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オーストラリアでの社会人留学1年間を総括!留学で手にしたものとは 元英語教材編集者が行く、オーストラリア留学体験記#22

こんにちは!Ayakaです。私は約6年勤めた教育関係の会社を辞め、キャリアチェンジを目指し2017年2月よりオーストラリア・クイーンズランド州のブリスベンにて大学・大学院・現地インターンの留学をしていました。そしてこの度1年間の留学を終え、日本に帰ってきました!

この連載も早いもので本記事が最終回。今回はこの1年間を総括し、現地でどんな活動に取り組んだのか、留学先でのネットワークの広げ方、そして社会人留学の意義について改めて考えます。

既に留学を考えている皆さんも、迷っている皆さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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大学+現地インターンでメリハリのついた1年間

サイクルツーリズムに携わる経験を現地で積み、帰国後のライフワークにする」という目標に向けてチャレンジした今回の留学。私が利用したICC国際交流委員会の Internship Business Professions というプログラムでは、留学中の1年間は大きく3つのフェーズから成りました。

2017年2月~5月
グリフィス大学 The Department of Tourism, Hotel and Sport management 在籍/クイーンズランド州政府観光部にてパートタイムインターン

2017年6月:冬休み

2017年7月~9月
グリフィス大学ビジネススクール Graduate Certificate of Marketing 在籍・取得

2017年10月
夏休み・郊外の大学寮から市内のシェアハウスへ引っ越し

2017年11月~2018年1月
非営利組織バイシクル・クイーンズランドにてフルタイムインターンシップ

グリフィス大学の学部では、日本とは異なるオーストラリアの視点から、スポーツマネジメントやスポーツイベントの社会的意義、キャリア開発について学びました。

その後のビジネススクールでは、帰国後の転職も意識しマーケティングを専攻。大学・大学院と並行して、州政府観光部で週1回、クイーンズランド州のサイクルツーリズム発展に関する調査・提案の業務に取り組んだことで、理論を実践することができました。

11月からはクイーンズランド州で自転車を普及・促進する非営利組織バイシクル・クイーンズランドにて週5日のフルタイムインターンに取り組み、イベント準備や日本向けのマーケティング、プロモーションを担当。「サイクルツーリズムに携わる活動をする」という目標に向け、現地で経験を積むことができました。

振り返ると、インターバルの冬・夏休みを挟み、3つの期に分かれていたことで中だるみすることなく、1つ1つのフェーズできちんと結果を出せるよう、常に意識して取り組めたと思います。

ホリデー期間中もお好み焼き店でのアルバイトや在豪日本人向けの情報誌『日豪プレス』のライターとしての取材に勤しんだり、趣味のロードバイクや小旅行、日本から遊びに来た友人を迎えたりしてアクティブに過ごしました。

単に「1年間の留学」というと漠然としてしまいがちですが、期間ごとに区切りを付けて、「今この段階で何を達成するのか」が明確なプログラムを選ぶか、自分で設定するようにすると「なんとなく日々を過ごす」ことを回避することができ、一日一日を中身のあるものにできると思います。

留学先で活動の幅を広げるコツって?

これから留学に行く皆さんは、現地での活動のとっかかりのイメージが湧きづらいかもしれません。私も留学期間中、新たに現地に来た日本人留学生から「現地でネットワークを広げるにはどこから活動をしたらよいですか?」という質問・相談をよく受けました。

Meetup(専用アプリで、同じ目的・趣味を持つ人々がネットワークを形成し、リアルで交流するイベント)や、現地駐在・企業勤務の方たちとのビジネスファンクションや飲み会イベントなど、探せば機会はたくさんあります。

私も留学初期の頃に仲間といくつか参加してみましたが、実際には個人的に人づてで繋がっていった、というのが正直なところです。州政府観光部とバイシクル・クイーンズランドでのインターンシップ、トップアスリートや業界のキーパーソンたちとのネットワーク、ローカルの自転車コミュニティとの親睦。ピンポイントに自転車とツーリズムに分野を絞っていたこともあり、横のつながりも蜜だったということもあります。

1つポイントとして言えることがあるとしたら、「自分の好きなこと・目標を公言し、自分からコンタクトを取る」ということです。もともと強い想いがあったのはもちろんですが、「私は自転車が大好きで、趣味で走るのも好きだし、もっとサイクルツーリズムに携われるようになりたくて、留学しに来た!」という目標を新たに出会う人に、自己紹介と合わせて伝えるようにしていました。

相手に期待しているわけではなく自ら再認識するため、くらいの気持ちで伝えていたのですが、結果的に周囲の人が手を差し伸べて、自分にプラスになる人や機会を紹介してくれることにつながっていきました。留学中は、迷いや流されてしまいそうなこともたくさんありますが、ブレずに自分に必要な事・人とつながるよう意識し、活動するのも大切だと思います。「努力」というよりも「だってその方がずっと楽しいから!」という感覚でできるとよいですね!

スポーツでも楽器でも、言語を越えてつながる趣味がある、というのも大きな強みになります。私はローカルの自転車コミュニティに溶け込みたくて、自分よりも圧倒的に速い地元のサイクリストたちと一緒に走れるようにと、平日早朝の練習ライドに足しげく通い、脚力を鍛えながらコミュニケーションを重ねました。おかげで離れがたい仲間がたくさんできましたし、心身ともに強くなれたと思います!

