最終更新日:2024/08/06
アイルランドはイギリスの隣に位置する国です。日本と同じように四季があり、1年を通して過ごしやすい気候が特徴的です。
日本からの飛行機の直行便はないものの、、日本ではなかなか味わえないケルト文化を全身で味わうことができます。特に歴史的な建築物が多く、街を歩くだけでまるでタイムスリップをしたような体験ができるはずです。
今回は、そんなアイルランドに訪れたらぜひ行きたいおすすめ観光スポットやイベント、グルメの情報と観光をする上での注意点をご紹介します。
本記事は2024年7月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではユーロをEURと表記、為替レートには2024年7月22日時点での情報を参照し、1EUR=173円で計算しています。
[目次]
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アイルランドはイギリスに接した国で、首都は国土の東部に位置するダブリンです。公用語は英語またはアイルランド語となっており、観光客だけでなく英語を学びたい留学生に人気があります。
アイルランドは長らくイギリスの支配下にありました。イングランド王国による植民地支配や対英独立戦争を経て、イギリスから完全に独立して共和国であることを宣言したのは1949年のことです。首都ダブリンには、これまでの長い歴史を感じられる観光スポットが充実しています。
一方で、自然豊かなスポットも豊富。大西洋を一望できるモハーの断崖や、大自然に神秘的な遺跡が残るイニシュモア島など、豊かな自然に囲まれてリフレッシュしたい人にもぴったりの国です。
ダブリン城は、1204年に建てられたダブリンを象徴する観光地です。中世には要塞や宮殿としても使われていた歴史があります。
壮大な外観やゴシック様式の造りは、見る人を圧倒する迫力です。現在は観光のほか、大統領の就任式や国際会議など重要な国の式典でも使用されています。
ダブリン城の魅力をより満喫するなら、ガイドツアーも見逃せません。石膏の装飾や美術品などが展示された美しい城内を、スタッフがわかりやすく説明してしてくれるので、ダブリン城に詳しくなくても十分に楽しむことができます。
見学しながら、ダブリン城の歴史や出来事といったエピソードを聴けるのも嬉しいポイントです。ツアーは毎日10:00から16:00まで随時開催されているので、タイミングがあえば参加してみましょう。
営業時間 | 9:45~17:45 |
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入場料 | 8.00EUR(約1,384円) |
SNS | |
公式サイト | https://www.dublincastle.ie/ |
住所 | Dame St, Dublin 2 |
アイルランド観光で外せないのが、アイリッシュパブ。アイルランドには独自のパブ文化があり、お酒や食事を味わいながら賑やかな時間を楽しめます。
ダブリンのテンプルバーは、アイリッシュパブが集まっているにぎやかなエリアです。冬になるとあちこちのお店がライトアップされ、ひときわ活気づきます。
お酒や食事とともに楽しみたいのがライブ演奏です。アイリッシュミュージックを中心とするライブ演奏が定期的に行われているアイリッシュパブも多く、音楽に酔いしれながら味わうアイルランド料理やビールは格別です。
アイリッシュパブでは取り扱っているお酒の種類も豊富で、ギネスビールをはじめとする世界各国のビールやウイスキーが楽しめます。お酒が好きな人にはたまらないエリアです。
営業時間 | お店によって異なる |
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入場料 | - |
SNS | - |
公式サイト | - |
住所 | Temple Bar, Dublin 8 |
トリニティカレッジは1592年にイギリスのエリザベス1世によって設立された大学です。アイルランド最古の名門大学であり、これまでに多くの著名人を輩出しています。
大学として多くの学生が通っている場所ですが、観光客もカレッジ内を見学可能です。学生のいない夏季休業中には、カレッジ内の施設に宿泊することもできます。
トリニティカレッジを訪れたら、オールドライブラリーを見学してみましょう。カレッジ内では、アイルランド及びイギリスで発行された本が6つの図書館に分かれて収容されており、オールドライブラリーはその中で最も古い建物です。
オールドライブラリーの一番の見所は、主要図書室であるロングルームで閲覧できるケルズの書です。ケルズの書は1200年前に書かれた聖書の写本で、ケルト芸術の最高峰として世界で一番美しい本ともいわれています。
なお、見学にはガイド付きツアーへの参加がおすすめです。2時間のウォーキングツアーにはオールドライブラリーの見学やケルズの書の閲覧も含まれています。
