海外には日本にない交通機関があったり、日本にもある交通機関が異なる方法で使われたりする場合があります。そのため現地でどのような移動手段を使えば良いかわからず、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
幸いにもボストンにはバスや電車など、日本でも一般的に使われる交通機関が移動手段として利用されています。
とはいえ現地での利用方法や料金は、日本と異なる点も多々あります。
そこで今回はそんなメルボルンで利用されている交通機関、利用料金、おすすめの移動方法などを解説したいと思います。これからメルボルンを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
なお、レートは1AUD=80円で計算しています。
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オーストラリア第二の都市で、ビクトリア州の州都でもあるメルボルン。オーストラリアの観光都市としてはケアンズやシドニーが有名ですが、実はメルボルンは「世界で最も住みやすい都市」にも選ばれる人気の都市です。
英国風の建物が連なる美しい街並みをトラムが走り、「公園の都」といわれるほど多くの公園があります。公園でピクニックを楽しむ人の姿も多く、緑溢れるのんびりした雰囲気が、多くの人を惹きつける理由のひとつといえます。
また、世界遺産である「ロイヤルエキシビションビルディング」や、南半球で最も高い展望台である「ユーレカ・スカイデッキ88」などの観光地も有名です。メルボルンは多くの人々が訪れる人気都市であり、一度訪れると魅了されてしまい、帰りたくないと感じる人も少なくありません。
メルボルンはバスをはじめとした交通機関が数多くあり、移動に非常に便利な街です。交通機関の中には日本ではあまり馴染みのないトラムもあるため、利用そのものが一つの観光としても楽しむことが可能です。
ここではメルボルンで使われている交通手段についてご紹介します。
photo by:TK Kurikawa/ Shutterstock.com
メルボルンでは多くの路線バスが運行しており、特に現地に住む人には欠かせない移動手段だといえます。バス停には名前がないので、事前に運転手に目的地を伝え、近くのバス停で降ろしてもらうと安心です。
広い範囲をカバーしているので、他の公共交通機関で行けない場所へは、バスの利用が便利です。また、他の交通機関よりも比較的空いているので、快適に利用できます。
距離に応じて2つのゾーンに分かれており、街の中心部がゾーン1、郊外がゾーン2となります。ゾーン1利用の場合、4.3AUD(344円)で2時間まで、8.6AUD(688円)で1日乗り放題。ゾーン2利用の場合は、2.94 AUD(約236円)で2時間まで、5.88AUD(約471円)で1日乗り放題です。
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メルボルンの中心地では、電車が地下をぐるりと周るように走っています。また、郊外の町へ向かう場合に最も一般的な手段となるのが、地方交通ラインである「Vライン」。
フリンダース・ストリート駅とサザンクロス駅が、郊外への長距離列車の発着駅となっています。
シティを走る電車は、中心地の狭い範囲のみを走行しているため、近場の利用であれば歩いた方が早い場合もあります。Vラインは、郊外の町へ移動する場合に最も便利な移動手段だといえます。
シティを走行する普通電車は、バスと共通の料金体系。Vラインは利用距離に応じ、料金が上がっていきます。
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メルボルンらしさを象徴する交通機関が、路面電車のトラム。メルボルンのトラム網は世界で最も大きな路面電車のシステムであり、路線が多く非常に便利です。
市内中心部は「Free Tram Zone」と呼ばれ、このエリア内はトラムの利用が無料となっています。この区間を上手に活用すれば、安く賢く観光地を巡ることができます。
トラムを上手く活用できるかどうかが、メルボルン観光の最大のポイントだといっても過言ではありません。特に35番のトラムは、フリーゾーンに沿って走行しているので、メルボルン市内を把握するのにとても便利です。
走行範囲はすべて無料区間内なので、料金が発生する心配もありません。さらには、この35番トラムを利用すれば主要観光地も効率よく巡ることができます。食料品からお土産物まで何でも揃う「クイーン・ビクトリアマーケット」、観覧車が目印のショッピングモールである「ハーバータウン」、インスタ映えするアートな小道「ホイザーレーン」にも無料でアクセス可能なのです。
料金体系は、バスや電車と共通になっています。また、中心部のフリーゾーン内では無料で利用できます。
