「子どもに英語を学ばせたい」と親子留学を検討している人におすすめなのがフィリピン留学。語学留学で人気のフィリピンは英語を学ぶ環境が整っており、特にセブ島には親子留学に向いた学校もたくさんあります。初めての留学にもおすすめですよ。
今回は、フィリピン親子留学を検討している人におすすめの学校をご紹介します。また、親子留学に必要な準備や気になる費用など、フィリピン親子留学の詳細をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内ではフィリピンペソをPHPと表記し、為替レートは2024年3月11日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
[目次]
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フィリピンは親子留学の体制が整っているのが特徴。特にセブ島の親子留学は受け入れ先の学校の数が多く、低年齢から学べるので、就学前の小さな子どもでも気軽に留学しやすいのがセブ島での親子留学の魅力の一つです。
英語のレベルに合わせたマンツーマン指導も行っており、1週間の短期留学も可能なので、短期間でもしっかり英語でのコミュニケーションを学ぶことができます。
また、フィリピンは物価が安く日本からも近いため、欧米への留学に比べて学費や渡航費用が抑えられる点も選ばれている理由です。
次に、フィリピン親子留学を成功させる5つのポイントを紹介します。
親子留学を成功させるためには、留学プログラムを選ぶことが大切です。適したプログラムは、子どもにどんな経験をさせたいかによって異なります。
セブで開催されているプログラムには、例えば次のようなプランがあります。
・親子で学べるプラン
・ジュニアプラン
・アクティビティつきプラン(自然体験・ボランティア・現地学校見学など)
英語力を本格的に上げることを目標にするなら、フルタイムのジュニアプランや、高校生以上向けのESLコースを選んで参加しましょう。
小さい子ども向けには、親子で授業に参加するプランやベビーシッターが授業中もお世話してくれるプラン、親御さんが授業を受けている間は託児所が利用できるプランなどがあります。
フィリピンには、親子留学であれば0歳児から受け入れる学校があります。赤ちゃん向けの授業はなくても、ベビーシッターや託児所のスタッフが英語で赤ちゃんのお世話をします。その間、親御さんが本格的に英語を学ぶことも可能です。子どもは3歳くらいから、幼稚園コースに参加することができます。
ちなみに、フィリピンでは特別な渡航許可(WEG)を取らない限り、子どもの単独留学は15歳からです(※1)。それまでは、日本から保護者同伴で渡航、つまり親子留学することになります。
滞在期間が30日以内なら、ビザの申請は不要です。もし滞在中に留学期間を延長したいと思ったら、「観光ビザの延長申請」を行います。申請手続きは学校で代行してくれるのが一般的です。
なお、2か月の滞在を超える場合は、外国人登録カード(ACR-Iカード)が必要となります。これも学校で申請の代行をしてくれます。
これらの手続きには申請費用がかかります。学校にお願いする際は手数料が発生するため注意しましょう。ビザ条件については以下の記事で詳しくまとめているので、合わせてチェックしてみてください。
【2024年版】フィリピン留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
なお、子どもの単身留学(15歳未満)には、入学許可書を提出し、WEG申請という渡航許可申請をご自身で行う必要があります。15歳未満の方の場合、一部のプログラムを除き、同伴を必須とする学校が多いようです。
滞在先は、学校に併設された寮・学校が紹介するコンドミニアムが一般的です。1週間など短期の場合は学校からホテルを紹介されることもあります。
寮に滞在する場合は食事の提供があるので、自分で準備する必要はありません。また、授業以外でも、他の生徒やスタッフとコミュニケーションをとることができ、英語に触れる時間が多くなります。ちなみに、寮には個室と相部屋があり、個室は料金が少し高くなる傾向にあります。
コンドミニアム(マンション)は、プライバシーが保たれているのがメリット。マイペースに過ごしたい場合や、休暇をかねてリラックスしたい場合は向いているでしょう。
滞在先を選ぶときは、以下のような点を確認しておくのがおすすめです。
寮の場合は、ほとんどが学校の敷地内で学校の近くにあります。しかし、コンドミニアムは少し離れていることがあるので、送迎の有無もチェックしておきましょう。
フィリピンでの主な公共交通機関はミニバスかタクシーです。最寄りのバス停やタクシーが停車できる場所が近くにあるか確認しておきましょう。
学校が紹介する滞在先は、比較的安全なところがほとんどです。それでも、特に注意したほうがいいエリアがあるかを確認しておくことをおすすめします。
