
長期留学先として人気のカナダは、語学留学・大学留学・ワーホリ・Co-opと留学方法が豊富です。
しかし、長期滞在となると留学費用も高くなりますし、本当にカナダに留学するメリットがあるのかと悩みますよね。
そこで今回は、長期留学のカナダ留学の魅力や費用の目安などを徹底解説!
留学費を節約する方法、おすすめの滞在都市や語学学校、長期留学ならではの注意点なども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
・カナダの長期留学プログラムは語学留学・ワーホリ・Co-op・大学・高校・交換留学の6種類
・3食付きホームステイを基準にした1年間の費用目安は語学留学で約455万円、大学留学で約710万円
・長期留学ではビザの期限管理や冬の防寒対策など、長期ならではの準備が必要
カナダ全体の留学情報や学校の選択肢を知りたい人は、カナダ留学情報も参考にしてください。
本記事は2026年10月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではカナダドルをCADと表記、為替レートには2026年10月時点での情報を参照し、1CAD=111円で計算しています。
[目次]

カナダに長期留学することで何を得られるのでしょうか。まずは、カナダ留学の魅力と特徴を見ていきましょう。

photo by: Roy Harris / Shutterstock.com
まず1つ目は、質の高い教育が受けられることです。
Times Higher Educationが発表する世界大学ランキング(2027年版)のトップ200校を見てみると、日本の大学が5校のみなのに対してカナダの大学は9校もランクインしています。
実際にカナダにはトロント大学やブリティッシュコロンビア大学、マギル大学など世界的に有名な大学が多くあり、各国から留学生が集まります。
留学生に対する語学教育やサポート体制も整っており、勉強に集中できる環境があるのもカナダの魅力です。

photo by: Cagkan Sayin / Shutterstock.com
2つ目は、国際感覚を養えることです。
後ほど詳しく紹介しますが、カナダでは語学留学・大学留学・ワーキングホリデー・Co-op留学とさまざまな留学方法を選べます。
世界各地からさまざまな目標を抱いた留学生やビジネスパーソンが集まるので、学校内外で「こんな考え方があるんだ」「こんな働き方があるんだ」と刺激になる出会いに溢れています。
さまざまな文化や価値観が共存する多国籍社会で生活することは、国際感覚を養う良い機会。カナダ留学をきっかけに、海外で働く道が開けることもあるでしょう。

photo by: VisualArtStudio / Shutterstock.com
3つ目の魅力は、授業で学んだ英語を日常生活で繰り返し使い、実践する時間を十分に持てることです。
短期留学では生活に慣れた頃に帰国を迎えることもありますが、長期留学なら、買い物や友達との会話を通して英語を使う生活を続けられます。
最初は注文や質問をするだけでも緊張するかもしれません。それでも同じ場面を繰り返し経験するうちに、自分から話しかけたり、詳しく説明したりする練習を積めるでしょう。
授業以外にも、学校のアクティビティや地域のイベントに参加すれば、英語を使う機会を増やせます。長く滞在する時間を生かし、学んだ表現をその日の会話で試してみてください。
教育環境や暮らしやすさなど、留学先としての魅力を詳しく知りたい人は、カナダ留学のメリット・デメリットも確認しましょう。

