最終更新日:2024/08/23
「留学先が決まったから準備しないと」
「でもイギリス留学の準備って何したら良いんだろう……」
とお悩みではありませんか?
イギリス留学は手続きなど準備することが多い上に、ビザの手続きが種類ごとに違うなど、なかなか大変です。また手続き内容に不備があるとやり直しとなり、その分イギリス留学の出発日が遅れてしまうこともあります。
スムーズに手続きを済ませて予定通り留学に出発するためには、必要な準備をひと通り把握しておくことが必要です。
そこで今回は、イギリス留学に必要な準備を5つのステップに分けて解説します。この記事を参考にしながら、留学準備の流れを大まかにつかんでいきましょう。
なお、イギリス留学について、費用やおすすめの都市、学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
イギリス留学
[ステップ]
【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】
いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったら今すぐ留学相談!
スクールウィズのLINE相談なら、ちょっとした疑問から具体的な留学先の検討、見積もり・申込手続きまで留学カウンセラーが一人ひとりのご相談に対応しているので、検討が一気に前に進みます。
【LINE相談で知れること】
1. 目的を叶えるための留学プランづくり
2. 学びたいことや学習・生活環境など希望に合った留学先のご紹介
3. 想定する期間や留学先で実際にかかる費用
4. ビザや航空券などの準備の流れ
LINEだからいつでも思い立った時に、自分のペースで聞ける。憧れの留学に「あなたにピッタリなプラン」を見つけてみませんか?
まずイギリス留学の準備を始める前に考えておきたいこととして、
の3つを紹介します。
留学しようと思い立ったとき、何か海外で成し遂げたいことがあったのではないでしょうか。例えば外資系企業に転職したいから英語のレベルを高めたい、転職までの空き時間に海外でリフレッシュしつつおけいこをしたい、などです。
留学したいと思ったきっかけは、そのまま目的になります。また留学した後のゴールや理想の姿にもなり、留学中に挫けそうなときも目的を思い出して頑張れることがあります。
留学で成果を出すためにも、まずは目的を整理して言語化しておきましょう。
目的を立てられたら、実現するためにどのようなことが必要か洗い出します。例えば次のような項目です。
上記のような目的を実現するためのステップが留学中の目標になります。進捗度合いも測れることから、数値で計測できるものを設定するのがおすすめです。
留学生活では上記の目標を達成できるように計画を立てて、日々取り組みましょう。
目的がなくても留学することはできますが、目的なく留学した人のほとんどは事前にしっかりと目的・目標を立てるべきだったと後悔する傾向が強いです。
中でも長期間留学は期間が長い分、途中で留学生活に慣れが生まれ、モチベーションが下がってしまうことがあります。引き続き頑張るためにも目的・目標を決めている方が、留学の結果も出やすいため、一度考えてみてください。
また目的・目標がある程度決まった後、現地での具体的な行動を計画に落とし込むことも留学の成功には必須です。詳しくは、下記の留学計画早見表をご参照ください。
留学計画早見表
「おすすめの留学期間はどれくらいですか?」という質問を受けることがありますが、一概に何ヶ月が良いとは言えません。留学期間をどれくらいにすべきかは、個人の目的や目標によってそれぞれ異なります。
また目的に合った期間だけ留学できるのがもっとも良いですが、十分な時間を確保できないこともあるかと思います。
特に社会人は長期休みを取りにくく、仕事の休暇を活用するのか退職するのかで留学期間が変わります。自分がどれくらいの時間を確保できるのか、把握することが必要です。
そのため個人の目的や目標、活用できる時間を整理した上で、自分にとって最適な留学期間を決めましょう。
一般的な留学期間は、次の通りです。
短期留学 | 長期留学 | |
---|---|---|
学生 | 夏休みや冬休み、春休みの期間を使って1週間〜1ヶ月 | 大学を休学して半年から1年間 |
社会人 | GWや年末年始を活用して1週間 | 転職の合間や退職したときに半年から1年間 |
上記を参考にしながら自分がどれくらいの期間を留学に割けるのか、現実的に確保できる時間を把握しましょう。
