最終更新日:2026/10/29

バンクーバーは、海と山に囲まれた自然と都市の便利さを兼ね備えた、カナダの人気留学先。治安が比較的良く、日本人が暮らしやすい環境も整っているため、初めての留学でも安心して生活できる街です。
今回は、バンクーバー留学のメリットとデメリット、バンクーバー留学をおすすめする人の特徴を紹介します。留学先選びの参考にしてください。
[目次]
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カナダ西部のブリティッシュコロンビア州にあるバンクーバーは、穏やかな気候と多様な文化から、多くの留学生に選ばれています。ここでは、バンクーバー留学の代表的なメリットを7つ紹介します。

photo by:Jennifer Jessica Peck / Shutterstock.com
バンクーバーはカナダのほかの都市と比べて移民が多く、言語や文化の多様性に恵まれた街です。
留学生も多く、ブリティッシュコロンビア州政府が2025年2月に公表した留学生の調査データによると、州内で学ぶ留学生の出身国は次の5カ国が上位を占めています。
日本は8位で、10位以内にはメキシコやナイジェリアも入っており、多国籍な環境であることが分かります。
住民も留学生もさまざまな国籍の人が集まっているため、日本人だからといって馴染めないことはありません。初めての留学でも現地に溶け込みやすく、留学生活を思う存分楽しめます。

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外務省「海外在留邦人数調査統計」によると、バンクーバー都市圏の在留邦人数は28,090人。世界で8番目に日本人が多い都市です。
日本人が多く暮らしているため、日本人経営のレストランやカフェ、小売店などもたくさんあります。日本食を気軽に食べられるうえに、ホームシックになったときも日本の雰囲気を感じられます。
海外渡航や留学が初めての人にとっては、食べ慣れた日本の味を楽しめることが、慣れない環境での心の支えになります。

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バンクーバーへは日本から直行便が運航しています。フライトは9時間前後と長いものの、乗り換えがないため、経由地の空港で迷ったり移動時間が増えたりする心配がありません。
2026年10月現在、成田国際空港・東京国際空港(羽田空港)から通年で直行便が運航しており、関西国際空港からは夏期に季節運航があります。さらに2026年12月からは、エア・カナダが新千歳空港からの冬期限定便を就航予定です。
バンクーバー市内の交通機関も発達しており、日常生活ではバス・電車(SkyTrain)・フェリー(SeaBus)の3つが便利です。
基本的な移動はバスで十分で、多くのバンクーバー市民が通勤や通学に利用しています。運営会社TransLinkの料金表によると、交通系ICカード「コンパスカード」を1ゾーンで利用した場合、1回の運賃は2.85CAD(約322円)で90分以内なら乗り換え自由、1カ月の定期券は117.20CAD(約13,244円)です。
コンパスカードは駅の券売機やドラッグストアで購入でき、日本のSuicaやICOCAと同じような感覚で使えます。
車を持たない留学生でも、バンクーバーならスムーズに移動できます。
現地の詳しい交通事情はこちらにまとめました。
バンクーバーの交通手段まとめ!バスやスカイトレイン、シーバスなどの利用方法から料金まで解説

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カナダは国全体の治安が良く、気を付けていれば大きな犯罪に巻き込まれる心配はそれほどありません。その中でもバンクーバーは特に住みやすい都市として知られています。
英国のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング2026」では、バンクーバーが第9位にランクイン。カナダの都市で唯一トップ10入りしました。
また、国際シンクタンク「経済平和研究所(IEP)」が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index)2026」では、対象163カ国・地域の中でカナダは14位でした(日本は10位)。
留学中に犯罪に遭う可能性は低く、初めての留学でも安心して海外生活を送れるでしょう。
ただし、日本以上に治安が良いわけではありません。油断していると財布やスマホの盗難、置き引きなどに遭う可能性もあります。
海外に滞在していることを忘れず、夜遅くに1人で出歩かない、高価なものは身に着けないなど、基本的な安全対策は徹底しましょう。
現地の治安事情や防犯対策が気になる人は、こちらも参考にしてみてください。
バンクーバーの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介

バンクーバーは都会と自然のバランスが良く、落ち着いた生活を送れることから、カナダの中でも特に住みやすい都市として知られています。
街の中心部(ダウンタウン)にはオフィスビルが立ち並び、飲食店やショッピングモールも多数あるため、生活には困りません。
一方、街の北側には山、西と南側には海が広がっています。海ではカヤック、山ではハイキングなど、豊富なアクティビティを体験できます。
都会で生活しながら大自然の中で遊べるため、留学中も定期的にリフレッシュできます。
無料で参加できるフェスティバルや、スタンレーパークなどの公園散策もあり、自分の興味に合ったアクティビティを見つけやすいのもうれしいところ。学校生活に限らず、週末や休暇中も十分楽しめます。
現地の観光スポットやアクティビティはこちらにまとめました。
バンクーバー観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット8選

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カナダの冬は全国的に寒さが厳しく、雪もよく降ります。しかしその中でもバンクーバーは温暖なエリアで、寒さが苦手な人でもそれほどつらくありません。
多くの都市で雪が降り氷点下になる中、バンクーバーの12〜2月の平均気温は3.6〜4.9℃と、カナダのほかの都市より暖かい気候です。
寒さの厳しいカナダの中でも過ごしやすく、季節の変化による体調不良も起こりにくいでしょう。
バンクーバーの気候について、詳しくは次の記事を参考にしてみてください。
バンクーバーの気候とオススメの服装を解説!

