留学を失敗に終わらせないために!知っておくべき失敗例とその原因、対策方法まとめ
- 2018/04/13
これから留学へ行く予定の方、あるいは留学へ行こうか迷っている方の多くが考えるのが、自分の留学を失敗させない方法ではないでしょうか。
時間もお金の多大に使う留学は、誰しも成功の収めたいと思うものですが、留学の目的が多様化する中、自分の留学に合う成功方法というのはなかなか見つからないのが実情かと思います。
一方で失敗談は留学生の間で共通するものが多く、原因を知り対策を講じれば、留学を成功させる足掛かりになります。
今回は多くの留学生が挙げる失敗例とその対策、失敗したと感じた時の対処法をご紹介します。
国内で準備をしているうちは、正直失敗事例を挙げられてもいまいち腹落ちしないかもしれません。しかし期間が決められた留学体験の価値を上げるためには、すでに対策のある失敗事例に足を取られず、自分の設定した目的を達成するために必要な挑戦を繰り返す必要があります。
帰国後に価値ある留学だったと胸を張って言えるよう、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
[目次]
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留学でよくある10の失敗
それではさっそくですが、多くの留学生が挙げる留学の失敗をカテゴリ別に紹介します。原因も併せて紹介するので、どうして失敗が生まれたのかを考えながら見ていきましょう。
留学手続きでの失敗例
まず紹介するのは、自分の留学を実現させるための手続き段階で生じる失敗例です。
留学の失敗例(1)受け入れ先の申し込み基準を満たせず、留学ができなかった
留学へ行こうと思っても、そもそも留学へ行けなくては意味がありません。
特に交換留学や正規留学、大学編入では、受け入れ先、今自分が所属している教育機関が提示する留学要件をしっかりと確認しましょう。移行可能な単位や入学後に取得必須の単位などは教育機関によって大きく異なり、仕組みだけを見て進路イメージを持ってしまうと、実際に手続きをする中で自分の留学が実現できないことに気づくこともあります。
実際にアメリカで看護留学をしていた大学生のゆうこばさんは、予定していた別の大学への編入ができず日本に帰国することになってしまいました。
編入の際に確認しておくべきポイントは下記の記事でゆうこばさんが詳しくまとめているので、編入を考えている方はもちろん、海外の大学へ進学予定の方もぜひ明日は我が身と思って確認してみてください。
日本の大学からアメリカの大学へトランスファー(編入)する際に失敗しないためには
留学の失敗例(2)利用する留学エージェントを十分に検討せず、結果余計な費用が発生した
留学する際には、そもそも留学エージェントを利用するかどうか、利用する場合には、手数料無料か有料か、本社が日本国内か留学先にあるかをはじめ、検討する事項がたくさんあります。
一つ一つ検討するのは確かに面倒ですが、もし検討が甘いと自分が必要としていないサービスを提供され、無駄に費用がかかってしまうこともあります。
留学エージェントは会社数も多く、検討には時間がかかりますが、手数料は留学先・期間によって数十万円単位で差が出てくるので、ぜひ留学前に時間を作り、エージェント選びに充てましょう。
留学エージェントの探し方などは下記の記事で基準などをまとめているので、選び方の参考にしてください。
【あなたはどのタイプ?】留学でエージェントを使って得する・損する人の違いを、メリット・デメリットを元に解説します!