フィリピンは30度を超える日が多いので、冷房が完備されているかどうかは念のため確認しておきましょう。
子どもが学校に行っている間の過ごし方についても考えておきましょう。
英語を学んだり、習い事をしたり、リモートで仕事をしたりなど、どう過ごすかは自分の自由。短期留学なら完全フリーでリラックスして過ごすのも良いでしょう。
セブの親子留学を検討する際、学校の数が多いので迷ってしまうことも多いと思います。そこで、次のような項目に注目して検討してみましょう。学校が絞りやすくなります。
・受け入れ年齢
・親の授業受講が必須かどうか
・ベビーシッターの有無
・託児所の有無
親子で一緒に学べるところ、子どもをシッターや託児所に預けられるところなど、学校によって特徴はさまざま。どんな留学がしたいか、子どもの年齢も踏まえて最適なプランがあるところを選びましょう。
親子留学向けにおすすめの語学学校を7つご紹介します。
セブ市の北、海辺の町コンポステラにある「ELSA」は、韓国系の語学学校です。広大な敷地の中に寮を備え、小さな子どもからシニアまで、アットホームな雰囲気の中で勉強できます。
・ハイスクールを併設した定評のある韓国系の語学学校で、日本人比率は少なめ
・マンツーマンの時間も多く、きめ細かい指導が魅力
・学校内にプールや運動スペースなど、体を動かせるエリアがある
・幼稚園ESLコース(4歳~):幼児用コースで、フルタイムで英語を学ぶことができる
・ジュニアESLコース(7歳~14歳まで):子ども用コースで、レベルに合わせて生きた英語を学ぶ
・Parentsコース:親御さんのための英語コースで、小さな子どもはベビーシッターに預けて受講可能。
「ELSA」の特徴は幼い子どもでもフルタイムで英語の授業を受けられること。また、親も勉強に集中できるような環境も整っており、ベビーシッターのケアを受ける子どもは幼稚園の施設を利用できます。
・月曜日~土曜日 /8:00~17:00(12~13時はお昼休み)
・1週間あたり2,500PHP(約6,750円)
料金は上記のとおりですが、親のスケジュールに対応できるよう午後のみのショートプランも用意しています。
ELSAの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
マクタン島のラプ=ラプ市内にある「Philinter」は、寮を完備した語学学校。治安と利便性が良い地域に位置し、ファミリー留学の受け入れも積極的に行うなど、幅広いレベルの留学生に対応している学校です。
・カリキュラムやテキストに力を入れている
・英語4技能について、4技能それぞれ専任講師が担当する
・学校の近くにコンドミニアムがあり、親子で滞在できる
・プールや運動スペースがある
「Philinter」は英語初心者から、ケンブリッジ英検コース・ビジネス英語コースやメディカルコースなど海外就職を目指す上級者のコースまでそろえています。またバディティーチャー(担任)システムを取り入れているのも特徴。学生一人ひとりにバディティーチャーが付き、学生の相談役としてサポートにあたります。
・受入年齢:7歳~
・Primary Englishコース(親子留学の子どもコース):~11歳
・Junior ESLコース(親子留学の子どもコース):~15歳
15歳までの子どもをコースに参加させている親は、Guardian(保護者) 向けコースやビジネス英語コースなどに参加します。
Philinterの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
マクタン島の自然豊かなマリバゴエリアにある「ブルーオーシャン」は、しっかり一人ひとりの学習状態を管理するのが特徴。親と子が一緒に参加できる親子留学コースを設置しており、短期の親子留学でも充実したプログラムを提供しています。
・初級者や短期間のコースにかかわらず丁寧に学習状態を管理してくれる
・フィリピン留学最大級の9時間のマンツーマン授業があるなどコースの種類が豊富
マクタン島のマリバゴエリアは、セブのリゾート地として世界的にも知られるエリアです。美しい海を眺めながらの留学が可能です。宿泊施設もホテル並みの環境を提供しています。
・Junior ESL コース(小学4年生~中学3年生まで):レベルに合わせた授業を受講
ジュニア向けコースには「Survival ESL」のほか、IELTSやTOEICに特化したコースなども設置しており、目的に合わせた学習が可能です。また、マンツーマンレッスンのみの「Light ESL コース」もあり、過ごし方に合わせて授業を選択できるのが魅力です。
ブルーオーシャンの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