営業時間 | 7:00~18:00、図書館:8:30〜19:00(日曜日は〜18:30) |
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入場料 | 5.00EUR(約865円)、図書館:26.00EUR(約4,498円) |
入場料 | |
公式サイト | https://www.tcd.ie/ |
住所 | College Green, Dublin 8 |
聖パトリック大聖堂は、アイルランド最大規模の教会として有名です。かつてアイルランドにキリスト教をもたらした、聖パトリックがここで改宗者の洗礼を行っていたといわれています。
もともとは木造の礼拝堂でしたが、1191年に現在の石造りの大聖堂に建て替えられた歴史があります。外観だけでなく内装も美しく、1270年に造られた聖母礼拝堂をはじめとする歴史ある展示も必見です。
建物としての美しさだけでなく、歴史にも注目です。
歴代の司祭のなかには、ガリバー旅行記の作家であるジョナサン・スウィフトがいます。彼の銅像や自筆本など、ゆかりの品も建物内に展示されており、ファンにはたまらない場所です。
また、ジョナサン・スウィフトは恋人だったステラとともに大聖堂に埋葬され、現在も墓標が床に残されています。墓標もあわせて探してみましょう。
営業時間 | 月〜金曜日:9:30~17:00 18:15〜19:15、土曜日:9:00~18:00、日曜日:9:00〜10:30 13:00〜14:30 16:30〜18:00 |
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入場料 | 10.00EUR(約1,730円) |
SNS | |
公式サイト | https://www.stpatrickscathedral.ie/ |
住所 | St Patrick’s Close, Dublin, D08 H6X3 |
アイルランド国立考古学・歴史博物館は、1877年に設立された博物館です。館内は2階建てになっており、およそ200万点ものコレクションを見ることができます。
入場料は無料です。展示の量が多いため、事前に気になる展示をピックアップしてから鑑賞するか、複数回に分けて訪れるのも賢い方法です。
歴史的に価値のある展示が並ぶなかで、一番の見所は金細工の傑作です。
特に、国宝として展示されているタラのブローチは精巧な装飾が目を惹きます。8世紀に作られたブローチで、僧衣を止めるために使用されていました。動物や抽象的なモチーフなど、ケルトの文様が彫られており、アイルランド金細工の最高峰といわれているほどです。
ほかにも、ミサの儀式中にワインを注ぐために利用されていたアーダの聖杯や、300以上のパーツが組み重なったプレートなど、時が経ってもなお美しい金細工がそろいます。日本ではなかなか鑑賞する機会のない展示ばかりなので、見逃さないようにしましょう。
営業時間 | 10:00~17:00(日・月曜日のみ13:00~) |
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入場料 | 無料 |
SNS | |
公式サイト | https://www.museum.ie/en-IE/Museums/Archaeology |
住所 | 35A Kildare St, Dublin 2 |
アイルランド国立美術館は1864年開館の美術館です。おもにヨーロッパ美術を展示しており、14世紀から現代までと幅広い年代の作品を集めています。
展示内容だけでなく外観にも注目です。幾度となく改修工事が重ねられた結果、現在ではクラシックで洗練された雰囲気に。建物の前は芝生になっており、都会にありながら緑に囲まれた場所です。
14世紀のキリスト教美術から印象派・近代美術まで質の高い作品がそろうアイルランド国立美術館。展示数がとても多いため、気になる作品はいくつか事前にピックアップしておいて、公式サイトで展示室を把握するのがおすすめです。
なかでも、17世紀オランダの画家・フェルメールが描いた「手紙を書く女と召使」は見逃せない展示のひとつ。世界中に30数点しか現存しないフェルメール作品を鑑賞できる、貴重な場所となっています。日本でも人気が高く、日本の美術館に貸し出されることも多いため、公式サイトで貸し出し情報をあわせて確認しておきましょう。
展示されている作品はフェルメールに限らず、ピカソやレンブラント、カラヴァッジョなど誰もが聞いたことのあるような画家ばかりです。美術館めぐりが好きな人にはたまらない時間が過ごせるでしょう。
営業時間 | 日・月曜日は11:00~17:30、火・水・金・土曜日は9:15~17:30、木曜日は9:15~20:30 |
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入場料 | 無料 |