留学に対する学習姿勢での失敗例
続いては留学前、留学中での英語の学習姿勢で発生する失敗例をご紹介します。
留学の失敗例(3)日本人とばかり話して英語力が伸びない
留学生が大なり小なり持っているのが英語力を身につけるという目的ではないでしょうか。留学では日本ではない環境に身を置き、英語を使って生活を送ることで英語力の向上を図ります。
しかし留学先には必ずしも日本人がいないとは限りません。特に主要な留学先は日本人留学生が集まっている確率は高く、意識しなければ英語ではなく日本語でばかりコミュニケーションを取ってしまう状況にもなりかねません。
必ずしも日本語でのコミュニケーションが悪いわけではありませんが、英語で話す機会が減ればその分英語力は上がりづらく、英語力がつかずに学を終えることに繋がります。
留学の失敗例(4)間違いを恐れて英語を使えず、結果英語力が身につかなかった
海外で日本人がよく言われるのが「日本人は意見を主張しない」ということです。その背景には、間違うことを過度に恥ずかしがる日本人の気質が関係しています。
留学において発言をしないということは、個人としての評価が得られないだけでなく、他者とのコミュニケーションも図れないため英語力の成長が得づらく、結果的に満足な留学生活が送れません。
留学の失敗例(5)日本で全く予習せず留学し、現地で全く英語力が伸びなかった
実際に渡航前に勉強をもっとしておけばよかったという後悔は、留学前のみなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
「留学先で英語を学びたい」という時、全く英語力がない状態から学ぶのと、最低限の単語や文法を覚えてから学ぶのとでは、成長の度合いが全然違います。留学先では、日本では学ぶことが難しい部分について集中して学ぶべきで、日本でも学べることは日本にいるうちに準備しておくことが重要です。
留学生活での失敗例
留学は海外に身を置き勉強をします。勉強への意識をしっかりと持つことはもちろんですが、勉強を支える生活にも意識を向けないと、勉強のやる気が起きなかったりなど支障が出てきます。
留学中の勉強で成果を出すためにも、生活面での失敗も知っておきましょう。
留学の失敗例(6)留学生活への慣れから来る怠け
最初は高い目標を持ち緊張感に包まれていた留学生活も、時が経つにつれて徐々に慣れが出てきます。新しい生活に慣れること自体は問題ではありませんが、慣れが怠惰な生活につながる場合は注意が必要です。
タイミングとして特に注意したいのは留学して1ヶ月目が終わった頃です。
留学へ来て1ヶ月が経つと現地での生活に慣れ、主要な観光地も訪れ街に対する新鮮さを徐々に感じづらくなります。良く捉えれば観光気分が抜け勉強モードに切り替わるタイミングですが、人によっては生活にメリハリが失われ、勉強のモチベーションが下がってしまうこともあります。
留学の失敗例(7)お金が足りなくなり勉強どころではなくなる
留学ではお金が原因となり、生活にストレスを感じる、場合によって留学を断念するというケースが見られます。
留学先は日本よりも物価の高い都市も多く、慣れない海外での生活で節制も難しくなります。また留学生同士の交流で遊びに出かけることも多く、留学では日本で想定していた以上の出費となることも多いです。
留学の失敗例(8)違法行為に手を出してしまう
留学先での常識は近くにいる人によって形作られます。もし留学先でできた友人が違法薬物を摂取するなど違法行為をしていた場合、意識しなければ自分も犯罪に手を出してしまう恐れがあります。
特に大麻やドラッグは「みんなやっている」と勧められる機会も多いです。うっかり一度使用すると依存度が高まってしまうため、軽い気持ちではじめたことが中毒に変わり、留学生活そのものを壊す危険すらあります。
帰国後での失敗例
留学の失敗は留学中だけで起きるものではありません。帰国後にも落とし穴はたくさんあるので、注意しましょう。
留学の失敗例(9)就職や転職活動でアピールできる留学体験をしてこなかった
帰国後に就職や転職が控えている留学生は多くいます。今この記事を読んでいる方の中にも、せっかくの留学体験、面接などでアピールしたいと考えている方はあるのではないでしょうか。
留学は短期間で勉強に励み、さまざまな人との交流や体験を通じてこれまで考えてもいなかった事柄を知れる価値ある体験です。
しかし残念ながら留学体験自体は採用の際にはアピールに繋がらない場合が多いです。そもそも留学生の数が増えてきている近年では、留学自体は一般的な体験になりつつあり、留学経験があることだけで就職・転職活動をすると、なかなか採用が決まらない事態にもなりかねません。
留学経験を就職活動に活かすのはあなた次第!悩んでいるなら押さえておきたいポイントをご紹介
留学の失敗例(10)留学先での振る舞いを帰国後も意識せずしてしまい、友人と距離を置かれた
海外では日本と生活スタイルがさまざまな点で異なります。そういった違いの中で、徐々に自分に合う生活を身につけられるのも留学の魅力ですが、帰国後に自分の立ち振る舞いを意識しないと、生活しづらさを感じる機会も多くなってしまいます。
