「イギリス留学って保険は必要ないかな…」と感じている方も多くいると思います。
結論から言うと、イギリス留学には保険の加入が欠かせません。有事の際に医療費が数百万円かかることもあり、自己負担は難しいからです。
留学中、万全の注意を払っていても、事件や事故のトラブルに巻き込まれたり、場合によってはあなたが加害者になるリクスもあります。また日本とは違う環境下でのストレスや疲労により、病気にかかる可能性もあります。
そういった場面も月2万円ほどの保険料で、医療費を全額、もしくは一部負担してもらうことができます。誰しもが起こしたくて起こすものではありませんが、誰の身にでも起こりうるものなので、突然のリスクに備えましょう。
とはいえ、おすすめの保険などは、なかなかわかりにくいですよね。そこで今回は、
を紹介します。まずは保険の必要性について、理解を深めていきましょう!
※この記事は1ポンド=142円で計算しています。
[目次]
まずは保険が必要な理由として、
の5つを解説します。
海外旅行保険に加入することで、現地での治療費や入院代を負担してもらうことができます。
特にイギリスなど欧米圏は、医療費が日本よりも高額です。自己負担の場合、高額請求は避けられません。
海外旅行保険は、現地で使用できる保険証のような存在です。いくらかの保険料は必要ですが、医療費を全額負担するよりは安いです。
特に、以下の項目は欠かせません。
これらは日常生活の中で起こり得ます。補償の上限額とともにチェックしておきましょう。
海外旅行保険では、種類によって通訳サポートも行っています。
現地の病院を利用する場合、症状の説明などはすべて英語です。医療用語などを使うため、英語初心者にとって説明は簡単ではありません。
イギリスには日本語対応の病院もありますが、事故など緊急時にも日本語対応の病院へ搬送されるとは限りません。
通訳サポートがある保険を選ぶことで、英語による診察や治療でも安心です。
海外旅行保険ではキャッシュレス診療も利用できます。
キャッシュレス対応とは、現地の医療費を保険会社が立て替えてくれること。これにより、病院の診察代などを自分で支払う必要がありません。
金額の心配をすることなく、治療を受けることができます。
先ほど紹介した通訳やキャッシュレス診療は、24時間体制でサポートを受けれる場合がほとんどです。
そのため急なトラブルでも、精神的負担を感じません。安心して治療できます。
留学中のトラブルは病気やケガだけではありません。
例えば、
などです。
留学保険は、これらの損害も補償対象です。あらゆるトラブルに対応し、サポートを受けることができます。
続いては、イギリスの医療事情として、
を紹介します。
イギリスの医療レベルは高度です。日本とほとんど変わらず、病院施設もきれいです。
医療制度も充実しており、イギリス国民は医療費を支払う必要がありません。税金でまかなわれる国民保険「NHS」に加入し、GPに登録しておくことで、無料診察ができるからです。
専門的な治療が必要な場合は、GPからの紹介状をもとに専門医を受診します。またロンドンなど都市部では、日本人医師が駐在する病院や日本語対応のできる病院も利用できます。
イギリスで留学生や旅行者が病院を利用する場合、費用の目安は以下の通りです。
・風邪の診察(初診代含む):1万6,000円〜
・救急車の利用:無料
・盲腸で入院:95万〜140万円
医療費は日本の3〜4倍です。欧米圏の中では低額ですが、自己負担できる金額ではありません。
イギリスには、2つの医療システムがあります。
国民保険制度「NHS(National Health Service)」を使って医療費を負担してもらうシステムです。このシステムを利用する留学生は、保険への加入が必要ありません。
これは国立や公立の病院で利用できるサービス。保険に加入することで、診察代と治療費が無料になります。この保険料は150ポンド(約2万1,300円)です。
そして6カ月以上滞在予定の学生は、加入が義務付けられています。
このようにNHSで診察代をカバーできるため、一部の留学生からは「イギリス留学には保険が必要ない」と言われています。
医療費を全額負担するシステムです。私立病院や日系の病院はプライベートに含まれます。
ただしNHSには、以下の注意点があります。
基本的には病気やケガの場合、公共の病院での受診が対象です。そのため緊急時や盗難などのトラブルでは自己負担となり、高額の医療費が請求されることも。
このような事情から「急なトラブルが不安」「日本語で診察を受けたい」「高額な医療費の請求は避けたい」という場合は、留学(旅行)保険への加入がおすすめです。