SNS | |
公式サイト | https://www.nationalgallery.ie/ |
住所 | Merrion Square W, Dublin 2 |
モハーの断崖は、アイルランドの西部クレア県に位置する断崖のことです。
高さ約200m、全長8kmの迫力ある断崖が続きます。断崖の上には草原が広がり、荒々しい海の風景とのコントラストが美しい場所です。
断崖からは大西洋の大海原を一望でき、天気が良ければ北西に浮かぶアラン諸島まで見渡せることも。。断崖沿いに整備されたハイキングコースを歩きながら、自然の作り出した絶景を楽しんでみましょう。
モハーの断崖は、映画『ハリーポッターと謎のプリンス』にも登場したことでより有名な場所となりました。主人公とダンブルドア校長が洞窟を訪れるシーンで、モハーの断崖の風景が映っています。
なお、断崖の一部にはフェンスや進入禁止の柵があり、映画と同じアングルでの記念撮影は難しいものの、映画の世界観を感じるにはぴったりの場所です。アクセスには、アイルランド北西部の都市、ゴールウェイから日帰りの現地ツアーに参加すると便利ですよ。
営業時間 | - |
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入場料 | - |
SNS | - |
公式サイト | - |
住所 | Cliffs of Moher, Clare |
アイルランド西部に浮かぶアラン諸島にある、最も大きいイニシュモア島には荒涼とした景色が広がります。
土地の半分が石垣で囲まれた畑と牧草地、もう半分は岩盤に覆われており、神秘的な雰囲気が漂う島です。ゴールウェイからはフェリーやヘリコプターでアクセスできます。
イニシュモア島の観光地として外せないのがドンエンガス遺跡です。荒波の打ちつける断崖の上にあり、独特な景観が広がっています。
古代ケルト人が島を守るために設置されたとも、宗教的儀式に使われていたとも言われ、さまざまな仮説があり謎が多い遺跡です。
イニシュモア島のビジターセンターから約20分、でこぼことした道を歩くと遺跡にたどり着きます。自然の生み出した景観を眺めながらのハイキングと、遺跡での散策を楽しんでみましょう。
ドンエンガス遺跡の営業時間 | 9:30~18:00(11~3月は~16:00) |
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ドンエンガス遺跡の入場料 | 5.00EUR(約865円) |
SNS | - |
公式サイト | https://heritageireland.ie/visit/places-to-visit/dun-aonghasa/ |
住所 | Inishmore, Co. Galway |
エア・スクエア・センターは、ゴールウェイにあるショッピングセンターです。外観は現代的ですが、内装には中世の壁がところどころに残っています。壁は防護壁として1270年に建設が開始されたもので、かつてゴールウェイの街を取り囲むようにして設置されていました。内装にも注目しながら過ごしてみましょう。
歴史のある壁が残されているショッピングセンターですが、ゴールウェイの中心部にありアクセスしやすい立地です。
加えて、センター内のショップはスターバックスやCOSTA COFFEEなど飲食店も多く、観光客にも使いやすいのが魅力。歴史ある場所でコーヒーを飲みながら、特別な時間を過ごしてみましょう。
営業時間 | 8:30~19:00(木・金曜日は~21:00、日曜日は10:30~) |
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入場料 | - |
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公式サイト | http://www.eyresquarecentre.com/ |
住所 | Eyre Square, Galway |
コークのバター博物館は1770年にオープンしたバターの取引所跡にある博物館です。コークではイギリスやヨーロッパ諸国にバターを輸出していた歴史があり、バター貿易の歴史や製造方法などを知ることができます。
バターの歴史として、バターのデザインやパッケージ類の展示も充実しています。
かつてバターの取引所があった時代のデザインはレトロな雰囲気で、デザイン好きにはたまりません。年代やメーカーによってデザインにも傾向があり、見比べてみると楽しめるはずです。
営業時間 | 月〜土曜日:10:00~16:00、日曜日:11:00〜16:00(季節により異なるため、公式サイトをご確認ください。) |
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入場料 | 5.00EUR(約865円) |
