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長期留学は英語力を向上するだけでなく、多様性を学んだり主体性が身についたりと大きく成長できる機会です。特に大学生のうちに異文化圏での生活を経験することで、将来のキャリアの選択肢を広げることもできます。
しかし、魅力的なポイントはある一方で、いくら費用がかかるのか、どの国に留学すべきかなど分からない点も多いですよね。
そこで今回は、大学生におすすめの留学方法から、費用の目安、留学方法別のおすすめ渡航先、さらには長期留学経験者の体験談などをご紹介します。
[目次]
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大学での長期留学がその後の人生にどう役に立つのか気にになりますよね。そこでまずは、留学で得られる3つのスキルについて詳しく見ていきましょう。
1つ目は語学力が伸びること。英語を学ぶことはできますが、本当に「英語を使える」ようになるには、知識の習得だけではなく実践が大切です。しかし、日本に居るとどうしても英語を使う機会は限られますよね。
海外へ留学すれば、授業はもちろん、友達、スーパーの店員との会話など、日常会話のすべてを英語で行います。日本にいるよりもアウトプットの機会が格段に多いので、リスニング・スピーキング・発音など、英会話に必要な実践的なスキルが身につきます。
2つ目は、異文化への理解が深まること。留学先の学校には、現地の生徒のほかにも、自分と同じように他国から留学に来た学生が集まります。学校では特定のテーマに対して「どう思うか」を話し合うディスカッション形式の授業も多く、自分と全く異なるルーツを持つ友人の考え方に驚くこともあるかもしれませんが、その度に多文化への理解や尊重の気持ちが深まるでしょう。
また、異なる文化で暮らすと、買い物をしたり料理を作ったり、日本では難なくこなせていた日常の些細なタスクも「どうやればいいんだろう?」と悩む瞬間に出会います。試行錯誤して困難を乗り越えていくうちに、トラブルに対しても柔軟に対応できる課題解決力も培われますよ。
3つ目は、大学卒業後の可能性が広がること。特に留学経験があると「多文化環境に慣れている人だ」「多様性に理解がある人だ」とみなされやすくなり、グローバル企業で評価されやすくなります。留学で身につけた英語力と多様性を武器に、日本で外資系企業に就職したり、海外の現地企業への就職したりとグローバルに活躍する人も珍しくありません。
また、就職ではなく海外の大学院に進学しアカデミックな道に進む人も。英語力があるだけで選べる選択肢が多くなります。
大学生という貴重な時期にお金と時間をかけて留学に行くのだから、メリットだけでなくデメリットも確認しておきたいですよね。そこで次は、長期留学の主なメリット・デメリットを紹介します。
メリットは、上述の通り進路に活かせる経験ができること。将来英語を使って働きたい、海外で生活したいと思っている人にとっては、目標に近づく大きな一歩となるでしょう。また「将来何がやりたいか分からない」という人も、留学で可能性を広げておけば、いざキャリアを選択するタイミングが来たときに、幅広い選択肢の中から検討することができますよ。
また、海外生活を経て自分に自信がつくというのも留学のメリットの一つ。縁もゆかりもない地域で第二言語を使って生活することは、想像以上に孤独で過酷。困難と向き合いながら一つひとつ乗り越えていくうちに、「自分もやればできるんだ」という成功体験が積み重なり、いつしか自分に自信が持てるようになるはずです。
一方のデメリットは、やはり費用がかかること。長期留学は学費と生活費を合わせて年間200~400万円、またはそれ以上の費用がかかることも珍しくありません。自分一人でお金を工面するのはなかなか大変ですよね。
また、留学方法によっては、日本の大学を休学する必要も出てきます。休学するとその分卒業時期が延びるので、同学年の友人たちと就職時期がズレる可能性があるというのは覚えておきましょう。
では、大学生の長期留学にはどのような選択肢があるのでしょうか。おすすめの留学方法を見ていきましょう。
語学留学は、英語力向上を目的とした留学を検討している人におすすめの方法です。語学学校に通い集中的に英語を勉強するので、限られた時間でも効率的に英語力を伸ばせますよ。
語学学校は通学期間を自由にアレンジできるので、1カ月・半年・1年と希望に合わせて留学期間を決められるのもポイントの一つです。費用は1年間で100~400万と幅があり、渡航先によって金額が大きく異なります。