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流しのタクシーはつかまりにくいので、駅前などのタクシー乗り場で空車を待つのが一般的。海外の他の都市のタクシーと比べると安全だといえますが、夜間の女性一人での利用などは避けた方が良いでしょう。
ホテルや家まで迎えに来てもらえるので、荷物が多い場合や、公共交通機関が近くにない目的地へ行く際には便利です。大人数で利用できる大型タクシーもあります。
初乗り料金は3.20AUD(256円)。1km走るごとに1.61AUD(約129円)が加算されます。また、深夜0時~早朝5時の間は深夜料金として運賃の20%が加算されます。
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トラムを利用する際には、バスと電車とも共通で使用できる「Myki Card」が便利です。チャージ式のカードで、利用の度にあらかじめ貯めていた金額から運賃が引かれます。乗車の際は専用の機械にタッチするだけなので、使い方はとても簡単。空港や駅の売店、コンビニなどで購入でき、そこで再びチャージも可能です。
また、「Myki Explorer」という旅行者向けのお得なパックが、15AUD(1,200円)で販売されています。これは、カード代6AUD(480円)と初回乗車代の9AUD(720円)が最初からついたもの。最大の特徴は、メルボルンの16の主要観光スポットで利用できる、割引券が付いている点です。
このように、無料区間やお得なカードがあることからトラムがおすすめの交通手段だといえます。路線数や本数も多くて利用しやすいので、メルボルンを訪れる際には、ぜひトラムを上手に活用しましょう。
現地を訪れる人の中には、メルボルンの観光を楽しみたい方も多いと思います。ここでは、メルボルンでおすすめの観光スポットと、そこまでに行くアクセス方法をご紹介します。
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市内中心地からほど近く、緑豊かな素晴らしい環境の中で、300種を超える動物を飼育しているメルボルン動物園。オーストラリア最古の歴史ある動物園で、日々多くの観光客が訪れる人気スポットです。
アジアの村を再現したアジアゾウのブースは賞を受賞するなど、動物たちの展示方法にもこだわっています。もちろんオーストラリアを象徴する動物、コアラにも会うことができます。
メルボルン動物園へのアクセスは、トラムの利用が便利です。ウィリアムストリートから55番のトラムに乗り、15分程度。市内中心地からどんどん緑豊かな街並みに変わっていくので、車窓からの景色も楽しめます。トラムの料金は2時間以内の利用なら4.3AUD(344円)、1日利用なら8.6AUD(688円)となります。
Elliott Ave, Parkville VIC 3052 Australia
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南半球で最も高い展望台として知られるユーレカ・スカイデッキ88。ビルの外に張り出した全面ガラス張りのジ・エッジからは、地上88階の外へ出たような感覚が味わえてスリル満点です。
ユーレカ・スカイデッキ88を訪れる際は、電車の利用が便利です。最寄り駅はFlinders Street駅で、そこから徒歩で約12分かかります。
7 Riverside Quay, Southbank VIC 3006 オーストラリア
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魚と遊べるユニークな水族館で、子どもから大人まで楽しめるスポットです。テーマごとに12のゾーンに分類されており、一番人気は「ぺンギンプレイグラウンド」。キングぺンギンとジェンツーぺンギンが、プールに飛び込んだり、じゃれあったりする可愛い姿を見ることができます。
交通アクセスは、トラムの利用がおすすめです。70番と75番で最寄りの停留所までアクセスでき、フリーゾーン内のため料金は無料。10分おきに運行しているため、待ち時間も長くありません。市内中心部に位置しているので、簡単にアクセスできます。
King St, Melbourne VIC 3000 オーストラリア
シーライフ・メルボルン水族館をGoogle Mapで見る
いかがでしたでしょうか。
メルボルンには日本でも使われているバスや電車などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。その中でも特にトラムは、市内中心部のフリーゾーンでトラムを無料で利用できる点でおすすめの移動手段と言えます。
これからメルボルンを訪れる予定のある方はぜひこの記事の各交通機関の利用のポイントを抑え、快適にメルボルンでの生活を過ごしてください。
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