アイルランド留学の失敗事例と後悔しないために知っておきたいポイント10選

はじめて行く国は、どんな体験や学習ができるかドキドキ・ワクワクしますよね。

同時に、失敗してしまわないか不安になってしまう人も多いはず。せっかくお金をかけて留学するので、後悔はしたくないですよね。

そこで、この記事ではアイルランド留学を充実させるために押さえておくべき、失敗談と成功させるためのポイントを「勉強」「生活」「学習姿勢」に分けて紹介します。

これから、アイルランド留学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

日本との違いで大失敗？！アイルランド留学の10の失敗談

留学には多かれ少なかれ失敗は誰しも経験するもの！私自身、はじめて海外に向かう飛行機のなかで「Chicken（チキン料理）」が通じず、泣く泣く「Fish（魚料理）」を頼んだ苦い思い出があります。

ホスピタリティあふれるアイルランドは、技術立国。世界の外資系企業が集まる国でありながら、日本では留学先としてあまり知られていません。そんなアイルランドならではの失敗もあるようです。実際の失敗談を10例紹介します。

勉強方法編

アイルランドは小規模でアットホームな語学学校が多いのが特徴です。勉強の仕方でも、最初は苦労してしまう人が多いようです。

（1）勉強したつもりでも聞くこと・話すことがネックだった

留学する前の準備として、事前に英語の学習をする人が多いでしょう。しっかり準備をしたつもりでも、現地では苦労をしてしまうケースもあるようです。

なかには、「読み書きは理解できたが、アイルランド人の先生の話を聞き取り、話すのが難しかった。生徒同士の会話もアクセントや訛りがそれぞれ違っていることも多く、内容を理解するのに苦労した。」という経験をしている人もいました。

日本人は学校で文法や読み書きを中心に学びます。そのため、実際に話したり聞いたりすることに苦手意識を持っている人も多いでしょう。さらに、語学学校にはさまざまな国の人がいるのでアクセントも人それぞれで、教材通りの英語ではありません。

それでも、相手と会話することを恐れず、積極的にコミュニケーションをとることが大切です。

（2）宿題が多くて時間配分に苦労した

学校で授業を受けるだけではなく、放課後に宿題がでるケースがほとんどです。その量が想定していたよりも多かったという経験をしている人も。

「学校では思ったよりたくさんの宿題が出て忙しかった。予習や復習も欠かせないため、時間配分に苦労した。」という声もありました。

アイルランド観光やショッピングも楽しみたいものですが、留学中には宿題もあるので、時間配分をしっかり決める必要があります。また、授業やテキストも当然英語です。予習をしておくと授業についていきやすくなり、質問するときもスムーズでしょう。

（3）アイルランド英語の訛りとスピードに慣れるのに苦労した

アイルランド英語は、アメリカ英語とは発音やスペルが少し違います。「アイルランド英語に聞き慣れていなかったため、慣れるまでに時間がかかった。」と、その違いに戸惑う人もいました。

首都であるダブリンではそれほど大きな違いはありませんが、地域によってはアクセントが異なる場合もあります。

また、アイルランド人は話すスピードが早いといわれているので、特に聞き取るのに苦労してしまうかもしれません。慣れるまで時間がかかりますが、その国独自の言葉の文化に触れられることは貴重な体験になります。

留学生活編

生活面でも日本とは異なる点がたくさんあります。困ってしまうことの無いように、実際に合った失敗談をみていきましょう。

（4）はじめは日本人以外の友達を作るのに苦労した

アイルランドでは比較的日本人が少ない傾向がありますが、やはり心細くなると言葉が通じる日本人と固まってしまいがちです。「はじめは日本人以外の友達がなかなか作れなかった。言いたいことをうまく伝えられなくて、どんどん消極的に……。」という声もありました。

しかし、恥ずかしがらずに別の国の人にも話しかけてみると案外すぐに仲良くなれるものです。

せっかく多国籍の人が集まる場所なので、自分が日本人だということを意識しすぎに積極的に話しかけてみましょう。

（5）駅から徒歩7分ほどなのに迷子になった

見慣れない建物や風景だと、場所を覚えにくく迷子になりやすいものです。

なかには、「登校初日はホストマザーが学校に送ってくれたが、帰りはシティ見学をしたかったので1人で帰ることに。しかし、最寄り駅について家まで7分ほどなのに迷子になった。親切な人が車で家まで送ってくれたのでなんとか帰宅することができた。」という経験をした人も。

しかし、さすがホスピタリティあふれるアイルランド！自宅まで送ってくれるなんて、とても親切ですね。

（6）トイレは1回しか流せないことを知らなかった

アイルランドは比較的物価が高く、光熱費も高めです。水は貴重なので、一般家庭では水量や水圧を低く設定しています。

「アイルランドでは水道代が高く、水量が少ないのを知らなかった。トイレを使うときに、音消しのために1度水を流したら、かなり時間が経たないと用を足したあとに水を流せなくて困った。」というケースもありました。

