「オーストラリア留学にはどんな魅力があるんだろう?」
今お調べいただいた方の多くは、今後の選択肢としてオーストラリアへの留学を考えている方も多いのはないでしょうか?
オーストラリアは他の留学先と比べてどのような魅力やメリットがあるのか、また留学するにはどのような選択肢があるのか、知りたいところかと思います。
そこで今回はオーストラリア留学について基本情報、魅力、体験談などをまとめました。オーストラリア留学はどんな方におすすめか、ぜひ最後まで読んでみてください。
本記事は2022年4月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。
なお、記事内ではオーストラリアドルをAUDと表記します。為替レートには2022年4月8日時点での情報を参照し、1AUD=95円で計算しています。
[目次]
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「留学にはどれくらい費用がかかるんだろう?」
「渡航時期や期間はどうしよう?」
「留学先はどこにしよう?」
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コロナ禍の現在、そもそもオーストラリアへ留学へ行けるか疑問を持たれている方もいるかと思います。
2022年4月時点で、留学を目的とした日本からオーストラリアへの渡航は可能です。オーストラリアでは現在多くの学校で対面での授業が再開しており、条件さえ満たせばオーストラリアでの留学を実現できます。
入国に関する条件、またオーストラリアから帰国する際の措置は下の通りです。
【入国に関して】
・ワクチン接種者に限り入国可能
・入国に際し、ワクチン接種証明の提示が必要
・ワクチン接種者であれば、事前のPCR検査は不要
・到着後24時間以内に受検した検査の結果が出るまで自己隔離が必要
【日本帰国時の措置】
・帰国前の72時間以内に受けたPCR検査の陰性結果の提示
・7日間の自己隔離(3日目に受けた陰性証明で隔離終了)
・ワクチン3回目追加接種者は、日本入国後の自宅等待機が不要
なお、オーストラリアへの渡航に関する情報には、別途最新のものを政府発信の情報をご確認ください。
・駐日オーストラリア大使館
・在オーストラリア日本国大使館
まずはオーストラリアがどのような国なのか、簡単ではありますが基本情報を整理したので確認しましょう。
人口 | 25,750,198(オーストラリア統計局による2021年9月時点での統計※1) |
---|---|
国土面積 | 7,692,024平方キロメートル |
首都 | キャンベラ |
宗教 | キリスト教:52.1%、イスラム教:2.6%、仏教:2.4%、ヒンドゥー教:1.9%、ユダヤ教:0.4%(※2) |
公用語 | 英語 |
世界銀行のデータによると、オーストラリアは2010年代を通して1年あたりの人口増加率が1.5%を超え、OECD加盟国の中でも特に人口増加の著しい国となっています(※3)。
移民の出身国の中で特に多いのは、イギリスやインド、中国やニュージーランドなど。特に経済発展を推し進めるための高技術者の受け入れには積極的です。
また近年では2018年にワーキングホリデービザでの最長滞在期間が2年から3年に変更されるなど、季節労働を担う人材を増やす政策が取られています。
続いてはオーストラリアの魅力についてご紹介します。
オーストラリアでは沿岸部に主要な都市が集まっており、都市での生活には海や川に面した生活を送る形となります。
特にサーファーズ・パラダイスやバイロン・ベイ、ボンダイビーチをはじめとする有名なビーチがいくつもあり、オーストラリア人にとっての憩いの場となっています。
オーストラリアでは、アウトドアな生活を送れる方が多いです。
平日・休日を問わず主要なビーチには人が集まり、日差しを浴びながら皆思い思いの形で時間を過ごしています。特にブリスベンやゴールドコーストなどは年間を通して晴れ日が多く、気温も温暖なため、外での生活を楽しむにはうってつけです。
オーストラリアでは、主要な英語圏の留学先の中で働きやすい環境です。
オーストラリアのワーキングホリデーは定員がなく、応募の条件さえ満たせばビザがおります。加えて季節労働で一定期間働くなどの条件を満たせば、セカンド、サードとワ滞在期間を伸ばせ、最長3年間のワーキングホリデー生活を送れます。
また、語学留学の場合でも学生ビザを持っていれば就労できるのも嬉しいポイント。
