
こんにちは。ドイツに1年間の語学留学をしていました、愛優です。
留学を控えている人のなかには、「留学前にどのくらい勉強しておけばいいのだろう」「留学中の効果的な勉強方法が知りたい」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
「言語は現地で勉強するものだから」と感じる方もいるかもしれません。しかし、事前に語学スキルを少しでもレベルアップしておくことで、現地での生活がスムーズになったり、留学生活で得られることも増えたりする可能性があります。
とはいえ、具体的な勉強方法は、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、留学前の勉強におけるポイントやおすすめの参考書・アプリなどをご紹介します。
ドイツ語と英語で言語は違いますが、留学に向けて外国語を勉強する人へ、私の経験を交えながらお話したいと思います。
留学中に意識したい勉強のポイントも合わせて紹介するので、留学を考えている方は、渡航前〜現地での勉強の参考にしてくださいね。
[目次]

留学に必要な英語力は、留学の種類によっても異なります。
たとえば、語学留学は英語「を」学びに行くことが目的なのに対して、高校留学やワーキングホリデー、大学留学は、英語「で」学んだり、英語を「使って」働いたりすることがメインになります。
そこでまずは、語学留学、高校留学・ワーキングホリデー、大学・大学院留学それぞれに必要な英語力を見ていきましょう。
語学留学は、言語習得を目的に語学学校へ通う留学方法。
期間は1週間〜1年まで自分の都合に合わせて調整でき、学校では自らの英語レベルに合った授業を受けます。
英語力が低くても留学できますが、先生や学校のスタッフは英語を話します。基礎がわかっていないと上手くコミュニケーションが取れなかったり、友達と会話が成立しにくかったりと苦労する場面が増えるため、基礎力を上げてから渡航するのが理想的です。
もちろん留学先でも文法など基礎の授業はあるので、事前に完璧に覚えていなくても大丈夫。とはいえ、基礎となる文法を一通り母国語で勉強しておく方が、現地の英語での授業もわかりやすいですよね。
留学後の授業でも「あ、これはあの文法のことか」と、理解が早くなります。
正直に言うと、はっきりと「このレベルまで到達していれば大丈夫」というラインを伝えるのは難しいです。しかし最低限の知識として、中学レベル、英検でいうと英検3〜準2級(CEFRのA1〜A2レベル)程度の英語力は身に付けておくことをおすすめします。
というのも日常会話や授業内容は、中学英語レベルの基礎で話されていることが少なくありません。簡単な文法や単語でも簡単な会話ができるぐらいまで理解していると、留学後に困ることが少なくなるかと思います。
中学英語を理解している人は高校英語まで身に付けておくと、現地での授業はかなり楽になるはずです。
CEFR:「ヨーロッパ言語共通参照枠」の略で、外国語習熟度の国際的な指標
現時点での英語力にもよりますが、語学学習は留学の3〜6カ月前から、毎日1時間を継続して勉強するのがおすすめ。すると合計で、90〜180時間は勉強できます。
1週間に1日7時間の勉強をするのもいいですが、覚えたての文法や単語はどうしてもすぐに定着しません。集中的に勉強するよりも、反復して何度も学習をする方が英語は身に付きやすいです。
また語学学習は隙間時間やながら勉強でできることも少なくありません。通学時間や授業の休憩時間に単語の勉強をする、お風呂に入りながら英語のCDを聴くなどの勉強方法もおすすめですよ。
人によっては「毎日○時間勉強する!」と決めるよりも、隙間時間をうまく利用してコツコツと勉強するほうが継続しやすい人もいるかと思います。自分にあったベストな勉強方法を模索し、実践してみてくださいね。
※あくまで目安であり、現在の英語力や学習効率によって前後します
高校留学は、現在在学中の高校を通し、海外の提携校へ留学する方法。
現地では、地元の学生と同じ授業を受講します。現地で学んだ内容や取得した単位は日本の学校の単位へと換算されるのが特徴です。
ワーキングホリデーは18〜30歳が申請できるビザのこと。