バンクーバーはアメリカ西海岸のワシントン州に隣接しています。シアトルまでは車で約2時間半、飛行機なら約1時間で到着できる距離です。バスや鉄道も利用できるため、留学中の週末や休暇に気軽にアメリカ旅行を楽しめます。
さらに飛行機を使えば、サンフランシスコやロサンゼルスなど、冬でも比較的温暖なカリフォルニアの都市にも足を延ばせます。
トロントもアメリカに近いものの、近場にあるのはニューヨークなど冬の寒さが厳しい地域です。冬にアメリカ旅行を楽しみたいなら、バンクーバーのほうがおすすめです。
バンクーバー留学には魅力がたくさんある一方で、デメリットもあります。ここでは代表的なデメリットを3つ紹介するので、自分に合った留学先かどうかを考える参考にしてください。

カナダは先進国のため物価が高めですが、都市による差はそれほど大きくありません。ただし、アパートの家賃はバンクーバーがカナダで最も高い水準です。
バンクーバーの賃貸情報サイト「liv.rent」の2026年10月の家賃レポートによると、バンクーバー市の家具なし1ベッドルームの平均家賃は月額2,329CAD(約26.3万円)。同サイトのオンタリオ州版レポートによるトロントの平均1,969CAD(約22.2万円)より、月に約4万円高い計算です。
一人暮らしをすると家賃だけで月26万円以上かかるため、費用を抑えたい場合はホームステイや学生寮、シェアハウスなどを選ぶのがおすすめです。スクールウィズの調べでは、カナダの語学留学でホームステイや学生寮に滞在する場合、滞在費は1カ月あたり約11〜17万円が目安です。
なお、カナダ語学留学の総費用(学費・渡航費・滞在費・生活費)の目安は、1カ月で約43〜86万円です。自炊を心がけるなど生活費を抑える工夫をしながら、留学プランを考えましょう。
留学費用や物価については、こちらの記事にもまとめています。
1カ月のバンクーバー語学留学の費用はいくら?内訳と安く抑えるコツまとめ
カナダの物価って実際どれくらい高い?現地の物価事情を項目別にまとめて解説!

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バンクーバーは厳しい寒さがない一方で、冬は雨の日が続く傾向にあります。雨が降るだけでなく、どんよりとした曇り空が続くことも多いです。
バンクーバーとトロントの月間降水量を比べると、次のとおりです。
ただし、日本のように強い雨が大量に降るのではなく、小雨のような穏やかな雨が続くことがほとんどです。現地の人は傘をささずに歩いていることもあり、気にならない人も多いでしょう。
バンクーバーのベストシーズンは6〜9月です。雨が苦手であれば、雨の多い11〜2月を避けて夏に留学しましょう。
トロントとバンクーバーの気候の違いを知りたい人は、こちらも参考にしてみてください。
トロントの気候とオススメの服装を解説!

バンクーバーは海と山に囲まれているため、トロントと比べると都会的な雰囲気は感じにくいです。東京やニューヨーク、ロサンゼルスのような刺激的な大都市をイメージしていると、物足りなさを感じる可能性があります。
そもそもカナダは自然豊かで大都会が少ない国なので、落ち着いた環境を求める人に向いている留学先です。
ただしその分誘惑が少なく、英語学習に集中しやすいともいえます。また、都市圏人口はカナダで3番目に多く、生活に不便を感じることはありません。
勉強に集中したい人や、英語力をしっかり高めたい人にはおすすめです。

バンクーバーはアジア系の住民が多く、日本からの直行便でアクセスしやすいなど、日本人留学生が過ごしやすい街です。ここまで紹介したメリット・デメリットを踏まえると、次のような人におすすめです。
バンクーバーは、英語学習だけでなく、安心して生活できる環境や自然の魅力も備えたバランスの取れた留学先です。
一方で「都会的な場所に留学したい」「さらに家賃の安いところに留学したい」と考えている場合は、次のような都市も検討してみてください。
大都会の雰囲気を感じながら生活したいならトロント留学
トロント留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
もっと家賃の安い都市に留学したいならカルガリー留学
カルガリー留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
これから留学プランを考える人は、こちらも参考にしてみてください。
カナダ留学前の準備の流れ
カナダ留学持ち物リスト

バンクーバー留学の大きなメリットは、多国籍で日本人も馴染みやすく、治安や交通、気候のバランスが良い環境で、都会と自然の両方を楽しみながら学べることです。日本人を含むアジア系の人が多く暮らしているため、海外留学が初めての人でも安心できます。
一方で、カナダで最も高い水準の家賃、冬の雨の多さ、大都会の刺激の少なさといったデメリットもあります。滞在方法や留学時期を工夫して、自分に合ったプランを考えましょう。
今回の記事を読んでバンクーバー留学が気になった人は、具体的なプランを考えていきましょう。悩んだときは留学エージェントへの相談もおすすめです。
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本記事は2026年10月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。
なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2026年10月1日時点での情報を参照し、1CAD=113円で計算しています。

留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。

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