特に友人との会話では、相手が留学前の自分を知っている分、変化に気づきやすいです。良い意味で変わったと受け止められることもありますが、気取った印象を持たれてしまっては友人関係を悪化させてしまう恐れもあります。
国別に見る留学の失敗例
国が変われば事情も変わるため、留学先で起こりやすい失敗事例もまた変わってきます。ここでは、英語圏の主要留学先8ヶ国別に失敗事例を紹介しますので参考にしてください。
オーストラリア:働き過ぎて勉強ができない
ワーキングホリデー(ワーホリ)で人気な国と言えばオーストラリアです。
ワーキングホリデーはビザの種類の1つで、これを利用することで現地で働きながら学校に通ったり、休暇を楽しんだりすることができます。しかし働くことに夢中になり、肝心の勉強が疎かになるケースも多いです。
Fさんは現地で留学中、地元で募集が掛けられていた農園でアルバイトをすることにしました。オーストラリアは最低時給も比較的高く、労働条件もそれほど悪くありません。
雇用主やアルバイト仲間ともうまくいっていたため、どんどん働く時間を増やしていきました。結果としてアルバイトを入れ過ぎ、肝心の語学学校を欠席することが多くなってしまったのです。
留学する際はその目的をはっきりさせておかないと、周囲の環境に流されてしまうことがあるので注意が必要です。
オーストラリア留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、オーストラリアへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
オーストラリア留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
アメリカ:治安の悪い場所が分からない
アメリカなどの海外では、治安の悪いエリアは居住エリアとして避けるべきです。しかし地域の状況に疎い留学生は現地の治安事情を知らずに契約してしまい、後でトラブルになる事例があります。
Gさんは不動産業者から治安の良い「アッパーイーストサイド」にあるアパートだと紹介され、部屋が気に入ったためデポジット(証拠金)を支払いました。
しかし、後からそこが治安の良くない「イーストハーレム」にあることが分かったのです。業者へ再度連絡をし、デポジットの返却を求めましたが、「サインしたのだから」と返金を渋られ、交渉に数日を費やしました。
地理に疎い留学生は、業者に足元を見られて必要な情報が開示されないことがあります。不動産の契約は、現地の知り合いやコーディネーターに助力を求めましょう。
アメリカ留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、アメリカへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
アメリカ留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
イギリス:食事が合わない
外国に行ってとても困るのが、現地の食事が合わないことです。特に長い留学生活となると尚更です。
もちろん日本からの持ち込みや、自炊で対応することは可能ですが、自炊は勉強をする上で負担となることがあります。何より、留学生活の楽しみが1つ減ってしまうのはもったいないことですよね。
食事面で不評がやや多めなのがイギリスです。Hさんはイギリス留学中、街中の飲食店での食事については特に問題なかったのですが、ホームステイ先で出てくる料理がどうしても合いませんでした。そのため体調を崩してしまい、結果留学を途中で断念することになってしまったのです。
イギリスの料理は、味付けが薄さや、野菜が柔らかく煮込まれるところが苦手という方が多いです。自分で調味料を足してみたり、ホームステイ先に事前に相談したりすることで対応しましょう。
イギリス留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、イギリスへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
イギリス留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
カナダ:寒さが厳しすぎる
留学先として人気のカナダですが、その寒さに面食らう留学生も多いようです。カナダの最も寒い時期は1月~3月で、この時期から留学をはじめようと考えている方は注意が必要です。
Iさんは2月からカナダへ留学をしました。行く前は日本と比べて少し寒いくらいだろうと思っていましたが、学校に通う途中で履いているジーンズが凍るほどの寒さを体感し、留学時期を間違えたと痛感したとのことでした。
カナダは国土が広いため一概には言えませんが、北陸や内陸の地方であれば冬場はマイナス何十度ということも珍しくありません。大雪や寒波の影響で学校が休みになることもありますので、留学時期は慎重に選びましょう。
カナダの天気・気候と服装
カナダ留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、カナダへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