渡航先は日本と提携を結んでいる国に限られますが、1年間(国によっては2年間)学校に通ったり仕事をしたりと自由に海外生活を経験できるのが魅力です。
ワーキングホリデーについては以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
ワーキングホリデーとは?ワーホリできる国からビザ情報までまとめて解説
高校留学の場合はCEFRのA1〜A2(英検3〜準2級)レベルがあることが望ましいです。学校では現地の学生と英語で授業を受けるため、高校の授業内容についていくためにも、中学卒業〜高校1・2年レベルの英語力は身につけておきましょう。
働いたり家を借りたりと自分で海外生活を送る必要があるワーキングホリデーの場合、英検準2級程度あると安心です。どちらも高い英語力が必要なわけではありませんが、特にワーキングホリデーの職種によってはより高度な英語力が求められます。
最低限の英語レベルを達成しても引き続き向上心を持ってレベルアップを目指すことが大事です。
高校留学・ワーキングホリデーの場合、目標とするのは英検準2級レベル。例えば現在の英語力が3級レベルだとすると、レベルアップするためには70時間必要になります。
1日1時間勉強すると5カ月強かかるため、少なくとも半年前から勉強を始めるといいでしょう。
※あくまで目安であり、現在の英語力や学習効率によって前後します
大学や大学院に留学する際は、授業についていけるだけの英語力に加え、“応用力”も大切になります。大学や大学院ではレポートを書いたりディベートに参加したり、自分の意見を発信する機会が多くなります。
意見を言うスピーキング力、場にふさわしい言い方や単語を選ぶ力などの“応用力”も身につけておくのが理想的です。
一般的に、大学や大学院に留学する際には、留学先の学校が提示している英語力を満たす必要があります。
TOEFLやIELTSなどの英語技能テストの結果を提出しなければならないケースがほとんどで、IELTS 5.5〜6.5、TOEFL iBT 72〜94ほどの英語力が求められます。
CEFRでいうとB2レベル(英検2〜準1級)。なお、必須スコアは大学・学部で異なるので、まずは希望の学校の受け入れ条件を見てみましょう。
英検2級は高校卒業程度、準1級は大学中級程度の英語レベルです。高校レベルの英語まで習得していた場合、英検2級から準1級には340時間かかるといわれています。
1日1時間勉強したとしても、1年ほどかかる計算です。留学を考えている時期から逆算して、早めに勉強をスタートさせましょう。
※あくまで目安であり、現在の英語力や学習効率によって前後します

何よりも大切なのが単語です。文法を完璧に使いこなせなくても、会話に必要な単語が揃っていれば、なんとなく意思疎通ができるもの。一方、語彙力がなければ、スピーキングはもちろんリスニング、リーディング、ライティングなども満足にできなくなってしまいます。
単語は英語力の要ともいえる重要な知識です。留学前にしっかりと単語力は身につけておきましょう。
なお、単語学習においては意味を覚えることだけでなく発音を覚えることも大切です。音を聞く、発音できるようになることが英語力を底上げする近道ですよ。
単語は繰り返し勉強することが大切です。使用する単語帳を1冊決めて、何周も学習しましょう。
手順は以下の通りです。
自分のレベルを知りたいときは、『Preply』などの単語力テストを使うと判断しやすいのでおすすめ。そして本屋などで実際に手に取り、内容を確認してから1冊購入するといいでしょう。「半分くらいわからない単語がある」というものがちょうどいいレベルの単語帳です。
大学・大学院留学を目指す場合は、まずは大学受験レベルの単語は完璧に理解しておきましょう。そしてリーディングやリスニングの問題集を解き、わからない単語が出てきたら、都度メモをして覚えることを繰り返すのがおすすめです。
専攻分野で使う単語もしっかり覚えておくと、現地に行ってからの勉強がスムーズに進みますよ。

単語を習得するときは、エビングハウスの忘却曲線を活用するといいでしょう。これは、覚えたことを「忘れてきたタイミングで復習する」と定着しやすいというもの。時間をかけて3回ほど復習すると定着率が高くなるといわれています。