勉強に励みながらアルバイトもこなし、お小遣いを稼いだり、仕事で英語を使う経験を積んだりと、勉強以外の経験も留学中にできます。
ここまで簡単にオーストラリアの魅力をご紹介しましたが、実際の留学イメージはいまいち持ちづらいですよね。
そこでここではオーストラリア留学を経験した人たちが、オーストラリアでの経験から何を持ち帰り、その後の人生を進ようになったかをご紹介します。
photo by: Keitoさん
まずはじめにご紹介するのは夫婦でオーストラリアへワーキングホリデーで渡ったKeitoさん。大学を卒業後、看護師として働いていたKeitoさんは、結婚を機にオーストラリアへワーキングホリデーで渡りました。
もともと安定思考だったKeitoさんは、渡航後も「この歳でワーホリって遅いかな」「せっかく続けた仕事辞めていいのかな」と悩んでいたそうですが、オーストラリアで出会った友人が、将来の目標を明るく「探し中だ」と話す様子に衝撃を受けたと話します。
常に数字に惑わされていた自分がバカらしくなりました。26年間住んでいた地元を離れ、世界のいろんな人を見てやっと、それに気づけたのでした。
「もうこの無難な人生は終わりにしよう。」「今やりたいことをやろう。好きな人生を生きよう。」オーストラリアでワーホリに来なければ、決してこの考えを持つことはできなかったと思います。
海外での生活は日本で過ごしていた生活を改めて見つめ直すきっかけになります。特にオーストラリアはのんびりと生活を送る人々が多く暮らしているので、目まぐるしく過ぎていく今の生活を見つめ直したい方には特におすすめの留学先です。
photo by: 笠原園花さん
続いてご紹介するのは、メルボルンでバリスタとして働いた飯尾かよさんです。
カフェ文化が盛んなメルボルンでは、バリスタで働くのは難しい。そこで飯尾さんはコーヒーにはあまりこだわっていないカフェに狙いを定めてレジュメを配ったそうです。
はじめにバリスタとして働いたのは、植物屋さんに併設された小さなカフェ。そこで実務経験を積み、自信がついたタイミングで希望の職場へ転職しました。
飯尾さんは実際にバリスタとしてメルボルンのカフェで働くことで、英語力の向上、そして何よりも朝型の生活でメルボルンならではのゆったりとした生活を送れるようになったことが良かったと話します。
ワーキングホリデーを考えているものの、現地での仕事探しのイメージが持てない場合には、下の記事を参考にしてみてください。
コーヒーの街・メルボルンでバリスタとして働くには?先輩バリスタに学ぶ仕事獲得術 | #メルボルンで働く 01
photo by: Ayakaさん
まずご紹介するのは、キャリアチェンジのためにブリスベンにて大学・大学院・現地インターンの留学を経験したAyakaさんです。
日本で英語教材の編集者として働いていたAyakaさんは、大学で観光学を、大学院でマーケティングを学んだ後、現地に拠点を置くNPO法人にてイベント準備や日本向けのマーケティング、プロモーションを担当しました。
1年の留学期間にさまざまな経験を積んだAyakaさんが特に学びになったと話すのが、 肩書きに頼らない自分ブランドの意識を持てるようになったことだと話します。
企業の派遣や駐在ではなく、退職し単身でオーストラリアに出て会社員の肩書を持たない一留学生としてゼロから活動してみたことは、手ごたえを感じる経験になりました。
英語教材編集者、自転車雑誌での読者ライター&モデル経験、生放送番組の経験などをもとに、日本・現地メディアのライター、動画での留学レポーターなど、会社という肩書はなくなっても、過去の仕事が新たな仕事につながり、経験が蓄積するごとに仕事の幅も広がる醍醐味を感じることができました。
【出典】Ayakaさん「オーストラリアでの社会人留学1年間を総括!留学で手にしたものとは 元英語教材編集者が行く、オーストラリア留学体験記#22」
日本とは全く異なる環境に身を置くことは、社会の中で自分を定義する肩書きを持たない状態で自分の価値を考えるきっかけになります。「肩書きがない状態で自分に仕事は来るのか」。そんな不安さを感じながら自分のやりたいことに向けて必要な力をどのようにつけていくのかを経験できるのも、一つ留学の価値になります。
簡単にオーストラリアのイメージを共有した上で、ここではオーストラリアを留学先に選ぶメリット・デメリットをご紹介します。
下で一つずつ解説しますね。
オーストラリアは他の主要な英語圏と比べ、気候が安定しており生活しやすいです。
