最終更新日:2024/08/23
「カナダ留学が決まったけど、どういう流れで準備を進めればいいんだろう」
「特にカナダに到着してから不安だな……」
と悩んでいませんか?
カナダ留学において事前準備は他の人のサポートを受けられますが、出発から帰国までの現地生活では何事も自分で対応する必要があります。
不安も感じるかもしれませんが、ある程度流れは決まっているため、事前に把握しておくと安心です。
そこで今回は、次の5つに分けてカナダ留学の流れをお伝えします。
特に出発から帰国までの流れを中心として説明します。
今回の記事を参考にしながら、カナダ留学のスタートに備えましょう。
なお、カナダ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カナダ留学
[目次]
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今回紹介するカナダ留学の準備から帰国までの流れを、次の表にまとめました。
留学前 |
・情報収集をする ・都市・学校を選ぶ ・滞在先を探す ・渡航日を決める ・ビザを申請する ・航空券などを手配する ・英語学習を始める ・パスポートを取得する ・海外留学保険に加入する ・荷物をそろえる |
---|---|
出国から到着まで |
・チェックイン ・手荷物検査と出国審査、搭乗 ・乗り換え ・カナダ到着後、入国審査と荷物の受取 ・空港送迎のピックアップ ・滞在先への移動 |
留学初日 |
・滞在先から学校までの通学を確認する ・ レベルチェックテストを受ける ・オリエンテーションを受ける ・午後から授業がスタートする |
留学中 | 平日:授業を受ける、休日:自由時間 |
最終日から帰国まで |
・卒業式 ・費用の精算 ・フェアウェルパーティー |
後ほどひとつずつ解説します。
カナダ留学の準備は、渡航日の半年前から始めるのがおすすめです。
理由は次の2つ。
準備には意外と時間がかかります。また留学までに少しでも英語を勉強して話せるようになっておいた方が、留学生活もスムーズに送ることができます。
書類などの手続きと英語学習、両方とも着実に進めるためにも、準備は半年ほど必要と考えましょう。
カナダ留学が決まってから出発までの準備を、次の10ステップに分けて紹介します。
まずカナダ留学について、情報を集めましょう。
カナダ留学といっても、自分が留学する学校や都市、ビザなど決めることがたくさんあります。また自分がどのような場所に留学したいか、整理することも必要です。
具体的なプランを決めるためにも、次のことについて調べてみてください。
特に体験談や口コミから情報を探すと、実体験に基づいているため参考になります。
また調べる時間がない、初めての海外で分からないという方は、留学エージェントに相談するのもおすすめです。
留学エージェントはさまざまな国や学校への留学の手配経験があり、スタッフも実際に留学したことのある人が多いです。自分の経験からアドバイスしてくれるため、リアルな情報を知ることもできます。
カナダ留学についてある程度理解したら、留学する都市や学校を考えます。
カナダでの代表的な留学先は、次の3つです。
また希望の学校や条件がある場合は、都市ではなく学校から決めるのもおすすめです。
リサーチのときに授業料の目安、日本人の割合、コースなども調べておくと参考になります。
学校や都市が決まったら、滞在先を探しましょう。
カナダ留学では、主に次の滞在先を利用できます。
また滞在期間や予算によっては、次のようなところも選べます。
もっともおすすめなのは、学生寮もしくはホームステイです。
寮やホームステイは語学学校や斡旋団体による手配のため、安心して滞在できる場所しか提供されません。契約の手間なども少なく、不要なトラブルは避けられます。
カナダ留学で選べる滞在先について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
「カナダ留学の滞在先の種類と特徴」
学校や滞在先が決まったら、出発日を決めましょう。授業がスタートする2〜3日前に到着するように計画すると、カナダの雰囲気に慣れた上で学校生活を始めることができます。
到着日は、ホームステイ先や学生寮の受け入れ可能日を確認しながら調整してください。
渡航までにパスポートを取得しておきましょう。パスポートはこの後の航空券やビザの手配に必須です。
パスポートは申請から受理まで1〜2週間かかるため、早めの手配をおすすめします。
次はビザを申請しましょう。
カナダ留学では、主に次のようなビザを活用します。
また短期留学など、ビザが必要ない場合でも「eTA」を申請する必要があります。
eTAとは、ビザ申請の必要ない外国人が申請する電子渡航認証のこと。オンラインで申請でき、料金は7CAD(約616円)です。
次は航空券や空港ピックアップなど、移動手段を手配しましょう。
航空券は直前に購入しようとすると、座席が売り切れていることがあります。また数ヶ月前など早めに購入すると、相場より数千〜数万円ほど安く手配することも可能です。
滞在先までの移動として、空港手配も申請しておくのがおすすめです。空港から滞在先まで直接送り届けてくれるため、慣れない海外での移動でも迷いません。
留学前は書類などの準備に加えて、英語学習も進めておくことをおすすめします。