「SMEAGキャピタル」はセブシティの中心地にあり、何をするにも便利な立地条件が魅力。伝統ある語学学校で、語学試験の試験センターとしても利用されています。託児所があるなど、親子留学にも特にフレンドリーなことでも知られている学校です。
・セブの中心地にある寮併設の大型校
・小さな子どもからビジネスマンやシニアの留学まで、幅広いニーズに対応
・グループレッスンは少なめで、授業はほとんどマンツーマンタイプ
海外就職を目指す人や海外大学進学対策を目的とした学生の利用も多い学校です。セブの語学学校の中でも教師採用試験の厳しさで知られている学校ですので、教師陣の質も十分といえるでしょう。
また立地が良く、おしゃれなカフェ・日本語が通じる大学病院・日本食レストラン・スーパーも徒歩圏内にあります。セブ市内でも非常に治安の良いエリアにあるので、小さな子どもを連れての親子留学にも安心です。
・未就学児向けコース(1歳半~5歳):英語に慣れることを目的としたコース
・Junior ESL(6歳~中学生):ケンブリッジ英検受験向けのボキャブラリーを扱っておりい、標準英語をしっかり身に付けられる
1歳半からと低年齢からでも英語環境で過ごすことができるのが特徴。建物内には託児所もあります。
SMEAG キャピタルの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
「SMEAG」のマクタン島にある校舎です。マクタン島のマリバゴ・エリアに位置し、リゾート気分を楽しみながら学習することができます。ファミリーキャンプを中心とした複数のコースを設定しています。
・ファミリーキャンプ:ファミリーで参加できる英語漬けコースで、マリンアクティビティや各種体験授業に参加可能
・Cambridge ESL:年齢を問わず、ケンブリッジプログラムで本場の英語を学ぶことができる
2024年3月現在は限られたコースを提供しており、TOEICやTOEFL、IELTS対策などは、キャピタル校での受講となります。
SMEAG エンカウントの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
「CPI(Cebu Pelis Institute)は、閑静で自然に恵まれたセブ市内北部エリアにあります。施設の質が高く、アクティビティも豊富ですが、ITパークまで車で10分ほどと利便性にも優れているのも魅力です。
・寮併設の多国籍環境の中で学習できる
・レベルと目的に応じた多彩なコースを提供している
・大型のプール・ジムなどが備わったリゾートホテルのような宿泊施設
・アクティビティも充実しており、学校でダイビングライセンスを取得できる
大きな特徴は、14歳以下の子どもを連れた親子留学向けコースとして、Familiy Camp コースを設けていること。親御さんも、Guardian Programやビジネス英語コースなど多彩なコースから選択し、一緒に英語力アップを目指せます。ちなみに校舎や宿泊施設は自然に囲まれたエリアにありますが、
金曜日~日曜日は市内地までの無料シャトルバスもあるので移動に困ることはないでしょう。
・受け入れ年齢:6歳以上(14歳以下は、Family Camp コースに参加します)
ほかに親御さん向けのGuardianコース、試験対策コース、ビジネスイングリッシュコースなど、計15コースを開講しています。
CPIの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
「Curious World Academy」はセブ市の隣、マンダウエ市にあります。新しい学校でコストパフォーマンスに優れているのが特徴で、日本にもオフィスがあるため、日本人の学習環境にも合った学習サポートが提供されています。空港から車で20分ほどとアクセスも良い学校です。
・原則マンツーマンのコース設定
・など、アカデミックに強い選ばれた講師陣が在籍している
・IELTS、TOEIC、TOEFLだけでなく、日本の英検の試験対策も可能
・利便性の高いエリアで、学校から徒歩30秒ほどの距離にスーパーやカフェ、売店、両替所などがある
ケンブリッジ・オックスフォードなどの標準英語の教材を中心に利用しており、2カ国留学・転就職支援のための英語など、ビジネスシーンにも活用できるプログラムを用意しています。4週間以上の申し込みでは、留学後もオンライン英会話を受けられるなど、学習継続も支援しています。
・マンツーマンコース:親子留学の場合は4歳からレッスン可能
自分のレベルに合わせたマンツーマンレッスンなので、初めての留学にも向いています。アクティビティの中には、現地でのボランティア体験プログラムもあり、さまざまな角度からの学びを提供しています。
Curious World Academyの最新の情報をもとにしたご案内はLINEにて行なっていますので、空室やコース詳細の確認、お見積もりや申込みなどの手続きを進めたい方はご相談ください。