カナダ留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
ニュージーランド:習慣やマナーの違いを知らずトラブルに
海外に行く際に不要なトラブルを巻き起こしたくなければ、最低限その国の習慣やマナーを押さえておく必要があります。さらにホームステイをする場合は、ステイ先の家庭におけるルールにも気を使わなければいけません。
Jさんはニュージーランドにホームステイした際に、ホストファミリーから度々注意を受けたことで気まずくなり、結果的に留学を途中で断念してしまいました。
Eさんが注意されたのは、シャワーとインターネットの使い過ぎについてです。ニュージーランドでは、「シャワーは体の汚れを洗い流すために使うもの」という考えが一般的で、シャワーを長時間使うことは好まれません。
また日本では当たり前のように使用できるインターネットも、ニュージーランドでは容量制限があることが多く、容量を気にせずに使用しているとホストファミリーに迷惑をかけてしまいます。
ホームステイ先では、滞在中の注意点をまず最初に聞くようにしましょう。
ニュージーランドと日本の文化の違い!特徴から注意点まで、渡航前に知っておきたい情報まとめ
ニュージーランド留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、ニュージーランドへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
ニュージーランド留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
フィリピン:慣れない集団生活にストレスを感じる
フィリピン留学は欧米圏の留学先と異なり、多くの学校が敷地内の学生寮を用意しており、基本的に留学生は他の留学生と一緒に集団生活を送ることになります。そうなると出てくるのが、同居人との生活のズレや、食事などの問題です。
語学学校の学生寮は1人部屋から6人部屋まで、いくつか部屋タイプに分かれており、同居人の数が多くなるとその分生活音や匂いなど気になることも増えてきます。
集団生活に慣れている人であれば、自分の許容範囲のイメージを持った上で部屋タイプを決められますが、そもそも集団生活を経験したことがないとイメージが持てず、大丈夫と思って留学してみたら想像以上にストレスになったという失敗談もあります。
フィリピン留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、フィリピンへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
フィリピン留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
マルタ:留学が旅行になってしまった
マルタは小さい国ながら観光スポットが多く、ヨーロッパの中でも物価が安いため、近年女性を中心に留学先として人気を集めています。これまで挙げた国と比べヨーロッパ圏出身の留学生が多く、イタリア人やフランス人などの留学生と友達になれる機会も多いです。
ただし、ヨーロッパ圏出身の留学生の多くは、休暇がてら英語を学びに来ています。そのため勉強はそこそこに、観光やアクティビティの体験機会が多く、注意しないと遊んでばかりの留学生活になってしまいます。
マルタへ留学する際には、自分はどのようなコミュニケーションを経験したいかを意識し、不要と感じた機会には参加しない意識を持ちましょう。
マルタ留学でよくある失敗事例は下記の記事でまとめているので、マルタへの渡航を検討している、あるいはすでに決まっている方はぜひ参考にしてください。
マルタ留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選
留学で失敗しないためにすべき対策
留学を失敗しないためにすべきことは3つあります。
対策(1)留学の目的をはっきりさせる
留学先でモチベーション高く勉強を続ける、生活のマンネリを防ぐためには、留学を目的をはっきりさせることが大事です。
留学を通じて成し遂げたいことを明確にすることで、必要な勉強内容がはっきりするため勉強内容により意識的に学ぶ姿勢を持てます。
また生活のマンネリ化についても、起きてしまうことは仕方ないと割り切り、必要な勉強を続けるためにはどんな生活スタイルを送ることが望ましいかを考えられるようになります。
目的は具体度が増すほど留学中の生活習慣に結びつけやすく、行動設計がしやすくなります。いきなり目的をはっきり言葉にできない場合は、他の留学生の目的を下記の記事で紹介しているので、参考にしながら自分の留学の目的を言葉でまとめてみてください。
どうしてみんな留学するの?留学経験者の留学理由や目的とは
対策(2)現実的な留学プランを練る
2つ目に考えてほしいのが自分がしようとしている留学は本当に実現できるか疑い、より現実的なプランを練ることです。
先ほど失敗として紹介しましたが、例えば編入や交換留学などは認定される単位などの基準が教育機関によって大きく異なり、留学の実現には自分が留学しようと考えている、あるいは自分が所属している大学のプログラム要項をしっかりと確認する必要があります。
