アイルランドへ渡航する際の一番お得な両替方法!おすすめ円・ユーロ両替情報まとめ

最終更新日:2024/08/26

アイルランド 両替

アイルランドへ行く前に、「現地通貨をどうやって調達しよう……」とお悩みではないですか?

ヨーロッパは生活費や渡航費が高く、費用を少しでも抑えたいと考える方も多いはず。特に両替の手数料は、できるだけ安く済ませたいですよね。

そこで今回は、アイルランド留学やアイルランド旅行の予定がある方に向け、お得に両替をする方法をお届けします

1番お得な両替場所から、両替するときに知っておきたいポイントまで総まとめでお伝えするので、ぜひアイルランド渡航前にチェックして、準備に役立ててくださいね。

なお、アイルランドの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
アイルランドで訪れたいおすすめ観光スポット・イベント・グルメ
※記事内ではユーロをEURと表記し、為替レートには2024年5月22日時点の情報を参照し、1EUR=171円で計算しています。

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アイルランドの通貨は?

ユーロ

まずは、アイルランドで使われている通貨を確認しましょう。

アイルランドの通貨は、EUR(ユーロ)です。紙幣の種類は、5・20・30・50・100・200EURがあります。2018年までは500EURも発行されていたため、手にする機会もあるでしょう。硬貨は、1・2EURと、1・2・5・10・20・50セントの8種類です。

上記の通貨は、アイルランド本国であれば問題なく利用が可能ですが、お隣の北アイルランドに行く際は注意が必要です。北アイルランドはアイルランド共和国と陸続きですが、イギリスの一部です。そのため、通貨はGBP(ポンド)になります。

北アイルランド国内の店にはEURに対応できるところもありますが、使用できない店舗も少なくありません。そのため北アイルランドに行く場合は、現地でEURをGBPに両替しておきましょう。

また、GBPは紙幣の発行元がイギリス・北アイルランド・スコットランドの3カ国に分けられます。イギリスとスコットランドで発行された紙幣は、北アイルランド内で使用できないこともあるため、イギリスやスコットランド発行のGBPを持っている方は、注意が必要です。

加えて、北アイルランドのGBPを日本に持ち帰っても、国内の流通が少ないことから両替できないケースも考えられます。GBPを日本国内で円に戻す予定の方は、アイルランドでEURに両替をした上で帰国したほうが良いでしょう。

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アイルランドの通貨ユーロのお得な両替方法

アイルランド 両替 ユーロ札

photo by: nadia_if / Shutterstock.com

日本円をアイルランドの通貨であるEURに両替する方法はさまざまです。その中でもお得な両替方法をご紹介します。

外貨口座から引き出す

外貨口座とは、日本円を外国のお金に換えて預けておく口座のことをいいます。

アイルランドのATMを使い、日本の普通口座から現金を引き出すと、日本円は現地の通貨に両替されます。その際、金融機関が定める両替手数料が発生します。

外貨口座の場合、円から外貨口座に入金する際に両替を行うため、お金を引き出す際に、両替手数料はかかりません。また、金融機関によっては、日本円を外貨に換えて預ける際の手数料を無料としているところもあります。

海外ATMの利用手数料も0円に設定している金融機関があるため、お得に両替をしたい方は外貨口座の開設を、渡航前に済ませておくのがおすすめです。

デビットカード

デビットカードでの支払いは、クレジットカードの後払いとは違い、銀行口座に直結しています。その場で連携している銀行から支払えるため、現金と同じ感覚で利用が可能です。

また、現金と違ってATMでお金を引き出す必要がないため、ATMの利用手数料の負担をなくせます。加えて、暗証番号が必要なデビットカードであれば、スリや盗難の被害にあうリスクを抑えられます。

ただしデビットカードを使うと、金融機関やカード会社が定めた海外事務手数料や為替手数料などが発生することがあります。費用の相場は、利用額に対して1.6〜2.2%前後です(※1)

外貨預金口座と紐付けたデビットカードを使用すれば、手数料の負担をさらに少なくできます。

日本で現金を両替

EURは日本国内で多く流通している貨幣です。一方で、アイルランド国内における日本円の需要は、それほど高くありません。

そのため、日本円をEURに両替する際は、日本国内で両替をした方がレートが安い傾向にあります。

ただし、多額の現金を持って渡航するのはリスクが高いためおすすめしません。日本でEURを用意する場合は、現地で必要になる金額の一部だけにとどめたほうが安心です。現地で現金が足りなくなったら、デビットカードやクレジットカードを活用することをおすすめします。

アイルランド渡航時はどこで両替するのが1番お得?

アイルランド 両替 考える女性

photo by: megaflopp / Shutterstock.com

日本円をEURに両替できる場所や方法はさまざまです。

では、その中でもレートが安く手数料の負担が少ない両替方法とは、何なのでしょうか。

日本の街の両替所や金券ショップで両替するのが1番お得!

