最終更新日:2024/08/26
「アイルランド留学の準備をしなきゃ」
「でも何から始めれば良いんだろう……」
とお悩みではありませんか?
アイルランド留学は学校選びや滞在先の手配などいくつか準備があるものの、ひとつずつ取り組めばそれほど難しくはありません。
特にビザの手配が入国後でも可能なため、語学留学は1〜3ヶ月前の準備でも間に合います。
とはいえ、ビザ以外の留学準備はいくつかあります。ミスなくスムーズに準備を済ませるためにも、事前に必要な手続きを把握しておきましょう。
そこで今回は、
を解説します。
今回の記事を参考にしながら、アイルランド留学の準備を進めていきましょう。
なお、アイルランド留学について、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
アイルランド留学
[目次]
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アイルランド留学の準備を始めるにしても、方向性が定まっていないと留学を成功させるのは難しいです。留学の計画を立てたり準備を進めたりする前に、次の3つをしっかり定めておきましょう。
ひとつずつ解説します。
留学の準備を進める前に、留学の目的や目標を考えることが成功には必須です。目的といっても難しいものではありません。留学したいと思ったとき、目指す理想の姿があったかと思います。
例えば、海外大学に進学したいから英語を学びたいなど将来の姿を思い浮かべ、叶える方法として海外に行くことを決めましたよね。
将来の姿はそのまま留学の目的になります。
そして目的の達成には、将来の姿にたどり着くまでの小さなゴールを決めることが必要です。
小さなゴールとは、海外大学への進学に向けて英語の勉強を頑張りたいのであれば、留学中にIELTS6.0を取得するなどが当てはまります。
目的を実現するためにどのようなことをクリアしていくべきか、留学中の細かい目標をいくつか設定しましょう。
目的がなくても留学することはできますが、目的なく留学した人のほとんどは事前にしっかりと考えておくべきだったと後悔しています。
目的・目標を持っている方が、留学中の行動が明確になります。特に長期で留学をする人は途中で留学生活に慣れが生まれ、モチベーションが下がりかねません。
目的や目標を持っていると自分の目指す方向を見失うことなく、モチベーションを維持または高め続けることが可能です。
そのためまずはアイルランド留学の目的・目標を明確にし、それから滞在する都市や語学学校を決めましょう。
留学期間は費用などに関わることから重要ですが、一概に何ヶ月が良いと断言はできません。留学の目的や目標によって変わる上に、個人の事情によっても確保できる時間が異なるためです。
学生と社会人では、留学できる時間に大きな差があります。学生の場合、短期はもちろん休学すると半年を超える長期留学にもチャレンジしやすいですが、社会人は長期留学するとなると退職せざるを得ません。
退職すると留学だけでなく、帰国後の再就職など考えることが多数あります。そのため社会人の長期留学は決断しにくく、取れる時間と合わせてじっくり考える必要があるのです。
一般的に確保できる時間は、次の通りです。
自分はどれくらい留学に割けるのか、現実的に活用できる時間を考えてみてください。
留学の目的に必要な期間が決まったら、次は自分の予算を確認しましょう。
自分にぴったりの留学を見つけたとしても予算が合わないと振り出しに戻り、もう一度計画を考え直すことになります。
自分の予算と希望の留学プランに必要な金額を算出するためには、目的達成に必要な次のことを整理してみてください。
上記から費用相場を計算し、予算と照らし合わせましょう。足りない場合は留学方法や期間を見直してみるのがおすすめです。
留学の目的・目標が決まったら具体的な準備を進めますが、どんな準備が必要なのかを整理しましょう。
重要なこととして、
を解説します。
アイルランド留学の準備といっても、留学方法によってスタート時期が異なります。
準備の開始時期を左右するのは、発行するビザの種類です。
準備でもっとも時間がかかるのがビザの手続きで、入国に関わるゆえに余裕を持って準備したいところです。そのため準備のスタート時期も、ビザ取得にかかる時間で考えるのがおすすめです。
3ヶ月以内の語学留学は無査証で入国できるため、事前準備は特に必要ありません。
また3ヶ月を超える語学留学も学生ビザを申請しますが、具体的な手続きはアイルランドに入国してから進めます。そのため必要書類を揃える時間を確保できれば、日本での準備期間としては十分です。
大学留学は入学試験、ワーキングホリデーはビザ抽選の時期が決まっていることから、その日程に合わせて準備する必要があります。