例えば、イギリスやアイルランドでは曇りや雨の日が多く、カナダでは冬の寒さが厳しいです。もちろん広大な国土を持つオーストラリアでは、都市にとって気温などは異なりますが、ブリスベンやゴールドコーストなどのエリアでは年間を通して晴れ日が多く、気温もあまり寒くはならないです。
なお、南半球に位置するオーストラリアでは夏にクリスマスを迎えます。他にも季節のイベントは日本と真逆の季節で体験できるので、
オーストラリアは日本人留学生に人気の国で、特にワーキングホリデーでは一番人気の渡航先となっています。
主要な都市部であれば日本人留学生も多く暮らしており、不慣れな海外生活で気軽に相談できます。特にワーキングホリデーの場合には、仕事先の情報などを友人から教えてもらうなどもあるので、ありです。
オーストラリア英語は、イギリスやアメリカで話されている英語と比べるといくつか特徴的な表現があります。
大きな特徴としては、「フレーズを短縮する」、「rを発音しない」、「a(エー)をai(アイ)と発音する」という3つです。
代表的な単語に、「Today」があります。アメリカ英語や授業で習う発音は「トゥデイ」となりますが、オーストラリア英語では「トゥダイ」と発音されます。他にも短縮したフレーズには下のようなものがあります。
・Ta「タ」
"Thank you"の短縮形です。
・G Day「グッダイ」
"Good Day"の短縮形です。友人や知り合いに挨拶するときに使います。
・mossi「モージー」
蚊を意味する"mosquito"の変形した形です。
・arvo「アルヴォ」
午後という意味の"afternoon"を意味する単語が変形した形です。
・cuppa「カッパ」
"cup of tea"(一杯の紅茶)という意味の単語が短縮されています。
表現については、オーストラリア人の性格なども反映されているため、一つの文化として捉えることもできますが、知らずに別の国で使うと伝わらないこともあるので、注意しておきましょう。
先ほど日本人が多いことを挙げましたが、逆にそういった環境が日本語を使いやすくなるというデメリットにもなります。
特に英語に不慣れな中では、気軽に使える日本語でのコミュニケーションは安心するもの。もちろん、コミュニケーションも必要なときもあり、日本人留学生からもさまざまな学びを得ることができますが、意識しないとただ話しやすいという理由で日本人とばかり話をするようになってしまいます。
英語の練習のするのであれば、なるべく外国人の友達と過ごすようにする、日本人との会話でも英語を使うなど意識してコミュニケーションを取る必要があります。
以上のメリットとデメリットを踏まえると、オーストラリア留学は下のような方におすすめです。
オーストラリアの大都市は都市部のサイズがコンパクトで、海や川といった自然を近くに感じながら生活を送れます。
一方でエンターテイメントや都市の中での刺激的な生活を送りたい場合には、留学先にアメリカやイギリスを検討しても良いかもしれません。
オーストラリアが自分の留学先に合っていそうと感じた方は、具体的な留学方法を考えてみましょう。留学方法にはいくつかあり、ここでは下の5つに絞ってご紹介します。
正規留学は、オーストラリアの高校や大学などにオーストラリア国内の学生と同様に入学し、卒業までする留学方法です。
他の留学方法と比べると留学期間は長く、数年単位でオーストラリアに滞在することを想定し、留学資金の確保や各種手続きを取る必要があります。特に現在学生の方は、留学期間と必要な手続き、留学費用の総額などを調べた上で家族の説得なども発生します。
また大学進学を考えているのであれば、下の記事にてオーストラリアの大学の入学条件や費用イメージを紹介しているので、参考にしていただければと思います。
メルボルン大学に留学!特徴や費用、留学方法などを解説します
交換留学は在籍する、あるいは今後籍を置く教育機関によって選べる留学方法です。具体的な留学先や留学期間などはあらかじめ決められているため、まずは担当者に確認してみましょう。
語学留学は応募の条件などは基本的になく、英語力がない状態でも語学学校で授業を受けることができます。オーストラリアでは日本人留学生も多く、
移民が多いオーストラリアでは英語に不慣れな人も多く暮らしており、レストランやカフェの店員をはじめ、拙い英語でも相手の言いたいことを汲み取ってくれる人は多いです。
そのため英語力に自信がなくても、勉強と街での実践を繰り返せば英語力を伸ばせます。