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公式サイト | https://thebuttermuseum.com/ |
住所 | O'Connell Square, Shandon, Cork |
コーヴの街にあるタイタニック・エクスペリエンスは、タイタニック号にまつわる観光スポットです。
コーヴの街は、1912年に沈没したタイタニック号が最後に寄港した港でした。タイタニック・エクスペリエンスの建物があるのは、タイタニック号を所有していたホワイト・スター・ラインのオフィスがあった場所です。
乗客の目線で、タイタニック号の歴史や出来事、エピソードなどを追体験するような時間が過ごせます。
館内の見学はツアー形式で行なわれます。タイタニック号の乗船チケットのレプリカが入場券となっており、乗客のような気分を体験できます。
管内には船内の部屋の再現や、当時のポスターや乗客の手紙など、沈没前を思い出させるような展示が並んでいます。ガイドの説明を聞きながら見学できるため、より理解が深まって貴重な体験となるはずです。
営業時間 | 10〜3月:10:00~17:30、4〜9月:9:00〜18:00 |
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入場料 | 12.00EUR(約2,076円) |
SNS | |
公式サイト | https://www.titanicexperiencecobh.ie/ |
住所 | 20 Casement Square, Ballyvoloon, Cobh, Co. Cork |
スケリッグ・マイケルは、世界遺産にも登録されている無人島です。島には石でできた遺跡があちこちに残っており、謎めいた雰囲気が残っています。
6世紀ごろにはこの島で修道士が暮らし、キリストに近づこうと祈りを捧げていたとも言われています。現在は無人島となっていますが、遺跡を散策すると、修道士たちの生活を感じられるでしょう。
スケリッグ・マイケルは、映画「スター・ウォーズ」シリーズの撮影地としても有名です。作中では、主人公のルークが過去から逃れるため、隠遁生活を送っていた場所として登場します。
荒涼とした土地に、石造りの遺跡が残る風景は映画のシーンを呼び起こさせます。ファンにはたまらない風景に出会えることでしょう。
営業時間 | - |
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入場料 | - |
SNS | - |
公式サイト | - |
住所 | Great Skellig |
ここまでアイルランドの観光スポットをご紹介してきました。アイルランドでは地域によって人気の観光スポットが変わるため、訪れたい観光スポットのある都市を訪れてみてはいかがでしょうか。
ここからは、都市ごとに観光スポットや雰囲気・概要をご紹介するので、具体的にどの都市に行こうか迷っている、おすすめの観光スポットを探している方は参考にしてみてください。
アイルランドの首都ダブリンには、歴史のある観光スポットが集まります。中世の要塞としての歴史を持つ「ダブリン城」や美しいケルトの書を所蔵する「トリニティカレッジ」などを訪れれば、アイルランドの歴史と伝統を感じられるはずです。
街の中心部には、アイリッシュパブの集まる「テンプルバー」もあり、にぎやかな雰囲気を楽しむことができます。グルメやお酒といったアイルランドの文化を知りたい人にもおすすめの場所です。
ダブリンの街にある観光スポットや楽しめるイベント・グルメなどをより知りたくなったら、次の記事も参考にしてみてくださいね。
ダブリン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめ観光スポットやイベント、グルメを紹介
アイルランド南部の都市コークには、「聖フィンバー大聖堂」や「聖アンナ教会」などの歴史ある教会が数多く残っています。大聖堂や教会をめぐり、美しい外観や内装を楽しみながら、アイルランドの歴史について触れたい人におすすめです。
加えて、アイルランド最古の大学である「ユニバーシティ・カレッジ・コーク」も観光スポットとして人気です。学内のレストランに立ち寄ったり、ショップでオリジナルのグッズを探したりして、アイルランドの大学生になった気分を味わうことができます。
先ほど紹介した「タイタニック・エクスペリエンス」やカラフルな港町の「キンセール」へも、コークからのアクセスが便利です。コークを拠点に、アイルランド各地での観光を楽しんでみましょう。
コークの観光スポットやイベント、グルメなどについて詳しく知りたい人は、次の記事もチェックしてみてくださいね。
コーク観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント、グルメを紹介