単語学習におすすめの教材を4つ紹介します。
語学留学を考えている人は『Duo3.0』がおすすめ。これは受験生に人気の単語帳で、英語力の基礎を整えたい人や、英語をはじめからやり直したい社会人にも勧められる一冊です。
口頭表現も多く出てくるので、英語の言い回しや言葉のニュアンスを同時に学べるのもポイント。現地でのコミュニケーションに活かせる単語を学ぶことができます。
『Distinction2000』は、日常会話やビジネス、アカデミックなシーンで使える単語を広く学べる単語帳です。
受験で合格することだけでなく、その先の「学んだ英語を使う」ことまで考えて作られた一冊で、実用例と合わせて学べるのが特徴。
レベルは中級〜上級程度といわれているので、高校留学を見据えた方や「基礎英語は知っているけど使い方がわからない」「実践的な英語力を身につけたい」という方にぴったりでしょう。
大学留学には、基礎的な単語力だけでなく、日常ではあまり出会わないような単語を前後の文脈から推察する力も必要になります。そこでおすすめなのが『速読速聴・英単語Core1900』です。
これは、大学受験レベルの単語をマスターできるだけでなく、単語を文脈と合わせて学べるようになっているのがポイント。ニュース記事を元にした題材を扱っているので、現地のフォーマルな場で使われる表現を学んだり、生活に結びつけたりしやすいでしょう。
大学や大学院に留学する場合、IELTSやTOEFLスコアが求められます。これは、現地での学生生活に支障がないレベルの英語力があるかを測るためのもの。試験にはアカデミックな英語も出題されるため、しっかりと対策をしておきましょう。
『TOEFLテスト英単語3800』はアカデミックな単語も多く収録されており、Rank 1〜4にレベル分けされているのが特徴。Rank1はTOEFL iBT 61点前後(CEFR B1、英検2級)、Rank4はTOEFL iBT105点以上(CEFR C1 英検1級)レベルまでカバーしています。大学留学を目指す人はチェックしておきたい一冊といえるでしょう。

留学前には文法も勉強しておきましょう。
語学留学の場合は、中学レベルの英文法がわかる程度に復習しておきたいところ。現地で英文法のレッスンがあっても、英語で学ぶことになるため、知識として事前に復習し直しておくといいでしょう。
高校・大学留学は、大学入試レベルまでマスターしておきましょう。特に大学・大学院レベルの正規留学だと、アカデミックな英語に触れることになるため、より高度な英文法を知っておく必要があります。
文法は特定のテキストを決めて、それに沿って学習しましょう。
英文法の学習テキストは、
・文法の解説と練習問題が載っている本
・練習問題だけ載っている本
の2種類を用意するのがおすすめです。
実際に私もより力をつけるために、文法の解説が載っている本と練習問題だけの本を一冊ずつ用意し、同時進行で進めていました。
ある程度力がついてきたら、リーディングの参考書内で学習した文法を復習したり、ライティングで実際に使ってみたりと、さまざまな方法で文法を勉強してみてください。
文法の勉強におすすめの教材は次の3つ。どれも基礎を効率よく学べて、どの留学方法の人にも役立つ教材です。自分の勉強スタイルに合わせて選んでください。
英語をはじめからおさらいしたい人は、中学レベルの英文法から見直しましょう。そこでおすすめなのが、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』です。
この書籍は中学英語をやり直したい人にフォーカスして構成されており、「試験のための英語」ではなく「使えるための英語」を学べます。
中学文法の基礎が身についている人におすすめの一冊。これは一般的な文法書とは異なり、ネイティブがどういう意識で文法を使っているのか、文法のシステムを知ることができる教材です。
文法を学んでいるときに感じる「実際にどう使うんだろう」「どう使い分けるんだろう」という疑問を解決してくれる教材で、現地でのコミュニケーションに役立つ知識が詰まっています。