留学を計画する上でネックとなることにお金があります。
短期でも長期でも留学はまとまったお金が必要であり、予算ギリギリで留学すると現地でお金が足りなくなる可能性が高いです。
お金が足りなくなると予定より早く帰国せざるを得ず、勉強期間が足りなくて英語力が身に付かなかったなど、留学で十分な成果が得られません。
またいざ自分に合った留学先を見つけたとしても、そもそも予算が合わない場合は留学全体の計画から振り出しに戻ってしまいます。
まずは希望の国と期間を決めて、どれくらいの費用がかかるのか知りましょう。
国と期間が決まれば留学費用を大まかに把握できるため、必要な資金を貯めるまでの準備期間も算出してみてください。
留学の目的や目標などを整理したら、次はいよいよイギリス留学の具体的な準備に入ります。
その前に準備のスケジュールを把握しておきましょう。その内容として、
の3つを説明します。
イギリス留学といっても、留学方法によって準備期間は変わります。
目安は次の通りです。
留学方法 | 準備期間 |
---|---|
語学留学 | 3ヶ月〜半年前 |
大学留学 | 半年〜1年前 |
ワーキングホリデー | 半年またはビザの抽選時期によっては1年前 |
まず準備期間には、学校への入学手続きとビザ申請のタイミングが大きく関係します。
語学留学は期間が6ヶ月以内であれば、事前のビザ申請が必要ありません。そのため入学手続きさえ済めば渡航できる上に、入学手続きは1〜2ヶ月ほどあれば完了します。
自分の荷物などの準備が完了すれば留学できるため、余裕を持ったスケジュールでも3ヶ月で十分間に合わせることが可能です。
対して大学留学は入学のタイミングが毎年9月と決まっている上に、ビザ手続きもやや時間がかかります。
同じくワーキングホリデーもビザが抽選で発行され、その抽選時期が毎年1月と7月と決まっています。
申請や抽選のタイミングに合わせると、希望の留学時期によっては準備を始めるのが1年前になると考えておきましょう。
6ヶ月前から留学準備を始めると仮定した場合、大まかなスケジュールは次の通りです。
6ヶ月前 | 情報収集、留学先の学校決め |
---|---|
5ヶ月前 | 滞在先の手配、留学費用の見積もり算出 |
4ヶ月前 | 入学願書や必要書類を送付して学校を決定 |
3ヶ月前 | ビザの申請、パスポートの申請、事前の英語学習スタート |
2ヶ月前 | 航空券の手配、学生ビザの面接、クレジットカードの申し込み |
1ヶ月前 | 学生ビザの手配完了、海外留学保険の申請 |
1〜3週間前 | 両替、必要な荷物の買い出し、荷造り、(長期留学の場合)転居届の提出 |
目安ではありますが、上記のような流れで準備を進めてください。
イギリス留学に必要な準備をまとめると、主に次の5つです。
詳細はこの後ひとつずつ解説しますね。
イギリス留学といってもイギリスのどの都市に留学するのか、学校はどこにするのか、留学する場所についてはさらに細かく決める必要があります。
そこでまずは、イギリス留学で必要な都市と学校選びについて紹介します。
イギリスは欧米にある国で、次の4つから成り立っています。
首都はイングランドにあるロンドンで、留学先はもちろん旅行先としても人気です。中心部ではストーンヘンジからバッキンガム宮殿まで、さまざまな歴史的遺跡を鑑賞することができます。
またイギリスはオックスフォード大学やケンブリッジ大学など、世界大学ランキングにランクインする大学を複数持つほど教育の質も高いです。都市によって教育の質がバラけることもなく、国全体で高いレベルを誇ります。
一方地方エリアは物価が少し安い、リゾート地があるなど、都市部とは街の雰囲気が変わります。
都市ごとでさまざまな一面を楽しめるため、都市選びは自分の留学の目的や過ごし方に合わせて考えるのがおすすめです。
【イギリス留学のおすすめポイント】
・歴史、文化、スポーツ、エンタメなどの豊富な観光地
・世界トップレベルの教育が学べる英語発祥の地
・日本人比率が少なく多国籍な環境で学ぶことが可能
イギリス留学を決断したら、イギリス内のどこに留学するか考えましょう。代表的な都市として、次の5つがあります。
【イギリス留学の人気都市】
ロンドン
最先端のアートと伝統ある歴史が共存する街
オックスフォード
英語圏最古の大学オックスフォードを中心とした学園都市
ブライトン
イギリス人に最も人気のビーチリゾート
マンチェスター
著名なサッカーチームとミュージシャンを多数輩出
エディンバラ
バグパイプの音色、見上げるとエディンバラ城
自分に合う都市が分からない場合は、オススメ都市診断を参考にしてみてください。