留学先として人気の国は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・フィリピン・マルタなど。費用を抑えて留学したいという人には、比較的物価の安いフィリピンやマルタがおすすめです。
ワーキングホリデーは、英語を学びつつ、海外で働いたり観光したりと自由度の高い留学生活を送りたい人におすすめの方法。就労が許可されているので、コンスタントにアルバイトをすれば留学中に生活費をまかなえるのも特徴です。
留学期間は渡航先の国によりますが、基本的にはビザを取得し、現地に入国してから原則1年間滞在が可能です。その間は国が定めた条件のもと、学校に通ったり働いたりと自由に生活できます。
ただし、ワーキングホリデービザを発行しているのは、日本と協定を結んでいる国のみ。人気なのはオーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランドなどの国々で、アメリカやマルタ、フィリピンは対象外です。
インターンシップは、海外の企業で就業経験を積みたい人におすすめの方法です。ワーキングホリデーとは異なり、就労先の企業がスポンサーとなりビザを発行します。雇用形態もアルバイトではなく「インターン」となるため、企業のバックオフィスなど、実際に働く人々の側で経験を積めるのが魅力。将来就職活動する際のコネクションづくりもできるでしょう。
長期インターンシップには有給の場合と無給の場合があり、お給料が発生するかはプログラム(企業)によって異なります。渡航先の国もさまざまで、IT系に興味がある人にはアメリカやアイルランドが人気です。
交換留学は、卒業時期をずらしたくない人におすすめの方法です。交換留学は、在学中の大学と提携を結んでいる海外校へ1年ほど留学し、現地生徒と同じ授業を受けます。留学中に取得した単位は日本の学校の単位に換算されるので、ほとんどの場合は卒業時期が遅れることなく長期留学を経験できます。
提携校に留学するため、渡航先を自由に選べるわけではないという面もありますが、現地の同世代の学生と同じ環境で過ごせるのは魅力。また、基本的に留学中は日本の学校に学費を納めるだけで、別途海外大学に学費を払う必要はありません。長期留学の中でも費用を抑えやすい方法の一つです。
海外大学で学位を取得したい人には、大学留学がおすすめです。ほかの留学方法と異なり、2~4年と長期にわたり海外で生活する必要がありますが、その分しっかり英語力が身につきます。
また、海外大学を卒業すると海外大学院へ進学しやすくなったり、外資系企業や海外の現地企業への就職も有利になったりします。渡航先としてはアメリカ・カナダ・オーストラリアなどが人気ですが、自分の学びたい分野や過ごしたい環境に合わせて学校を選定できるのも大学留学の特徴です。
次は、大学生の長期留学で人気の国を留学目的別にご紹介します。
大学院やMBAなど、キャリア形成を目指す大学生向けの国は次の2つです。
アメリカは、ハーバード大学やスタンフォード大学、コーネル大学など世界屈指の教育機関が集まる国。大学院に進む人はもちろん、社会人経験を経てからMBA取得のために学校に入り直す人も多く、学校では世界各国から集まった幅広い年代の仲間に出会えます。将来のキャリアにつながる出会いもたくさんあるでしょう。
ニューヨーク、ロサンゼルス、シアトル、シカゴ、ボストンと有名な大学は各都市に点在しており、都市によって雰囲気もガラッと変わります。気になる学校で留学先を決めるのはもちろん、気になるエリアで選ぶのもおすすめですよ。
photo by: Mistervlad / Shutterstock.com
イギリスも、オックスフォード大学やケンブリッジ大学など、世界トップレベルの教育機関を有する国。ヨーロッパを中心に世界各国から留学生が集まります。
また、アメリカの大学院は修士号取得まで約2年かかることがほとんどですが、イギリスでは1年で修士号が取得できるのも大きな特徴。短期間で集中して学位を取りたい人にもおすすめです。
歴史豊かで観光名所も多く、さらにヨーロッパに位置しているため、土日を使ってフランスやスペインなどの近隣諸国に旅行に行けるのも魅力的なポイントです。
イギリス長期留学の詳細はこちらで解説しています。
イギリス長期留学
語学力を伸ばしたい人には、次の3つの国がおすすめです。どの国もワーキングホリデー・語学留学・大学留学と選べる種類が多く、状況に合わせた留学プランを計画できます。