一方で、海外留学にクレジットカード付帯保険の活用を考えている人も多いのではないでしょうか。
イギリス留学はクレジットカードでもカバーできるのか、次で解説します。
続いては、クレジットカード付帯保険について
を解説します。
海外旅行保険とクレジットカード付帯保険には、以下の違いがあります。
続いて、クレジットカード付帯保険には2種類あります。
・自動付帯:カードを持っているだけで保険が適用される。
・利用付帯:カードで旅費の一部を支払うことで、保険が適用される。
利用付帯では、以下の支払いにカードを使うことで保険が利用できます。
不安な場合は、自動付帯のクレジットカードがおすすめです。
基本的に、90日未満の海外滞在であればクレジットカード付帯保険でもカバーできます。ただしイギリス留学では、クレジットカード付帯保険の利用はおすすめできません。
先ほど紹介したように、イギリスの医療費は風邪の診察でも1万6,000円をこえます。
日本よりも高額であり、クレジットカード付帯の補償額では医療費を全額カバーできません。特に緊急手術などの場合、治療費に不安が残ります。
高額な医療費の請求を受けないためにも、保険会社の旅行保険や留学保険への加入がおすすめです。
そこで次は、イギリス留学におすすめの保険を紹介します。
イギリス留学におすすめの保険として、
・T@biho
・AIG損保
・保険Times
を紹介します。
T@bihoは、ジェイアイ損害社会保険が提供するサービスです。旅行から留学まで、低価格で保険を利用できます。
・年齢別にあいやすいトラブルをもとに保険料を計算
・リピーターにはさらに割引を適応
・ホームページで保険料の試算が可能
1カ月:1万690円〜
1年:15万9,060円〜
・初めて留学する人
・なるべく保険料をおさえたい人
・インターネットで手続きを完了させたい人
・24時間日本語対応のサポートセンターを用意
・32日以上の留学には一時帰国費用をカバー
1カ月:2万1,440円〜
1年:24万6,560円〜
・大学や大学院に留学する人
・1年以上の長期留学をする人
・医療費以外の補償を受けたい人
保険Timesは、あらゆる保険からおすすめの保険を探してくれるサービスです。
・希望にあわせてプランを提供
・LINEから気軽に相談可能
1カ月:1万690円〜
1年:14万3,210円
・ワーキングホリデーをする人
・周辺の国へ旅行する予定の人
・なるべく費用をおさえたい人
ここまでおすすめの保険を紹介しました。最後に、契約前のチェックポイントを紹介します。
契約前の注意点として、
を紹介します。
留学中、家族や兄弟のトラブルにより一時帰国することもあります。例えば「母親が入院した」などです。
この一時帰国の航空券などが、補償対象になる留学保険もあります。
「緊急一時帰国」という項目に当たるため、チェックしてみてください。
イギリスなどヨーロッパに留学する場合、留学中に周辺を旅行しようと考えている人も多いかと思います。
その場合、旅行先の国でも保険が適用できるのか、チェックしておきましょう。
1つの保険で複数の国をカバーできる場合、保険費用をおさえることができます。
海外旅行保険では、保険が「適用外」となるケガや病気もあります。
例えば、以下の項目や理由です。
・歯科治療
・糖尿病など持病の悪化
・妊娠に関する体調不良
・登山用具を使用する山岳登はん
・スカイダイビングなど危険がともなう運動
・ケンカ
・契約者の故意や過失
契約者が自らトラブルや危険に加担した場合、保険料の支払いはされない可能性が高いです。これらによる治療は、すべて自己負担。高額な医療費の請求は避けられません。
特に「歯科治療」は見落としやすい項目です。
歯科治療に保険が適用できる国は世界的に見てもあまり多くありません。イギリスでも1万円以上は必要です。
そのため歯科治療に関しては、留学前に日本で治療を終わらせておくことをおすすめします。
もしくは保険料を上乗せして歯科治療に対応できるプランを選ぶことで、高額請求は避けることができます。
今回はイギリス留学の保険について解説しました。
思いがけない病気・ケガに伴う高額な医療費や、トラブルに備え最低限の保険加入をおすすめします。
そしておすすめの保険として、以下の3つを紹介しました。
今回の記事を参考に、保険の加入を検討し素敵な留学ライフをお楽しみください。
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