日本円をEURにお得に両替したい方は、日本国内で両替を済ませたほうが良いでしょう。

EURは日本国内でも人気が高く、需要が多い通貨です。そのためアイルランドで両替をするよりも安く両替ができます。

日本国内で円をEURに両替できる場所はさまざまですが、街の両替所や金券ショップはレートが安い傾向にあり、手数料負担も少ないといえます。

両替場所 2024年5月22日時点での両替レート
銀行(※2) 1EUR=176円
街の両替所(※3) 1EUR=175円
空港(※4) 1EUR=174円

上記の表では空港のレートも安価ですが、空港の両替所は混んでいることがあります。またレートが変動した際に、街の両替所よりも高額になるケースが多いようです。

そのため両替をする際は、街の両替所を利用したほうが安心です。

アイルランド国内で両替ができる場所

アイルランド国内でも、日本円をEURに両替できます。以下が、両替できる場所の一覧です。

両替場所 2024年5月22日時点での両替レート
銀行(※5) 1EUR=176円
街の両替所(※6) 1EUR=188円円
ホテル 不明
ATM 契約している金融機関による

アイルランド国内で両替をする場合、おすすめはATMの利用です。

2024年5月時点で、アイルランドで両替レートがもっとも安いのは銀行です。しかし慣れない土地で銀行員とやり取りをするのは、ハードルが高いと感じる方も多いかと思います。

ATMを利用して日本円の口座からお金を引き出す際のレートは、金融機関によって異なりますが、アイルランドの銀行や街の両替所よりは安価な傾向にあります(※7)。

現地で現金が必要になった際は、ATMを活用すると良いでしょう。

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お得に両替するためのチェックポイント

アイルランド 両替 チェックポイント

photo by: Andrey_Popov / Shutterstock.com

日本円をEURにお得に両替する際は、次のチェックポイントを押さえておきましょう。

為替レート

1つ目のチェックポイントは、為替レートです。

為替レートは、両替所によって異なります。なるべく損をしたくない方は、レートが良い場所で両替しましょう。

また、両替所の為替レートは外国為替市場のレートに基づいて設定されています。なるべく為替市場のレートが下がった時期に両替をすることで、お得にEURを手に入れられます。

手数料

両替をすることで、以下の手数料が発生します。

  • ・為替手数料
  • ・海外事務手数料(両替手数料)
  • ・ATM手数料

それぞれの詳細を見ていきましょう。

為替手数料

為替手数料とは、日本円をEURに両替する際に発生する手数料のことです。為替レートに上乗せされているケースが多くあります。

海外事務手数料(両替手数料)

海外事務手数料は両替手数料とも呼ばれており、金融機関が定める手数料のことを言います。

金融機関によって手数料の金額は異なりますが、利用金額に対して1.6〜2.2%ほどが費用相場です。また、海外事務手数料は両替をするごとに発生します。

ATM手数料

ATM手数料は、現地のATMを利用すると生じる手数料のことです。金融機関と現地のATM設置会社の2社からの請求が発生します。

しかし日本の金融機関の中には、海外ATMの利用手数料を無料にしているところもあります。手数料負担を抑えたい方は、ATM手数料が発生しない金融機関でカードを作ると良いでしょう。

それぞれの手数料がなるべく安いところを選ぶことで、日本円をお得にEURへ両替できます。

アイルランド渡航前の両替でよくある疑問・質問

アイルランドへ渡航する際、両替に関して不安や疑問などを抱える方も多くいるでしょう。

ここでは日本円をアイルランド通貨のEURに両替する際の、よくある質問やポイントを紹介します。

現金はいくら準備するべきですか?

アイルランドの多くの店で、クレジットカードやデビットカードを利用できます。そのため現金を持っていなくても、困るシーンはほとんどありません。

不安な方は、100〜120EUR(約1万7,100〜2万520円)ほどの現金を用意しておきましょう。クレジットカード・キャッシュカードと現金を併用して生活すれば、数週間は問題なく過ごせます。

アイルランドで現金はいつ必要ですか?

アイルランドで現金が必要になる場所は、カードが使用できない店舗やイベントの屋台などです。これらの場所に向かう予定の方は、現金を用意しておきましょう。

また、アイルランドにはチップ文化があります。チップは料金に含まれていることもありますが、別払いとなるケースも少なくありません。

ていねいなサービスを受けお礼をしたいと感じたときは、料金の10〜15%ほどをチップで渡しましょう。現金のチップが必要になる場所は、タクシーやレストラン、ホテルなどが挙げられます。

カード決済と現金決済ではどちらがお得?

アイルランドで支払いをする際は、カード決済がおすすめです。

現金の場合、使い切らずに余らせてしまうことが考えられます。残った現金を日本円に戻す際のレート・手数料などを考慮すると、現金決済はカードよりも損をしてしまうかもしれません。

カード決済を選択することで、利用額に応じたポイントが得られます。両替の手間が省けることや、現金を持って移動するリスクなどを防げる点も、カード決済のメリットです。

ただし、カード決済は手数料が発生します。外貨預金口座と連携したカードを利用したり、手数料が安価な金融機関を選んだり、現金と併用するといった選択肢を選んで、現地での食事や買い物をお得に楽しみましょう。

まとめ

今回は、アイルランドに渡航する際に知っておきたい通貨の両替についてご紹介しました。

日本円をユーロに両替できる場所は、さまざまです。その中でも、日本の街の両替所は両替レートが安い傾向にあります。また、現金を両替する以外にもデビットカードやクレジットカードを使用する方法もおすすめです。

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    【参考文献一覧】

    ※1...みんなのマネ活|楽天モバイル(参照日:2024年5月22日)

    ※2...外貨両替相場 | みずほ銀行(参照日:2024年5月22日)

    ※3...外貨両替|大黒屋(参照日:2024年5月22日)

    ※4...本日の為替レート | 外貨両替|GREENPORT AGENCY Co.,ltd((参照日:2024年5月22日))

    ※5...Foreign Exchange Currency Converter - Personal Banking ROI((参照日:2024年5月22日))

    ※6...Dublin Airport - Arrivals Hall T1 - after baggage hall - Currency exchange rates - ICE Ireland((参照日:2024年5月22日))

    ※7...海外ATMでの引き出し - Visaデビットカード - PayPay銀行((参照日:2024年5月22日))

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