書籍と合わせて活用したい英文法学習アプリ『早打ち英文法』。基礎的な内容をゲーム感覚で学べる無料アプリです。英文法問題が出題され、風船を割りながら解答したり、穴埋め問題に対して適切な解答を選んだりしていきます。
問題文には和訳がついており、日本語で理解しながら学べるのもポイント。スキマ時間に文法の勉強をしたい方、ゲーム感覚で楽しく学びたい方におすすめです。

リーディングは、ここまで学んだ単語や文法の力が総合的に必要となります。英単語や文法の学習がある程度進んできたら、長文を読む学習も取り入れていきましょう。
リーディングスキルは、留学に必要な手続き関連の書類や授業の資料などを理解するためにも必須です。
難しそうな長文は読むことを避けてしまいがちですが、日本にいる間に慣れておけば問題ありません。リーディング力があると、スムーズに留学生活をスタートできます。
まずは英語独自の「文章構造」に慣れましょう。英語は日本語と文章を組み立てる順番が異なるので、その順序を知っておくことが欠かせません。
文章構造は、以下のように表現できます。
・主語=S
・動詞=V
・目的語=O など
最初は文章中に上記の要素を書き込みながら、文章構造をしっかりと確認するのがおすすめです。1つずつかみ砕いて読むことで、英文の意味も理解しやすくなります。
英文の構造に慣れてきたら、早く読む練習「スラッシュリーディング」に挑戦しましょう。スラッシュリーディングとは、意味の句切れごとにスラッシュ(/)を引いて英文を理解すること。スラッシュごとに英文の意味をつかんでいき、1つの文章を頭から理解する練習ができます。
スラッシュリーディングに慣れると、英文を読む時間が格段に速くなることも少なくありません。
難しそうな場合、最初は簡単なエッセイや子ども向けの本でリーディングに慣れてみてください。
リーディングの練習にはアプリを活用するのがおすすめです。英語学習アプリは多様にありますが、なかでも取り組みやすいアプリを2つ紹介します。
海外や日本のニュースを英文で読めるアプリ。解説や和訳も付いているため、英文を読むのに慣れていない人でも取り組みやすいのが特徴です。
また、ナレーションも付いており、リスニング練習に役立てられるのもメリットの一つ。アメリカなど、留学先の国の時事ネタを仕入れたり、よく使われる単語を学んだりすることもできますよ。
『NHK WORLD-JAPAN』は、日本のニュースを英語で読めるアプリです。
ニュースはさまざまな単語に触れられる良い教材の一つですが、「英語のニュース」に苦手意識を感じてしまう人もいるでしょう。そんなときでも、日本語で見聞きしたニュースなら、背景がわかるため英語版でも理解しやすいはずです。
また、留学先では自分がその場の「日本人代表」になります。留学中は日本について聞かれることも多いので、日本のことを知っておくと後々役に立ちますよ。

留学中に最も必要になるのがリスニング力です。語学学校でも日常生活でも、相手の話す内容が聞き取れなければ会話が成り立ちません。出発前にとことん鍛えておきましょう。
リスニング力は「留学後に鍛えられる力だから、日本では勉強していかなくて大丈夫」と思われがちです。実際に私もそう考えていました。
しかし留学先の寮に入る手続きや入寮の説明は、基本的にすべて英語です。ある程度のリスニング力がないと、寮のルールや入寮の手続きは全く分かりません。
ある程度のリスニング力を鍛えておくだけでも、留学生活で困ることが少なくなります。
リスニングはまず、耳を英語に慣れさせることが大切です。5〜10分でもいいので、とにかく毎日英語を聞きましょう。内容が理解できなくても大丈夫です。
耳が慣れてきたらシャドーイングをします。シャドーイングとは、聞こえてくる英語を聞こえてくるままに繰り返して口に出す勉強方法です。
シャドーイングを始めてすぐは、なかなか正しい英語を聞き取れないかもしれません。しかし繰り返し練習していると、次第に単語や文法が分かるぐらい聞こえるようになることが多いです。
少し難易度の高い勉強方法ですが、慣れてきたら渡航先のテレビ番組やニュース番組を聞いてみましょう。なかでもニュース番組のアナウンサーはきれいな英語を話すと言われているので、聞き取りやすい英語でリスニングの練習ができます。