語学留学であっても、授業は最初からすべて英語です。さらにはカナダ入国から滞在先までの移動も英語であり、日常生活でも英語を使用します。
出発前からある程度話せておいた方が、留学生活で英語が分からないと慌てることがありません。
目安として日常会話を理解し、受け答えできるくらいは習得しておきましょう。日常会話は中学英語で構成されているため、中学レベルの単語帳や教材をひと通り終えるのがおすすめです。
出発日が近付いたら、海外留学保険に加入しましょう。現地では事故やケガ、トラブルなど何が起こるか分かりません。
また日本の医療保険は海外で使えないため、海外留学用の保険に加入しておかないと、病院で高額な請求をされてしまいます。
カナダ留学でおすすめの保険について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
「カナダ留学に保険って必要?安い保険やワーホリ向きなどおすすめを紹介します」
ここまでの準備が整ったら、カナダに持って行く荷物をスーツケースに詰めましょう。短期留学でも長期留学でも、目安として衣服などは1週間分がちょうど良いといわれています。
あまり詰めすぎるとスーツケースが重くなり、飛行機のチェックインのときに超過料金を支払うことになるかもしれません。現地で購入できる持ち物もあるため、必要最低限の荷物で渡航することをおすすめします。
持ち物リストについては、こちらをご参照ください。
カナダ留学の持ち物リスト
ここまでカナダ留学前の準備について解説しましたが、さらに詳しい流れは以下の記事で解説しています。留学前の流れを重点的に知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
「カナダ留学前の準備の流れ」
続いては、出発当日からカナダに到着するまでの流れを、
に分けて解説します。
自分が乗る飛行機のチェックインカウンターを確認し、搭乗手続きを済ませましょう。国際線は基本的に出発時刻の2時間前には到着し、搭乗の60分前までにはチェックインする必要があります。
また空港によってターミナルが複数あるため、搭乗ターミナルを間違えると移動に時間がかかり、時間のロスにつながります。飛行機に乗り遅れないためにも、2〜3時間前には空港に到着するようにしましょう。
近年は、オンラインチェックインを導入している航空会社もあります。
オンラインチェックインとは、ネット上で搭乗手続きを済ませられるシステムのこと。事前に済ませておくと空港のカウンターでの手続きが必要なくなり、預け入れ荷物を持ち込むだけで手続きが完了します。
時間短縮にもつながるため、事前のオンラインチェックインも考えてみてください。
チェックインを済ませたら、次は手荷物検査を受けます。
機内には、100ml以上の液体を持ち込むことができません。飲み物は飲み干すか、手荷物検査後に購入するようにしましょう。
その後、出国審査を受けます。パスポートと搭乗券による本人確認があるため、マスクや帽子、サングラスなどは外しておくと親切です。
その後自分が乗る飛行機の搭乗ゲートを探し、搭乗時刻になったら飛行機に乗って出発します。
カナダまで直行便ではなく、途中の国で乗り換えをすることもあるかと思います。その場合は乗り換える空港の到着ターミナルと出発ターミナルを事前に確認しておきましょう。
空港によっては乗り換えターミナルが到着したときのターミナルと異なる、距離があるためバスで移動する、その国内の別空港で乗り換えをすることがあります。
遠い場合の移動時間も考慮し、乗り換え時間に余裕のある航空券を購入するようにしてください。
また空港内の地図や体験談を読んで、乗り換えにどれくらい時間がかかるのか、調べておくのもおすすめです。
カナダに到着したら、飛行機を降りて入国審査を受けます。カナダ滞在の目的、滞在期間、友人の有無などを質問されるため、しっかりと的確に答えましょう。
入国を許可されたら、預け入れたスーツケースを受け取り、到着ロビーに向かいます。
到着ロビーを出ると、さまざまな送迎の担当者が待っています。ピックアップサービスを利用する場合は、ここで送迎の担当者と合流しましょう。
あなたの名前を掲げたプレートなどを持っているため、見つけたら声をかけてください。
ピックアップサービスを利用しない場合は、自分で滞在先や語学学校まで移動します。事前に空港から滞在先までの行き方を確認しておきましょう。
滞在先に到着したら、管理人やルームメイトなどに挨拶と手続きを済ませます。ホームステイの場合はこのときに手土産を渡すと、会話が弾みやすいです。
ホームステイでも学校寮でも、分からないことがあったら初日に遠慮なく質問しましょう。
続いては留学初日の流れとして、次の4つを紹介します。
※ 実施の有無、順番は学校によって異なりますのでご注意ください。
滞在先がホームステイの場合、学校までは離れていたりバスや電車などの乗り換えが必要だったりする場合があります。海外は日本とは勝手が異なるため、前日に学校までの通学方法や所要時間を確認しておくと安心です。
入学して初日は授業だけでなく入学手続きなどもあるため、早めに家を出ましょう。入学許可証やパスポート、海外旅行保険契約書のコピーなど、手続きに必要な書類も忘れないようにしてください。
また学校の書類記入にあたって滞在先の住所や電話番号が必要なことがあるため、基本的な連絡先は控えておくのがおすすめです。
