メルボルンの気候とオススメの服装を解説！

メルボルンに行くにあたって、現地の気候や持っていくべき服装はどのようなものがいいか悩みますよね。

実際メルボルンは東京と比べると気温や日照時間、降水量などが異なり、知らずに渡航してしまうと現地で服を一式買い直すなど、不要に出費がかさんでしまう恐れがあります。

そこで今回は、メルボルンの気候や季節ごとの雰囲気、服装、ベストシーズンなどをご紹介します。メルボルンへの渡航準備を進めている方は、ぜひこの記事を参考に持っていく服装、現地での服の調達イメージを持っていただければと思います。

※本記事ではオーストラリア・ドルをAUDと表記し、為替レートには2023年1月23日時点での情報を参照し、1AUD＝92円で計算しています。

メルボルンの気候帯

まずはそもそもメルボルンがどの気候帯に属しているかを確認しましょう。ここでは気候学者W.P.ケッペンによって考案された気候区分に従い、気候帯をご紹介します。

メルボルン大学のM. C. Peelらの発表によると、メルボルンの気候は西岸海洋性気候（気候区分：Cfb）に属しています（※1）。

西岸海洋性気候は、暖流や偏西風などの影響により、他の温帯に属する気候と比べると年間を通した気温や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。

世界の都市では、ドイツのベルリン、オランダのアムステルダム、スイスのジュネーブなどが西岸海洋性気候に属しています。

日本との比較

一方で日本は、北海道や東北などが亜寒帯湿潤気候に、その他地域の大部分は温暖湿潤気候に属しています。

年間を通して気温差が大きい日本と比べると、メルボルンの気候は年間を通した寒暖差が少なく、安定した気温の中で生活を送れます。

東京よりも気温差が穏やかなメルボルンの気候

上ではメルボルンの気候帯について簡単にご紹介しましたが、実際の気温などが分からないと生活イメージが湧きづらいですよね。続いては、メルボルンの平均気温や降水量などを東京と比べながらご紹介します。

なお、以下で紹介するデータはアメリカに拠点を置くCanty and Associates LLCが運営する気候データベース「Weatherbase」、およびオランダに拠点を置くWorld Wide Travel Organisationが運営する「Weather and Climate」、ノルウェーに拠点を置くTime and Date AS運営する「timeanddate.com」掲載の情報を参照しています（※2〜6）。

メルボルンの平均気温

西岸海洋性気候に属するメルボルンは、東京と比べ夏の気温が低く、年間を通した気温差は小さいです。特に夏は東京ほど平均気温が上がらず、心地よい気温の中で日中を過ごせます。

メルボルンの平均最高・最低気温

メルボルンの平均最高気温・最低気温は、東京と比べ差が大きく、特に冬の気温差は10℃以上となります。東京と比べると最低気温は高いですが、それでも朝晩は冷え込むので注意が必要です。

メルボルンの日照時間、日の出・日の入り時間

メルボルンでは、東京と比べ夏と冬で日照時間に大きな差が出ます。夏の日照時間は東京の倍近い長さになるため、この時期渡航する方は快適な環境の中で生活を送れます。

メルボルンの降水量

西岸海洋性気候に属するメルボルンでは、年間を通して降水量の変化が穏やかで、東京と比べると年間降水量はかなり少なくなります。

メルボルンの春（9〜11月）

メルボルンでは、9月から11月にかけて春を迎えます。平均気温は9月時点で10℃ほどだったものが、11月には10℃台後半まで上がるため、この時期は気温の変化が体感しやすいです。

