最終更新日:2024/08/30
アメリカ留学が決まったら、滞在先を探すかと思います。アメリカにはどんな滞在方法があるのか、また自分はどの滞在方法を選べば良いのか、悩みますよね。
アメリカ留学では、次の5つの滞在方法を選ぶことができます。
それぞれのメリット・デメリットに加えて、自分に合う滞在先の選び方や手続きの流れを解説します。
今回の記事を参考にしながら、アメリカ留学中の滞在先を決めていきましょう。
なお、アメリカ留学についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
アメリカ留学
[目次]
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アメリカ留学で選べる滞在方法は、5つあります。それぞれのメリットとデメリットを一覧表にまとめました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ホームステイ | 食事を提供してもらえる アメリカの文化や習慣を目の当たりにできる 英語でコミュニケーションを取る機会が増える |
ホームステイ先のルールや生活リズムに合わせる必要がある 滞在先の食事が口に合うとは限らない 立地は選べないため、学校まで遠いこともある |
学生寮 | 学校から近く、通学時間を短縮できる 友達を作りやすい 学生同士で住むため、そこまで気を使わない |
完全にプライベートの時間は持ちにくい 合わないルームメイトに当たることもある 騒音や共有スペースの使い方などストレスも溜まりやすい |
シェアハウス・ルームシェア | 滞在費用が安い 一人部屋があるためプライベートの時間を確保できる 学校以外の友達が作れる |
ルームメイトが家事分担を守らないことがある 明確なルールを決めておかないとトラブルが起きやすい 物件を自分で探す必要がある |
アパート | 自分のペースで生活できる 好きな場所に住める アメリカで生活している感覚をより強く味わえる |
どの滞在方法よりも滞在費は高額になる 留学生は契約のハードルが高い 短期滞在では受け入れてもらえない |
ホテル滞在 | きれいな部屋で生活できる プライベート空間を確保できる 旅行気分も味わえる |
費用が高い 自炊できないため、基本的に外食になる 友達を作る機会は減る |
それぞれの特徴と詳しいメリット・デメリットについて、詳しく解説していきますね。
ホームステイは、現地の一般家庭家に滞在します。受け入れてくれる家族をホストファミリーと呼び、留学中は家族の一員としてともに生活するのが一般的です。
子どものいる家庭、夫婦のみの家庭、ペットと一緒など滞在先はさまざまで、他の留学生が同じ家庭に滞在していることもあります。ある程度希望を出すことは可能で、食物アレルギーなど注意事項も事前に伝えておくと対応してくれます。
基本的に個室もしくは相部屋で、家具なども用意されているため、自分で生活用品を買いそろえる必要はありません。
現地の生活を体験できる上に、ホストファミリーがアメリカの文化や生活習慣を教えてくれることもあります。英語の練習はもちろん、現地ならではの体験ができることが特徴でしょう。
ホームステイのメリットは、次の3つです。
語学学校で勉強しながらホームステイ先でも英語でコミュニケーションを取れるため、レベルアップに最適な学習環境です。
現地の人と密に会話するチャンスは、語学学校に通っているだけではなかなか生まれません。日常生活の会話なら自然な流れで英語を話すことが増え、英語力も伸ばすことができます。
また現地の生活についても、ホストファミリーがサポートしてくれます。お世話になる家族によって違いはありますが、朝晩の食事や生活に必要な日用品を利用できるのはうれしいですね。
ホームステイのデメリットは、次の3つです。
他人の家にお邪魔するため、基本的にはホームステイ先の習慣やルールに合わせる必要があります。
ただしシャワーは5分までなど、あまりにもルールが窮屈すぎる、ホストファミリーとの相性が合わないこともあるかもしれません。
またホストファミリーが留学生活にあまり協力的ではなく、食事が簡素、コミュニケーションが少ないこともあります。
まずはシャワーの時間を少し長めてもらえないかなど、交渉してみることも考えましょう。
人間同士の相性もあるため、相手と合う・合わないはどうしても感じてしまうもの。また文化や習慣の違いからお互いの快適な環境が分からないだけの可能性もあります。
話し合いなどで解決できないか、アクションしてみてください。
ただしずっと解決できず、さらにはトラブルに発展することもあり、その場合はホームステイ先の変更をおすすめします。自分だけで解決できない、難しそうな場合は留学エージェントや語学学校のスタッフに相談しましょう。
アメリカ留学でのホームステイについて、さらに詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。
「アメリカのホームステイの滞在費用、注意点、英語力アップのための過ごし方を解説」
「海外ホームステイ先での過ごし方とは?知っておくべき3つのこと」
学生寮は、大学や語学学校が用意する寮に住む滞在方法です。基本的に2〜4人部屋が割り当てられ、同じ大学・語学学校の生徒と生活します。