カナダは選べる留学の種類が多く、毎年多くの留学生が訪れる留学大国。留学生への教育サポートも充実しており、海外生活が初めてという人でも比較的安心して勉強に専念できる体制が整っています。
多民族国家なことに加え、トロントやバンクーバーなどの主要都市はかなり国際色が豊か。治安が良く、自然が身近にありながらも都会的な雰囲気が漂うので、都市部での生活が肌に合うという人におすすめです。
また、モントリオールなど、カナダ国内にはフランス語を公用語とする地域もあり、エリアによって雰囲気がガラッと変わるのも魅力のポイント。一つの国に居ながらさまざまな文化に触れられます。
カナダ長期留学の詳細はこちらで解説しています。
カナダ長期留学ガイド!おすすめの理由から費用まで分かりやすく解説
photo by: SouthWestImagesAus / Shutterstock.com
オーストラリアは教育水準が極めて高い国の一つで、メルボルン大学をはじめとした、世界大学ランキングでTOP100にランクインするような名門校が多くあります。その分留学生や移民も多く、多国籍文化の中で生活できるのがオーストラリアの魅力。“外国人”でもなじみやすい環境といえるでしょう。
シドニーやゴールドコースト、メルボルンなど大都市でも治安が良く、どこかのんびりとした雰囲気があります。海も近く、ビーチや自然が好きな人、温かい気候が好きな人におすすめですよ。
また、ワーキングホリデーはもちろん、オーストラリアでは学生ビザでもアルバイトができます(※1)。海外でアルバイト経験をしてみたい人はオーストラリアが良いでしょう。
オーストラリア長期留学の詳細はこちらで解説しています。
オーストラリア長期留学ガイド!費用やおすすめの都市など詳しく解説
photo by: Tupungato / Shutterstock.com
ヨーロッパに留学したい人におすすめなのがアイルランド。アイルランドはイギリスの隣に位置するEU加盟国でありながら、ヨーロッパ諸国の中では物価が安めで、かつ優秀な教育機関も多くあります。
特に首都・ダブリンは語学学校の選択肢も豊富で、特にヨーロッパの学生が英語を学びに訪れます。日本人は比較的少ないので、「語学学校に行ったら日本人ばかり」ということが起こりにくく、国際色豊かな環境で勉強ができますよ。
また、アイルランドは独自の文化が根付いており、異文化を体感したい人にはぴったり。
アイルランド留学についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
アイルランド長期留学の特徴や費用は?留学体験談から見るリアルな留学を紹介
費用を抑えたい人におすすめなのは、フィリピン・マルタ・ニュージーランドの3カ国。それぞれの費用の目安は下記の通りです。
国名 | 半年 | 1年 |
---|---|---|
フィリピン | 218.4万円 | 387.5万円 |
オーストラリア | 310.0万円 | 593.2万円 |
ニュージーランド | 315.6万円 | 606.4万円 | マルタ | 358.6万円 | 696.8万円 |
フィリピンはイギリスなどと比べて約半額の費用で留学できるのが魅力。さらに語学学校の多くはネイティブ講師によるマンツーマン授業を採用しており、自分のレベルに合った授業で着実に英語力を磨けます。
そのため、長期留学を検討する人の中には、フィリピン留学で基礎を身につけてからオーストラリアやイギリス留学へ挑戦するという人もいます。コスパ良く語学留学をしたい人にぴったりでしょう。
フィリピン長期留学の詳細はこちらで解説しています。
フィリピン長期留学はおすすめできる?費用や効果を交えて徹底解説
ヨーロッパに語学留学したいなら、比較的リーズナブルに留学できるマルタがおすすめ。イギリスよりも学費や物価が安いうえ、ヨーロッパを中心に英語を学びたい学生が集まるため、語学学校のプログラム数も豊富です。
街自体もコンパクトで治安が良く、初めての留学でも挑戦しやすいのも魅力のポイント。特に、語学学校が集まるバレッタやセントジョーンズは街並みもきれいで、ヨーロッパらしい雰囲気の中で生活したい人におすすめですよ。
マルタ長期留学の詳細はこちらで解説しています。
マルタ長期留学の魅力とおすすめポイントを解説!費用や効果も紹介
のんびりとした環境で暮らしたいならニュージーランドもおすすめです。カナダやイギリスよりも物価が安く、街の規模もコンパクト。オークランドやウェリントンなど世界的に有名な都市でも、中心部から一足伸ばすと壮大な自然が広がっています。
治安が良く暮らしやすい環境から毎年多くの留学生が訪れており、留学生へのサポート体制も整っています。ワーキングホリデーでニュージーランドに渡航する人も多く、さまざまな出会いがあるでしょう。
