最終更新日:2024/06/14
オーストラリアで最大の規模を誇る都市メルボルン。ワーキングホリデーに人気で、多くの日本人が暮らしています。
そんなメルボルンへの留学を実現するために、まず考えなければいけないのが留学費用。具体的な留学費用となると、そもそもどんな費用が発生するのか、その費用にどれくらいの金額がかかるのかはなかなかイメージしづらいですよね。
そこでこの記事では1ヶ月のメルボルン留学を想定して、授業料や滞在費から航空券や海外保険、現地でのお小遣いなど項目別に分け、留学費用をわかりやすくご紹介します。
この記事を読み終わった時には、メルボルン留学の具体的な費用がわかり、貯金を貯めるなどメルボルン留学の実現に向け前進できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
なお、メルボルン留学について、特徴やおすすめポイント、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
メルボルン留学ガイド
為替レートは、1オーストラリアドル=90円で計算しています。留学の費用は個々の勉強・生活スタイルによって大きく異なります。解説している金額は、平均的な留学費用になります。
[目次]
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それぞれの項目の解説に入る前に、1ヶ月のメルボルン留学の総額をお伝えします。総額が知りたい方はこちらを参考にしてください。
項目 | かかる費用 |
---|---|
授業料 | 9万円〜15万円 |
滞在費 | 4万円〜11万円 |
その他学校支払い諸経費 | 5万円~6万円 |
航空券 | 8万円~12万円 |
海外旅行保険 | 0円~2万円 |
ビザ | 無料 |
現地生活費 | 10万円〜20万円 |
総額 | 34万円~66万円 |
それぞれの項目について詳しく知りたい方は、一つずつ詳しくみていきましょう。
メルボルン留学費用の大きな割合を占めているのは授業料です。1ヶ月で平均9万円〜15万円ほどかかります。学校の立地や設備、校舎の綺麗さなどによって、金額に差が生まれてきます。
特に費用を抑えるのに有効なのが、授業のコマ数を減らすことです。
しかし注意しなければいけないのが、コマ数を減らすことで学習時間も減るということです。もちろん、減らした時間分を自習に当てるなどの対策はできますが、アウトプットの時間は減ってしまうことが多いです。
また時間ができた分外へ外出もしやすくなり、結果として生活費が高くついてしまうことも。コマ数を減らす際は、仮にコマ数が減っても自分の留学の目的は達成されるのかを考える必要があるでしょう。
滞在費用も授業料と同様に全体費用の中で大きな割合を占めます。留学中の主な滞在形式はホームステイ、寮(レジデンス)、シェアハウスとなります。
ホームステイの費用は、1ヶ月に8万円〜11万円ほどかかります。
ホームステイ代は、都市によって金額は前後しますが、どこも月に平均10万円はかかります。ホームステイは滞在費だけでなく、基本的には食費も含まれているのが他の滞在形式との違いです。
寮の費用は1ヶ月に4万円〜10万円ほどかります。
食事のありなしはオプションで選ぶことが多く、基本的には費用には含まれておりません。部屋は個室、もしくはドミトリー(相部屋)です。
シェアハウスは、滞在費用を一番安く抑えられる方法です。
費用は1ヶ月で4万円〜6万円と、他の滞在形式と比較すると安いです。
シェアハウスは、立地で金額も変わります。都心部に近づくと1ヶ月で8万円ほどしますが、地方にいけば半分の4万円ほどになります。
費用を抑えるのに有効なのが、滞在先に学生寮を選ぶことです。
特に食事をつけない学生寮の場合、1ヶ月の滞在費が5万円を切ることができます。ただし注意点としては、自炊ができないと外食ばかりになり、結果として費用がかさんでしまうことです。
滞在先を決める際には、食事を自分が作れるかという点を学生寮を検討する際にあわせて考えましょう。
メルボルン留学では、授業料と滞在費の他に、以下のような費用が必要です。
語学学校への入学金を授業とは別に支払う必要があります。平均で2万円ほどかかります。
受講するコースによって、必要な数が異なってきます。1冊2,000円前後です。1ヶ月滞在で数冊の購入が必要な場合が多いです。
現地空港到着時に出迎えサービスを使う方は必要な費用になってきます。平均で1万円ほどかかります。
ホームステイや寮の手配を学校に依頼する場合に掛かってくる費用になります。平均で2万円ほどかかります。
この中で意外に見落としがちなのが入学金です。授業料に含まれていると思っている方もおりますが、含まれていないことが多いです。また教科書も、現地に着いてから学校の本屋さんで購入することが多いです。
メルボルンへの航空券は、利用する航空会社や時期により異なりますが、平均8万円~12万円くらいかかります。費用を少しでも抑えたい方は、日本からオーストラリアは格安航空会社(LCC)の便があるため、利用するのもよいでしょう。
航空券の料金を安く抑えるには、直行便ではなく経由便を選ぶという選択肢があります。経由便の場合、直行便と比べ移動時間はかかってしまいますが、その分料金が安くなることが多いです。
オーストラリア(メルボルン・メルボルン・ブリスベン)行き格安航空券の徹底比較!