カナダの長期留学には主に6つのプログラム・プランがあります。
| プログラム | 内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 語学留学 | 語学学校で英語を学ぶ | 語学力を伸ばし、海外生活を経験したい人 |
| ワーキングホリデー | 働きながら旅行や語学学習を楽しむ | 仕事と海外生活の両方を経験したい人 |
| Co-op留学 | カレッジでの専門学習と実習を組み合わせる | 専門知識と現地での就業経験を得たい人 |
| 大学・大学院留学 | 専門分野を学び、学位取得を目指す | 学位を取得して進路やキャリアにつなげたい人 |
| 高校留学 | カナダの高校で学ぶ | 高校生活を経験し、卒業や進学を目指したい人 |
| 交換留学 | 在籍校の提携校で一定期間学ぶ | 在籍校の制度を利用して海外で学びたい人 |
カナダでどんな経験がしたいのか、どんなスキルが欲しいのか、渡航時の年齢、そして留学時点での英語力によって、自分に合った留学プランが変わります。
英語やフランス語を学びたい、話せるようになりたいという人は、語学留学がおすすめです。
現地の語学学校に通ってスキルを身につける方法で、短期から長期まで自分の希望に合わせて通学期間を決められます。
英語(またはフランス語)を学びに行く場所なので、「英語は全く分からない」という人も入学可能です。
学校に入るとテストを受け、その結果をもとに受講クラスを振り分けるので、初心者から上級者まで自分のレベルに合った授業を受けられますよ。
語学学校に通う人の中には、英語力を磨いて大学進学やカレッジ入学を目指す人も少なくありません。
そのため、「海外大学に行きたいけれど英語ができない」という人は、まずは語学留学からスタートしてみるのもおすすめです。
ワーキングホリデーはビザの種類の1つで、約1年間カナダで生活ができるというもの。
ビザを申請できる年齢が18~30歳までと制限はありますが、語学学校に通ったり働いたり自由に旅行したり、自分の好きなように過ごせるのが魅力です。
ビザの申請に際して英語力は問われないので、英語初心者の人にもおすすめの留学方法です。
ちなみに、カナダのワーキングホリデーでは最長6カ月まで通学可能なので、ワーキングホリデービザでカナダに渡航し、語学学校でみっちり英語力を磨いてから就職先を探す人もたくさんいますよ。
Co-op留学(コープ留学)はカナダ独自の留学方法で、カレッジに通い一定期間授業を受けたあと、残りの在学期間は企業でインターンをするというプログラムです。
就学と就労の両方を経験できるうえ年齢上限もないため、キャリアアップやキャリアチェンジを狙う社会人からも多く選ばれています。
企業で就労経験を積めるため、英語+αの経験が詰めるのが魅力。ただし、学校に通うため、プログラム申請時には一定の英語力が必要になります。
英語力が足りない場合には、カレッジ入学前に語学学校へ通う方法もあります。専門分野の勉強と現地での仕事を組み合わせたい人は、Co-op留学の記事もチェックしてみてください。
専門分野について学びを深めたい、就職で有利になる学位が欲しいなどと考えているなら、大学や大学院留学を検討してみましょう。
カナダの学校での卒業(学位取得)を目指すため少なくとも3年以上を要しますが学位を取得できるため、就職で有利になったりコネクションをつくったりすることができますよ。
ただし、学校に入学するためには高い英語力が求められます。大学や学部にもよりますが、最低でもIELTS 6.0以上は必要になると思っておきましょう。
また、カナダの大学は英語ではなくフランス語を使って授業をする場合もあります。どちらの言語を使っているかによって選択肢が変わるので、大学・大学院留学を検討している人は事前によく確認しましょう。
カナダの大学別留学の費用やメリットは以下の記事でまとめています。
高校留学は、日本の中学を卒業したら3~4年ほどカナダの高校に通い、高校卒業を目指すというプランです。
カナダの高校生と一緒に授業を受けるため、入学にあたってはIELTS 6.0程度の高い英語力が必要になります。
入学するには英語力のテストを受けるだけでなく、場合によっては教員からの推薦書の提出が求められることも。
留学までのハードルは高めですが、英語力が身につくうえ、カナダの大学に進学しやすくなるのが魅力です。
現在高校生または大学生ならば、交換留学という手もあります。交換留学とは、日本の学校と提携を結んでいるカナダの高校・大学に留学する方法。
日本の学校を通して留学するため渡航先の選択肢は限られますが、休学する必要がなく、カナダの高校で取得した単位がそのまま日本の学校の単位に換算されます。
卒業が遅れる心配もありません。ただし、交換留学生に選ばれるには学内の選考に合格する必要があります。
基準は学校によりますが、英語力に加え普段の成績も大切になるので、交換留学を目指す人はコツコツ準備しておきましょう。
また、カナダの学校に通うため、交換留学の場合もIELTS5.5~6.0以上が必要になることが一般的です。
それぞれの留学方法を紹介しましたが、「実際にどんなことができるんだろう」「カナダの生活はどんな感じなんだろう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、カナダに留学した先輩たちの話を聞きましょう。