ワーキングホリデーは「協定を結んだ国で、働いたり、勉強したり、旅行したりすることができる画期的な制度」です。滞在中は海外の生活様式を体験したり実際に働けたりと広く海外の文化を知れ、旅行とは違った形で海外生活を楽しめるのが魅力となっています。
なお、オーストラリアのワーキングホリデーへ申し込むにはいくつか条件があるため、具体的に準備などを進めたい方は下の記事より準備の進め方などをご参照ください。
【2022年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
語学留学やワーキングホリデーであれば、都市選びも貴重な留学体験を形作る大事なポイントです。簡単ではありますが、主要な都市の概要をまとめたので、自分の想像する留学がどの都市で実現できそうか考えながらご確認ください。
市街地ではショッピングが充実し、ダーリングハーバー等の観光地に人気なエリアもあります。市街地から少し離れたボンダイビーチはシドニーの中では最も有名なビーチであり、サーファーにも人気です。
シドニーの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
ヨーロッパらしい雰囲気が残り、カフェ文化や近代的な建物が調和した落ち着いた街です。公園や庭園が数多く点在し、四季を感じられる憩いの場を市民は大事にしています。
多くの人がオーストラリアの外で生まれ育ったため、文化的多様性が生活に根付いています。
メルボルンの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
街の中心をブリスベン川が流れ、公園や街路樹などの緑も多い水と緑の都。川の両岸に広がる市街地には、19世紀に建てられた歴史的建造物と近代的な建物が混在しています。
新旧の雰囲気がバランス良く調和し、活気あふれる街です。郊外へ足を伸ばせば、森林の中で動物とも触れ合うことができ、街中を歩く人も国際色豊かで、勉強にも遊びにも最適な環境が整っています。
ブリスベンの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
「光の都市」や「フレンドリーシティ」と訪れた人たちから称される街パース。古い建物と近代的な建築が調和を見せる街。市内に公園が多く豊かな自然と温和な気候に恵まれます。
8月から11月まではピナクルズやモンキーマイヤといった有名観光地への道路沿いにワイルドフラワーが咲き乱れ、観光名所として注目を集めます。古い歴史の面影を残す港町フリーマントルも人気です。
パースの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
街の規模がコンパクトで20分圏内で全てが揃う環境の良さから「20 Minute City」とも呼ばれています。
街並みの美しさ、治安の良さ、住みやすさから毎年「世界で最も住みやすい都市」のひとつに挙げられます。日本人が少ない、教育の質も高い、生活費が安価、と言う留学生の希望が叶う、密かに人気を持つ都市です。
アデレードの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
オーストラリア最大の観光保養地として世界的に有名です。亜熱帯性気候に属し、年間の晴天日が約300日以上といわれます。
有名なサーフィンのポイントもたくさんあり、マリンスポーツを楽しみたい方、ワーキングホリデーで英語の勉強をされたい方にはお勧めの都市です。
ゴールドコーストの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
日本から最も近い都市であり、世界最大の珊瑚礁地帯として有名なグレートバリアリーフへの玄関口です。
また、世界最古の熱帯雨林へのアクセスに便利なのもケアンズです。コロニアル調の建物が並ぶ景観はトロピカルムード満点であり、大自然に囲まれた快適な暮らしの中で、語学研修と充実したアクティビティーが満喫できます。
ケアンズの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
気候は温暖で、冬でも過ごしやすい町です。バイロン岬の灯台や、そこに通じる散策路が名所になっています。サーフィンやダイビングなどマリンスポーツが盛んなほか、ホエールウオッチングが地域経済を支える重要な存在になっています。ナイトカップ国立公園にも近く、見どころは豊富です。