語学学校では、英語のレベルによってクラスが分けられます。そのクラス分けのために、まず初日に英語テストを受けます。
テスト内容は学校によって異なりますが、英語の主要なスキルであるリーディング、スピーキング、リスニング、ライティングの4つを確認するのが一般的です。
テストの結果に応じて当日もしくは翌日からのクラス、授業のスケジュールが決まります。
初日には学校のルールや授業の仕組みなど留学生活に関する説明、そして校内案内などが学校のスタッフによって実施されます。
また語学学校によってはシティツアー、ウェルカムパーティーを実施することもあり、初日は授業より説明会やイベントが中心です。
この時間に他の留学生と仲良くなれることもあるため、積極的に話しかけるのもおすすめです。
学校やコースによっては、初日の午後から授業が始まることもあります。
マンツーマンレッスンやグループレッスンなど授業形態によって異なりますが、最初の授業は自己紹介をするのが一般的です。事前に何を話すか、考えておきましょう。
ここまで学校生活の初日について解説しましたが、1日目は不明点が多いものです。分からないことは分からないままにしておかず、疑問があれば学校スタッフに確認しましょう。
学校に日本人スタッフがいない場合は、英語でのやり取りになりますが、慌てずに話せば問題ありません。スタッフも真摯に聞いてくれるため、落ち着いて話してくださいね。
続いては、留学中のスケジュールや流れを次の2つに分けて紹介します。
平日の流れは、授業数によって変わります。今回は、4コマと6コマのケースを紹介しますね。
4コマの場合
08:30〜09:20 | ライティング |
---|---|
09:30〜10:20 | スピーキング |
11:30〜12:20 | 発音矯正 |
12:30〜13:20 | ランチタイム |
13:30〜14:20 | リーディング |
6コマの場合
08:30〜9:20 | リーディング |
---|---|
09:30〜10:20 | 発音矯正(1) |
10:30〜11:20 | 自由時間 |
11:30〜12:20 | ライティング |
12:30〜13:20 | ランチタイム |
13:30〜14:20 | スピーキング |
14:30〜15:20 | TOEIC対策 |
15:20〜16:20 | 発音矯正(2) |
16:30〜 | 放課後 |
また次のように授業が午前だけ、午後だけの時間割もあります。
4コマの場合
08:30〜09:20 | リーディング |
---|---|
09:30〜10:20 | 発音矯正 |
10:30〜11:20 | ライティング |
11:30〜12:20 | スピーキング |
12:30〜13:20 | ランチ |
13:20〜 | フリータイム |
※クラスや学校によって午前と午後のスケジュールが日ごとで異なる場合もあります。
※実際の時間割は学校によって異なります。
学校によっては平日の夕方や夜に、学校主催のアクティビティやイベントが開催されていることもあります。友達作りのために参加してみてはいかがでしょうか。
土曜日や日曜日、祝日は授業がありません。授業がない日の過ごし方は人それぞれです。遊びに行く人もあれば、滞在先でのんびりする人もいます。
学校によっては、日帰りツアーや泊まりがけの旅行を開催していることもあります。気になる人は参加してみるのもおすすめです。
カナダの祝日については下記ページをご覧ください。
カナダの祝日について
留学最終日は費用の精算、卒業式、フェアウェルパーティなどの予定があります。
学校によって卒業式の有無は異なりますが、実施する場合はクラス内で卒業スピーチを発表するのが一般的です。留学中の経験や思い出、感謝を先生やクラスメイトに、英語のスピーチを通して伝えましょう。
また語学学校では毎週の様に卒業生が存在するため、毎週金曜日の夜は飲食をともなうフェアウェルパーティが開催されることもあります。
帰国前に現地で仲良くなった友達や先生と、最後の思い出を作りましょう。
語学学校や滞在先によっては、食費などが後払いになることもあります。その費用や宿泊施設のデポジットの精算をしましょう。特にデポジットなど返金がある場合は、忘れずにスタッフに伝えてください。
帰国時に空港へ送迎してくれるかどうかは、学校によって異なります。自分で移動する場合は電車やバス、タクシーなど交通手段を決めておきましょう。
帰国の飛行機に遅れないためにも、空港まで自分で移動するのが不安な方は、事前に送迎サービスを申し込んでおくのが安心です。
今回は、カナダ留学の準備や出発日、帰国までの流れを紹介しました。
把握しておきたいカナダ留学の流れは、まとめると次の通りです。
特に到着から帰国までは、自分で乗り越えないといけない場面が多いです。トラブルなく、スムーズに出発から帰国までできるように、事前にしっかりとシミュレーションしておきましょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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カナダでキレイな英語を身につけよう!
カナダは訛りが少ない英語で有名。多文化で留学生にも寛容なので、初心者でも一からレベルアップができます。
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