photo by:H.Tさんの留学体験談
「英語力を実践的に伸ばして、将来の選択肢を広げたい」と考える人は、H.Tさん(社会人・23歳)の体験談を読んでみてください。
H.Tさんは高校生の頃から海外生活に憧れがあり、ワーキングホリデーでカナダに渡航しました。留学先に選んだのは、他の都市に比べて物価が安く、日本人が少ないカルガリー。
まずはグローバルビレッジ カルガリーで4週間、会話重視の一般英語コースを受講し、その間に仕事や住まい探しを進めて現地での生活基盤を整えたそうです。
シェアハウス探しやシェアメイトとの騒音トラブルなど苦労もありましたが、日々の会話を通してスピーキングに自信がつき、発音も自然になったと話しています。
渡航前から求人情報の下調べや履歴書の準備をしていたことも、スムーズなスタートにつながりました。
カルガリーでの授業や現地生活を詳しく知りたい人は、H.Tさんの留学体験談を参考にしてください。

photo by:M.Kさんの留学体験談
退職をきっかけに長期留学に踏み出したい社会人の方は、M.Kさん(社会人・27歳)の体験談をチェックしてみてください。
M.Kさんは「転職前に語学や生活力を身につけたい」と考え、フィリピン12週間とカナダ42週間を組み合わせた2カ国留学を選びました。
ワーホリではなくCo-op留学を選んだのは、明確な目標がないまま期間を過ごしてしまうのを避けたかったから。
まずフィリピン・バギオで英語の基礎を固め、カナダではVanWest Collegeのケロウナ校で語学を学んだあと、バンクーバー校のCo-opコースへ進みました。
毎週のテストで75%以下は不合格という厳しい環境でしたが、英語だけでなく文化を通したコミュニケーション力も上がったと実感しているそうです。
「現地では英語力よりもコミュニケーション能力の方がはるかに重要」というアドバイスは、長期留学を考える人の参考になるでしょう。
2カ国留学からCo-opにつなげる準備や現地生活は、M.Kさんの留学体験談で詳しく紹介しています。

photo by:K.Hさんの留学体験談
大学生のうちに実践的な英語と就労経験を積みたい人には、K.Hさん(大学生・21歳)の体験談がおすすめです。
K.Hさんは「英語環境で自分の実力がどこまで通用するか挑戦したい」と考え、トロントで28週間の長期留学に踏み切りました。
通ったのはILAC トロントのHospitalityコース(インターンシップ)。ホスピタリティの授業ではグループでのプレゼンテーションやワインテイスティングイベントの運営など、実践的な活動が中心だったそうです。
休日にはアルバイトをしたり、車でアメリカへスポーツ観戦に出かけたりと充実した毎日を過ごしました。
アルバイト探しでは求人サイトからの返信がなく、履歴書を手渡しで配って飲食店に採用されるなど苦労もありましたが、渡航前にTOEIC 745点だったK.Hさんは、特にリスニング力が大きく向上。
英語で話すことへの抵抗もほとんどなくなったと話しています。トロントでの授業や仕事探し、留学後の変化は、K.Hさんの留学体験談でも確認できます。

photo by:増田さん
カナダ留学をきっかけに人生が大きく変わることもあります。複数の言語を扱う同僚に憧れて留学を決めた増田さんもその1人です。
もともと増田さんはカナダで働くことを目標にCo-op留学でバンクーバーに渡航。しかし、実際にカナダで英語を学びながら生活するうちに、「英語の勉強ってこんなにも楽しいのか」と学ぶこと自体に興味が湧いてきました。
高校卒業後すぐ自衛隊に入隊し働いていたこともあり、今まで「大学進学」は増田さんの選択肢に入っていなかったのだそう。
しかし、カナダで勉強することの楽しさを知り、帰国後は通信制の大学へ進学しました。
以下の記事では、なぜ通信制の大学を選んだのか、自分を変えるきっかけとなったカナダ生活について詳しく話しています。
帰国後の進路にも影響を与えたカナダ生活については、増田さんの留学体験談をご覧ください。