リスニング学習には、リスニングアプリがおすすめ。移動時間や家事のスキマ時間に聞いたり、とにかく少しでも英語に触れるようにしましょう。
英語を基礎から学習できる『DuoLingo』。英単語はもちろん、リスニングやスピーキングなど、さまざまなスキルを伸ばすのに役立つアプリですが、なかでも「聞く」回数が多いため、リスニングスキルを伸ばすのには最適といえます。
また、連続で学習すると「連続学習記録」が伸びたり、1つのセクションが終わると次に進めるようになったりとゲーム要素が強いのも特徴。リスニングは繰り返し聞くことが大切ですが、どうしても飽きてしまうこともあるでしょう。
ゲーム感覚でできるものなら、なかなか英語学習が続けられなかった方でも楽しみながら勉強できるはずです。
「TED」という、世界中のさまざまな分野で活躍する方がプレゼンする様子を視聴できるアプリ。アカデミックな内容もあるため、英語のリスニングに慣れてきた中〜上級者におすすめです。
利用は無料のため、料金はかからないのもメリット。プレゼン内容はアカデミックなものから雑学的なものまでさまざまあり、自分の興味のある分野に関するプレゼンを選べば、楽しくリスニングの勉強ができるでしょう。
内容が難しいものも少なくありませんが、日本語字幕にも対応しています。内容が難解だと感じたら、字幕を見ながら勉強するのもおすすめですよ。

ライティングには、英文法と単語、2つの知識が必要です。これらの基礎をしっかり身につけたうえで、ライティングのルールを学びましょう。
例えば、日本語では導入・本文・結論の順に内容を構成することが多いですよね。しかし英語では、何を伝えたいかを最初に書く「結論ファースト」の文章を書くことが多いです。
とはいえ、エッセイ、メール、ビジネスでの提案書など、書くものによっても構成が変わります。それぞれに対する「英語での文章の型」を身につけておきましょう。
アカデミックライティングのポイントは、以下の記事で紹介しています。あわせてチェックしてください。
ライティングはとにかく量を書いて慣れることが大切です。
最初は知っている文章を書き写すところから始めましょう。例えば文法のテキストや単語帳の例文、リーディングで使用した参考書などです。
これまでの学習で使ってきた本で間違いのない文章を書き写すことで、正しい表現や文法を学ぶことにもつながります。
慣れたら日記を英語でつけてみるなど、簡単なテーマを自分で書くことにも挑戦してみてください。
またライティングを勉強するときに、添削してくれる先生や友達を見つけておくのもおすすめです。もしくはオンライン英会話などでもチェックしてもらえるので、気になる方は試してみてください。オンライン英会話をやっていない人はChatGPTなどの生成AIを使って添削するのも良いでしょう。
ライティングにおすすめのツールは以下の2つ。アプリを使って学習するという手もありますが、ここでは単語のスペルを覚えるためにも、「書いて」文章を作れる書籍を紹介します。
『英語ライティングルールブック 改訂新版』は、英検などの試験で求められる英作文というよりも、ネイティブが実際にどんな意識でライティングをしているのかを学べる一冊です。
ネイティブのライティングにおける思考を取り入れることで、単に覚えた文法をアウトプットするだけでなく、応用力が身に付くはず。ライティングに苦手意識がある方はチェックしてみてください。
ライティングルールをひと通り把握したいときに便利なのが『英語ライティングルールブック-基本を学び構成力を養う』。タイトルにあるとおり、文章の作り方、内容の展開の仕方までまるっと学べる書籍です。
文法は頭に入れたけれどエッセイの書き方がわからない、どんな接続詞を使って話を展開すればいいのかわからないなど、ライティングのよくある悩みを解決してくれます。
英作文を作ったら、誰かに読んでもらって間違いを訂正したいですよね。英会話のネイティブ講師に依頼するのもひとつの手ですが、すぐに返答が返ってくるとは限りません。そんなときに便利なのが『ChatGPT』などの生成AIです。