ゴールウェイはアイルランド西海岸にある都市です。貿易で栄えた歴史があり、中世の建物や街路もあちこちに残っています。
ゴールウェイのランドマークとしては、高さ44mのドームが川沿いにそびえる「ゴールウェイ大聖堂」や、1845年からの歴史を持つ「ゴールウェイ大学」などが知られています。のんびりとした雰囲気の漂う街を思い思いに歩いてみましょう。
また、ショッピングセンターの「エア・スクエア・センター」は、敷地内にかつて要塞として使われていた壁の一部が残っています。現代的なショッピングセンターの外観と、中世の要塞が共存するギャップがユニークですよ。
ゴールウェイの街にある観光スポットについて気になる人は、次の記事もご覧ください。
ゴールウェイのおすすめ観光スポット情報
アイルランドでは、観光スポットめぐりだけでなく楽しいイベントにも参加してみましょう。アイルランド文化が反映されたものや、歴史を感じられるものなど、年中さまざまなイベントが開催されています。
ここからは、アイルランドならではのイベントを紹介します。
毎年3月17日は、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日である聖パトリックスデーです。世界各国で、聖パトリックの象徴である緑の衣装やシャムロック(葉が3つに分かれている草の総称)を身に着けた人々が集まります。
アイルランド全土でパレードやフェスティバルが開催されますが、特に首都ダブリンでは4日間にわたり、盛大なフェスティバルが行なわれます。聖パトリックスデーの時期にアイルランドを訪れるなら、ぜひ地元の人とともに楽しい雰囲気を体験してみましょう。
開催時期 | 毎年3月17日前後の数日間(都市や時期によって異なる) |
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入場料 | - |
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公式サイト | - |
住所 | アイルランド国内各地 |
今や世界中でお祭りとして定着しているハロウィーンですが、実はアイルランド発祥です。ハロウィーンはアイルランド語で「夏の終わり」を意味する、古代アイルランドのお祭り「サウィン」を起源としています。
収穫期を終える時期に、幽霊や悪魔などの形をした死者の魂から身を守るため、古代の人々は自らも不気味な仮装をしていた伝統があります。
アメリカに渡ったアイルランド移民から、全世界にこの伝統が広まり、人々は仮装をしてハロウィーンを祝うようになりました。アイルランドのハロウィーンでも仮装をして、雰囲気を楽しんでみましょう。
開催時期 | 10月31日 |
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入場料 | - |
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公式サイト | - |
住所 | アイルランド国内各地 |
アイルランドを訪れたら、マンドリンやバグパイプで演奏される伝統的なアイリッシュ音楽を聴いてみたい人も多いのではないでしょうか。毎年夏に開催されるアイルランド伝統音楽祭(Fleadh Cheoil na HÉireann)では、アイルランド音楽のコンサートやストリートパフォーマンスを思う存分楽しむことができます。
期間中には街のあちこちにステージが設置され、陽気なアイルランド音楽で包まれます。開催地は年によって異なるため、公式サイトを確認してみましょう。
開催時期 | 毎年8月の約1週間(2024年は8月4日~11日) |
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入場料 | プログラムによって異なる(無料プログラムあり) |
SNS | |
公式サイト | https://fleadhcheoil.ie/ |
住所 | 年によって異なる(2024年はウェクスフォード) |
アイルランド観光では、アイルランドならではのグルメも味わってみましょう。グルメからアイルランドの歴史や文化を体感でき、おすすめです。
ここからは、アイルランドを象徴するようなグルメを紹介します。
アイリッシュシチューはアイルランドのパブの定番メニューです。
アイルランド特産の黒ビールと羊肉をたっぷりと使うのが特徴。じっくりと煮込んだシチューは身体を温めてくれます。
もちろん黒ビールとの相性も抜群です。パブを訪れたら、黒ビールとともにぜひ注文してみましょう。
アイリッシュブレックファストはボリューム満点な朝食プレートのことです。アイルランドでは日曜の朝、具だくさんの朝食と紅茶をのんびり味わう習慣があります。
目玉焼きやベーコン、焼いたマッシュルームやトマトなど、プレートの内容は隣国イギリスのイングリッシュブレックファストにもよく似ています。大きな違いは、ブラックプディングと呼ばれる豚の血入りのソーセージが含まれるかどうかです。