カナダに1年間長期留学する場合、語学留学の総額の目安は約455万円です。
カナダの長期留学は、月々の支出が少し違うだけでも、半年・1年と滞在するうちに総額の差が大きくなります。
| 留学スタイル | 学費(1年)の目安 | 総額(1年)の目安 |
|---|---|---|
| 語学留学 | 約210万円 | 約455万円 |
| ワーキングホリデー | 0〜約110万円 | 約245万円〜355万円 |
| Co-op留学 | 約110〜170万円 | 約355万円〜415万円 |
※総額は学費+滞在費+渡航費+保険料の概算です。金額は都市・学校・滞在先によって変動します。
留学期間に合わせて予算を考えるときは、カナダ留学の費用まとめも参考にしてください。
ここからは、長期留学で特に確認しておきたい費用の内訳と、予算を立てる際のポイントを見ていきましょう。
学費は留学スタイルによって大きく異なり、語学留学の学費は1年間で約210万円が目安です。スタイル別の学費の目安は以下の通りです。
| 留学スタイル | 学費(1年)の目安 |
|---|---|
| 語学留学 | 約210万円 |
| ワーキングホリデー | 0〜約110万円 |
| Co-op留学 | 約110〜170万円 |
※学費は学校・コースによって変動します。
語学留学の授業料は、週の授業時間やコースに加え、申し込む期間によっても変わります。学校・コースによっては、長期間まとめて申し込むと1週間あたりの授業料が安くなります。
上記はスクールウィズが語学学校の情報をもとに算出した、週20〜29時間の一般英語コースの目安です。
一例として、ILSCバンクーバーでは、長く通うと1週間あたりの授業料が安くなるコースがあります。留学費用を調べるときは、自分が通う期間の料金を確認しましょう。
| 滞在期間 | ホームステイ(3食付き) | ルームシェア | 一人暮らし |
|---|---|---|---|
| 1カ月 | 約20万円 | 約20万円 | 約40万円〜45万円 |
| 半年 | 約105万円 | 約105万円 | 約195万円〜215万円 |
| 1年 | 約205万円 | 約210万円 | 約375万円〜420万円 |
※食費や初期費用も考慮した概算予算例です。
長期留学では、滞在費を月額だけでなく半年・1年の総額で比較することが大切です。上記の予算例では、3食付きホームステイとルームシェアの年間費用は近い金額になっています。
3食付きホームステイは通常の食事代も含まれるため、長期間の予算を把握しやすいでしょう。ルームシェアと比較する際は、食費や光熱費、インターネット代が家賃に含まれるかも確認してください。
一人暮らしの場合は1年間で約375万円〜420万円と、ホームステイの約2倍かかります。費用を抑えたい人は、ホームステイやルームシェアを中心に検討してみてください。
長期契約では最低滞在期間や退去時の通知期限、途中解約の条件も確認しましょう。現地で滞在先を変更する場合は、引っ越しにかかる費用も予算に入れておくと安心です。
渡航費の目安は約18万円で、往復の航空券代(約15万円)と学生ビザ関連費235CAD(約26,085円)を含みます。(出典:Government of Canada「Fee list」)
ちなみに、ワーキングホリデーで入国する場合のビザ費用は、参加費・オープンワークパーミット費・バイオメトリクス費の合計369.75CAD(約41,042円)です。
航空券代は時期や便によって価格が大きく変わります。長期留学では、帰国便の予約可能時期や日程変更の条件を確認し、一時帰国を予定している場合は追加の往復航空券代も見込んでおきましょう。
費用を抑えたい人は、渡航日を調整できる範囲で複数の日程や航空会社を比較しましょう。長期滞在では荷物が増えやすいため、運賃だけでなく受託手荷物の追加料金も含めて検討することが大切です。
| スタイル | 1カ月 | 半年 | 1年 |
|---|---|---|---|
| ホームステイ(1日2食付き・追加の1食分) | 約3万円 | 約18万円 | 約36万円 |
