最終更新日:2024/08/26
留学や出張、旅行などでマルタに行くことになったら気になるのが、現地通貨への両替です。カードで支払いを済ませられる場面も多いですが、キャッシュレス決済に対応していないお店やレストランがあることも考えられます。そのため、現金も最低限は準備していく必要があると言えるでしょう。
ユーロ圏は生活費や渡航費が高くなりがちで、なるべく両替を安く済ませたいと考える人も少なくないはず。そこで今回の記事では、マルタへの渡航を予定している人に向け、ユーロの両替について詳しく解説していきます。
一番安く両替できる方法や両替の際の注意点などを見ていくので、これからマルタへ行く予定の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、マルタの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
マルタ観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメまとめ
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マルタではユーロが使われています。マルタ共和国は2004年にEUに加盟し、それまで利用されていたマルタリラが廃止となりユーロが使われるようになりました。ヨーロッパでは27カ国がEUに加盟しており、これらの国ではユーロを使うことが可能です(※1)。そのため、国を移動しても両替をする必要はありません。
ちなみに、1ユーロは171.6円です(2024年7月20日現在)。1000ユーロを準備しようと思ったら、単純計算で17万1,600円が必要になります。実際には、ここに両替手数料や為替手数料などの手数料が加算されるため、支払い額はこれ以上になることが一般的です。この手数料を安くするためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。
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ここではユーロに両替するときのおすすめの方法についていくつか紹介していきます。それぞれメリットとデメリットがあり、必要な手数料も異なります。さまざまな角度から比較して、自分にとって最適のものを選ぶようにしましょう。
銀行によっては、外貨口座が開けるところもあります。普通預金口座に入っている日本円を外貨に両替して保有することができるのです。そして、海外のATMでその口座にアクセスし現金引き出しも可能です。その際にはATM手数料がかかりますが、利用額の2%前後が相場です。
外貨口座を開いておけば、レートが良いときに両替しておくなど柔軟な使い方ができます。また、外貨口座に紐づいたデビットカードがあれば支払い時の海外事務手数料が無料もしくは格安のことがほとんどです。
デビットカードを海外での支払いに使う方法もあります。VisaやMastercardといった国際ブランドのカードであれば広く海外で使えて便利です。
クレジットカードとデビットカードの違いは、前者は後払い式であるのに対し後者は即時支払いという点です。クレジットカードは決済をしてもすぐにお金が支払われるわけではないので、ついつい使い過ぎてしまうことがあります。一方、デビットカードでは使えるのは自分の口座に入っている分のみですので、その心配がありません。
ただし、両替を伴う決済には海外事務手数料が発生します。手数料はカード会社によって違いますが、大体決済額の2~4%を見積もっておきましょう。
現金派の方は、日本で両替をしていくことをおすすめします。現地に着いてからも両替はできますが、円安が進んでいるため手数料が割高になってしまうためです。
カードをメインで使う場合も、最低限の現金は持っていくことをおすすめします。というのも、海外はカード決済が主流と言われていますが、郊外のお店や小規模な飲食店などでは現金しか使えないことも稀にあります。
次の段落では、おすすめの両替場所について詳しく見ていきましょう。
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では、実際にユーロに両替する方法について詳しく見ていきましょう。両替はいろいろなところでできますが、それぞれ為替レートや手数料は異なります。事前に比較しておき、お得に両替できる場所を確認しておきましょう。
円安の現在では日本国内で両替した方がお得です。ユーロは日本国内での流通が多いため、両替所や街の金券ショップ、空港などで両替ができます。試しに、それぞれの場所での為替レートを比較してみましょう。
<例:2024年7月23日13時の為替レート>
・両替所:174.63円(※2)
・金券ショップ:175.77円(※3)
・空港:174.67円(※4)
このように、3者を比較すると両替所が一番安い為替レートを設定しています。それほど大きな差異ではありませんが、両替額が増えれば大きな差が出てくることもあるので、安く両替できる場所は知っておいて損はありません。
マルタに着いてからなら、空港や銀行、両替所、ホテル、現地ATMで両替ができます。ホテルでの両替は割高になる傾向があるので、緊急事態以外にはなるべく避けることをおすすめします。