アイルランドでは基本的にトイレ1回の使用で、流すのは1回までと思っておいたほうが良いでしょう。

（7）ホームステイ先が合わなかった

生活面でストレスがあると勉強どころではなくなってしまいますよね。アイルランドのホームステイ先は、もちろん受け入れ態勢が整っているから留学生を受け入れているという家庭もありますが、それだけではないようです。

「私のホストマザーは食事もきちんと用意してくれて、とても温かく迎えてくれた。しかし、同じ生徒のなかには、食事の内容が良くなかったり、設備が整っていなかったりするホームステイ先もあったらしい。また、朝晩は冷えるが暖房をつけられず、寒い思いをした。」という声もありました。

生活面でストレスがあると勉強どころではなくなってしまいますよね。アイルランドのホームステイ先は、もちろん受け入れ態勢が整っているから留学生を受け入れているという家庭もありますが、それだけではないようです。

とにかく収入が欲しくて、留学生を受け入れている家庭もあるようなので注意が必要です。困ったことがあれば、学校に相談してみましょう。

（8）携帯電話の契約など現地で必要な手続きが分からなかった

日常会話はある程度勉強している人がほとんどかと思いますが、それ以外にも生活に必要な英語はたくさんあります。契約や手続きには普段使わないような単語があり、困ってしまう人も多いでしょう。

「携帯電話の契約方法など、アイルランドに滞在するときに必要な手続きが分からず、不安になった。英語でなんとか質問できても、返事も英語なので聞き取れず困った。」という留学生も。

そんなときは同じ学校の生徒と情報交換をするのもひとつの方法です。分からないことをお互いに共有することで過ごしやすくなり、絆も深まります。

学習姿勢編

学習に臨む心持ちや姿勢において失敗した経験がある人も多いようです。

（9）周りの生徒の積極的な姿勢に圧倒されてしまった

アイルランドでは日本人の留学生が少ないという特徴があります。日本では、じっと先生の話を聞くという学習スタイルですが、海外の多くは自主的に発言し、質問をしていくのが一般的です。

しかし、「学校では世界25カ国の生徒が集まっていて、日本人は2〜3人。みんなが積極的に授業に参加して発言している姿に圧倒されて、落ち込んでしまった。」という失敗経験がある人も多いようです。

海外の学習スタイルに慣れてない日本人は気後れしてしまうのも事実。流暢な英語を話すヨーロッパの人と一緒に学習することもあり、自分の英語に自信を無くしてしまう人もいます。

（10）英語は行けばなんとかなると思っていた

日本人が多い留学先を選ぶと、日本人とばかり固まってしまう可能性がありますが、日本人がほとんどいなければ、英語を話すほかありません。実際にアイルランド留学を経験した人のなかには、「アイルランドにはアジア人が少なく、いやでも英語を話さないとコミュニケーションが取れなかった。」」という声もありました。

英語を話さなければ生活できない状況になれば、否応無しに英語が身に付くかもしれませんが、コミュニケーションをとる前に挫折してしまう可能性もあります。

そうならないために、基本的な英語は事前に勉強しておくことが大切です。

アイルランド留学を成功させるために！実践すべき対策法と秘訣10選

アイルランドは日本と文化が違うため、知らないことも多く、さまざまな失敗をしてしまうことがあります。失敗して「こんなはずじゃなかったのに」となってしまわないように、対策法や成功の秘訣を10選ご紹介します。

勉強方法編

アイルランドの留学で、英語力のアップを目的にしている人もいるでしょう。ここでは、勉強方法における成功するためのコツを紹介します。

（1）留学前に英語を勉強しておく

「留学すれば英語が話せるようになる」と思っている人も多いですが、先に述べたように、アイルランド人は話すスピードが早い人が多いです。

それでも、めげずに理解できるまで聞き返してコミュニケーションを取ろうとする人は、英語が話せなくても現地で吸収できるかもしれません。

しかし、言葉が伝わらないと諦めてしまいたくなりますよね。言葉が通じないとトラブルにあったときも対処できません。

これでは、英語への苦手意識が芽生えて留学が辛い思い出になってしまいます。最低限、日常会話などの基本的な英語を身につけておきましょう。事前学習をしておくことは、有意義な留学生活につながります。

（2）分からないことは分かるまで質問する

質問することが恥ずかしくなってしまい、分からないことを分からないまま進めてしまう人もたくさんいます。しかし、英語を学びたくて留学しているのですよね。

「変なことを聞いていたらどうしよう」「自分だけが分からなかったら恥ずかしい」という気持ちが出てきてしまうかもしれませんが、分からないことがあって当たり前。アイルランドの先生方は親身になって納得できるまで教えてくれるので、勇気を出して質問してみましょう。