フィリピンでの親子留学は他の地域と比べてリーズナブル。特に、寮と学費のセットプランでは、欧米各国への留学と比べ格安といえます。渡航費や、その他の費用についても目安を示しましたので、準備の参考にしてください。
初めての親子留学では、1~2週間の短期の留学プランから始める方が多いようです。そこで、以下では留学期間は1週間、滞在方法はの寮を選んだ場合の費用をご紹介します。
合計額はおよそ、親子二人で30~40万円です。
基本的にセブの語学学校の留学プランは宿泊費と学費込みのものが多いです。
寮(あるいは学校指定のコンドミニアム滞在)の一室に親子で滞在した場合、学費と滞在費は2人で合計15万円くらいと考えておきましょう。滞在期間が長くなると、1週間当たりの費用が割安になります。
なお、学校で開催しているアクティビティに参加する場合、別途費用を現地払いで徴収されることがあります。アクティビティの種類にもよりますが、1回あたり1,500~15,000PHP(4,050~40,500円)ほどかかるものと考えておきましょう。
滞在費は、学費に含まれている場合は、別途用意する必要はありません。
学費に含まれていない場合はホテルやコンドミニアムを手配しますが、宿泊施設のレベルによって価格はさまざま。セブ市内でホテル(中級)やコンドミニアムに宿泊する場合は、ペソ建てで2,000~3,000PHP(5,400~8,100円)が相場です。
日本の主要空港からセブまでは、直行便もしくはマニラなどで乗り継ぎをして向かいます。
航空券の金額は利用する航空会社や時期によって大きく変わるので、安く抑えたい人はLCCかつ閑散期を狙って留学しましょう。親子2人分の費用の目安は、10~20万円ほどです。
寮や学校が手配する宿泊施設の場合は食事付きがほとんどです。
それ以外は外食をすることになりますが、費用の目安は1日計2,000PHP(5,400円)くらいです。
自炊ができるコンドミニアムの場合、もう少し費用を落とせるでしょう。また、フードパンダ・Grabといった宅配サービスも使えます。その場合も、外食の場合よりは2割ほど安く済ませることができます。
保険料は、親子で1週間の滞在で1.5万円くらいです。現地でよく起きる健康問題は、下痢や発熱などが中心で、日本でかかる病気とあまり変わりません。
しかし、医療事情は大きく異なります。日本人の場合、日本語対応している大病院で受診することが多いため、費用が高くなる傾向にあります。万が一の事態に備えて、保険にはしっかり加入しましょう。
親子留学は対応しているところとそうでないところがあり、自力で調べるのはなかなか大変ですよね。心配なことや、相談したいことがあったら、ぜひスクールウィズのLINE無料相談を活用してください。
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LINE相談ってどういう感じなんだろうと気になった人は、以下の体験談をぜひ参考にしてみてください。
【体験談】スクールウィズのLINE相談ってどんなことができるの?実際の流れやできることなどをまとめてみた!
フィリピンの親子留学は、セブ島およびその周辺なら、小さな子どもでも気兼ねなく参加することが可能です。
セブ留学の第一のメリットは柔軟に設計できることです。学校やコースの選択肢が多いので、一人ひとりの状況に合わせた柔軟なプランを選べます。
また他の国や地域と比べて、費用がリーズナブルなところも大きなメリット。親子で留学を考えている人は、ぜひフィリピン親子留学を検討してみてください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
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いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
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※1...フィリピン共和国大使館「外国籍の未成年の子どものフィリピン入国についてのお知らせ」(参照日:2024-03-11)
※2...PHILINTER ACADEMY「PRIMARY ENGLISH」(参照日:2024-03-11)
※3...CEBU BLUE OCEAN ACADEMY「ABOUT CEBU BLUE OCEAN ACADEMY」(参照日:2024-03-11)
※4...SMAG「Various programs of SMEAG」(参照日:2024-03-11)
※5...Curious World Academy「学校紹介」(参照日:2024-03-11)
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