大学生の長期留学でかかる費用は、1年間でおよそ387.5~780.5万円。これは語学留学をした場合の金額で、国ごとの費用の目安は以下の通りです。
国名 | 半年 | 1年 |
---|---|---|
フィリピン | 218.4万円 | 387.5万円 |
オーストラリア | 310.0万円 | 593.2万円 |
ニュージーランド | 315.6万円 | 606.4万円 |
カナダ | 334.4万円 | 635.4万円 |
アイルランド | 357.2万円 | 687.3万円 |
マルタ | 358.6万円 | 696.8万円 |
イギリス | 407.7万円 | 780.5万円 |
上記金額は学費のほかに滞在費、渡航費、食費、雑費などを含めたもの。学費や滞在費は学校や滞在方法によって異なります。大学生の留学で一般的なのはホームステイや寮ですが、費用を抑えたい人はシェアハウスも検討してみましょう。
主要8カ国の費用を徹底比較しました。ぜひこちらもご覧ください。
長期留学の費用はいくらかかる?フィリピンやイギリスなど主要8カ国の費用を徹底解説
実際に長期留学ではどのような経験ができるのか、次は3人の先輩の体験談を見ていきましょう。
photo by:Miyakoさん
1人目は、大学4年次に休学して1年間のシドニー留学へ旅立ったMiyakoさん。Miyakoさんは当初交換留学を検討していましたが、英語のスコアが足りず断念。しかし、将来についてよく考えた結果、やはり「英語力を身につけたい」と留学を決めました。
また、Miyakoさんは以前から英語を学びたいと思っていたものの、真剣に勉強に取り組んでいなかったのだそう。そんな自分を変えたいと思ったのも、1年間の休学・留学を決めた理由の一つと話します。
下記の記事では、英語学習や留学に興味を持った理由をさらに詳しく話しています。
女子大生が1年間休学してシドニーへ留学!休学してまで留学する理由とは
photo by:Mayukoさん
2人目は、ボストンに交換留学していたMayukoさんです。良いことばかりではなかったものの、留学生活は「本当に楽しかった」と振り返るMayukoさん。初めの頃は自分の英語力に自信をなくした時期もあったそうですが、10カ月に渡り現地の学生と同じように生活することで、スピーキング力やライティング力が飛躍的に向上したと話します。
英語力以外にも、学術面で興味の幅が広がったり、異文化理解が深まったり、主体性が身についたりとさまざまな影響を受けたのだそう。キャリアについての考え方も広がり、「留学に行って悪かったと思ったことはない」と振り返っています。
以下の記事では、Mayukoさんが留学で得た学び、そして“留学を成功させた秘訣”を詳しく話しています。
留学して実際良かった?10カ月のアメリカ留学生活で得られた成長と変化総まとめ
photo by:Yukiさん
3人目は、フィリピンに8カ月間の語学留学をしたYukiさんです。Yukiさんはもともと英語が好きで、海外で英語を勉強したいと思い留学を決意。費用の安さ、そしてマンツーマン授業のスタイルが自分に合っていると思い、フィリピン留学を選びました。
留学を経験して、「英語を話すことに対して抵抗がなくなった」ことが大きな成果だと話すYukiさん。8カ月間みっちり勉強することでTOEICのスコアも800ほど取れるようになったと、英語力の伸びを実感したそうです。
以下の記事では、英語力以外に成長を感じたこと、留学前にやっておくべきことなどを話しています。
みんなの留学体験記:フィリピン・ターラック「MMBS」Yukiさん(大学生・8ヶ月)
photo by: Zolak / Shutterstock.com
大学生が長期留学を成功させるには、事前準備や計画が非常に重要。ここでは失敗を防ぐための具体的なポイントを紹介します。
もっとも大切なのが、留学で何を達成したいのかを具体化しておくこと。キャリアアップ、語学力向上、専門スキルの習得など、自分が留学で何を身につけたいか、なぜ留学するのかを考えておきましょう。
キャリアアップならMBAや大学院、語学力の向上なら語学留学など、目的によって選ぶべき留学方法は変わります。また目標をしっかり持っていれば、留学中に挫折しそうになったり遊びの誘惑に負けてしまいそうになったりしたときも「このために留学しているんだ」と、自分を奮い立たせることができるはずです。
留学生活はいつか終わりを迎えます。せっかくお金と時間を使って留学したのだから、就職活動ではその成果をきっちりアピールしたいですよね。