3ヶ月未満の留学は、ETASという観光ビザで入国できます。ETASの発行自体には費用がかかりませんが、オーストラリアが委託しているシステム会社を利用するので、手数料として2,000円ほどかかります。
オーストラリア留学に必要なビザ情報
留学時には、海外旅行保険に加入しておきましょう。1ヶ月で1.5万円~2万円ほどかかります。費用は加入するプランにより異なります。
3ヶ月未満であればクレジットカードの付帯保険も利用できます。クレジットカードは、90日間カードを所持している本人であれば、海外旅行保険が使えます。
オーストラリア留学で必須!海外旅行保険の選び方から費用まで徹底解説
海外旅行保険の費用を抑えたいと考えている方は、クレジットカード付帯の保険の利用を検討してみてもいいかもしれません。
クレジットカード付帯の保険であれば、渡航の際わざわざ保険に加入しなくても、オーストラリアに持参、あるいはオーストラリア国内でカードを利用することで保険の適用が認めらます。
一方、カード会社とカードの種類によって補償内容や期間などが異なってきますので、クレジットカード付帯保険を利用する場合は必ず事前に補償内容と条件を確認しておきましょう。
保険会社の出しているプランよりも保証内容が薄いことが多いので、もしもの時に備え準備をしっかりとしておきたい方は、クレジットカード付帯の保険ではなく、保険会社の保証内容が手厚いプランに加入してください。
留学費用だけでなく、もちろん現地での生活費もかかります。
現地で必要な生活費は個人差がありますが、1ヶ月10万円あれば生活できるでしょう。ホームステイは、滞在費と食費が含まれているので、外食や娯楽費用のみ必要となります。旅行に行く予定がある方などは多めに用意しておくとよいでしょう。
メルボルンの物価は日本よりやや高いです。
目安として、外食が1回につき1,000~2,000円ほどかかります。ただ、食料もスーパーで買えば安く済みます。電車やバスは180~270円と、日本よりも安いです。
オーストラリアの物価って実際どれくらい高い?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!
ここまでメルボルンの留学費用について、ざっくりと料金の幅をご紹介してきました。しかし正直幅がありすぎていまいち参考にならないと感じた方もいるかもしれません。
そこでここでは、実際の語学学校の費用を例に出しながら、各選択と発生する費用を、費用感別に紹介していきます。
ここでは語学学校ILSC メルボルンを例にします。
項目 | 取るべき選択 | かかる費用 |
---|---|---|
授業料 | PART-TIME Afernoon 14.5コマ/週 | 9万円 |
滞在費 | ホームステイ | 9万円 |
入学金 | - | 1.5万円 |
空港送迎費 | 送迎をつける | 1万円 |
教材費 | - | 0.5万円 |
滞在先手配料 | 滞在先手配を語学学校にお願いする | 2万円 |
航空券 | 渡航時期:6〜11月 | 7万円 |
海外旅行保険 | クレジットカード付帯の保険を利用 | 0円 |
ビザ | ETASを申請します | 0.2万円 |
生活費 | 食事:2食分をホームステイ先が提供。1食分を自炊 休日:勉強を中心に過ごす |
6万円 |
総額 | - | 36万円 |
ここでは語学学校インパクト イングリッシュ カレッジ メルボルンを例にします。
項目 | 取るべき選択 | かかる費用 |
---|---|---|
授業料 | General English 週20コマ | 12万円 |
滞在費 | ホームステイ | 9万円 |
食費 | 2食分:ホームステイ先が提供 1食分:自炊 |
1万円 |
入学金 | 学校ごとにあまり違いはありません | 1.5万円 |
空港送迎費 | 送迎をつける | 1.5万円 |
教材費 | 教材は必ず必要になってくるため費用の削減には繋がりません | 0.5万円 |
航空券 | 渡航時期:いつでも | 9万円 |
海外旅行保険 | 保険会社のプランに加入 | 2万円 |
ビザ | ETASを申請します | 0.2万円 |
お小遣い | 遊びと勉強のバランスを適度に取りながら休日を過ごす | 6万円 |
総額 | - | 43万円 |
以上が1ヶ月のメルボルン留学にかかる留学費用についてでした。
今回ご紹介した費用はあくまでも一例になります。地域や学校、受講コースや滞在先タイプによって費用は大きく変動していきます。気になる学校がありましたら、まずは費用の無料見積りをしてみましょう。
見積もりを取ることで、留学費用のより具体的な金額を想定でき、貯金などの留学準備を早く進めることができるようになります。
まず行動を取ることが、あなたの理想の留学を実現する最短ルートです。
メルボルンの語学学校は下のページで一覧にて紹介しているので、見積もりを取る際の参考にしてみてください。
メルボルンの人気語学学校ランキング
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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