最終更新日:2023/04/06
海外を訪れる方の多くが気にするのが現地の治安。渡航する国や地域によっては治安の悪いエリアもあり、生活する上でさまざまな点に注意が必要です。
特に海外に比べ治安の良い日本で暮らしている人にとっては、思わぬことがトラブルのきっかけになることも十分にあります。
そこで今回はメルボルンの治安に関して、現地で注意すべきトラブル事例、危険な目に遭わないためのポイントなどを紹介します。現地でトラブルに巻き込まれないためにも、ここで紹介するポイントをしっかり抑えておきましょう。
[目次]
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メルボルンの治安は他の世界の都市と比べても良いほうで、日本人でも安全に生活することができます。街の中心地は昼夜問わず多くの人が往き交い、日本人が生活していても目立つことはありません。
しかしそんなメルボルンでも何カ所か犯罪は多く発生しているエリアがあるので、生活する上では注意が必要です。
それでは実際に近年のメルボルンの治安状況を確認していきましょう。なお、今回は下記の分類で罪種別の犯罪件数をお伝えいたします。
凶悪犯罪:殺人、性犯罪、強盗、放火、暴行・傷害
窃盗犯罪:侵入盗、非侵入盗、乗り物盗
罪種ごとの計算は国や都市によって定義が異なるため単純比較するのは難しいですが、一つ現地の治安イメージを持つ参考として捉えていただければと思います。
その上で、2021年にメルボルンで発生した犯罪件数は下の通りです(※1、2)。
ビクトリア州犯罪統計局の発表に基づいて編集部が作成
ビクトリア州犯罪統計局の発表に基づいて編集部が作成
2021年、メルボルンでは窃盗犯罪、凶悪犯罪ともに発生件数が減少しました。過去10年間の犯罪発生率を見ると、窃盗犯罪の発生率がやや低下しつつあります。
また、2021年の犯罪発生率を日本、オーストラリアの平均値と比べると下の通りです(※3、4)。
地域 | 凶悪犯罪 | 窃盗犯罪 |
---|---|---|
メルボルン | 720.6件 | 2,059.4件 |
オーストラリア平均 | 408.7件 | 2,450件 |
日本平均 | 48.6件 | 330.8件 |
※10万人あたりの犯罪発生件数
メルボルンの犯罪率は日本平均と比べるとかなり犯罪率が高くなります。ただし、観光地として有名なメルボルンでは、人口に含まれない旅行者が多く、犯罪率は高くなりやすい傾向にあります。
ここではメルボルンで実際に発生している犯罪、トラブルについて紹介します。対策を練るにもまずはどんなトラブルが実際に起こっているかを知る必要があります。
メルボルンがあるビクトリア州では、空き巣の被害が増加しています。メルボルン市でもこの手の被害は多く、とくに市の西側から北側のエリアで事件が発生している状況です。
治安が悪い地域の場合、平均すると15軒に1軒前後の割合で空き巣の被害に遭っているというデータもあります。
電車の中などで突然襲われ、現金を奪われるといった強盗事件が、メルボルンでは頻発しています。実際、メルボルンに滞在中の日本人が、このような強盗事件の標的になったケースもありました。
犯人は数人組の場合もあり、大抵は暴力を振るってお金やキャッシュカードなどを奪います。男性、女性を問わずターゲットになるため、メルボルンに滞在中は注意をしましょう。
自動車の盗難や車上荒らしの被害が、メルボルンでは増加傾向にあります。メルボルンの場合、住宅の駐車スペースから車を盗まれる被害が相次いでいます。
暴力をふるわれて車や車両の部品などを盗まれるケースもあり、乗車しているときでも油断は禁物です。自動車ばかりでなく、メルボルンではオートバイの盗難も増えています。
メルボルンでは、女性を狙った性犯罪も横行しています。通りすがりの女性を狙った痴漢や暴行傷害などはもちろんですが、メルボルンではルームシェアを利用した性犯罪が増え始めています。
わいせつ行為を目的に男性が女性にルームシェアの誘いをかける、といったケースが増加しており、女性はとくに注意が必要です。
日本人をターゲットにした詐欺事件も、メルボルンでは多く発生している状況です。例えば、メルボルンでは「お金を貸してほしい」と日本人女性に話しかけ、現金を持ち去る事件が相次いで起こっています。
日本人の親切さにつけこむ手口が横行しているため、滞在中は注意を要します。
上で紹介したトラブルに巻き込まれないためにも、メルボルンに滞在している間は以下のポイントを意識するようにしましょう。
空き巣の被害を防ぐには、住居の施錠をしっかりと行うことが大切。玄関のドアや窓に鍵を2つ付けたり、防犯用のベルを取り付けたりすると、防犯の効果が見込めます。
スペアキーなどを玄関口に保管しないのも、空き巣の被害を防ぐポイントです。留守中は家にいないことが外からわからないようにしたほうがよいので、留守番電話のメッセージの内容にも工夫しましょう。
強盗事件は、夜間の路上などで多く起きています。駅やバス停から家に向かう途中などは、特に要注意。
ほんの数メートルの距離であっても、用心するにこしたことはないでしょう。被害に遭うのを避けるには、できるだけ明るい時間帯に帰宅するのが無難です。
遅くなるときは、タクシーを利用したり、人通りがある明るい道を通ったりしましょう。
ドアロックやガレージの施錠を徹底するようにすると、自動車の盗難はある程度防げるかもしれません。防犯カメラなどを使って常時撮影ができるようにしておけば、犯人の姿を捉えることもできるでしょう。
外から見える場所にバッグや紙袋、ポーチなどを置いておかないことも、ポイントの1つ。犯人は奪い取った品を売って現金にすることが多いので、スマホなどの電子機器も狙われます。