特にアメリカの大学は寮に入るのが一般的です。学校によっては学生寮の中に食堂、カフェテリア、自習スペースなどが用意されており、キッチンなど生活環境はそろっています。
学生寮だけで生活が完結するようにもなっており、勉強がハードなアメリカの大学でもしっかり集中できる環境といえますね。
学生寮のメリットは、次の3つです。
学生寮はキャンパス内もしくはキャンパスの近くに建てられているため、通学に時間はほとんどかかりません。
また留学生はもちろんアメリカ出身の学生も寮に入るため、コミュニケーションを通して情報交換や交流もできます。友達も作りやすく、1人で海外に留学しても心強いですね。
学生寮には管理人がおり、トラブルに対応してくれたり、相談にのってくれたり、困ったときには頼ることもできます。
学生寮のデメリットは、次の3つです。
学生寮は割り当てられた部屋に入るため、ルームメイトを選ぶことはできません。
相手が自分の生活習慣や性格に合わないこともあり、その場合は自分の部屋にいながらストレスが溜まる可能性があります。
完全に1人の時間を持つことも難しく、他人との共同生活に慣れていないと、最初は辛く感じるでしょう。
ただしルームメイトも、物音や生活リズムの違いでストレスを与えていることに、気付いていないこともあります。まずは気になることを話してみて、改善してくれるか様子を見ましょう。
どうしても合わない場合は部屋の変更をお願いする、もしくはあらかじめ一人部屋を選ぶなどがおすすめです。
シェアハウス・ルームシェアは、一軒家やマンションを複数人で共有しながら使う滞在方法です。大家さんや不動産会社が持っている物件を見学し、気に入れば手続きを経て入居となります。
海外ではそもそも日本の一人暮らし向けアパートのように、一人で使うことを想定して作られた家があまりありません。大きな家を複数人でシェアする暮らし方が一般的なため、20代はシェアハウスやルームシェアで暮らします。
入居者は大学生や留学生だけでなく社会人もおり、入居者の年代や職業は幅広いです。初対面の人と住むのが一般的ですが、友達同士で入居することもあります。
各物件に家具家電が用意されており、お風呂やキッチンは共有で使用します。一人部屋が一般的ですが、相部屋(ドミトリー)も利用でき、その場合は家賃が一人部屋より安いです。
シェアハウスやルームシェアのメリットは、次の3つです。
シェアハウスやルームシェアは、他の滞在方法に比べると家賃が安いです。5万円ほどで入居できることもあり、滞在方法の中ではもっとも留学費用をおさえられます。
また学校では出会わない国籍・年代・職業の人と一緒になることもあり、交友関係が広がります。アメリカで多くの友達を作りたい、いろいろな人と交流したい場合は、おすすめの環境です。
シェアハウスやルームシェアのデメリットは、次の3つです。
シェアハウスやルームシェアは、家事などを自分たちで担当します。掃除やゴミ捨て当番をルームメイトが守るとは限らず、何度も注意したり、代わりに担当したりすることもあります。
またルームメイトが使った食器を放置する、友達を勝手に家に入れるなど、考え方や生活習慣の違いからケンカ・トラブルも起きやすいです。
あらかじめ揉め事やストレスを防ぐためには「食器は使ったらすぐに洗う」など、ルールを決めておきましょう。
アパートは自分だけで一人暮らしをする滞在方法です。日本のようにネットや不動産会社で物件を探し、気に入った物件があれば見学と手続きを経て入居します。
アメリカなど海外では、アパートに家具家電が用意されていることもあります。家賃は他の滞在方法より高くなりますが、初期費用は日本での一人暮らしよりおさえられるでしょう。
アパートのメリットは、次の3つです。
一人暮らしのもっとも大きなメリットは、自分で立地やインテリアなどすべて自由に選択できること。他人の騒音や生活習慣の違いに悩まされることもほとんどありません。
また物件探しから契約、普段の買い物、自炊などすべて自分で担当する分、アメリカでの生活をよりリアルに体験できます。
限られた食費の中から食生活のバランスを考えたり、より良い条件で契約できるように交渉したり、自立した生活を送ることも学びとなりそうですね。
アパートのデメリットは、次の3つです。
まずアパートは滞在方法の中でも、家賃が高いです。
もともとアメリカは物価や家賃が高額で、特にニューヨークやロサンゼルスなど都市部に留学する場合は、滞在費だけで10万円〜20万円を超えることもあります。
またそもそも留学生の契約を受け付けていないところもあり、契約できてもソーシャルセキュリティ番号など、アメリカ人より多くの提出物を求められます。
さらに基本的には長期での契約となるため、1ヶ月など短期留学では入居を受け付けてもらえません。
アパートを借りるときの交渉なども自分でしなければならず、留学生にとっては負担が大きいです。
正規留学で4年滞在するくらいの長期留学や資金に余裕がある人には向いています。
なるべく1人の時間を確保したい、しかし短期留学だからアパートの契約は難しいという人は、ホテル滞在がおすすめです。
ホテル滞在はその名の通り、観光客向けのホテルに滞在するもの。費用は割高になりますが基本的に一人部屋のため、プライベートを確保できます。
