「トロント留学が気になる」
「でも他の都市とどう違うんだろう……」
と考えていませんか?
トロントはカナダの中でも規模が大きく、さまざまな国籍の人が集まる多国籍な都市です。そのため留学生に寛容的な雰囲気があり、国際交流を楽しむチャンスもあります。
とはいえ、実際にトロントでどのような留学生活を送れるのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで今回はトロントの特徴、留学するメリットやデメリット、トロント留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
留学先を本当にトロントにして良いのか、悩んでいる人は参考にしてみてください。
※記事は2022年8月時点の情報を参考にしています。
※この記事は1CAD=約105円で計算しています。
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トロントはカナダのオンタリオ州にあるカナダでも大都会と言える都市です。
2021年時点でトロントの中心部だけでも279万4,356人ほどが住んでおり、首都ではないもののにぎやかで栄えています(※1)。
トロントの大きな特徴は、住民が多国籍なことです。データを見ると、主な国籍は次の通りです(※2)。
そもそもカナダ自体が移民の多い国ですが、トロントはその中でも特にたくさんの移民が住んでいます。人種のモザイクと言われることもあり、留学生含めさまざまな国籍の人との出会いがあります。
トロントと日本の時差は14時間、サマータイムは13時間です。そして日本からトロントはアメリカ経由で15時間ほどで到着します。
留学先の中では日本人からの知名度も高く、アクセスもしやすいため、留学先として選びやすいです。
トロントの雰囲気はこちらの動画でも紹介されています。気になる方はご覧ください。
トロントの特徴が分かっても、実際にどのような留学生活が送れるのか、なかなかイメージしにくいですよね。
そこで次は、トロントに留学した先輩の体験談を2つ紹介します。
photo by:インクさん
最初に紹介するのは、仕事を退職してトロントに留学したインクさんです。
インクさんは一般企業で働いていましたが、電話対応で外国の方の英語がなかなか聞き取れず、挫折を感じたことがきっかけで留学を決意しました。
その中でもカナダは英語に訛りがないこと、カナダ内でも日本人が少ない上に1対1の授業があることから、トロントにある語学学校に留学します。
留学が始まると学校には韓国やブラジルからの留学生が多く、日本人は10名ほどの少なさ。街中も移民がほとんどと、本当に多国籍で驚いたそうです。
その他トロントでの休日の過ごし方や英語学習の効果について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
「職場での挫折経験をバネのもう一度英語を学び直す」日本を飛び出した社会人のカナダ留学【みんなの留学体験記】
photo by:Samanthaさん
次に紹介するSamanthaさんはトロントでバレエ留学をしました。専門留学のため、学校でも主にバレエの授業を受ける留学生活だったそうです。
日々勉強する中で、Samanthaさんはトロントの地下鉄やバス、路面電車の活用方法が印象に残っていると話します。
トロントの交通機関はどれも一律料金な上に、PRESTOというプリペイドカードで乗車できます。
利便性が高いだけでなく、各駅のホームに特徴があることも楽しかったと話します。
例えばホームの柱がエジプト風のデザインになっているなど遊び心のあるデザインで、寒い日も出かけたくなる街並みだったそうです。
トロントでの留学生活について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
寒さ厳しい冬到来!冬のトロントで暖かく楽しく過ごす毎日【バレエ留学#2】
続いては、トロントに留学したときのメリットを見てみましょう。
代表的なメリットとして、
の5つを紹介します。
トロントはカナダ内でも大きな都市のため、さまざまな観光スポットがあります。
例えばトロントの街を一望できるCNタワー、ショッピングモールとオフィスが複合したトロント・イートン・センターといった都会的な施設などです。さらにはカサロマのような博物館なども充実しています。
さらにトロントは世界的に有名なナイアガラの滝の玄関口とも言われており、バスや電車を利用して2〜3時間で遊びに行くことができます。
その他トロントの有名スポットについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
トロント観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポット8選
photo by:V. Ben/ Shutterstock.com
冒頭でお伝えした通り、トロントは世界中から移民が集まっているため、世界の中でも多文化な都市です。
例えばヨーロッパ、南アメリカ、アフリカ、アジアなど、さまざまな国籍をルーツに持つ人が暮らしています(※3)。
またカナダ政府は移民受け入れに積極的で、2022年と2023年にはそれぞれ約44万人、2024年には約45万人の移民を受け入れる計画を発表しました(※4)。
すでにたくさんの移民が生活していますが、今後さらに増加することが予測されます。移民が多い分、さまざまな文化や習慣に触れ合うことが可能です。
カナダは国全体に自然が多く、都市部であっても少し移動すれば山や川など自然と触れ合う機会がたくさんあります。
しかしその中でもトロントは、都会的な雰囲気がある都市です。先ほど紹介したCNタワーなど観光スポットも都会的で、ショッピングモールや飲食店も多数見かけます。
自然が多すぎると生活に不便さや飽きを感じることもありますが、都会的なトロントでその心配はありません。
普段東京など都市部に住んでいる、自然より都会的な場所で生活したい人にはおすすめの都市です。