イギリス留学オススメ都市診断
留学する都市が決まったら、次は語学学校や大学を選びます。
イギリスには数多くの語学学校と大学があります。数ある中から留学する学校を選ぶのは大変で時間もかかるため、まずは次のことを整理してみてください。
上記のポイントに沿って探すと、ある程度学校の候補を絞ることができます。
その次に、気になった学校の特徴や口コミを見てみましょう。実際に留学した人の感想は信ぴょう性があり、良い点も悪い点も把握することができます。
イギリスで人気の語学学校については、下記ページにまとめました。学校情報や口コミを見て、自分に合いそうかどうか判断してください。
「イギリスの人気語学学校ランキング」
都市や学校が決まったら、次は実際に手続きを進めます。
ここでは必要な申し込み手続きとして、
の3つを紹介します。
まず留学先の学校に入学手続きをしましょう。基本的にはオンラインで申請し、同時にホームステイ先や学生寮など滞在先も申し込みます。
というのもビザ手続きにおいて、語学学校の入学許可証や滞在先の証明を求められることがあります。そのためビザより先に学校と滞在先を手配しておくことが必要です。
イギリス留学で選択できる滞在先について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
イギリス留学の滞在先の種類と特徴
学校への入学手続きとして必要書類を提出したら、次は学費を支払いましょう。主に入学金や授業料、空港でのピックアップ費用が前払いとなります。
支払い方法などは学校からの案内に従って手続きを進めてください。
学校から入学許可証が発行されたら、ビザを申請します。
ビザは留学方法や滞在期間によって申請する種類が異なります。次の表を参考に、当てはまるビザの発行手続きを進めてください。
観光ビザ(手続きなし) | 語学留学(6ヶ月未満) |
---|---|
短期学生ビザ | 語学留学(6ヶ月以上、11ヶ月未満) |
学生ビザ | 語学留学(11ヶ月以上)、大学・大学院留学 |
ワーキングホリデービザ | ワーキングホリデー |
各ビザの概要と申請方法について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
【2024年版】イギリス留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
必要な手続きが終わったら、次は渡航に必要な身の回りの手続きや準備を進めましょう。
具体的な準備物として、
の3つを紹介します。
ビザの種類にもよりますが、基本的には留学期間に加えて6ヶ月の残存期間があるパスポートの用意を求められます。
十分な残存期間がある場合は問題ありませんが、残存期間が足りない場合は新規パスポートの発行がおすすめです。
新規パスポートの発行は1〜2週間かかるため、早めの申請を心がけてください。
留学日が決まったら、渡航日にあわせて航空券を購入しましょう。イギリス行きの航空券は、平均8〜15万円です。
安く抑えたい場合は、LCCの併用または数ヶ月前の購入がおすすめです。
イギリス行き航空券について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
「イギリス行き(ロンドン・マンチェスター・エディンバラ)格安航空券の相場は?購入方法まで徹底解説」
海外では日本の社会保険や国民健康保険が適用されません。病院に行く場合は自分で用意した保険がないと、高額な治療費を請求される可能性があります。
イギリスの場合は国が提供する保険「NHS」に留学生が加入することもできます。しかし利用者が多いゆえに診察まで時間がかかる、日本語が通じる病院は使えないなどデメリットもあるのが現状です。
日本の保険会社が提供する海外留学保険に加入しておく方が、留学中にケガや病気をしても安心です。
おすすめの海外留学保険について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
イギリス留学に保険は必要?おすすめの保険から費用まで一挙解説
ここまでは書類や入学手続きなど物理的な準備について紹介しました。ひと通り済ませるとイギリスに渡航することは可能ですが、実際に渡航してからはこの準備だけで生活できません。
中でも英語はある程度のレベルまで習得していないと、イギリスでの日常生活をスムーズに送るのは難しいです。
留学先で勉強するから、日本では勉強する必要がないと感じる方もいるかもしれません。しかしイギリスでは現地の授業はもちろん、買い物や移動もすべて英語でこなす必要があります。
