最終更新日:2024/08/30
マルタ共和国はイタリアのシチリア島の南に位置する、地中海に囲まれた美しい国です。少し歩けば海が見え、街のあちらこちらに美しい教会や、はちみつ色のマルタストーンで出来た可愛らしい建物が並びます。
面積は東京23区の約半分と、とてもコンパクトです。小さいながらも、世界中から観光客の集まるエリア、歴史を感じられるエリア、ナイトライフを楽しめるエリアなど、様々な雰囲気が楽しめます。バスが発達しているので、どこでも気軽にグルっと周れるのもマルタの魅力です。
今回はマルタの主な地区の紹介とそれぞれの特徴をご紹介します。
なお、マルタ留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
マルタの人気語学学校ランキング
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それでは具体的にマルタがどのようなエリアに分かれているか見ていきましょう。エリア区分は明確な定義がなく、あくまで大まかな分け方となるのでご了承ください。
・セントジュリアン
・バレッタ
・スリーマ
・ゴゾ島
・イムディーナ・ラバト
・コミノ島
・メリッハ
・セントポールズベイ
・マルサシュロック・ビルゼブジャ
スピノーラ湾やセントジョージ湾を臨むヨーロッパリゾートらしい雰囲気と、たくさんのお店が集まった利便性を兼ね備えている便利な地区がセントジュリアンです。
見晴らしの良いレストラン、映画館、深夜まで楽しめるナイトスポットなど、活気があるエリアとして人気です。
スーパーやアジア食材の専門店もあるので、自炊をしたい方も買い物に困ることはないでしょう。もちろん日本食やアジア食のレストランもあります。
また、マルタで最大のカジノがあるのもセントジュリアンです。クラブやバーを楽しみたい方はセントジュリアン内にあるパーチャビル(Paceville)とよばれるエリアへ。通りにはクラブが並び、季節関係なく若者や観光客で深夜まで賑わっています。
ただし、治安の良いマルタの中でも、混雑しているパーチャビルではスリが多発しています。クラブ内だけでなく、セントジュリアンへ向かうバスも混雑時は要注意です。特にスマートフォンは狙われやすいので、気をつけましょう。
「便利なのは嬉しいけど、賑やかすぎる場所は苦手」という方には、セントジュリアンの隣にあるペンブローク(Pembroke)というエリアがおすすめです。
セントジュリアンから数分の距離にある住宅地で、繁華街からは少し離れているため静かな環境です。土日も営業しているスーパーがあり、セントジュリアンもすぐ近くという暮らしやすさから、ホームステイ先としても人気があります。
バレッタは街自体が世界遺産として登録されているマルタの首都です。もともとは港を守るために聖ヨハネ騎士団(のちのマルタ騎士団)によって築かれた城塞都市だったという歴史があります。
日本の京都のように碁盤の目状に道が整っているため、シンプルでわかりやすい造りです。バロック様式の建物が残り、坂や階段も多いのですが、歴史的な景観が保たれているので路地裏を歩いているだけでも飽きません。趣のある街並みはどこを撮っても絵葉書になりそうなほどです。
昼12時には大砲の発射を見ることができる「アッパーバラッカガーデン(Upper Barracca Gardens)」や、カラヴァッジョの大作絵画を見ることができる聖ヨハネ大聖堂(St John's Co-Cathedral)などがあります。
観光地としても有名ですが、国立図書館や国立美術館、また国会議事堂などの政治機能が集まったエリアでもあります。長期滞在者がビザ申請に訪れるビザセンター(Central Visa Unit)もバレッタにあります。
また、マルタ内の移動に欠かせないのがバス。各地へ向かうバスが集まったバスターミナルがあるため、地元の人も多く訪れます。
スリーマはセントジュリアンから海沿いの遊歩道を歩いても向かうことができ、ガイドブックではセントジュリアンと同ページに掲載されることもあるほど隣接していますが、その雰囲気は異なります。
海岸沿いはのんびり犬を連れて散歩をしたり、ジョギングを楽しんでいる人が多く、落ち着いた雰囲気。海岸沿いの道には海に降りるための階段が多くあり、あちこちで海水浴が楽しめます。
また、スリーマはショッピングが楽しめるエリアでもあります。マルタで一番大きなショッピングモール「THE POINT」があり、衣料品からお土産まで何でも揃っています。
街にはスーパーはもちろん、ZARAやMarks&Spencerなどの路面店も並んでいますから、洋服や化粧品など、スリーマ内だけでも一通り揃えることができるでしょう。
セントジュリアンに比べると全体的に閉店時間が早いため、夜は静かな環境です。
海沿いにはリゾートらしいカフェやレストランのテラスがずらりと並び、バレッタやゴゾ島へ向かうフェリー乗り場があるため、マルタ屈指の観光客が集まるエリアになっています。
特にスリーマから見える対岸のバレッタは夜景が素晴らしく、これぞマルタという景色を毎日見ることができます。
マルタ共和国はマルタ本島・ゴゾ島・コミノ島の3島と、その他小さな無人島から成ります。いわゆる「離島」のゴゾ島へは、マルタ本島からフェリーで20〜30分ほどで到着します。
マルタ本島も日本と比較すればのんびりした雰囲気ですが、ゴゾ島はそれ以上にゆったりとした時間がながれ、雄大な自然を満喫できるのが特徴です。
主な街は中心に位置するヴィクトリア(Victoria)で、レストランや銀行、各ショップが点在しています。そのまわりには小さな村が点在し、遺跡を見ることもできます。