実際にアイルランド留学に向けて準備するときは、次のようなスケジュールで進めましょう。
6ヶ月前 | 情報収集、学校探し |
---|---|
5ヶ月前 | 都市または学校や滞在先の確定、費用の見積もり算出 |
4ヶ月前 | 入学願書や必要書類を送付、学費の前払い |
3ヶ月前 | ビザの申請、パスポートの申請、事前の英語学習スタート |
2ヶ月前 | 航空券の手配、滞在先の手配、学生ビザの面接、クレジットカードの申請 |
1ヶ月前 | 学生ビザの発行、海外留学保険の手続き |
1〜3週間前 | 両替、買い物、パッキング、(長期留学の場合)転居届の提出 |
参考として、下記の留学計画早見表もご覧ください。
留学計画早見表
ここまで決まったら、さっそくアイルランド出発までに必要な準備を進めます。
次からひとつずつ解説しますね。
まずは留学先について、次の3つを詳しく決めましょう。
アイルランドはイギリスの左隣にあり、面積は約7万300平方メートルと北海道よりやや小さい国です。
首都・ダブリンはお店などが立ち並ぶ都会的な雰囲気ですが、西部や南部には自然が広がる地域もあります。公用語として英語またはゲール語を話すことから、英語留学の滞在先として選ばれることが増えています。
またアイルランドといえばパブ、またはケルト文化のイメージも強いです。飲み歩いたりケルト音楽のイベントに参加したり、日常生活でも異文化を楽しめるシーンがたくさんあります。
【アイルランド留学おすすめポイント】
・文学、音楽など独自の文化と歴史が感じられる
・ヨーロッパからの留学生が多く、国際交流を楽しめる
・欧米圏の中では物価がやや安い
アイルランド留学が決まったら、次はどの都市に滞在するかを決めましょう。アイルランド留学とひと言でいっても次のように複数エリアがあります。
アイルランド留学の人気都市
ダブリン
古き良き街並みとギネスビールを楽しめるパブも魅力
コーク
Best in Travel 2010選定!世界中から注目されている町
コーク
中世の雰囲気とカラフルなかわいらしい街並みの融合
どんな都市が自分に合っているかわからない場合は、オススメ都市診断を参考にしてみてください。
アイルランド留学オススメ都市診断
最後に学校選びをします。
語学留学の場合、アイルランドには複数の語学学校があるため、まずはいくつか候補を絞り込みましょう。
気になった学校の特徴や口コミ情報を見ると実際に留学した人の感想が分かるため、信ぴょう性の高い情報を得られます。
アイルランドにある語学学校は、次のページにまとめました。気になる方は参考にしてみてください。
アイルランドの人気語学学校ランキング
留学する都市や語学学校が決まったら、次の申し込みを進めます。
希望の語学学校に必要書類を提出します。基本的にはオンラインで申請しますが、念のため語学学校の手続きページなどを確認してください。
手続きは英語のため、時間がかかることもあります。入学の1〜3ヶ月前など早めに準備を始めるのがおすすめです。
語学学校が決まったら、どこに滞在するか決めましょう。
滞在先は、次の4つから選べます。
また短期留学の場合、ホテル滞在も可能です。
アイルランド留学の滞在先について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
アイルランド留学の滞在先の種類と特徴
正式な申し込み手続きが完了したら、学費や滞在費、空港の出迎え費用などを先に支払います。請求書などを確認し、指定の方法で支払いましょう。
冒頭でアイルランドのビザは、事前申請の必要ない種類もあるとお伝えしました。基本的に学生ビザは日本で手続きを済ませる必要はありません。
ワーキングホリデーの場合のみ、抽選や取得の手続きを日本で済ませます。
具体的な手続きや流れについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
【2022年版】アイルランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
事前の手続きが済んだら、次は身の回りの手続きや準備を進めましょう。
準備内容として、
の3つを紹介します。
パスポートは現在のものでも問題ありませんが、留学期間に加えて6ヶ月の残存期間が必要です。
残存期間が足りない場合は新規パスポートを発行してください。
新規パスポートの発行には1〜2週間かかります。渡航直前では間に合わないこともあるため、早めに準備することをおすすめします。
語学学校の入学日や滞在先の到着日が決まったら、航空券を購入します。入国時に往復航空券の提示を求められることもあるため、出発時と帰国時の両方手配しておきましょう。