性犯罪に遭わないためにも、女性は近寄ってくる男性に少し警戒心を持ったほうがよいかもしれません。ルームシェアの話をもちかけられても、信用できないと感じるときにはきっぱりと断りましょう。
外出中は常に身辺に気を配り、不審な男性が通りにいるようなときには、回り道をして安全を確保することも大切です。
環境が変わる海外では、親しげに話かけてくる人をつい信用してしまうケースが多いかもしれません。
ただ、比較的治安がよいと言われているメルボルンでは、この手の心理を利用した詐欺事件が多発しているため、初対面の相手にはできるだけ慎重に対応するのがよい方法です。
photo by : ArliftAtoz2205 / Shutterstock.com
メルボルンで何らかの事件に遭遇したら、「000」に電話をかけると警察に連絡がつきます。オーストラリアの場合、警察や救急、消防のいずれも「000」の番号から連絡をするが可能です。
例えば、盗難に遭ったときにはその旨をオペレーターに申し出て、地域名や住所を伝えればパトカーなどが出動してくれます。日本の「110」と同様に、オーストラリアもまずは大元のセンターが電話を受け、エリアを管轄する警察などに連絡をします。
迅速に対応してもらうためにも、地域名や住所は正確に伝えられるようにしましょう。
パスポートなどを盗まれたときは、在メルボルン日本国領事館で再発行をしてもらえます。ただ、現金などを領事館で借りることは基本的にできないので、財布を盗まれたときには不便を感じることがあるかもしれません。
領事館では、日本からの送金手続きのサポートなどは行っています。早めに相談をすれば、被害を最小限に防げるような方法を教えてもらえるでしょう。
在メルボルン日本国総領事館情報
受付時間 | 領事部 月~金曜 9:00-12:30 その他 月~金曜 9:00-13:00、14:00-17:00 |
---|---|
電話番号 | (+61)3-9679-4510 |
住所 | Consulate-General of Japan,Level 25, 570 Bourke Street,Melbourne VIC 3000 ,Australia |
メルボルンの中には、特に犯罪に巻き込まれないよう注意が必要なエリアがあります。ここでは3カ所紹介します。
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メルボルンの東南に位置するダンデノングは、市内でも治安が悪い場所として知られています。このエリアの近くには観光地として有名なチャーチル国立公園などがあり、観光者は特に注意する必要があります。
近年は少しずつ環境がよくなっていると言われていますが、夜間の1人歩きなどはしないのが得策です。
セントアルバンズは、メルボルンの北西側にあります。殺人事件などの凶悪犯罪が多い地域として知られるのが、このエリアです。
セントアルバンズの場合は、外国人が多いのが街の特徴になっています。居住している人の約半数がオーストラリア以外の国からやってきた移住者と言われており、ほかのエリアとは街の雰囲気なども少し異なります。
こういった危険度が高いエリアは、できれば足を向けるのを避けたほうがよいでしょう。街の中などで傷害事件に巻き込まれる恐れもあるため、徒歩で通行するのは危険です。
出向く必要がある場合は、車やタクシーを利用して、余り人目につかないようにして移動をしましょう。
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空き巣の被害が多いウィリアムズ・ランディングは、近年開発された新しい住宅地。新築の住宅やマンションなどが立ち並び、街並みも比較的きれいですが、窃盗や強盗の発生が近年はとくに目立つようになっています。
このエリアに家を借りたり、ホームステイをしたりするときには、被害に遭わないように十分に用心をしましょう。
樹木が茂っているなど、周囲から見えない場所は、空き巣の被害に遭う可能性が高くなります。新興住宅地は隣近所との交流が希薄な場合があり、不法侵入などをしやすいのが難点です。
このエリアでは、夜間のジョギングなども危険が高いので控えたほうがよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
メルボルンでは、空き巣や車上荒らしなどのトラブルが実際に発生しています。こういったトラブルに巻き込まれないためには施錠を厳重にし、留守だとわからないようにするやドアロックの確認やガレージの施錠を怠らないなどの対策とる必要があります。
また、メルボルンの中でも特に治安面で注意が必要なエリアはダンデノングとセントアルバンズです。
これからメルボルンを訪れる予定のある方は以上の点に注意して、安全に現地での滞在を楽しんでください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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エージェント選びに迷っている方、ぜひ一つの選択肢としてスクールウィズでのご相談をご検討ください。
※1...Crime Statistics Agency Victoria「Download crime data」(参照日:2022-08-26)
※2...OECD.Stat「Metropolitan areas」(参照日:2022-08-26)
※3...警察庁「犯罪統計」(参照日:2022-08-26)
※4...Australian Bureau of Statistics「Recorded Crime - Victims」(参照日:2022-08-26)
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