またシャワーなど設備もきれいなため、清潔感のある場所を好む人には安心できる滞在方法です。
ホテル滞在のメリットは、次の3つです。
ホテルの部屋は基本的に清潔に保たれている上に、清掃なども依頼できるため、衛生面で安心です。
またハワイなどリゾート地に留学する場合、ホテルに滞在することで旅行気分も味わえます。短期でも滞在でき、仕事の息抜きにホテルでリフレッシュする留学もおすすめです。
ホテル滞在のデメリットは、次の3つです。
ホテルは基本的に費用が割高になります。
キッチンがなく自炊が難しいため、食事はずっと外食。その分食費も割高になるでしょう。
また一人部屋で共有スペースもないことから、友達を作るチャンスも多くありません。学校内で積極的に話しかけるなど、友達作りには他の場所で努力が必要です。
ここまでアメリカ留学の滞在方法をまとめて紹介しましたが、自分はどれを選べばいいのか、悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで次は、滞在方法を選ぶポイントとして、
の3つを解説します。
まず自分が海外や英語での会話に慣れているのか、振り返ってみましょう。
例えば初めて海外に行く人が、アパートの契約をすべて自分でやり遂げるのは難しいです。英語での会話もままならない上に、日本と違う海外の習慣や契約形態も分かりません。
そのような中で契約をやり遂げることはハードルが高く、不利な契約を結ばされる可能性もあります。
また英語が話せないと、ルームメイトともなかなかコミュニケーションが取れません。
そのため海外初心者は、ホームステイや学生寮に滞在するのが安心です。特にホストファミリーは英語を話せない留学生の受け入れに慣れており、拙い英語でも聞き取ろうとしてくれます。
このような状況の方がコミュニケーションも取りやすく、留学生活も楽しみやすいでしょう。
対して海外留学の経験が2回以上ある、英語もある程度話せる人は、入居手続きや会話で困ることが少ないです。ある程度は自分で解決する力もあることから、シェアハウスやアパートでの滞在でも問題ないです。
滞在方法によって安い・高いと金額に差があるように、予算によって選べる滞在先が変わります。
5つの中でも特に費用をおさえられるのは、シェアハウスやルームシェアです。また学生寮も良心的な価格に設定されているため、留学費用をおさえられることがあります。
対してホームステイやアパート、ホテル滞在は高額です。そもそもの料金が割高なため、1週間あたり5万円〜10万円ほどかかることがあります。
予算をおさえたい、かつ海外に慣れている人はシェアハウスやルームシェアを選びましょう。予算に余裕があり、海外が初めてという人はホームステイやホテル滞在が安心です。
滞在方法によって大きく異なるのが、家の中で1人の時間を確保しやすいかどうかです。例えばアパートやホテル滞在は基本的に1人で個室を使うため、プライベート空間は守られます。
対してホームステイやシェアハウスは一人部屋はあるものの、キッチンやリビング、お風呂は他の人も使用し、家の中で顔を合わせます。学生寮は相部屋の場合、基本的に1人の時間はないでしょう。
このことからプライベートがなくても平気、誰かと一緒にいたい場合は学生寮がおすすめです。交流とプライベートをバランス良く確保したい人は、ホームステイやシェアハウスが合います。
プライベートの時間がないとストレスが溜まる人は、アパートやホテル滞在を選ぶようにしましょう。
アメリカ留学の滞在方法が決まったら、次は入居手続きや申込みをします。
方法ごとに、滞在先を決めた後に必要な手続きを解説しますね。
ホームステイは次のような流れで手続きを進めます。
基本的には留学エージェントや斡旋団体が手配してくれるため、自分で探す必要はありません。決まったら自分の顔写真と自己紹介などを送っておくと、ホストファミリーも準備しやすいです。
渡航までの準備として、ホストファミリーへのお土産を買っておきましょう。しばらくお世話になりますという意味も込めて、日本のお菓子や雑貨を渡すと好印象です。
学生寮は、次のような流れで手続きを進めます。
寮も学校が手配してくれます。事前に寮のルールなどが送られてくるため、しっかり目を通しておきましょう。
シェアハウスやルームシェアとアパートは、基本的に同じ流れで進めます。
シェアハウスやアパートは物件探しから契約まで、すべて自分で担当します。
渡航前からネットで物件に目星を付けておくと、早く滞在先が見つかるでしょう。
ホテル滞在の手続きは、旅行とほとんど変わりません。次の流れで進めます。
予約サイトは「Booking.com」など、好きなものを使いましょう。
リゾート留学など留学方法によっては、語学学校が手配してくれることもあります。
今回は、アメリカ留学の滞在方法として次の5つを紹介しました。
選び方は、次の3つです。
個人で細かい好みや条件は異なるため、じっくり考えてみてくださいね。
自分に合った滞在先を考えて、より良いアメリカ留学にしましょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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