アイルランド留学で失敗しないための学校の選び方

日本人の留学生が少ないといわれているアイルランド。しかし、フレンドリーな人が多く、自然や歴史が感じられるアイルランドは、癒しの国として人気です。

留学先と一言でいっても、人によって合う学校や地域が変わってきます。こちらでは、アイルランド留学で失敗しないために気をつけるべき学校の選び方についてご紹介します。

アイルランド留学のメリット

英語に集中できる

アイルランド留学における最大のメリットは「英語に集中できる」ということです。日本人の留学生が少ないので、英語の環境に身を置くことができ、英語の上達が期待できます。

せっかく留学をしたけれど、まわりの日本人留学生と日本語で話してしまう、といったケースも多いので、日本人が少ないアイルランドではそう言った心配がありません。

生活しやすい環境

また、街並みがキレイで自然豊かな環境が整っており、安心して生活することができます。買い物スポットも多くあり、生活に困ることなく留学生活を送ることができます。アイルランド人は皆フレンドリーなので、友人が増えやすいメリットもあります。

1年中穏やかな気候

アイルランドは日本と同様に四季があり、1年中穏やかな気候なので、日本と同じようなスタイルで過ごすことができます。

アイルランド留学のデメリット

日本人が少ない

日本人が少ないことは人によっては、デメリットになるポイントです。日本人が少ないからこそ、人によってはホームシックになることもあります。日本人が少ないことはメリットでもありますが、寂しく感じてしまう人も多いです。

日本食が少ない

日本食材を置いているスーパーマーケットが少ないことも特徴です。しかし、中心部では日本食やアジア食を提供するレストランがあるので、日本食が恋しく感じたら積極的に活用しましょう。

日本からの距離が遠い

日本からアイルランドへの直行便はありません。ヨーロッパの都市部を経由してアイルランドへ行くのが一般的です。そのため、トータルで14～15時間かかるので、もし何かあった時に日本へ気軽に帰れないことも挙げられます。
アイルランド留学とは？特徴とメリット・デメリットを徹底解説！

留学先の学校の特色を知ろう

アイルランド留学では、大きく分けて「大学付属の語学学校」と「私立の語学学校」の2つに分けられます。それぞれのメリット、デメリットは下記の通りです。

「大学付属の語学留学」は、大学に籍を置きながら学ぶことができます。そのためキャンパスライフを楽しむことができ、日本学科がある大学だと、日本に興味がある学生と交流もすることができます。

しかし、授業の人数は多いので、学生と交流はできますが、文法や読解を学ぶ内容が多いため、日常会話を話したい人には物足りないかもしれません。

反対に「私立の語学学校」は、少人数制のクラスが多く、細かい部分までサポートをしてくれます。また、年間を通していつでも入学することができるので、社会人でも学びやすいです。しかし、大学付属よりかは留学費用が高くなるデメリットがあります。

学校選びで確認したいこと

語学学校の形態が分かったところで、具体的に学校を選ぶにあたって確認したいポイントをご紹介します。

生徒の人数

語学学校によって人数は変わってきますが、大学付属の場合は、15人～20人ほどのクラスです。私立学校の方はさらに人数が減るので、細いサポートを受けたいという方は私立の語学学校が向いています。

入学方法、コース、カリキュラム

大学付属の語学学校は、一般英語コース、検定準備コースが基本となっています。大学付属なので、基本的には中級の英語の学力が必須となっているところが多いです。

TOEFLの点数が必要になってくるところもあるので、学校にカリキュラムを確認してください。

私立の語学学校は、学生の希望に沿ってあらゆるカリキュラムに対応しているところが多いです。コースの種類は、一般英語コース、検定準備コースが多いです。

授業時間は週15時間、20時間、30時間などから選ぶことができ、自分の学びたいニーズに合わせることができます。しっかり勉強をしたい方は、30時間、フリータイムを重視したい方は15時間と目的別に選択することができます。

また初級、中級、上級レベルのコースに分けることができるので、英語に自信がない、という人でも入学しやすいのが特徴です。

生徒の国籍

こちらも学校によって異なりますが、アイルランドではイタリアやフランスなどのヨーロッパ圏内の留学生が多いです。日本や韓国などからの留学生の割合は3～5％ほどなので割合は低いです。

施設や滞在方法

留学中の滞在方法は、ホームステイ、学生寮、フラットシェア（シェアハウス）が主流となっています。

ホームステイは、ホストファミリーと一緒に生活を送るので、学校以外でも英語を使用する機会が多く、上達するチャンスが増えます。また、アイルランドの生活習慣や文化を楽しむことができます。

学生寮は学校側がサポートをしてくれるので、何かあったらすぐ相談することができます。また、同じ留学生同士交流を深めることができます。

フラットシェアの場合は、自由に過ごすことができるので、一人の時間がほしい人には人気です。しかし、トラブルが起きたら自分で解決をしないといけないので、留学が不安な人は、ホームステイか、学生寮が安心です。

予算

学校のカリキュラムによって違いますが、基本的にアイルランドでの留学は、1週間でおよそ7万〜14万、1カ月でおよそ30～55万円がかかります。

留学する目的を明確にする

自分が留学を通して何を達成したいかという目的を明確にして留学に臨みましょう。日本人が少ないので英語にたくさん触れることができる、と思いがちですが、日本人の留学生同士で話しをしてしまったり、家にこもりがちになってしまっては本末転倒です。

どのくらい英語をマスターしたいのかを考えて、積極的に街へ出たり、人に話しかけるなどをして英語力アップを目指しましょう。

また、アイルランドはアイリッシュパブが多いので、お酒が好きな人は行ってみると交流が深まります。せっかくアイルランドに行くのなら、文化を楽しみつつ積極的に交流するといいでしょう。
どうしてみんな留学するの？留学経験者の留学理由や目的とは

自分にあった地域を選ぼう

アイルランドといっても国は広いです。どのエリアで留学するか迷う人もいるはずですよね。アイルランドの留学先エリアとして人気の地域をご紹介します。

ダブリン

まずは首都であるダブリンです。空港からのアクセスも良く、アイルランドの中で一番栄えている都市です。生活しやすい環境が整っており、語学学校が多いことでも人気を集めています。アイルランドに留学するほとんど人がダブリンを選ぶことが多いです。
ダブリンについて詳しく知りたい方はこちら

ゴールウェイ

アイルランドの西部に位置するゴールウェイは、アイルランドの第2言語であるアイルランド語（ゲール語）が最も話されている地域です。また、学生都市として学生が多い街としても有名です。アイルランドの文化に触れたいという人に人気のエリアです。
ゴールウェイについて詳しく知りたい方はこちら

コーク

アイルランドの南部にある都市です。ダブリンに次いでアイルランドの中で2番目に大きい都市です。歴史的名所や自然を多く感じられ、リゾート地として知られています。街全体が穏やかなので、ダブリンのような中心部の喧騒感が苦手な人に人気です。
コークについて詳しく知りたい方はこちら

まとめ

アイルランド留学では、日本人の留学生が少ないですが、その分英語に触れ合う時間が多いです。学校によってカリキュラムが変わってきますが、自分にあったプログラムを選ぶことが大切です。

また、エリアによって街の雰囲気がガラッと変わるので、自身の性格や留学の目的もしっかり考えて選ぶことがいいでしょう。学校の情報を比較して自分にあった学校を選んでください。

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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