街中の両替所は店によって為替レートが異なるので、いくつか回ってみて一番レートの良い場所を選ぶようにしましょう。また、クレジットカードやデビットカードを使ってATMから現金を引き出すことも可能です。
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ユーロに限らず、外貨両替をするときには気をつけないと知らず知らずのうちに損をしてしまうことがあります。無駄な出費を避けるためには、以下のポイントに注意が必要です。
為替は常に変動しており、両替をするタイミングによっては得することもあれば、逆に損をしてしまうこともあります。お得に両替するためには、定期的に為替をチェックするのがおすすめです。為替の動きを予測するのはなかなか難しいですが、自分の中で基準値を決めておくとタイミングを見極めやすくなりますよ。
また、各金融機関の定める為替レートにも注目しましょう。通常、為替レートは金融機関ごとに独自のレートが設定されており、この中には手数料が含まれます。そのため、同じ金額を同じタイミングで両替したとしても、金融機関によって両替額は異なります。なるべく割りの良いレートで両替できる場所を事前にチェックしておきましょう。
外貨両替を伴う取引には必ず手数料がかかり、どの方法を選ぶかによって発生する手数料が異なります。例えばクレジットカードを使うなら、2~4%の海外事務手数料がチャージされるのが一般的です。
一方、外貨口座にユーロを入れて現金を引き出したりデビットカードを使ったりする場合、海外事務手数料はかかりませんが、日本円からユーロに替えるときの両替手数料がかかります。
両替手数料は為替レートに上乗せされていることがほとんどで、いくらかかっているのかなかなか気付きにくいです。加えて、現地で現金を引き出す場合にはATM手数料もかかります。
最後に、マルタに行くにあたってユーロの両替でよくある疑問とその回答をご紹介していきます。マルタへの留学や旅行を予定している人はぜひ参考にしてくださいね。
マルタでは徐々にキャッシュレス化が進んでおり、2018年にはマルタ国内で行われた決済のうち現金使用の割合は全体の半分を切り、2020年には現金決済は約3割になっています(※5)。
多くの場所でカード決済が可能と考えられるので、現金がなくてもそれほど困ることはないでしょう。しかし、中には“cash only”の飲食店や小売店もあるので多少は現金を持っておく方が賢明です。どれくらい持っていけばいいかと悩む場合には、100ユーロ程度を準備しておくことをおすすめします。
マルタにはチップ文化があります。任意なので決まった金額はありませんが、10%程度のチップを支払うのがマナーです。飲食店の場合はチップを含んだ金額をまとめて支払えることが多いので、クレジットカードやデビットカードでも支払えますよ。
一方、ホテルなどでサービスをしてくれたスタッフにチップを支払うときには現金で渡すのが一般的なので、手持ちがないと困ってしまうでしょう。サービスの内容や満足度によって金額は変わりますが、1~5ユーロをさっと渡せるように準備しておくことをおすすめします。
カード決済と現金決済では、何に注目して判断するかによって「お得さ」が変わります。例えば手数料に注目するなら、決済のたびに海外事務手数料がかかるクレジットカードはあまり良い選択肢とはいえません。しかし、クレジットカードは支払い額に応じてポイントがもらえるため、その点に注目すれば実は現金決済よりもお得になることもあります。
いろいろな角度から総合的に判断すれば、外貨口座に紐づいたデビットカードをメインで使用するのが賢明かもしれません。両替手数料は必要ですが海外事務手数料はかからないため、両替のタイミングを見極めればお得に取引できます。加えて、必要に応じて使えるように少額の現金も用意しておきましょう。
マルタでの両替方法から、おすすめの両替所までご紹介しました。マルタの主要通貨はユーロなので、両替は日本国内の方が手数料が安くおすすめです。
また、クレジットカードを利用できるのであれば、なるべくクレジットカードを利用して旅行をする方がお得に過ごせます。
これからマルタに渡航する予定のある方は、ぜひこの記事の情報を参考にし、お得に両替をしてみてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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※1...外務省「欧州連合」(参照日:2024-07-23)
※2…ワールドカレンシーショップ「本日のレート」(参照日:2024-07-23)
※3...大黒屋「外貨両替」(参照日:2024-07-23)
※4...Greenport Agency「本日の為替レート」(参照日:2024-07-23)
※5…Statista「Share of cash estimate at point of sale (POS) in Malta from 2002 to 2020」(参照日:2024-07-23)
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