最終更新日:2024/09/09
「カルガリーに留学したいけれど、どんなところなんだろう…」
「なかなか情報が見つからない」
と悩んでいませんか?
カルガリーはカナダのアルバータ州にあり、カナディアン・ロッキーの玄関口として知られている自然豊かな都市です。カナダ内でもオイル産業で栄えていることから物価が安く、生活費を抑えやすいために長期の語学留学に向いている都市でもあります。
とはいえ、実際にカルガリーでどんな留学生活が送れるのか、なかなかイメージしづらいですよね。
そこで今回はカルガリーの基本情報、カルガリー留学のメリットやデメリット、費用相場、おすすめする人の特徴を紹介します。
カルガリー留学について具体的に留学エージェントに相談や手続きを検討されている方は、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
カナダ留学は決めたものの、都市選びで迷っている方はぜひこちらの記事を参考に留学先を検討してみてください。
なお、カルガリー留学について、特徴やおすすめポイント、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
カルガリー留学
※この記事の情報はすべて2023年12月時点のものです。
※この記事はすべて1CAD=106円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:高橋 まどか
初めての海外経験は、学生時代にロサンゼルスへの短期留学。見るもの感じるもの全てが新しく刺激的な時間を過ごす。卒業後、銀行に3年間勤務をするも、留学への想いが再熱。意を決して退職し、サンディエゴで留学を経験。帰国後は、留学カウンセラーとしてお客様に寄り添ったカウンセリングを行っている。
[目次]
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カルガリーはカナダのアルバータ州にある、高層ビルと自然がうまく融合した都市です。
カルガリーは2021年時点で人口は130万6,780人と、地方エリアながら多くの人が住んでいます(※1)。
日本からのフライトは乗り換え込みで12〜18時間ほどかかり、トロントやバンクーバーに比べると知名度は低いかもしれません。ただカナダ内では1988年に冬季オリンピックが開催されており、アルバータ州の中でも大きな都市です。
カルガリーは自然豊かなことが魅力です。州立公園や世界遺産のバッドランドなど緑を感じられる場所がいくつかあり、冬は街から雪山が見えるほど。カナディアン・ロッキーの玄関口にもなっており、自然が好きな観光客がよく訪れます。
また国内ではカナダ人の割合が高いことも特徴です。カナダは移民が多く、アジアやヨーロッパ、中南米など現地の人の国籍が多様ですが、カルガリーは人口1,306,784人に対し移民が430,640人。カナダ人の割合が63%とやや高いです(※2)。
人気都市のバンクーバーはカナダ人の割合が50%と少し下がるため、ネイティブと触れ合う機会はカルガリーのほうが多いかもしれません。
カナダは国全体で治安が良いですが、カルガリーはその中でも治安が安定しています。世界の物価や犯罪状況を調査するNUMBEOのデータによると、犯罪レベルは40.10と世界的にも低いほうです(※3)。
自然豊かで治安も安定していることから、休日は街中のカフェ巡りやサイクリングを楽しめます。
カナダはどの都市も落ち着いた雰囲気で過ごしやすいですが、その中でもカルガリーは特にのんびりと過ごせる留学先です。
カルガリーの現地生活の様子はこちらにもまとめました。
【徹底解説】カルガリーの生活ガイド
カルガリーは日本人からの知名度がそれほど高くないため、どんな都市なのか、どんな留学生活を送れるのか、まだイメージしづらいですよね。
そこでカルガリー留学のメリットをいくつか解説します。
冒頭でカルガリーはカナダの中でも自然豊かな都市だと紹介しました。
その理由はカルガリーの街が平原に囲まれていることです。街中は高層ビルが並ぶ都会的な雰囲気ですが、街の周りを見渡すと山々に囲まれており、雪が降った日には白くなった山がハッキリと見えます。
カナディアン・ロッキーまでも車で1時間と近く、留学中に遊びに行ける距離です。
カルガリーで生活すると、カナダ内でも特に自然の雄大さを十分に感じられます。
カナダは先進国ゆえに日本より物価が高く、都市間で大きな差は見られません。ただカルガリーはオイル産業で栄えていることから、他の都市より物価が安い傾向です。
現地の物価をバンクーバーと比べてみました(※4)(※5)。
【レストランでの食事】
【牛乳(1L)】
【お米(1kg)】
【家賃】
また消費税が他の州より安いことも理由です。
例えば、トロントのあるオンタリオ州は消費税が13%と定められていますが、カルガリーのあるアルバータ州は5%です(※6)。