AIでは、プロンプトを使えば改善点や異なる言い回しまで教えてくれます。一人での学習の質を上げてくれますよ。

スピーキング力はリスニング力と同様に、現地ですぐに必要になるものです。とはいえ、留学方法によって事前に身に付けておくべきレベルは異なります。
語学留学の場合、流暢に話せるようになっておく必要はありません。現地に行って、買い物や通学など、限られたシチュエーションで困らない程度のフレーズを知っておくだけで大丈夫。「間違ってもいい」というマインドでどんどん話す練習をすることがポイントです。
高校留学・ワーキングホリデーの場合は、より会話力が必要になります。というのも、授業内でグループワークをしたり、プレゼンテーションをしたり、ワーキングホリデーでは現地で求職活動をしたり、現地の人と密にコミュニケーションをとる機会が多いからです。日常生活に関することは最低限見聞きできるレベルまで高めておけるといいでしょう。
大学・大学院留学の場合は、より高度な語彙やフレーズを使って発言するスキルが必要になります。日本語→英語に頭の中で変換しながら話すのではなく、英語で考え、英語で話す練習や、アカデミックな言い回しを練習しておくと役に立つでしょう。
スピーキング力を鍛えるには、とにかく話すことが重要です。そして日本にいながら英語を話すには、英語が話せる人と過ごすのがおすすめです。
私は大学在学時、交換留学で日本に来ている留学生と話していました。1時間は日本語で1時間はドイツ語でといった風に、お互いの言語を教えあう方法で会話をしました。
留学前はオンライン英会話など、現地の言葉を話す人を見つけて、定期的に話す時間を作りましょう。
スピーキングの練習には人と話すことが一番とはいえ、英語を話す人が周りにいないケースもありますよね。そこで今回は、スピーキング練習に役立つ書籍・アプリを紹介します。何回も口に出して練習することで、自ずとスピーキング力が上がっていきますよ。
『瞬間英作文トレーニング』は、日本語を即座に英語に変換する練習ができる本。
文法や単語力は身に付いてきたはずなのに、「いざ話すとなるとスラスラと文章が出てこない」方におすすめです。
さまざまな英語フレーズが掲載されており、付属のCDを使ってフレーズを繰り返し発音することができます。また見開きで日本語と英語が掲載されているため、意味やフレーズの確認もしやすいのもポイント。
最初は簡単な表現から始まり、徐々に難しい文法へとレベルアップして練習してみてください。自然と英会話の表現を増やすことができますよ。
プレゼンテーションというとビジネスシーンを思い浮かべる人もいると思います。しかし海外では、高校・大学・大学院などでもプレゼンテーションをする機会が少なくありません。
この教材は、スライドの作り方からプレゼンテーションで使えるフレーズ、ジェスチャーまでまるっと網羅しており、プレゼンテーションのイロハを習得できる良冊。わかりやすく伝えることが求められるプレゼンテーションスキルを磨くことは、スピーキングの練習にもなりますよ。
オンライン英会話はハードルが高いという人におすすめなのが、AIと会話できる『endless(無限トーク)』というアプリです。会話相手はAIなので、人と話すと緊張するという方でも使いやすいでしょう。
AIと英会話で練習して、英語を発することに慣れてきたら、オンライン英会話でネイティブ講師と会話の練習をするといったように、段階で使い分けるのもおすすめです。
では、留学中はどのように勉強していけばいいのでしょうか。留学中は新生活へのキャッチアップなどで精一杯になりやすく、「英語の勉強に打ち込む」ことがなかなか難しいこともあります。
そんなときは、勉強の「量」ではなく「意識を変える」のがポイントです。以下の2つに注意して過ごしましょう。
留学先によっては、日本人留学生の割合が多い学校もあります。頼もしい仲間ではありますが、せっかく留学しているのだから、日本人とばかり行動するのはやめ、現地や異国の留学生ときちんとコミュニケーションをとりましょう。
もちろん、「日本人とは関わらないほうがいい」わけではありません。何か困り事ができた際、母国語で相談できる人がいるのは心強いもの。しかし、ずっと日本語を話してばかりでは、英語力が身につきません。
