「メルボルンへ行くにはどの空港を使えばいいんだろう?」
日本からメルボルンへ渡航する場合、メルボルン側ではメルボルン国際空港(タラマリン空港)が主に使われています。航空券予約サイトでも、基本的にはメルボルン国際空港が目的地として設定されるので、空港を間違えるという心配は少ないです。
ただし海外への渡航に慣れていない場合、利用する空港がわかっても入国の流れや空港からの移動方法などイメージが持てず、到着後うまく滞在先まで移動できるか不安を感じますよね。
そこで今回は、メルボルンへ渡航する際に利用する空港と入国の流れ、市内へのアクセスをご紹介します。
これから渡航準備を始めようという方は、ぜひ本記事を参考に空港に着いてからの行動イメージを持っていただければと思います。
本記事は2022年12月時点での情報に基づいて作成しています。公開から期間が経ち、店舗が閉店するなど掲載情報が古くなっている恐れがあるため、空港を利用の際には事前に最新情報をご確認ください。
なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記し、為替レートには2022年12月9日時点での情報を参照し、1AUD=95円で計算しています。
留学カウンセラーがあなたのお悩みを無料で伺います!
「留学にはどれくらい費用がかかるんだろう?」
「渡航時期や期間はどうしよう?」
「留学先はどこにしよう?」
その留学のお悩み、プロに相談してみませんか?
スクールウィズでは無料で留学相談を受付中。 留学について気になっていることがある方、ぜひお気軽にご相談ください。
photo by:Olga Kashubin / Shutterstock.com
冒頭でもお伝えした通り、日本からメルボルンへ渡航する際には、主に利用されているのはメルボルン国際空港(空港コード:MEL)です。2021年7月から2022年6月までの1年には1,200万人を超える旅客数を記録し、オーストラリア国内でも有数の利用者数を誇る空港となっています(※1)。
なお、メルボルンにはメルボルン国際空港以外にも、アバロン空港、エッセンドン空港、ムアアビン空港があるため、航空券を購入する際や空港へ移動する際には注意してください。
photo by:SC23IMAGES / Shutterstock.com
日本からメルボルン国際空港へは現在、成田国際空港からJALの直行便が運行されています(※2)。
コロナ禍の現在、直行便を運行している航空会社や運行スケジュールは変更が激しいため、航空券を探す際には最新の情報をもとに購入手続きを進めてください。
photo by:TK Kurikawa / Shutterstock.com
メルボルン国際空港は市内中心部から北西へ約12kmほどの距離にあります。
空港は4つのターミナルの分かれており、このうち国際線はターミナル2を、国内線はターミナル1、3、4を利用する形となります。
photo by:Shuang Li / Shutterstock.com
メルボルン国際空港では、30を超える飲食店があり、乗り継ぎの待ち時間や早めに空港へ着いた際に時間を潰しやすいです。
中にはスターバックスやSubwayといった日本でも馴染み深いお店もあります。
photo by:TK Kurikawa / Shutterstock.com
お土産を買い忘れた場合には、空港内のお土産店が利用できます。メルボルン国際空港ではお土産店が充実しているので、オーストラリアやメルボルンを感じられるグッズなどを手に入れやすいです。
具体的なお店は下のページで一覧で紹介されているので、興味のある品物が空港で買えそうか気になる方はチェックしてみてください。
Melbourne Airport「Store directory」
photo by:EQRoy / Shutterstock.com
メルボルン国際空港では、9つのラウンジが設置されているので、利用条件などを知りたい場合にはリンク先よりご確認ください。
Virgin Australia Lounge
The Qantas Club
The REX Lounge
Qantas First
Silver Kris Lounge
Emirates Lounge
AMEX Lounge
Marhaba Lounge
Plaza Premium Lounge
オーストラリアでの入国には主に上の6つのステップであります。
オーストラリアへ入国する際には、まず機内で配られる入国カードの記入が必要です。カードでは主に入国の目的やパスポート情報の記入、税関や検疫所への申告が求められます。
空港へ着くと、続いてはKIOSKと呼ばれる電子端末でパスポート情報や犯罪歴などの個人情報を申告する必要があります。
申告が終わるとカードが発行されるので、そちらを受け取り次のステップに移ります。
KOISKでの申請が終わると、次はパスポートの顔写真と渡航者の顔を照合するため、写真撮影を行います。撮影は自動ゲートで行うため、あまり待たずに撮影を終えられます。
入国審査などを終えると、荷物の受け取り口へ移動します。飛行機から降り、通路案内に従うと航空便ごとの荷物が運ばれるターンテーブルが並ぶエリアに到着するので、そちらで自分の荷物を受け取ってください。
荷物を持ったら税関・検疫検査を受けます。この際に入国カードを係員に渡すため、場合によって検査官に入国理由などを聞かれることもあるため、心配な方は事前に質問に答えられるように準備しておきましょう。
