みなさんこんにちは!トロントの高校に留学中のゆっこです。
今この記事を読んでいる方の中には、留学を控え、海外での生活に具体的なイメージがつかず、不安を感じてしまっている方もいるのではないでしょうか。
私も留学へ行く前はとても不安でした。現地での具体的な生活が想像できないと、自分はうまくやっていけないんじゃないかと不安になってしまいがちですよね。
しかし留学先でのリアルな生活を知れば、そんな不安も払拭し、前向きに留学を捉えることができます。
そこで今回は、トロントの高校に留学している私の一日の生活の様子、さらに留学に来てから現在に到るまでの心境の変化を紹介したいと思います。
これから留学へ行く方、特に高校留学を控えている方はぜひ参考にしてみてください。
私は学校のある平日の朝は7:30頃に起きます。学校によって授業の始まる時間は異なりますが、私の学校は朝の9時から学校が始まるので、授業開始時間よりも1時間以上前に起きて支度をするようにしています。
ホームステイ先の家の様子
朝食は基本的に自分の好きなものを食べています。ホームステイ先の家にはいつも様々な種類のシリアルやパンが置いてあるため、自分でトーストを焼いたり、目玉焼きを作ったりして食事を用意します。
毎日違った種類のシリアルを食べています。
日本にいた頃はいつもお母さんが作ってくれた朝食を食べていたので、留学に来てから少し自主性が増したかもしれません。
朝食を食べ終えると家を出るまで時間があるので、普段はその時間を使って課題に取り組んだり、課題がない場合はYouTubeを見たりしリラックスしています。
8:45になると家を出て学校に向かいます。私のホームステイ先は学校まで徒歩15分ほどの距離にあるので、朝がとても弱い私はとても助かっています。
学校には地下鉄やバスで通学している生徒も多いのですが、電車の遅延などで学校に遅刻するケースもたまにあるので、これからホームステイ先を選ぶ段階の人には学校の近くのホームステイ先を強くおすすめします!
実際トロントに関しては、通勤・通学でバスや電車を利用する人がとても多く、通勤ラッシュ時は大変な混雑です。
いつもの授業風景
9:00に学校に到着するとすぐに授業が始まります。1時限目の化学は、20人ほどの小クラスで受ける3時間の授業です。
3時間と聞くとさすがに長いなと感じるかも知れませんが、授業中に15分の休憩があるため、集中して授業に取り組むことができます。
12時になると、授業が終わりランチの時間になります。生徒は友達同士で学校の外に食べに出かけたり、家からランチを持ってきたりして食事を取ります。
私はずっと家からランチを持ってきて食べていましたが、今学期は授業が午前中に終わるため、家に帰ってランチを食べるようにしています。
朝食同様、ランチは冷蔵庫にある食材を使って自分で作るようにしています。幸いトロントには日本食品を取り扱っているスーパーが多くあるため、日本食が恋しいときは、食材を買ってきて自分でうどんやどんぶりを作って食べています。
ランチを食べ終わると基本的には自由な時間です。とはいえダラダラ過ごしてしまうといけないので、午後は外へ出るようにしています。
私がよく行くのは「Toronto Reference Library」というトロントで一番大きな図書館です。
多くの学生が利用しているため、同じ空間にいるだけで勉強のやる気が上がります。
16時ごろまで図書館で勉強したあと、家に帰ります。夕方は朝同様、帰宅する学生や社会人でバスや電車が混み合っています。
家に帰るとちょうどホストファミリーがご飯を作ってくれているので一緒に夕食を食べます。私のホストはペルーとコロンビア出身の夫婦なので、野菜とお肉がたっぷり入ったタコスをはじめ、様々なジャンルの料理を毎日作ってくれます。
食事中は、料理を楽しむことはもちろん、料理を通して南米の文化もホストが教えてくれるため、楽しく時間を過ごすことができます。
食後は自分の好きなように時間を使っています。課題があるときは朝とこの時間を使って課題に取り組みます。
ゆっくりしたいときはYouTubeを見たりしています。以前であればWi-Fiに使用制限がかかっていましたが、最近はその制限もなくなり、快適に動画を見ることができます。
22時ごろなるといつもシャワーを浴びて寝る準備をします。テスト日や課題提出日の前日はもう少し遅い時間まで起きていることもありますが、基本的には早めに寝るようにしています。
私はなるべく朝早めに起きて夜は早めに寝るということを心がけていて、実際その生活をするようになって以来、毎日体の調子がすごくいいのでおすすめです。
カナダの高校は基本的に四年制です。日本で中学三年生に当たるGrade9から、高校三年生に当たるGrade12までの生徒が同じ校舎で勉強しています。