ネイティブとばかり一緒にいなければいけないというわけではありませんが、さまざまな国・文化をバックグラウンドに持つ人たちと、英語でコミュニケーションをとるようにすると、自ずと英語力が伸び、新たな発見もあるはずです。
留学生活では、日常会話の中でも知らない単語にたくさん出会うはずです。「わからなかった」と圧倒されてしまったり、落ち込んだりすることもあるかもしれませんが、「わからないまま」にしておかず、メモをして復習するようにしましょう。
すべてをメモできなくても大丈夫。自分の興味があった単語や言い回しを1日に3つ程度スマホのメモアプリにメモして、少しでも見直す習慣をつけてみてください。
また、新しく知った言い回しを使って短くても英語日記をつけるのもおすすめです。インプット・アウトプットを同時に行うことで、定着しやすくなります。
学んだ量は少なくなるかもしれませんが、環境を最大限に活用して、「即戦力で使える」英語が身につくはずです。

・継続する
・どんどん話す
・目標を設定する
の3つのポイントを解説しますね。
英語学習に最も重要なのは「続けること」です。
人間はどうしても一度覚えても忘れてしまいます。一度学んだことでも何度も繰り返し勉強して、着実に自分の力にすることが欠かせません。
継続のためには、隙間時間を見つけて勉強に取り組んでみてください。例えば1日1時間と目標設定をしても、なかなか忙しくて達成できないこともあるでしょう。そんな時は、全く英語に触れないのではなく、5分10分と、スキマ時間に少しでも英語に触れるようにしましょう。
通学時間やテレビのCM時間を活用すると、意外と生活の中に隙間時間があることに気づきます。
自分の中で毎日続けられる方法を見つけることで、モチベーションも下がりにくくなります。
日本でネイティブの人と英語で話す機会があるならば、恥ずかしがらず積極的に話しましょう。
外国語を話すときに「完璧でない英語を話すのは恥ずかしい……」という気持ちは持たなくて大丈夫です!間違っていても相手は「ここはこういう風に言えばいいよ」と、適切なアドバイスをくれることも少なくありません。
伝えたいことが伝わったときは、これまでの学習の成果を実感して嬉しくなります。英語学習への自信にもつながるので、積極的に話してみてください。
学習を始める前に、目標を設定しましょう。毎月や1週間、可能であれば1日ごとに目標を立てるのがおすすめです。
目標をクリアし続けることで、モチベーションは下がりにくくなります。難しい場合は、検定試験の合格などを目標にするのも1つの手段です。
英語学習には「これができれば大丈夫」など、明確なゴールがありません。反対にどこまでも追求できるのが語学の面白いところでもあり、大変なところでもあります。自分にあった目標を決めて取り組むことで、自分の納得できる語学力や留学生活が手に入るはずです。
1人で継続するのが不安な方は、目標設定や学習管理をサポートしてくれる英語コーチの力を借りるのも効果的です。英語コーチングの「TEPPEN ENGLISH」では、具体的なサポート内容や活用方法が紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。
今回は、留学前の語学学習について紹介しました。留学前にあらかじめ語学学習を進めておくことで、留学後に身に着く英語力が格段に上がります。
勉強する時に意識する点は、
の3つです。
今回の記事を参考に、自分なりの勉強プランを計画してみてくださいね。みなさまの留学が実りの多いものになりますように!
なお、留学エージェント「スクールウィズ」ではLINEで無料相談を受け付けています。留学先の手配をはじめ具体的に準備を進めたい方はお気軽にご相談ください。
【参考文献一覧】
※1...SchoolWith「英検合格に必要な勉強時間とは?各級ごとに合格するためのポイントも紹介」(参照日:2025-01-31)

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
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