この8%の差は大きく、例えば10,000円の商品を買ったらオンタリオ州では支払金額が11,300円ですが、アルバータ州では10,500円と、800円の差が見られます。
金額の大きな買い物、日々の食品の買い物などが積み重なると、出費に大きな差が開きます。現地での生活費を少しでも節約したい場合、カルガリーはおすすめです。
ただし語学学校の授業料は他の都市より高いところもあり、必ずしも留学費用を何十万円も節約できる訳ではありません。あくまで生活費が他の都市より安くなる程度とお考えください。
授業料も抑えたい場合は滞在期間を長くすると長期割引が適用されるため、なるべく長い期間留学すると費用対効果も高くなります。
カナダは日本人から人気の留学先ですが、その多くはバンクーバーやトロントに留学します。カルガリーは地名を知っている日本人がまだまだ少なく、実際に留学している人も他の都市ほど多くありません。
そもそもカルガリー自体に留学生が少なく、その数は12万5,000人ほど(※7)。トロントはトロント大学だけで2万7,130人の留学生がいるため、街全体で見るとさらにカルガリーに留学する人は少ないことが分かります(※8)。
留学生が少ないということは、カナダ人と英語で話す機会の方がたくさんあるということ。日本語を話してしまう心配もなく、英語学習に集中することができます。
カルガリーの気候は他の都市に比べると夏の日照時間が長いです。7月の日照時間をトロントと比べてみました。
日照時間はカルガリーの方が35時間も長いです。特にカナダでは夏にイベントが多く開催されるため、カルガリーであれば比較的夜遅くまで遊べます。
カルガリーでは雪がよく降ることから、ウィンタースポーツが盛んです。スキーやスノーボードなどを楽しむ機会と場所が多く、近くのバンフまで行けば国立公園のスキー場でスキーを楽しめます。
他の都市よりも寒くて雪もよく降る分、スキーやスノーボード好きには最高の環境が整っています。
その他カルガリーにどんな観光スポットがあるのか、自分はどこに行くか決めるときはこちらも参考にしてみてください。
カルガリー観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめスポットやイベント・グルメを紹介
カルガリーは自然の観光スポットやアクティビティが豊富ですが、実はカウボーイ文化を楽しめる街でもあります。
毎年7月にカルガリー・スタンピード(Calgary Stampede)というイベントが開催されており、期間はなんと10日間。子牛や馬を使った「ロデオ競技」をメインとし、まるで映画を見ているような本格的なロデオ競技を鑑賞できることが魅力です。
街中も西洋の雰囲気になり、音楽ライブや飲食店の出店などもあります。カウボーイ文化を楽しめる貴重な機会ですが、単純に留学中の観光としてもおすすめです。
その他カルガリーではどんな休日を過ごせるのか、おすすめスポットやイベントはこちらにもまとめました。
カルガリー留学でのおすすめの休日の過ごし方をご紹介!
カルガリー留学にはデメリットもあります。
主なデメリットをいくつか紹介するので、留学先選びの参考にしてください。
カルガリーは他の都市に比べると語学学校の選択肢が少ないです。
トロントやバンクーバーに比べると街の規模が小さく、留学生からの知名度も高い訳ではありません。他の都市に比べると学校の選択肢が少なく、希望の学校やコースがない場合は他の都市を選ぶ必要があります。
また学校の数が多いと留学中に複数の学校に通ったり、同じ都市の別の語学学校に転校したりできますが、学校の数が少ない都市では難しいです。
いろいろな語学学校を経験したい人は、留学中にカルガリーと他の都市両方の語学学校に通うことも考えてみてください。
カルガリーは自然が多くてウィンタースポーツを楽しめると紹介しました。アクティビティ系の娯楽は十分ありますが、テーマパークやショッピングモールなど、都会的な遊び場所はあまり多くありません。
カルガリーは山など自然に囲まれた立地のため、大都会とは言い難いです。週末はテーマパークで遊びたい、大都市のような何でもある場所で生活したい人にとってはやや不便に感じます。
都会的な娯楽を求めている場合、トロントがカナダ内でもっとも大きな都市になります。東京やニューヨークのような大都会を求めるならトロント、少し自然がありながらも都会的な雰囲気を好む場合はバンクーバーやモントリオールがおすすめです。
カルガリーは、冬の寒さが厳しいです。最低気温が-15℃、時には-20℃も下回る寒さなので、寒さが苦手な方には厳しいかもしれません。冬に留学するならダウンジャケットやヒートテックなど、防寒対策を十分にする必要があります。
寒さが苦手であれば、渡航する時期を夏にするか、比較的温暖なバンクーバー、ビクトリアでの留学をおすすめします。
カルガリーの季節ごとの気温や服装はこちらにまとめました。
カルガリーの気候とオススメの服装を解説!