授業の取り方は日本とは異なり、基本的に単位制で、基本的には自分の好きな授業を取ることができます。
しかしGrade9、Grade10の生徒は、取れる授業がほとんど決まっているため、あまりその自由さを感じる機会はないです。私がカナダへ留学に来たのはGrade10の時でしたが、当初は必須科目が多く、日本とあまり違いがないのでは?と感じていました。
一方Grade11、12になると、必須科目が減るため、自分が興味のある科目を取れるチャンスが増えます。カナダの学生はこの期間を通して、自分の将来やっていきたいことを考えるようになるので、自分の方向性を作る上で非常に有効だと私は思います。
私もカナダへ来た当初は、自分が何をしたいかわからずにいました。しかしGradeが上がり、自分の興味のある授業を受けていく中で、だんだんと自分が将来就きたい職業や、やりたいことのアイディアを持つことができるようになりました。
私がカナダへ来てから3年が立ちます。今でこそ留学へ来てよかったと思えるようになりましたが、留学へ来たての1年間はなかなか環境に馴染めず、苦労しました。
ここでは留学へ来て一年目、二年目、三年目で起こった私の心境の変化を紹介して、留学が私にどのような変化を与えたかをお伝えします。
留学へ来る前の私は、何事にもやる気があり、自分に自信を持って行動していました。しかし留学へ来て自分の英語力の無さを自覚すると、今まで持っていた自信が消え、落ち込みがちになってしまいました。
私の場合、留学へ来た当初は英語がほとんど話せなかったので、ESLという留学生専用のコースで英語に慣れてからネイティブのカナダ人がいるクラスに合流したのですが、それでも周りの英語力の高さに全然ついていけず、学校の雰囲気になかなか溶け込めずにいました。
二年目になるとだんだんとクラスメイトや学校職員の顔がわかるようになってきました。もともと私が通っている高校の人数規模が小さいこともありましたが、周りに知っている人が増えることで、学校がだんだんと安心できる場所に変わったような気がします。
また毎日、放課後先生に質問に行ったり、予習・復習を徹底することで、英語力も徐々に上達していきました。何よりそういった変化を自覚できたことで、勉強に対するやる気も復活した二年目でした。
三年目になると学校にもすっかり慣れ、自分の英語力にも自信がつき、友達や先生との会話では積極的に英語を話せるようになっていきました。
何より、一年目にあれだけ行きたくなかった学校の卒業を控え、寂しさを感じるまでになりました。
また1年目は全然進むスピードについていけなかった授業が、三年目の今では難なくついて行けるようになりました。もちろん内容的に難しいものもありますが、言っていることがわかる分、昔と今とでは理解度が大きく違います。
英語学習の努力が身を結んできたと、三年目の今、ようやく実感できるようになりました。
留学生活に不安を感じている人の中には、留学先で友達が作れるかに不安を感じている人もいるはず。
私も留学へ来た当初そんな不安を抱えていました。しかし本当に友達がほしかったので、必死に周りの人に話しかけることにしました。
はじめのうちは、英語力がなかったこともあり相手が何を言っているか十分に理解できませんでした。しかし話かけ続けると、だんだんと自分の英語力も上がり、徐々に英語でのコミュニケーションが上達していく実感を感じました。
また相手も、必死で話を理解しようとする私の姿勢に共感を感じてくれたため、
一方で、私の友達の中には、なかなか人に話しかけられず友達が作れない人もいます。私も正直友達作りが得意な方ではありませんが、大事なことは恥を捨て必死に相手とコミュニケーションを取ろうという姿勢を持ち続けることです。
留学中は英語の勉強もしなければならず、なかなか友達作りに集中できないかも知れませんが、海外でできた友達はその後の人生でもかけがえのない存在になると思います。
スピーキングの勉強にもなるので、留学中はぜひ積極的に人に話しかけてみてください。
いかがでしたでしょうか。私の毎日の生活はかなりシンプルで、ほとんど勉強する毎日ですが、ホストや友達とのコミニュケーションはとても楽しく、良い経験になっていると感じています。
たしかに留学には、本文でも紹介したような様々な壁にぶち当たることもありますが、それでもその壁を乗り越えられれば、留学の価値はかけがえのないものになります。
この記事が留学に少しでも興味のある人の参考になると嬉しいです。もしトロントが留学先に気になった方は、下のページで詳しい情報を載せているのでまずはトロント留学ってどんなものかを知っていただければと思います。
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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