そのためには、留学中に自分の経験を振り返る習慣を付けるのが有効。どんな経験で何を学んだのか、どういったスキルが身についたのか、日記を書いたりメモをのこしたり、出来事や頭の中の情報はその都度整理しておきましょう。
いつでも思い出せるようにメモを残しておくことで、時間が経ったときも「どういった経験をしたか」や「それがどう活かせるか」を考えやすくなりますよ。
留学開始までに、できるだけ英語力を高めておきましょう。英語力があまりに低いと授業についていけなかったり、クラスメイトやホストファミリーとコミュニケーションがとれなかったり、苦労する場面が増えます。
またワーキングホリデーの場合、英語力が低いとアルバイト先が見つからないことも。現地でアルバイトを考えているのであれば、事前学習は必須です。一定レベルの英語力を身につけておくと、生活がスムーズにスタートできますよ。
長期留学と一言に言っても、どの留学方法を選ぶか、どの国に行くか、どの学校に通うかなど組み合わせは無限にあります。「少しでも費用を抑えたい」「自分にとって最適なプランを組みたい」と思っても、どうしたら良いか分からず悩んでしまいますよね。
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最後に、大学生の長期留学でよく挙がる質問をまとめました。
「留学を考えているけれど費用が心配」という人は、一度奨学金を検討しましょう。奨学金には返済不要の「給付型」と返済する必要がある「貸与型」があり、国をはじめ、自治体や企業などさまざまな団体が奨学金制度を設けています。
下記の記事では、大学生におすすめの奨学金について詳細に紹介していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
留学に使える奨学金まとめ!”あなたに合った”がきっと見つかる
留学のタイミングは人それぞれですが、おすすめは大学2年生の後半から3年生の前半にかけてです。大学1年次は入学したてで忙しく、また進級・卒業に必要な基礎科目の取得も多い時期。留学準備に時間を割くのはなかなか大変です。
そして、4年次には就職活動が本格的に始まります。企業によっては募集時期を早めに設定していることもあるので、3年次の後半から準備をしておくと安心でしょう。
事前準備をしっかり行いましょう。上述の通り、留学生活をより充実したものにするには英語力がカギ。大学留学や交換留学は申込前に英語力判定テストを受けるなど、ある程度準備してから臨むことになりますが、それ以外の留学方法でも可能な限り英語力を高めておくと安心です。
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留学に不安はつきもの。旅立つ前は、「意味がないと言われたら……」「思うような結果にならなかったら……」など、ほとんどの方が不安を感じているでしょう。
しかし、たとえ想像と違う留学生活になったとしても、「何がしたいのか」と自分の将来をしっかり考え、目標に向かって一生懸命に留学に取り組めば、必ず学びや発見、自己成長があります。
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留学の定義とは?意味のない海外留学と言われないために知っておきたいこと
今回は、大学生の長期留学のメリットやデメリット、留学種類、おすすめの渡航先、そして注意点までまるっとご紹介しました。大学生の長期留学は、就職や進学などその後の人生の可能性を広げるきっかけになります。
ただし、後悔のない留学にするには自分に合った留学方法を選び、事前準備をしっかりと行うことが重要。自分は何をしたいのか、どんな環境で過ごしたいのかを考えてプランを立てましょう。異国の地で一生懸命目標に向かって取り組んだ経験は、きっと唯一無二の学びを与えてくれるはずです。
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語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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※1...THE UNIVERSITY OF MELBOURNE「Working on a student visa」(参照日:2024-12-23)
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