アイリッシュブレックファストは、アイルランドにある多くのカフェで提供されています。お店によってプレートの内容も少し異なるので、食べ比べを楽しんでみましょう。
日本と同じく海に囲まれたアイルランドでは、各地で新鮮なシーフードを味わうことができます。
なかでも、アイルランド産の牡蠣はとてもクリーミーで、加熱調理せずにそのまま食べるのが定番です。日本で親しまれている牡蠣とは異なり、平たく円形に近いシルエットが特徴です。
特に、アイルランドの西海岸に位置するゴールウェイの街は、牡蠣の水揚げが多い街として知られています。毎年9月には、おいしい牡蠣を思う存分堪能できる国際オイスターフェスティバルも開催されるので、牡蠣が好きな人はぜひ立ち寄ってみましょう。
続いては、アイルランドを観光する際の注意点と、楽しむためのポイントについてご紹介します。
アイルランドは、世界中を見ても治安が良い国として有名です。
経済平和研究所(IEP)の調査による2023年の世界平和指数ランキングでは、9位の日本を上回る3位にランクインしています(※1)。人通りのない道を歩くのを避け、日中に行動するように意識すれば、女性がひとりで観光するのも大きな問題はないでしょう。
しかし、スリや置き引きなどの日本人観光客を狙った犯罪もたびたび起こっています。観光をする際は持ち物の管理に十分注意してください。
また、歩きスマホもひったくりに遭う原因になりやすいので注意しましょう。スマホを見る際は立ち止まり、ひったくられないようスマホリングを装着しておくのもおすすめです。
不特定多数が出入りする場所はスリや置き引き、ひったくりが起きやすい傾向があります。特にアイリッシュパブでは、アイルランドの文化や地元の人との交流を楽しめますが、お酒を飲んでいる隙にバッグや財布を盗む事例も起こっています。
お酒を飲み過ぎないように心がけ、トイレや支払いの際も手荷物を持って移動するようにしましょう。
アイルランドには四季がある一方で、一日のうちで天気が変わりやすいことが特徴です。朝は晴れていても、午後になると急に雨が降ってくるというケースも考えられます。
そのため、折り畳み傘を持ち歩くか、急な雨をしのげるようにフード付きの服を着ておくのがおすすめです。雨が降ると急に冷え込むこともあるので、着替えや1枚羽織れるものも持って行くと良いでしょう。
アイルランドでは、飛行機や電車、レンタルサイクルなどさまざまな交通手段が使われています。
首都のダブリン市内では、ダブリンバスという市バスに加えて、中心部から郊外を結ぶ路面電車の「ルアス」が運行されています。市バスと路面電車を併用すれば、ダブリン観光がより便利になるはずです。
そして交通機関を利用する際に便利なのが、リープ・カードです。購入する際には5EURのデポジットがかかりますが、現金払いよりも運賃が割引されるうえ、読み取り機にタッチするだけで乗車できます。
ダブリン市内だけでなくアイルランド各地の公共交通機関でも使えるため、公共交通機関でアイルランドを観光したい人におすすめです。
アイルランドでは、チップは必須ではありません。高級レストランやホテル、タクシーなどで良いサービスを受けたと感じたら、チップを渡すとスムーズです。
お店によっては、会計にあらかじめチップが含まれていることもあります。伝票の内容を確認し、チップが含まれていなければ、チップを支払うことを検討しましょう。
タクシーに乗った場合は料金の10%〜15%をチップとして上乗せするのが目安です。高級レストランのチップも、タクシーの場合と同じ10%〜15%くらいと考えて良いでしょう。
アイルランドには、自然の美しさや歴史を感じられる観光スポットがたくさんあります。首都のダブリンだけでなく、コークやゴールウェイなど、さまざまな街を訪れてお気に入りの場所を探してみましょう。
観光スポットにとどまらずアイルランド発祥のイベントや独特な食文化も魅力的です。アイルランドでは、この記事でご紹介した観光スポットやイベント、グルメをぜひ楽しんでみてくださいね。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
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※1...2023 Global Peace Index「Overall GPI Score」(参照日:2024-3-1)
アイルランドが留学生に注目なワケ
アイルランドはイギリスと比べると物価が安く、ヨーロッパ生活を体験しながら近隣の国にも旅行したいという留学生におすすめ。日本人も少ないので、勉強にも集中できます。
アイルランド留学について見るアイルランド留学ガイド | |
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