バイロン・ベイの基本情報や人気の語学学校などの詳細はこちら
続いては、オーストラリア留学にかかる費用をご紹介します。なお、留学費用は留学方法と具体的に参加するプログラムの内容によって大きく異なり、一概にお伝えすることができません。
今回は比較的費用の出しやすい語学留学にて、以下の条件で費用を整理します。
コース:一般英語コース(週あたりの授業時間が20〜29時間)
滞在方法:ホームステイ(1日2食付き)
その上で期間別のオーストラリアでの語学留学のモデル費用は下の通りです。
語学留学以外の留学方法で渡航する場合には、学費、滞在費の部分を自身の留学内容に当てはめて費用のイメージを持っていただければと思います。
費用については、詳細を下の記事で解説しているので、内訳や費用を抑えるポイントなどを知りたい場合には参考にしてみてください。
【2022年版】期間別オーストラリア語学留学の費用まとめ
最後に、オーストラリア留学行きを決めた方に向けて、具体的な準備内容を5つ紹介します。
オーストラリア留学にはパスポートが必須です。パスポートの発行には平均10日ほどかかるので、早めの申請を心がけましょう。
発行に必要な書類は、以下の5種類になります。
各都道府県に申請所があるため、自分の住んでいる場所の申請所に行きましょう。また、パスポートには5年用と10年用の2種類があります。20歳未満は5年用のみ作成可能、20歳以上はどちらでも選択可能です。今後の海外へ行く頻度に合わせて作りましょう。
また、すでにパスポートを持っている方は有効期限の確認を行いましょう。国によっては有効期限が6ヶ月以上残っていることを入国の条件とするところもあります。そのため有効期限が半年より短い方は、新しくパスポートを作り直す必要があります。
オーストラリアに留学するには、留学期間に応じてそれぞれ下のビザの申請が必要です。
ビザの種類 | 対象者 |
---|---|
観光ビザ | 3ヶ月未満の語学留学をする人 |
学生ビザ | 3ヶ月以上の語学留学をする人、大学留学をする人 |
ワーキングホリデービザ | ワーキングホリデーをする人、現地で働きたい人 |
なお、各ビザでは就学、就労条件などが異なります。
ビザの種類 | 観光ビザ | 学生ビザ | ワーキングホリデービザ |
---|---|---|---|
就学条件 | 3ヶ月まで就学可能 | 3か月以上の期間、フルタイムコースの授業を受ける | 最大4ヶ月まで就学可能 |
就労条件 | 不可 | 週最大20時間まで就労可能 | 12ヶ月まで就労可能 ※同一雇用主のもとでは最大6ヶ月まで |
申請費 | 20AUD(1,680円) | 630AUD(52,920円) | 495AUD(41,580円) |
具体的な申請方法や条件などは、下の記事にまとめているので、手続きを進める際には参考にしてみてください。
【2022年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
ビザの準備やパスポートの申請まで終われば、次は航空券を手配しましょう。留学をスタートする日を決め、あわせて渡航日も決めておきましょう。
航空券は、エージェントによっては手配を代行している会社もあるので、もし準備に手間がかかるようであれば代行も検討してみてください。イギリスやオーストラリアなど、時差が何時間もある国も多いため、時間を考えながら選びましょう。
航空券の買い方徹底解説!留学には片道よりも往復チケットが安心
留学だけでなく、海外への渡航の際は海外旅行保険への加入が必須です。さらに、クレジットカードの作成をしておくと、現地のお金を十分に持っていなくても支払いができ安心です。
海外では、日本の国民健康保険や社会保険が使用できません。そのため海外旅行保険に加入せず、留学先でケガや病気をしてしまった場合、莫大な治療費がかかってしまいます。
ただし、海外では「歯の治療には保険が適用されない」といった国も多いです。そのため虫歯になりやすい方は、留学前に検診を受けておきましょう。
留学に必要なものはさまざまありますが、人によって必需品は異なります。ここでは、「絶対に持って行くべき!」という持ち物を5つご紹介します。
パスポートのコピーは必ず持っていきましょう。万が一紛失してしまった場合、再発行手続きにはコピーが必要です。証明写真などと一緒に持って行くと、手続きがスムーズに進むでしょう。