カルガリーは日本人からの知名度が高くないため、留学に関する情報も少なく、調べてもなかなか分からないこともあります。
自分で留学のプランを立てたい、手配もすべて自分で進めたい人にとっては、準備だけでも時間がかかります。
自分での手配にこだわりがなければ、留学エージェントの利用がおすすめです。現地の情報や語学学校について知っている上に、入学手続きなどを代行してくれることもあります。
情報が少ない中自力で手配すると、想像以上に時間がかかります。
留学前の時間を有効活用したい、事前の英語学習など必要なことに集中したい場合は、留学エージェントのサポートを受けながらカルガリー留学を進めましょう。
カルガリーは他の都市に比べて物価が安く、留学費用も抑えられるとお伝えしました。そこで次は具体的にどれくらいの費用が必要なのか、期間別の留学費用を紹介します。
ただし実際に支払う費用は留学する語学学校や滞在先、留学期間などによって大きく変わります。あくまで目安とし、自分の留学費用はエージェントへの見積もり依頼などで確認することをおすすめします。
※今回はユーロセンター カルガリーのGeneral English Super Intensive 30コマ/週を受講し、シングルの2食付きホームステイで滞在する場合を想定しています。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 |
---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 4.4万円 | 17.8万円 | 51.5万円 | 95.4万円 |
学校支払い諸費用 | 5.8万円 | 5.9万円 | 6.7万円 | 8万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 10万円 | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 13万円 | |
ビザ関連費 | 0.1万円 | 0.1万円 | 0.1万円 | 0.1万円 | |
現地生活費 | 滞在費 | 2.4万円 | 9.7万円 | 29.2万円 | 58.5万円 |
食費 ※自炊と週2の外食をする場合 | 1.4万円 | 5.8万円 | 17.6万円 | 35.2万円 | |
通信費 | 0.4万円 | 0.4万円 | 1.2万円 | 2.4万円 | |
交通費 | 0.2万円 | 1.1万円 | 3.5万円 | 7.1万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | |
総額 | 27.7万円 | 60.8万円 | 149.8万円 | 277.7万円 |
カルガリーは物価が安い分、食費や交通費など生活費が抑えやすいです。1カ月の食費を比べると、次の違いが見られます。
若干の差ですが、留学期間が6カ月や1年など長期間になればなるほど差は開きます。授業料は他の都市より高い傾向ですが、生活費をうまくやりくりすれば留学費用の節約も可能です。
どんな語学学校があるのか、授業料がいくらなのか気になる人はこちらを参考にしてみてください。
カルガリーの語学学校一覧
また留学費用の総額や抑えるコツはこちらで紹介しています。
【2022年版】期間別カルガリー語学留学の費用まとめ
カルガリーは日本人からの知名度はまだまだ高くありませんが、その分日本語を話す心配はなく、英語学習に集中できます。
何よりも自然が豊富なため、落ち着いた雰囲気の中、自然に癒やされながら生活することが可能です。
上記の特徴から、カルガリー留学は次のような人におすすめです。
大都会ではありませんが自然豊かで落ち着いた都市のため、英語学習に集中できます。
カルガリーが自分の留学先に良さそうと感じたら、次は語学学校探しに進みましょう。スクールウィズのLINE相談では、みなさんの希望が叶うおすすめの語学学校を無料で紹介しています。
語学学校をどうやって決めれば良いのか、自分はどこが良いのか、悩んだらお気軽にご相談ください。
対して、自然よりも都会的な雰囲気が好き、寒さが苦手な人にとって、カルガリーは合わないかもしれません。
その場合は他の都市を検討してみてください。
カナダ内でもっとも大都会かつ国際的な都市に滞在するならトロント留学
トロント留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
極寒のカナダでもまだ過ごしやすい場所を探しているならバンクーバー留学
バンクーバー留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
ここまでを読んでカルガリー留学に決め、留学プランを考えている人もいるのではないでしょうか?
留学準備は個人でも可能ですが、カルガリーは情報が少なく、語学学校や滞在先探しだけでも大変です。また語学学校も自分の英語レベルや目標、留学できる期間などによって変わり、自分で決めるのは不安も残ります。
少しでも自分に合う語学学校を、確実に見つけたい場合は留学エージェントへの相談もおすすめです。
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今回は、カナダのカルガリーへの留学について紹介しました。
おさらいすると、カルガリー留学のメリットは次の通りです。
この記事を読んでカルガリー留学を魅力的に感じた人は、留学プランを立てていきましょう。カルガリーは情報が少ないことから、留学エージェントに相談するほうが効率的に、的確にプランを立てられます。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Calgary「Data about Calgary's population」(参照日:2023-12-25)
※2...Statistics Canada「Census Profile, 2021 Census of Population Profile table」(参照日:2023-12-25)
※3...NUMBEO「Crime in Calgary, Canada」(参照日:2023-12-25)
※4...NUMBEO「Cost of Living in Vancouver」(参照日:2023-12-25)
※5...NUMBEO「Cost of Living in Calgary」(参照日:2023-12-25)
※6...Goverment of Canada「Charge and collect the tax – Which rate to charge」(参照日:2023-12-25)
※7...Calgary Board of Education「International Students」(参照日:2023-12-25)
※8...UNIVERSITY OF TRONTO「Quick facts」(参照日:2023-12-25)
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