よく聞かれる質問や入国審査前にしておく準備は下の記事でまとめているので、準備に漏れがないか確認したい方はあわせて参考にしてみてください。
事前に知っておけば怖くない!オーストラリアの入国審査の流れや質問項目、解答例をご紹介
税関・検疫検査が完了すれば、あとは到着口へ移動して入国完了です。滞在先までのピックアップを申し込んでいる場合には、指定の場所へ移動し担当者が来るのを待ちましょう。
また、自分で滞在先や市内へ移動する場合には、空港の案内に従い利用する移動手段の停留場所まで移動してください。
なお、空港では無料のWi-Fiが使えるので、事前に配車アプリのダウンロードや地図の読み込み、移動手段の検討などをする際には利用してみてください。
続いては、入国から市内へのアクセス方法と移動時間の目安、料金を紹介します(※3、4)。
・Sky Bus(高速バス)
・タクシー
・配車アプリ
・空港送迎
photo by:TK Kurikawa / Shutterstock.com
Sky Busは空港から市内中心部を結ぶ高速バスです。タクシーと比べると料金が安く、費用をあまりかけずに移動したい方におすすめの移動手段です。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 19.95AUD(1,895円) |
Sky Busのバス停はターミナル内に3カ所設置されています。利用する際には、バス停にある自動販売機で乗車券を購入してからバスの到着を待ちましょう。
photo by:Leonard Zhukovsky / Shutterstock.com
タクシーは電車やバスと比べ料金が高くなってしまいますが、その分手間少なく市内まで移動できます。また、海外渡航が初めてで、公共交通機関の利用に不安を感じる場合にもタクシーは使いやすい移動手段となります。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 40〜60AUD(3,800〜5,700円) |
タクシー乗り場はターミナル1とターミナル4付近にあります。
オーストラリアではUberやDiDi、Olaといった配車アプリも一般的に使われており、タクシーよりも安く移動したい方におすすめです。
ただし、配車アプリの利用料金は時間帯やドライバーの稼働状況で金額が変わりやすく、場合によってタクシーよりも高くなってしまうこともあります。利用する際にはまずは料金を確認してから、利用するかどうかを決めてください。
目安の移動時間 | 20〜30分 |
---|---|
料金 | 40〜60AUD(3,800〜5,700円) |
配車アプリのピックアップエリアは、ターミナル2の到着口階を出た場所か、ターミナル4向かうにある駐車場エリアにあります。
待ち合わせをする際には、必ずドライバーからのメッセージを確認し、ピックアップエリアにずれがないか確認しましょう。
もしアプリをダウンロードしていなければ、渡航前にアプリをダウンロードしておきましょう。
留学でメルボルンを訪れる場合には語学学校への申し込みのオプションとして、あるいは旅行で訪れる場合には、ホテルやツアーのオプションとして空港送迎を選ぶことができます。
滞在先となるホテル、学生寮やホームステイ先は必ずしもメルボルンの中心部にあるとは限らず、公共交通機関を利用して行くとなるとかなり時間も体力も奪われてしまいます。
空港到着後、なるべく負担なく移動するなら、空港送迎を頼むようにしましょう。
目安の移動時間 | 滞在先によって異なる |
---|---|
平均料金 | 1.5万円※語学学校のオプションで依頼する場合 |
多くの場合、空港送迎のピックアップは空港到着口で待ち合わせとなります。ドライバーは申込者の名前が書かれたカードを持っていたり、事前に共有されている申込者の特徴をもとに声をかけたりするので、自分の担当ドライバーを探しましょう。
探してもドライバーが見当たらない場合には、事前に共有されているドライバーの連絡先か、滞在予定のホテル、通学予定の語学学校、利用しているツアー会社やエージェントなどに連絡を取り、指示を仰ぎましょう。
今回はメルボルンへ渡航する際の空港について紹介しました。メルボルン国際空港や入国の流れ、市内へのアクセスについてイメージが持てましたか?
本記事は少しでも空港到着後の行動イメージを掴むのに役立てれば幸いです。
また、メルボルンへの留学を考えている方、持ち物の準備を順調ですか?
もし何から準備すれば良いかわからないという場合には、オーストラリア留学の準備の流れを下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
オーストラリア留学前の準備の流れ
※1...AUSTRALIA PACIFIC AIRPORTS CORPORATION「Anuual Report FY22」(参照日:2022-12-9)
※2...JAL「オセアニア線路線計画変更内容(2022年12月1日~2023年3月25日)」(参照日:2022-12-9)
※3...SkyBus「Melbourne City Express fares」(参照日:2022-12-9)
※4...Uber「Uber Estimate」(参照日:2022-12-9)
メルボルン留学ガイド | |
---|---|
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/