間や英語力、予算などによって自分に合う滞在方法が変わるため、まずは希望条件から整理してみてください。
今回の記事を参考にしながら、カナダ留学の準備を進めていきましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
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カナダは訛りが少ない英語で有名。多文化で留学生にも寛容なので、初心者でも一からレベルアップができます。
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