| 一人暮らし(1日3食を自炊) | 約5万円 | 約30万円 | 約60万円 |
※食費は一例です。食材や外食の頻度によって金額は変動します。
一人暮らしで1日3食を自炊する場合は、食材費として月5万円を確保する予算例で考えると、半年で約30万円、1年で約60万円になります。
長期留学では、昼食を毎回外で買うより、自分で用意する習慣をつけると食費を管理しやすくなります。
1日2食付きのホームステイでは、ランチなど提供されない場合があるので、自炊や外食など自分で用意します。
実際の食費は買う食材や外食の頻度によって変動します。例えば、毎月の支出を1万円抑えられれば、1年間で12万円の差になります。友達との外食も楽しめるよう、食材費と外食費を分けて月ごとの予算を決めておきましょう。
長期留学では、滞在期間全体をカバーできる保険を選び、補償内容と総額を確認しましょう。学校が指定する保険や州の制度も含めて、加入方法を調べることが大切です。
費用は1カ月で約1.7万円、1年で約21万円が目安です。
これは日本で海外留学保険に加入した場合の金額で、そのほかにも「カナダで民間の保険に加入する方法」「州が提供する保険に入る方法」などがあります。
州によって保険のルールが異なるので、渡航先や学校が決まったら加入条件と補償開始日を確認しましょう。留学を延長する場合の手続きや追加保険料、一時帰国中の補償も調べておくと安心です。
カナダ留学の保険の種類や選び方を詳しく知りたい人は、カナダ留学の保険について記載した記事も参考にしてください。
ちなみに、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の場合、学生ビザで半年以上滞在する人は原則としてブリティッシュコロンビア州の健康保険に加入する必要があり、1カ月で75CAD(約8,325円)かかります。
カナダに長期留学するにはまとまった費用が必要ですが、工夫次第で負担を抑えることができます。
長期留学では、日々の支出を見直すことで半年・1年の総額に差が生まれます。
予算に不安がある人は、お金がない場合にカナダ留学を実現する方法も確認し、自分に合う資金計画を立てましょう。
留学の目的が英語習得や海外生活の経験なのであれば、語学留学ではなくワーキングホリデーを検討することをおすすめします。
ワーキングホリデーなら語学学校に通いながらでも、通学を終えたあとでもアルバイト可能で、滞在費や生活費を現地の収入でまかなえます。
収入の目安として、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の最低賃金は、2026年6月から時給18.25CAD(約2,026円)です。
週40時間働くと、税引き前で月に約32万円の収入になる計算です。ただし、仕事がすぐに見つかるとは限らないため、最初の2〜3カ月分の生活費は用意しておくと安心です。
長期留学では、学割やお店の割引サービスを活用すると、出費を抑えられます。
例えば、トロントのロイヤル・オンタリオ博物館では、カナダの大学・カレッジにフルタイムで通う学生は、学生証の提示で火曜日の一般入場が無料になります。
映画館のCineplexには、学生以外も使える火曜日割引があります。
長期留学の費用を抑えたい人は、航空券などの初期費用だけでなく、滞在中に毎月かかる生活費を基準に都市を比較しましょう。家賃や食費の差は、滞在期間が長くなるほど総額に影響します。
バンクーバーやトロントはカナダの留学先として人気ですが、生活コストがかかりやすい都市です。費用を抑えたい場合、カルガリーなど物価の安い都市も候補に入れてみてください。
住居費で見ても、カナダ財務省に掲載された2025年12月の2ベッドルーム物件の平均募集家賃は、バンクーバーよりカルガリーの方が低くなっています。
例えば、生活費が月3万円違えば、半年で18万円、1年で36万円の差になります。月々の支出を抑えられれば留学費用の総額が安くなる場合があります。
都市別の生活費を比較したい人は、カナダの物価を項目別・都市別に解説した記事も参考にしてください。