特に欧米圏は「なんとなく察してもらう」文化は皆無なので、自ら「私はこれが好きで、こんなことをやりたいと考えている!」というのを積極的に発信したモノ勝ちな面もあると思います。だからといって変に力んでガツガツする必要もありません。損得勘定ではなく「この人とつながって、こういうことが一緒にできたら楽しいな」、自分の想いを伝えて「キミ面白いね、いいじゃん」と向こうが興味を持ってくれたらラッキー、くらいがよいのではないでしょうか。

社会人留学で手に入れた、自分ブランドで生きていく強さ

留学で手に入れた経験・人脈は測り知れないですが、一番は “I-brand”(私ブランド)の意識を持てるようになったことだと思います。 グリフィス大学でのCareer Development(キャリア開発)の授業紹介でも触れましたが、“I-brand”とは「自分自身をブランド化して、マーケットにどのように自分の価値を売り込み、仕事を得、生きていくか」という考え方のことを言います。

皆さんも自己紹介をする時、「〇〇大学・〇〇会社の××です。」というように名乗ることが多いのではないでしょうか?留学前、私は特に社会の中で自分を定義するもの=大学や勤務先という帰属意識が妙に強い部分がありました。「自分から会社という肩書を取り払った時、自分に仕事は来るのか?」「自分は他社でも働くことができるのか?まして海外でなんて通用するのか?」という自信のなさから、会社の名の下に自分を置くことで、自分を守っていたのだと思います。

企業の派遣や駐在ではなく、退職し単身でオーストラリアに出て会社員の肩書を持たない一留学生としてゼロから活動してみたことは、手ごたえを感じる経験になりました。

英語教材編集者、自転車雑誌での読者ライター&モデル経験、生放送番組の経験などをもとに、日本・現地メディアのライター、動画での留学レポーターなど、会社という肩書はなくなっても、過去の仕事が新たな仕事につながり、経験が蓄積するごとに仕事の幅も広がる醍醐味を感じることができました

自分を作るのは、社名ではなくこれまでやってきたこと・今現在していること・今後やろうとしていることの集合体であることを学びました。同時に、フリーランスとして駆け出し自立していく過程の厳しさも味わい、帰国後に自分はまずどういった力をどのような形で身に着けるべきか?を冷静に考えるきっかけにもなりました。

そういった厳しさと手ごたえを経た今は、「〇〇会社の田中彩佳」ではなく、「田中彩佳です」と胸を張って自己紹介できる自分がいると感じます。

留学を単に「語学力UP」で終わらせてしまうのはもったいないですし、それだけが留学ではありません。母国とは勝手が違う、常識が通用しない異国に裸で飛び込み試行錯誤する中で、社会の中で自分の存在意義を問い、人間的なたくましさ・豊かさを手に入れることができるのも留学の魅力です。

前職と次の職との間に「留学」というインターバルを挟み、異国でゼロから活動して得た経験は、どれも日本に留まったまま転職活動を試みたのでは味わえないものばかりでした。そういった意味でも私は今後も、社会人留学を積極的に後押ししていきたいです。

出会いの確率が圧倒的に広がる海外留学

“I-brand”を教えてくれた恩師が帰国数日前、ランチに招待してくれた時のこと。“Be 1%, make a difference from the rest of 99%.”(「1%に入る存在になれ。その他大勢の99%との違いを創り出せ。」)という餞別の言葉をくれました。

人は誰もが、自分の人生を生きているし、ユニークな存在である。けれど、その中でも「これが自分だ」と胸を張って言えるワクワクできる選択と地道な努力を重ねて、一歩抜きん出なさい、その先に君の追い求める生き方がきっとあるはずだというメッセージでした。

こういった概念や言葉ももちろんそうですが、このような恩師、人生のメンターに出会えたこと自体、留学の1つの財産です。オーストラリア人に限らず、大学での各国の留学生、ブリスベンに永住する日本人の皆さんとの出会いもそうでした。

もちろん日本国内でも出会いのチャンスはたくさんありますが、出会える人の母数、バックグラウンドの多様性が圧倒的に広がるという点だけでも、海外に出ることのメリットは十二分にあると思います。

社会人留学は最大の自己投資。追い込んでこそ得られる飛躍がある

留学時、「再就職先の保証もないまま貯金をがっつり削って留学するなんて、我ながらバクチを打ったな」とヒヤヒヤしましたが、今振り返ると、「ここで結果を出さないと自分はこの先、生きていけない」という危機感がハングリー精神につながり、自分を伸ばしたのだと思います。

いざ日本に帰国してみると、「日本人」であること自体がオーストラリアでは異色・強みであるため、たくさんのチャンスに恵まれてきた部分もあったのだと感じます。

留学と本連載が終わっても、私自身の人生の物語は続いていきます。そう思うと、「留学」とは、人生の本編から切り離された「特別編」ではなく、留学後のその後の人生にも色濃い影響を及ぼし、思いもよらない新たな展開を与えてくれる大きな「ターニングポイント」なのでしょう。

人生は転機と変化、出会いの連続を経ながらこうやってジグザグと前へ進んでいくのかもしれません。

留学前、留学中の当初の目標も踏まえつつ、いざ実際に日本に戻って来て、感じることもたくさんあります。同じ場所でも見える視点と景色が留学前とは異なり、その新たな心境の中で、「さぁ、これからどうしようか!?」と奮闘する日々です。留学を経たからこそ、選択肢は広がり、新たな挑戦が広がっていくのものだと感じます!今後も、皆さんの英語学習や留学を後押しする活動も積極的に続けていきたいと考えています。

1年間のご愛読に感謝するとともに、改めてこれからもよろしくお願いします!

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この留学ブログを書いた人

Ayaka

Ayaka

「日本をもっと元気で楽しい場所にする!」を目標に、キャリアチェンジを目指し退職し、ICC国際交流委員会のInternship Business Professions でオーストラリア留学を経験。実用英語技能検定1級。

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