トロントには四季があり、カナダの中でも他の都市に比べると年間の気温差がハッキリしています。
例えば夏(6〜8月)の平均気温は18.6〜21.2℃、対して冬(12〜2月)の平均気温は−2.9〜−5.8℃と、季節の違いをしっかりと感じられる気候です。
四季があるとメリハリのある生活ができる上に、自分の好みに合った時期に留学できます。
暑いのが苦手な人は冬に留学する、寒いのが苦手な人は春や夏に留学するなど、過ごしやすい時期を選びましょう。
photo by:Luciano Mortula - LGM / Shutterstock.com
トロントはカナダ内でもアメリカに近く、ミシガン州やマサチューセッツ州と隣接しています。長距離バスで移動することもでき、週末や語学学校の卒業後に遊びに行くことが可能です。
また飛行機を利用すると、ニューヨークには1時間で到着します。
アメリカは日本から訪れると距離があるため、旅行するにはお金と時間がかかります。すぐに遊びに行けるのは、アメリカに近いトロントならではです。
留学中にいろいろな場所を旅行したい、アメリカにも興味のある人は留学生活はトロントで過ごし、アメリカは旅行で訪れるのがおすすめです。
トロント留学はメリットが多数ありますが、デメリットも見られます。
主なデメリットとして、
の3つを紹介しますね。
トロントは年間を通して見るとさまざまな季節を楽しめる魅力がありますが、トロントがあるオンタリオ州は冬の寒さが厳しいです。
実際に12〜2月の平均気温は−2.9〜−5.8℃と0℃を下回ります。日によっては−20℃や−30℃になる日もあり、日本よりはるかに寒くなります。
早ければ10月から10℃を下回る日があり、その寒さは4月まで続くほど。日本の暖かい地域で育った人には、辛く感じる寒さです。
家で過ごすことが多くなるため、留学中も積極的に出かけたい、寒いのが苦手な人は夏の留学をおすすめします。
トロントの気候について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
トロントの気候とオススメの服装を解説!
photo by:Spiroview Inc / Shutterstock.com
トロントに移民が多いことは何度か述べました。実際にトロントには約280万人の移民が暮らしています(※5)。
そのため例えばホームステイをしたとしても、ホストファミリーがカナダ人とは限りません。また英語ネイティブである保証もなく、アクセントや訛りのある英語を話す人もいます。
カナダの人は訛りの少ないきれいな英語を話すとも言われているため、最初はギャップを感じるかもしれません。
しかし世界中を見ると英語ネイティブでない人と話す機会もたくさんあり、アクセントや訛りに慣れる良い機会になります。
photo by:ValeStock / Shutterstock.com
トロントは都市部のため、物価が高い傾向です。実際にトロントでの1ヶ月あたりの生活費は1,312CAD(約13万8,000円)と、東京より4.65%多くの生活費が必要です(※6、7、8)。
またトロントのあるオンタリオ州は消費税が13%と、他の都市より高いです。例えばバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は5%のため、8%も違いがあります。
買い物1回あたりの差は小さいものでも、毎日生活をしていると出費は大きくなります。
あらかじめ多めに貯金を用意する、短期留学にするなど工夫しましょう。
ここまでトロント留学のメリット・デメリットを紹介しました。
トロント留学は次のような人におすすめです。
一方、カナダらしい自然の多い場所に留学したい、物価の安い場所で長期滞在をしたい人は、他の都市の方が合う可能性があります。
その場合は次のような都市を考えてみてくださいね。
日本人が少ない環境で生活したいならカルガリー留学
カルガリー留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
トロントの特徴やメリット、デメリットを紹介しました。
おさらいすると、トロント留学のメリットは次の5つです。
多国籍な環境で国際交流をしたい人、観光も楽しみたい人はトロント留学を考えてみてください。
トロント留学に決めた人は、具体的なプランを考えていきましょう。その場合は留学エージェントに相談するのがおすすめです。
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※1...Statistics Canada「Census Profile, 2021 Census of Population Profile table」(参照日:2022-08-22)
※2...City of Tronto「POPULATION DEMOGRAPHICS」(参照日:2022-08-22)
※3...Statistics Canada「Census Profile, 2016 Census」(参照日:2022-08-22)
※4...Goverment of Canada「New immigration plan to fill labour market shortages and grow Canada’s economy」(参照日:2022-08-22)
※5...Government of Ontario「Fact Sheet 8: Immigration」(参照日:2022-08-22)
※6...NUMBEO「Cost of Living in Toronto」(参照日:2022-08-22)
※7...Government of Ontario「Harmonized Sales Tax (HST)」(参照日:2022-08-22)
※8...Government of Canada「Charge and collect the tax – Which rate to charge」(参照日:2022-08-22)
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