英語を勉強していないと授業で先生が言ったことを理解できず、英語学習自体がなかなか進みません。せっかくお金を支払っているのに、何も身に付かないまま。
また英単語の暗記や文法の復習は、日本でも参考書などで学ぶことは可能です。日本で勉強できることは済ませておいて、現地だからこそ学べるスピーキングなどに時間を割いた方が有意義です。
そのため書類などの手続きが終わった頃、留学3ヶ月前を目処に英語学習を始めましょう。英単語や文法の基礎的なもので構いません。
現地での学習計画も日本で考えておくことで、留学がスタートしてからすぐに英語学習を始めることができます。
留学まで1ヶ月を切ったら、荷造りを始めましょう。
留学は短期でも長期でも衣服など日本から持って行くものがあります。さらに出発直前は時間がないため、前もって買い揃えておく方が慌てずに済みます。
ただしわざわざ日本から持って行かなくてもイギリスで購入できる持ち物もあります。
必要なものと必要ないものを把握しておくことで、最小限の軽い荷物で出発でき、移動なども楽です。
そこでここでは、次の3つに分けて持ち物について解説します。
留学において基本的な持ち物として、次のようなものがあります。
生活に必要なものはひと通り持参してください。
先ほど紹介した持ち物の中には、実はイギリスで購入できるものもあります。
例えば、
などです。
衣類と日用品は特にこだわりがなければ、イギリスで販売されている製品で十分です。
荷物を軽くしたい場合は、現地調達も考えてみましょう。
準備中には必要だとは思わなかったものの、イギリスに到着してから持って行けば良かったと後悔する持ち物もあります。
例えば次の3つです。
特に日本のお菓子や和風の小物は、学校で友達ができたときに仲良くなるきっかけ、または日本について紹介するときに活躍します。
お菓子や和風のグッズとなるとイギリスではなかなか手に入らないため、日本から持参するのがおすすめです。
その他必要な持ち物は下記にまとめました。荷造りのときに参考にしてみてください。
イギリス留学の持ち物チェックリスト
ここまで準備が済んだら、出発当日です。荷物の最終チェックをして、余裕を持って空港に向かいましょう。
空港(国際線)には遅くとも出発の2時間前には到着し、搭乗手続きを済ませてください。
このときにパスポート、航空券(Eチケット)、また現地空港で出迎えを依頼している場合は担当者の連絡先といった資料を印刷しておくことをおすすめします。
イギリスに到着して入国手続きを済ませたら、荷物を受け取って到着ロビーに向かいます。空港出迎えを依頼している場合は、ロビーで担当者と合流してください。
留学先の空港に到着してから、帰国までのケジュールは以下のページをご参照ください。
イギリス留学の出国から帰国までの流れ
ここまでイギリス留学の準備について解説しましたが、自分で手続きなど済ませられるのか、不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
その場合は、留学エージェントにサポートを依頼するのがおすすめです。
留学エージェントに依頼すると手数料はかかりますが、学校への入学手続き、滞在先探し、ビザの手配など、出発までの準備や手配をお願いすることができます。
特に各種申し込みは英語で手続きをする必要があり、英語が苦手な人にとっては時間のかかる作業です。
またエージェントは留学の計画から相談できる上に、留学カウンセラーが都市選びからアドバイスしてくれます。
手続きに不安がある、何から準備すれば良いのか分からないという方は、エージェントへの相談も考えてみてくださいね。
今回はイギリス留学に必要な準備について解説しました。
ここまでをまとめると、イギリス留学の準備の流れは次の通りです。
準備は留学の3〜6ヶ月前から始めておくと、慌てることがなくて安心です。
今回の記事を参考に、イギリス留学の準備に少しずつ取りかかっていきましょう。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
英語の本場で憧れの生活をしよう!
イギリスは英語の発祥地。ファッション、美術、建築、スポーツなど、さまざまな世界的なカルチャーの発信地でもあるので、刺激的な留学生活を送れます。
イギリス留学について見るイギリス留学ガイド | |
---|---|
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/