留学では専用の保険を手配してください。日本で使っている健康保険は適用されず、何も用意しないで渡航したときに現地の病院で高額請求が発生してしまうことがあります。
海外留学専用の保険に加入し、万が一の病気やケガに備えておきましょう。
留学するから日本では勉強する必要がないと感じる人もいるのではないでしょうか。
確かに留学期間だけでも英語力を伸ばすことは十分可能ですが、現地での学校の授業はすべて英語です。基礎だけでも分かった方が授業をしっかり理解し、自分の英語学習に活かすことができます。
また英単語や文法、日常会話レベルであれば日本でも参考書を使って勉強できるため、留学先で学ぶことでもありません。
留学先ではスピーキングなど、現地だからこそ習得できるスキルに振り切った方が総合的な英語力が身に付きます。英単語と文法など最低限の内容は、日本で習得しておきましょう。
目安は中学英語レベルです。日常会話は中学英語で構成されているため、中学レベルの参考書を使って勉強すれば、基礎力は身に付くことが期待できます。
またオンライン英会話を通して会話の練習をしておくのも、授業のシミュレーションとして効果的です。
留学生活でさらに英語力を高められるように、準備できることは日本で勉強しておきましょう。
留学まで1ヶ月を切ったら、荷造りを始めます。留学で必要な持ち物は決まっているため、リストに沿って準備すれば現地で困ることはありません。
一般的に必要な持ち物は、次のようなものです。
アイルランドだからこそ必要な持ち物は、次の通りです。
アイルランドは入国後に外国人登録(GNIB)をするため、必要書類を日本で用意する必要があります。主に入学許可証、住所証明、銀行口座の残高証明書、海外留学保険の加入証明書です。
また夏は日差しが強いこともあるため、サングラスも持参しておくのがおすすめです。
その他必要な持ち物について、詳しくは下記のリストにまとめました。荷造りではリストを見ながら準備すれば安心です。
アイルランド留学の持ち物チェックリスト
準備が済んで出発日になったら、アイルランド留学のスタートです。持ち物の最終チェックをし、余裕を持って家を出ましょう。
日本の空港(国際線)には出発の2時間前に到着し、搭乗手続きを済ませてください。
スーツケースは機内に預けてしまうと現地空港に着くまで取り出せないため、パスポート、航空券(Eチケット)、学校の空港出迎え資料は手元に保管しておくことをおすすめします。
アイルランドの空港に到着したら入国手続きを受け、スーツケースを受け取ってから到着ロビーに行きます。空港の出迎えを依頼している場合は、到着ロビーで担当者と合流してください。
アイルランドに到着してから帰国までの現地スケジュールは下記ページにまとめています。
アイルランド留学の出国から帰国までの流れ
ここまでアイルランド留学に向けた準備をまとめましたが、自分1人で完了できるのか不安を感じる人もいるのではないでしょうか。特に英語での手続きは苦手意識があると、間違うのではないかと感じますよね。
準備に不安がある場合は、留学エージェントに相談するのがおすすめです。留学先の決定から学校の申し込み、ビザの取得など、さまざまな手続きを代行してくれます。
特に留学カウンセラーは留学経験者が多いため、実体験から必要な準備などアドバイスしてくれます。
留学先や学校選びも経験からあなたに合いそうな場所をピックアップしてくれるため、現地に行って合わない、失敗したと感じる可能性が低くなります。
最初の相談は無料で受け付けているところが多く、気軽に相談できるのもうれしいですね。
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今回は、アイルランド留学の準備についてまとめました。
おさらいすると、アイルランド留学では次の準備が必要です。
手続きなど英語でハードル高く感じるかもしれませんが、一つひとつ着実に取り組めば間違えることはありません。
もし不安な場合は、留学エージェントのサポートを依頼するとさらに安心です。留学先選びから相談できるため、悩んでいる人は無料相談だけでも活用してみてくださいね。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
アイルランドが留学生に注目なワケ
アイルランドはイギリスと比べると物価が安く、ヨーロッパ生活を体験しながら近隣の国にも旅行したいという留学生におすすめ。日本人も少ないので、勉強にも集中できます。
アイルランド留学について見るアイルランド留学ガイド | |
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