2017年3月に崩壊してしまいましたが、有名な観光スポット「アズール・ウィンドウ(Azure Window)」があり、この紺碧の美しさは日本ではなかなか見ることができません。
大きなショッピングモールがない、バスの本数がマルタ島よりもかなり少ないなど、ゆったりとしている分、どうしてもマルタ本島より不便な部分もあります。
そのため「都会の忙しさから開放されて、とにかくのんびりしたい」という方におすすめのエリアです。
イムディーナはかつてマルタの首都として栄えていましたが、16世紀に都機能が他の街へ移行してから徐々に寂れていき、現在に至ります。ラバスはそんなイムディーナを囲うように広がるエリアで、こちらもイムディーナ同様に静かな街となっています。
ローマ古美術館やイムディーナ大聖堂をはじめ、エリア内にはマルタを代表する観光スポットがいくつもあるため、多くの旅行者が集まります。
コミノ島はゴゾ島と合わせてぜひ訪れたい観光スポットです。島の面積は3.5㎢、人口はたったの3人というマルタで1番小さい島。
コミノ島はゴゾ島とマルタ島の間にあります。中世の時代、クミンという植物が栽培されていたことから、コミノ島と名付けられたそうです。
マルタ騎士団が狩猟と余暇を過ごす場所として使用したとも言われています。
メリッハはマルタ島北部に位置するエリアで、セントジュリアンなどの繁華街とは異なり、自然が多いのが特徴です。エリア内には英語『ポパイ』で使用したセットがそのまま残されたポパイ村などの観光スポットもあり、日帰りで訪れる方も多くいます。
セントポールズベイはマルタ島北部に位置するエリアで、海岸線を中心に住宅地が広がっています。
マルサシュロックは透き通ったマルタの海と、そこに浮かぶカラフルな船が人気の観光スポットです。入江周辺には多くのレストランがあり、新鮮なマルタの海鮮料理が楽しめると旅行者はじめ、地元で暮らす人にも人気です。
ビルゼブジャはそんなマルサシュロックの南部にある街で、マルサシュロックほど賑やかではなく落ち着いた雰囲気が漂っています。
最後にマルタでおすすめのエリアを紹介します。
都市部で刺激的な生活を送りたい留学生や旅行者には、観光地が多く集まるセントジュリアン、スリーマ、バレッタ周辺での滞在がおすすめです。
特にバレッタには聖ヨハネ大聖堂をはじめ観光スポットが集まっているため、移動時間をあまりかけずに観光地を巡れます。マルタで人気の観光スポットは下の記事で紹介しているので、どんな観光スポットがあるか知りたい方は参考にしてみてください。
マルタ観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット5選
学校や滞在先を検討する際にやはり気になるのが治安。特にマルタは日本と比べ犯罪率が高く、注意しなければ犯罪に巻き込まれてしまう恐れがあります。
マルタで特に注意が必要なのがセントジュリアンのバーチャビル、スピノーラ湾などのエリアです。少しでも安全に生活を送りたい方は、なるべくこういったエリアから離れた学校、滞在先を選ぶようにしましょう。
マルタの治安事情については、詳しく下の記事で紹介しているので、心配な方はぜひ参考にしてみてください。
マルタの治安はどうなの?マルタの治安事情とトラブルの対処法をまとめてみた
ここまでマルタの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。
ここではマルタで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せているので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。
なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する
移動については、マルタの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。マルタには他にも電車なども通っており時と場合によっていくつかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。
現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのように交通機関を利用すればいいかを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
マルタのバスはどう乗ったらいいの?利用の仕方から料金、注意点まで徹底解説!
マルタ共和国の主な4つのエリアをご紹介しました。
今回ご紹介したエリアは、ゴゾ島以外はどれも隣接しているため、「Malta Public Transport」というバスで簡単に行き来することができます。
また、ゴゾ島もマルタ本島からフェリーを使い日帰りで往復する方がたくさんいるほど気軽に移動できます。
マルタにはヨーロッパを中心に世界中から観光客が訪れるため、学校内だけではなく街や村で様々な国の人々と交流することができます。パスは2時間乗り降り自由で夏季は2ユーロ、冬期は1.5ユーロという手軽さです。
ぜひ各エリアを訪れて、様々なマルタを楽しんでみてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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