また実際に留学へ行けるとなっても、今度は留学資金を検討する必要があります。極力節制して留学することもできますが、場合によっては大事な機会もお金を理由に参加できないなど、留学資金に余裕がないと想定していた留学の目的すら果たせない可能性もあります。
もし留学前の資金確保が難しい場合には、奨学金や教育ローンを検討しましょう。
留学に使える奨学金まとめ!”あなたに合った”がきっと見つかる
留学ローンって実際どうなの?種類から利用方法、借り入れまで徹底解説
対策(3)語学力を高めておく
3つ目にすべきことは、留学前に英語力を高めておくことです。英語力は、そのままコミュニケーション力につながります。
知り合いのいない、見知らぬ土地での生活は、大きな不安とストレスを感じることでしょう。そんな時に気軽に会話し、相談できる関係性を構築する語学力があれば、トラブルに陥るケースも少なくなるはずです。
事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
対策(4)帰国後の就職・転職活動を想定した留学生活を送る
帰国後の就職・転職活動で留学体験をアピールしたいと考えている場合には、アピールに足る留学体験ができるようプランを練りましょう。
そもそも履歴書の学歴に記載できるのは正規留学や交換留学で、語学留学は記載しないことが多いです。もしエントリーシートで語学留学をする際には、TOEICなど免許・資格などでアピールするなどの工夫が必要で、もしTOEICスコアをアピールとして使うのであれば、留学中からTOEICの試験勉強をする必要があります。
留学は就職・転職でアピールするための手段ではありませんが、採用担当者に自分の留学の価値を伝えるためには、留学で得た学びや客観的な英語力の変化、留学のストーリーなどわかりやすくまとめる必要があります。
留学体験をまとめやすくするには、留学中からまとめることを意識し、意図を持った行動を増やすことも一つの留学を価値あるものにする手段です。
語学留学は履歴書に書いてもいい?書き方や転職でのアピール方法を紹介します
失敗を重く受け止め過ぎてしまうと鬱っぽくなってしまうことも
留学は日本とは全く異なった文化や環境の中で1人で生活することになるため、多少の失敗が起こるのは当たり前です。しかしその失敗を重く受け止め過ぎてしまうと、次に活かすなど建設的に考えられなくなってしまいます。
留学は、ストレスで気が落ち込んでしまっては行動量も減ってしまい、英語を話す機会も確保できません。
一般的にストレスを感じやすい状況を下にいくつか挙げてみたので、ストレスに苛まれないためにも自分がストレスのかかった状況に置かれていないか、もし気分が落ち込んでいたら、どんな要因がそうさせているのかを考えてみましょう。
・思い描いていた留学生活と実際の生活にギャップを感じる
・勉強が上手くいかず、授業についていけない
・現地の人やクラスメイトとうまくコミュニケーションが取れない
・周りに信頼できる人がおらず、孤立している
・日本の友達や家族が恋しく感じる(ホームシック)
・海外の文化や習慣、食事などになじめない
・ホームステイ先やシェアハウスの同居人とうまくいっていない
留学生がよく陥りがちなポイントを把握し、この中で自分が当てはまりそうな項目があれば、事前に対策をしておく必要があるでしょう。
留学中や帰国後に「うつかな?」と心配になった人に伝えたい対処法と症状チェックリスト
失敗を失敗で終わらせないためには、原因を明確にする
留学中の失敗を価値あるものにするには、自分が失敗と感じた事柄の原因を明確にすることです。
実際に留学中、あるいは帰国後に、「こんなはずではなかったのに」と思うことはあるかもしれません。新しい物事に取り組んでそれが上手くいかないとき、人は全てが上手くいかないと考えてしまい、心理的にも過度に辛くなってしまいがちです。
失敗経験を余計なストレスにしないためには、次の3つの質問について考えてみてください。
1. 何が問題なのか
2. その問題はどうすれば解決できるのか
3. 自力で解決できないならば、誰に助けを求めるべきか
問題はできるだけ小さく細分化して考えるのがポイントです。まずは目の前の問題点を明確にしたうえで、解決に向けた行動を1つずつ取っていってみて下さい。
留学の失敗例と対策まとめ
ここまで、実際に留学した方に聞いた「留学に失敗した理由」や「具体的な失敗例」、そして「失敗しないための対策」をお伝えしました。
自分も陥りそうな失敗理由や失敗例がいくつかあったのではないでしょうか。それさえ事前に分かれば、留学の成功にぐんと近づくことができるはずです。
まずは留学の目的をはっきりさせ、事前にできる準備を1つずつ行っていきましょう。
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- ステップ1:目星をつける
- ステップ2:相談する
- ステップ3:申し込む
- ステップ4:渡航準備
- ステップ5:出発!
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を
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