春のおすすめの服装

服装は、日中は半袖で過ごせる日も増えてきますが、朝と夜は冷える日も多いです。そのため、パーカーやカーディガンといった羽織りものを持っておくと安心です。

メルボルンの夏（12〜2月）

メルボルンの夏は12月から2月にかけてです。平均気温は20℃前後、最高気温は20℃台後半まで上がります。

気温だけを見ると日本ほど暑くはないように思われるかもしれませんが、メルボルンでは紫外線が強く体感温度は気温よりも高く感じることもあります。

夏のおすすめの服装

夏の服装は半袖で問題ありません。ただし、朝と夜の冷え込みや、室内は冷房が効いていて寒く感じることもあります。

羽織りものを持ち歩いておくようにしましょう。また、紫外線対策としてサングラスと帽子も着用しましょう。

メルボルンの秋（3〜5月）

メルボルンの秋は3〜5月ごとです。平均気温はこの時期徐々に下がり、5月には10℃前後に、平均最低気温は5℃前後になります。

秋のおすすめの服装

秋の服装は春とほとんど同じです。半袖に過ごせますが、羽織りものがあると安心でしょう。

また、寒さが早く訪れた年は、5月頃からセーターなど暖かい服装をしている人を見かけるようになります。

メルボルンの冬（6〜8月）

冬は6月から8月にあたります。平均気温は10℃前後、最低気温は5℃前後まで下がります。

冬のおすすめの服装

服装は、コートやセーターのような暖かい服装をしましょう。

10℃を下回る日も多いため、手袋やマフラーもあると安心です。日本ほどではありませんがしっかりと冷え込むため、防寒は行いましょう。

メルボルンのベストシーズンは1月！

メルボルンのベストシーズンは1月です。夏のため暑く感じますが、日本ほど気温は高くならず過ごしやすいです。

ただし、夏のメルボルンは紫外線が強くなります。サングラスや帽子を身につけ、日焼け止めを塗るといった紫外線対策を忘れないようにしましょう。

1日の中に四季がある？変わりやすい天気にはご注意

メルボルンは「1日の中に四季がある」と言われるほど、天気の移り変わりが激しく、1日の中での気温差などが大きくなります。

例え朝晴れていてもお昼、夕方には雨が降るという日も多いため、出かける際には雨具の携帯を忘れないようにしましょう。

また気温差もかなり大きいので、夏での渡航でも防寒具は忘れずに用意してください。

メルボルン留学中に服を購入できる場所と値段

短期間の滞在であれば、日本から持っていく服装で十分に生活を送れますが、長期滞在などで荷物がかさむ場合には、現地で衣服を買うことを検討しましょう。特にジャケットやコートなどは厚みがあるため、現地調達がおすすめです。

幸いメルボルンには、日本人にも馴染みのある「ユニクロ」や「H＆M」をはじめとするファストファッションの店舗があります。

価格や日本とはやや異なるため、下にオーストラリアで販売されているユニクロの各衣類の価格イメージをお伝えします（※7）。

メルボルンにある各店舗の位置は下にまとめているので、店舗を訪れる際にはご確認ください。

項目	金額
ユニクロ	ユニクロ Emporium Melbourne店をGoogleマップで見る
H＆M	H＆M The District店をGoogleマップで見る H＆M GPO Melbourne店をGoogleマップで見る H＆M Chadstone Shopping Centre店をGoogleマップで見る

留学では最低1週間分を用意！

留学の場合、ホームステイ、あるいは学生寮での滞在が多く、自分の好きなタイミングで洗濯できるとは限りません。最低でも1週間分の服装を用意するようにしましょう。

メルボルンの気候まとめ

今回はメルボルンの気候について紹介しました。

メルボルンの気候の特徴は、年間を通して気温差が穏やかで、1日の中で天気が変わりやすい点です。ぜひ今回ご紹介した内容を元にメルボルンに持っていく服装の準備を進めて下さいね。

なお、もし留学先としてメルボルンを検討している場合には、留学カウンセラーが無料で留学相談に乗っています。

おすすめの語学学校や準備の流れ、費用イメージや各種手続きなど、一人ではなかなか検討が進まない留学準備を気軽に進めるなら、ぜひご利用ください。

また衣服をはじめ、オーストラリア留学に必要な持ち物は下の記事でまとめているので、渡航前に漏れがないかチェックするためにこちらもあわせてご確認ください。
オーストラリア留学持ち物リスト

あなたの目的に合った語学学校をご紹介します！

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。

ポイント1. 留学の目的

ポイント2. 生徒規模や雰囲気

ポイント3. 日本人留学生の比率や日本人スタップの有無

ポイント4. 立地

ポイント5. 滞在方法、滞在先の希望

特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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