語学留学後に就職や転職を予定している方の中には、
「語学留学は履歴書に学歴として書ける?」
「どのように履歴書に書けばいい?」
という疑問をお持ちの方はいらっしゃるかと思います。
「語学留学は正規の大学留学と扱いが異なるため、履歴書に記載する場合にはいくつか注意が必要です。
そこでこの記事では、
などをお伝えします。
留学経験を履歴書へ書くときの注意点や押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事で、語学留学したときの履歴書への書き方について知りましょう!
なお、留学後の就職については下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
留学経験を就職活動に活かすのはあなた次第!悩んでいるなら押さえておきたいポイントをご紹介
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留学した経歴を履歴書に書くことは何ら問題の無いことのように思いますが、実は注意すべき点があります。
留学には大きく、
の2つがあり、留学の種類だけでなく留学期間によっても履歴書への書き方が異なるのです。
ここでは、留学経験を履歴書へ記載する場合の基本的な知識についてお伝えします。
基本的に「語学留学」は履歴書に書きません。
語学留学は正確に言うと「留学」ではなく、「語学研修」扱いになるためです。
なども、正式な学位・学歴として認められていません。
そもそも語学留学と大学留学の違いは何なのでしょうか。
それぞれの特徴をまとめましたので確認してみましょう。
【語学留学】
【大学留学】
大学留学は、海外の正規の教育機関に籍を置いて、現地の学生と同様に専攻学科の知識を深め、学士や修士を習得して卒業を目指します。留学を申し込む段階で一定の語学レベルが求められるため、語学留学よりもハードルが高いです。
留学経験を履歴書に書く場合、留学していた期間の長さによって書き方が変わります。
正規の大学留学であっても、留学経験を履歴書に書けるのは最低でも1年の留学からとするのが一般的です。
一般的に語学留学の経験は学歴欄に書けないことをお伝えしましたが、せっかく留学したのなら少しでもプラスになるようアピールしたいですよね。
語学留学の経験を記載する場合、学歴欄ではなく語学・資格欄であれば記載しても問題ありません。特に英語を活かすような職であれば、積極的にアピールしましょう。
ここでは、語学留学の経験を履歴書に書くときの記載例について具体的に説明します。
語学留学は正規の大学留学と異なるため、「入学」や「修了」といった記載はできません。入学や修了を使用すると、大学留学と判断されてしまう可能性があるのでやめておきましょう。
「入学」はあくまでも「語学留学」と記載し、「修了」ではなく「語学留学した期間」を記載すれば大丈夫です。
語学留学を記載する場合は、
がわかるように記載します。
学校名や地名などはカタカナもしくはアルファベットどちらで書いても構いません。
次は実際に、記載例をいくつか見てみましょう。
1つ目の記載例は、日本で通っていた学校を休学して語学留学したケースです。
令和◯年3月 ◯◯大学△△学部□□学科 卒業
このケースでは休学した理由として語学留学に触れることができ、留学経験をアピール可能です。
2つ目の記載例は、留年して語学留学したケースです。
令和◯年◯月 カナダへ1年間語学留学するため留年
こちらのケースでも、留年した理由として語学留学に触れることができ、単なる留年でないことも伝えることができます。
3つ目の記載例は、社会人になって語学留学したケースです。
【学歴・職歴】
【資格・免許】
社会人になってからの語学留学は学歴・職歴欄で触れるのが難しいため、資格・免許欄に記載しましょう。
語学留学を履歴書に書くときは、最低限のルールを守って記載することが重要です。
ここでは、語学留学を履歴書に書く際のポイントと注意点を3つお伝えします。
1つ目のポイントは、学歴詐称と見られないように正しく記載することです。
語学留学した学校名を記載する場合、学校名のみだと正規の大学留学と勘違いされてしまうことがあります。「語学留学」と明記することでそれを防ぐことが必要です。
2つ目のポイントは、語学留学の場合は資格欄でアピールすることです。
繰り返しお伝えしている通り、語学留学は学歴・経歴に含まれません。学歴・経歴欄に語学留学を記載してしまうと、学歴詐称と判断される可能性があります。
語学留学はあくまで研修扱いになるため、記載するのであれば資格欄を使用しましょう。
3つ目のポイントは、短い語学留学は逆にマイナスの印象を与えることもある点です。
語学留学は語学スキルを高めるための学習期間として評価すべきものですが、面接官によっては「旅行」や「観光」と同じように捉えられてしまうケースもあります。
その最も大きな理由が「語学留学した期間」です。あまりに短い期間の語学留学の場合はそもそも語学習得が難しいため、本当に語学目的で留学したのかどうか疑われやすくなります。
履歴書に語学留学を記載してアピールしたいのであれば、最低でも6ヶ月〜1年間の語学留学がおすすめです。6ヶ月あれば、英語力の低い人でもTOEIC600〜700点を十分狙える期間だからです。
履歴書の記載例でもお伝えした通り、語学留学の経験は学生であれば比較的アピールしやすいですが、社会人になると語学留学したことだけをアピールするのは難しくなります。
しかし、せっかく語学留学したのですからぜひとも転職の際にしっかりとアピールしたいところ。
そこで、社会人が語学留学の経験を転職でアピールするためのポイントを2つお伝えします。
1つ目のポイントは、TOEICなどのハイスコアを留学中に取得することです。
語学留学の成果を客観的に評価できる指標として、英語資格があります。
TOEICは多くの日本人留学生が1つの目標とする英語資格として知られており、就職・転職時のアピールにも使うことが可能です。
社会人が履歴書でアピールできる最低ラインの点数が「TOEIC600点」で、これは英検でいう「英検準2級~2級レベル」です。
グローバル展開している大企業では、採用や昇進・昇格の条件として「TOEIC650〜730点」を基準に設けたり、さらに外資系やIT企業では「TOEIC800点以上」を基準に設ける会社も。
希望する転職先が求める英語力のレベルに応じて、履歴書へ記載するかどうか判断しても良いでしょう。
2つ目のポイントは、自己PR欄で留学から得た経験と仕事を結びつけることです。
語学留学は学歴欄に記載することができませんが、自己PR欄であれば問題なく語学留学をアピールできます。
単に「半年間、語学留学に行きました」という内容を伝えるのではなく、
が相手に伝わるようにしておきましょう。
ここまで、語学留学をしたときの履歴書への書き方などについてお伝えしました。
おさらいすると、語学留学は正確には留学ではなく「語学研修」扱いになるため、履歴書の学歴欄に記載することができません。履歴書上での扱いは、正規の大学留学と異なることを知っておきましょう。
語学留学を履歴書に書く際のポイントや注意点としては、
などがあります。ポイントを押さえて、誤解や間違いの無いように記載しましょう。
また、社会人が語学留学の経験を転職でアピールする場合には、
などがポイントです。
客観的に評価できる英語資格で高得点を取得すれば、確実にアピールできます。また英語資格がなくとも、留学での経験をこれからの仕事にどう活かせるかを伝えることができれば、採用につながりやすくなるでしょう。
語学留学の履歴書への書き方を参考にしていただき、皆さんの就職・転職活動がうまくいくよう願っています!
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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