スマホと、可能であればパソコンも持っていきましょう。スマホは連絡を取るときに、パソコンは資料作成など、課題に取り組むときに便利です。
常備薬は必ず持って行きましょう。体調を崩した際、慣れない土地で、言葉も分からない中で薬を探すのは大変です。頭痛薬や胃腸薬、鎮痛剤など、普段体調を崩したときに使用する薬は、一通り持って行きましょう。
国によっては、コンセントの形や電圧が異なります。留学先のプラグの形を調べて、変換プラグを用意しておきましょう。渡航してから、日本製品にあるプラグを探すのは大変です。
ダイヤル錠は、荷物や貴重品の盗難防止に役立ちます。カバンに付けておくと安心です。
海外では、盗難やスリが多いです。そのため、リュックにカギを付けるだけでも、盗難のリスクが下がります。また南京錠よりもダイヤル錠の方が、スペアキーを使って開けられる心配がないため、より安心です。
オーストラリア留学で持っていくべきものはチェックリストを作っているので、ぜひ渡航前に一度抜け漏れがないか確認してみてください。
オーストラリア留学持ち物チェックリスト
ここまで準備が進められれば渡航自体は可能です。続いて渡航までの間に英語学習を進めましょう。
「留学先で英語を学ぶのだから、渡航前はそれほど勉強しなくてもいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、留学先に行ったからといって、いきなり英語が話せるようにはなりません。
渡航後は自分の英語力で買い物や授業への参加、各種手続きなどをする必要があるので、事前にある程度英語力を上げておかないとかなり渡航後の生活で苦労してしまいます。
目安としては中学レベルの英語力は身に付けておくことをおすすめします。具体的にはリーディングやリスニングなどでどのレベルを目指すべきかは下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ渡航前に勉強する時間を確保し、英語学習に取り組みましょう。
【留学前にすべき勉強法6選】勉強方法や時間、おすすめの本まで一挙ご紹介
今回はオーストラリア留学について、概要や魅力、体験談などを紹介しました。留学のイメージは以前よりも具体的に持てるようになりましたか?
ぜひ今回お伝えした内容を踏まえ、オーストラリアへ留学する方法や都市、期間などを検討してみてください。
なお、スクールウィズではオーストラリアにある多くの語学学校の情報を掲載しています。
オーストラリアにある語学学校は下のページでまとまっているので、まずはどのような学校がある知りたい方は覗いてみてください。
オーストラリアの人気語学学校ランキング
ただし、学校選びをウェブサイトに掲載している情報だけで決めることはあまりお勧めしません。
語学学校は渡航のタイミングによって留学生の国籍比率や人数などが変動するため、知らずに学校へ申し込んでしまうと、期待していた学校の雰囲気とはまるで違っていたという事態にもなりかねません。
また学校やコース選びも、限られた情報だけで判断すると自分とは合わない留学生活になってしまう恐れがあります。
例えば、学校を雰囲気で選んだり、留学生の多くが申し込んでいそうという理由で一般英語コースに申し込んだりしようとしていませんか?
留学での失敗の多くは、情報不足や思い込みなどが原因です。数十万円、数百万円もかけていく留学、ほんの少しの準備不足で失敗に終わってしまってはもったいないですよね。
スクールウィズでは無料で留学カウンセラーによる留学相談を受け付けています。
これまで多くの留学生を見てきたカウンセラーが、あなたに合った形での留学をご提案いたしますので、少しでも留学の成功確率を上げたい方は気軽にご相談ください。
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【参考文献一覧】
※1...Australian Bureau of Statistics「National, state and territory population」(参照日:2022-04-08)
※2...Australian Bureau of Statistics「2016 Census: Religion」(参照日:2022-04-08)
※3...World Bank「Population growth (annual %) - Australia」(参照日:2022-04-08)
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