（3）文法は気にせず思ったことを口にしてみる

日本人は文法を気にしすぎるともおわれています。それもそのはず、日本の学校では話すや聞くことよりも、正しい文法や読み書きが重要視されています。そのため、言いたいことがあっても、話す前に頭の中で「これは現在進行形だからingで……」と文章を組み立ててから話し始めてしまいます。

これでは、会話の流れが止まってしまいますよね。まずは、自分の思ったことを口に出してみましょう。間違えて当たり前！おおらかな心でアイルランドの人は受け止めてくれるはずです。

留学生活編

留学生活を送るうえで、トラブルに遭遇してしまうこともあります。しかし、事前に準備するなど、対処法を知っておくことで冷静に向き合うことができるでしょう。

（4）予定通りに行かなくても焦らない

アイルランドでの生活は、日本とは当然異なります。それが留学の醍醐味でもあるのですが、初めての場所に行って勝手が違うと不安になってしまう人も多いはず。入国手続きひとつを取っても、練習通りに進まないこともあります。

予定通りにならなくても不安になることはありません。そんなときは、学校や留学の担当者に相談してみましょう。適切な対処法を教えてくれるので、きっと心強い存在になります。

（5）ホームステイ先が合わないときは学校に相談する

失敗談でもご紹介しましたが、ホームステイ先の人と合わないこともあります。ホームステイしていても、ホストファミリーが留守にしがちだったり、食事が美味しくなかったりすることも。

せっかく英語を学ぶためにホームステイしたのに、ストレスの溜まる生活では勉強どころではなくなってしまいます。そんなときは我慢せずに学校に相談しましょう。対応を考えてくれるはずです。

（6）放課後は他の国の生徒や現地の人と積極的に交流する

学校で英語をうまく話せないと部屋に引きこもりがちになってしまう人もいます。しかし、いろいろな人とコミュニケーションを取らないと英語力はアップしません。放課後は、観光がてら友人と出かけてみましょう。

成人しているのであれば、アイリッシュ・パブで本場のギネスを楽しんでみるのもおすすめです。地元の人や語学学校の生徒も多く、お酒を楽しみながら交流できますよ。

（7）アクティビティに参加する

放課後や休日に学校のアクティビティに参加してみるのも、留学を楽しむ秘訣です。授業ではなかなか積極的に話せなかった人も、アクティビティならリラックスして学生とコミュニケーションが取れる場合もあります。

英語に触れる時間を自ら積極的に作り、吸収していくことが英語力向上への近道です。失敗を恐れず、思い切って参加してみましょう。

（8）日本の食材を持っていく

アイルランドでは日本人が少なく、日本の文化もあまり浸透していません。そのため、日本食のレストランはあったとしても、日本の食材はスーパーではなかなか手に入りません。

日本食が恋しくなったときのことを考えて、インスタント食品を持っていくのがおすすめです。インスタントの味噌汁などを持っていけば、アイルランドでも日本の味を楽しめます。ホームステイ先でも、日本のインスタント食品は話題のひとつになるでしょう。

学習姿勢編

学習への取り組み方については、事前の準備や心構えが大切です。アイルランド留学を成功させるために必要なポイントを紹介します。

（9）留学の目的を明確にする

アイルランドは日本人が少なく、英語をとことん学びたいという人には打ってつけの留学先です。しかし、目的を明確にしなければ、挫折しやすくもなります。

留学を有意義なものにするには、「英語力を上げる」「アイルランドの文化を学ぶ」「外資系企業に就職する」など、具体的な目的や目標を掲げることが大事です。目的が定まれば、アイルランドで何をすべきかが自ずと見えてくるはずです。

（10）目的に合った学校や地域を選ぶ

留学の目的が決まったら、その目的に合った学校や地域を選ぶことが重要です。学校によっては、TOEICの対策コースがあったり、ビジネス英語があったりするところもあります。

また、アイルランドのなかでも首都であるダブリンや観光スポットの多いコークでは、街の雰囲気がずいぶん変わってきます。どんな環境で学びたいのかをはっきりさせて、そのイメージに合う学校や地域を選ぶことが大切です。

アイルランド留学を失敗させないために！重要なのは学校選び

学校によって、提供するカリキュラムや特徴が異なります。TOEIC対策に力を入れているのか、施設や設備の充実に力を入れているのか、その特色はさまざま。アイルランド留学を成功させるには、目的に合った学校選びが需要です。

スクールウィズなら、留学の目的別に学校を探すことができます。また、同じ目的で留学している人に人気の学校も探せるので、自分にマッチする学校に出会いやすくなります。

まとめ

この記事では、アイルランド留学の失敗談と成功するためのポイントについてご紹介しました。アイルランドは日本人が少ないという特徴があり、英語漬けの環境に身をおけることが大きな魅力です。

その分、事前学習をきちんと行い、先生や他の生徒と積極的にコミュニケーションをとることが留学を成功させるための秘訣です。失敗を恐れず、思い切って話してみましょう。

現在アイルランド留学を検討している方は、どんな学校が自分に合っているか、具体的なプランを立ててみてはいかがでしょうか。

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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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