最終更新日:2024/09/01
日本からメルボルンへ渡航する場合、メルボルン国際空港(タラマリン空港)が主に使われています。航空券予約サイトでも、メルボルンを目的地に選ぶと基本的にはメルボルン国際空港が設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。
ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。
そこで今回は、メルボルンへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。
これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの移動イメージを持っていただければと思います。
なお、メルボルンの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
メルボルン観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1AUD=100円で計算しています。
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冒頭でもお伝えした通り、日本からメルボルンへ渡航する際に主に利用されているのは、メルボルン国際空港(空港コード:MEL)です。2022年7月から2023年6月までの1年には3,000万人を超える旅客数を記録し、オーストラリア国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています(※1)。
なお、メルボルンにはメルボルン国際空港以外にも、アバロン空港、エッセンドン空港、ムアアビン空港があるため、航空券を購入する際や空港へ移動する際には注意してください。
日本からメルボルン国際空港へは2024年8月現在、成田国際空港からJALの直行便が運行されています(※2)。
直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。
メルボルン国際空港は市内中心部から北西へ約12kmほどの距離にあります。
空港は4つのターミナルの分かれており、このうち国際線はターミナル2を、国内線はターミナル1、3、4を利用する形となります。
メルボルン国際空港では、30を超える飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。
中にはスターバックスやSubwayといった日本でも馴染み深いお店もあります。
Melbourne Airport「Eat & Drink directory」
お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。メルボルン国際空港ではお土産店が充実しているので、オーストラリアやメルボルンを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。
具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
Melbourne Airport「Store directory」
メルボルン国際空港では、9つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。
Virgin Australia Lounge
The Qantas Club
The REX Lounge
Qantas First
Silver Kris Lounge
Emirates Lounge
AMEX Lounge
Marhaba Lounge
Plaza Premium Lounge
The House by Aspire Lounge
入国する際の準備や流れを事前に把握しておくと、空港に到着後、慌てずに済みます。ここからは、オーストラリア空港に到着してから到着口に向かうまでの流れをご紹介します。
入国カードは飛行機の中で配布されます。入国カードに記載する内容は、氏名や滞在予定先、荷物の詳細などです。
オーストラリア国境警備隊のサイトにオーストラリア入国カードのサンプルが記載されています。事前に内容を把握し、荷物の持ち込みの可否のチェックをしておきましょう。
Australian Border Force「15 - Incoming passenger card」
空港に到着後、入国審査を行います。入国審査の際は、スムーズに手続きができるkioskの利用がおすすめです。
kioskは、「ePassport Self Service」と書かれた案内の先に設置されています。kioskを操作しチケットを発券したら、自動ゲートに向かい写真を撮りましょう。
kioskで発券されたチケットを機械に差し込み、写真撮影を行います。撮影の際は、サングラス・マスク・帽子などは外しておきましょう。
撮影が終わりゲートが開いたら、返却されたチケットを受け取ります。
荷物の受け取りゲートのコンベアは、フライト便ごとに分かれて設置されています。自分が乗ってきた便をモニターで確認し、指示されたコンベアへ向かいましょう。
流れてきた荷物を受け取ったら、税関・検疫検査ゲートへと向かいます。
荷物を持ったら税関・検疫検査を受けます。この際に入国カードを係員に渡すため、場合によって検査官に入国理由などを聞かれることもあるため、心配な方は事前に質問に答えられるように準備しておきましょう。
よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない!オーストラリア留学の入国審査の流れや質問項目、回答例をご紹介
到着口を出れば、オーストラリアへの入国は完了です。語学学校に空港への送迎を依頼している場合は、待ち合わせ場所に向かいましょう。
なお、オーストラリア渡航時には事前にビザ、あるいはETAの申請が必要になります。
詳しい申請方法は下記の記事で紹介しているので、ビザ準備を進める際には参考にしていただければと思います。
【2024年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します(※3、4)。
・Sky Bus(高速バス)
・タクシー
・配車アプリ
・空港送迎
Sky Busは空港から市内中心部を結ぶ高速バスです。タクシーと比べると料金が安く、費用をあまりかけずに移動したい方におすすめの移動手段です。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 23.90AUD(約2,390円) |
運行時間 | 【ターミナル1】月〜日曜:4:06〜翌1:06 【ターミナル3】月〜日曜:4:03〜翌1:03 【ターミナル4】月〜日曜:4:00〜翌1:00(※5) |
Sky Busのバス停はターミナル内に3カ所設置されています。利用する際には、バス停にある自動販売機で乗車券を購入してからバスの到着を待ちましょう。
タクシーは電車やバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分手間少なく市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 40.00〜60.00AUD(約4,000〜6,000円) |
タクシー乗り場はターミナル1とターミナル4付近にあります。
オーストラリアではUberやDiDi、Olaといった配車アプリも一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。
ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 40.00〜60.00AUD(約4,000〜6,000円) |
配車アプリのピックアップエリアは、ターミナル2の到着口階を出た場所か、ターミナル4向かうにある駐車場エリアにあります。
待ち合わせをする際には、必ずドライバーからのメッセージを確認し、ピックアップエリアにずれがないか確認しましょう。
もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。
Uber(ウーバー):タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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DiDi(ディディ)タクシーが呼べるタクシー配車アプリ
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Ola Cabs
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留学でメルボルンを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。
滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもメルボルンの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。
空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。
目安の移動時間 | 滞在先によって異なる |
---|---|
平均料金 | 160.00AUD(約16,000円)※語学学校のオプションで依頼する場合 |
多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。
探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
今回はメルボルンへ渡航する際の空港について紹介しました。本記事は少しでも空港到着後の移動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。
また、メルボルンへの留学を考えている方。持ち物の準備は順調に進んでいますか?
もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、オーストラリア留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
オーストラリア留学前の準備の流れ
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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※1...AUSTRALIA PACIFIC AIRPORTS CORPORATION「Melbourne Airport passenger performance June 2023 and FY23」(参照日:2024-8-14)
※2...JAL「オセアニア線路線計画変更内容(2022年12月1日~2023年3月25日)」(参照日:2024-8-14)
※3...SkyBus「Melbourne City Express fares」(参照日:2024-8-14)
※4...Uber「Uber Estimate」(参照日:2024-8-14)
※5...SkyBus「Melbourne City Express timetable」(参照日:2024-8-14)
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