カナダといってもエリアによって特色はさまざま。
どの都市が住みやすいのだろうと悩みますよね。そこで次は、カナダの長期留学で人気の都市を3つご紹介します。

「できるだけ寒くないところが良い」「ほどよく都会が良い」という人は、バンクーバーがおすすめ。
カナダの西沿岸部にあるバンクーバーは1年を通じて比較的過ごしやすい気候が特徴で、冬もそこまで気温が下がることはありません。

photo by:Oleg Mayorov / Shutterstock.com
また、多国籍な雰囲気がありアジア系移民も多いため、日本食レストランや日系スーパーが多いのも魅力の1つ。
手軽に日本食を調達できるのは嬉しいポイントですよね。語学学校の数やアルバイトの求人数も多いので、ワーキングホリデー先としても人気です。
バンクーバーの学校や留学環境、期間別の費用を詳しく知りたい人は、以下のページも参考にしてください。

「都会が好き」「寒くても大丈夫」という人は、トロントがおすすめです。
トロントはカナダ最大の都市で、ビジネスの中心地。
街の中心街には高層ビルが建ち並んでおり人口も多いので、かなり都会的な雰囲気があります。

photo by:ValeStock / Shutterstock.com
その分移民の数も多く、トロントには80以上もの民族コミュニティがあると言われています。多国籍な環境で過ごしたい人にはぴったりですよ。
語学学校やカレッジ、大学など高等教育機関も多く、豊富な選択肢から自分に合った学校を選べます。
トロントの学校や留学環境、期間別の費用を詳しく知りたい人は、以下のページも参考にしてください。

「自然豊かな環境が良い」「ウィンタースポーツが好き」という人は、カルガリーをチェックしてみてください。
カルガリーはカナダ中西部の高原地帯にあるリゾート地で、ウィンタースポーツとエコツーリズムが盛んな都市として知られています。

バンクーバーやトロントと比べるとゆったりとした雰囲気がありますが、その分、比較的治安の良いカナダでも特に治安が良いのが魅力。
海外に慣れていない人、初めての留学という人でも安心して勉強できる環境があります。休日はウィンタースポーツでカナダの自然を満喫することもできますよ。
カルガリーの学校や留学環境、期間別の費用を詳しく知りたい人は、以下のページも参考にしてください。
ほかの都市も比較したい人は、カナダ留学のおすすめ都市で各エリアの特徴を確認しましょう。

長期留学で語学学校を選ぶなら、「長く通っても飽きない仕組み」と「語学の先にある進路(Co-opや進学)につながるか」を重視しましょう。
数カ月〜1年通う長期留学では、授業の選択肢や進級の仕組み、転校制度の有無が大切になってきます。
| 学校 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| ILSC | バンクーバー・トロント・モントリオール | 4週間ごとに授業を選択できる、別キャンパスへの転校可能 |
| VanWest College | バンクーバー・ケロウナ | Co-opプログラムの追加受講 |
| グローバルビレッジ | カルガリー・ビクトリア | 一般英語から試験対策・進学準備まで学べる |
紹介した3校以外の選択肢も調べたい人は、カナダの語学学校ランキングも参考にしてください。

| 場所 | バンクーバー・トロント・モントリオール |
|---|---|
| 学費(1カ月=4週間換算) | 1,720CAD(約190,920円)〜 |
| 主なコース | 一般英語、選択科目、試験対策・進学準備 |
※学費は4週間のみ受講する場合です。受講週数や校舎によって料金は異なります。
カナダではバンクーバー・トロント・モントリオールの3都市に拠点があります。
ILSCは、4週間ごとに受講クラスを選び直せるため、長期留学でも飽きずに学び続けられる語学学校です。1991年から続く歴史ある学校で、語学教育業界の賞を受賞した実績もあります。
弱点補強やテスト対策、スキル習得など豊富なクラスがあり、1学期(4週間)ごとに希望に合わせて1日2クラスを選択するシステムです。
履修計画は担任の教師や日本人アドバイザーに相談しながら調整できるので、目標が途中で変わっても安心ですよ。
転校を検討する場合は、希望する校舎の開講コースや受入条件を確認しましょう。長期留学の途中で別の都市や国での生活も経験したい人に向いています。




| 場所 | バンクーバー・ケロウナ |
|---|---|
| 学費(1カ月=4週間換算) | 1,560CAD(約173,160円)〜 |
| 主なコース | 一般英語、選択授業、進学準備 |
※学費は4週間のみ受講する場合です。受講週数や校舎によって料金は異なります。
バンクーバーとケロウナの2都市に拠点があり、都市ごとの環境を比べて留学先を選べます。
VanWest Collegeは、毎日の宿題と毎週の確認テストで「さぼれない」環境をつくり、最短で英語力を伸ばしたい人におすすめの学校です。
1988年設立の老舗校で、母国語禁止ルールを徹底していることでも知られています。
先生が生徒一人ひとりに週間成績をつけ、GPA(評定平均値)でクラスの進級が決まる仕組み。長期留学でもだらけることなく、緊張感を持って学習を続けられます。
併設のカレッジでは専門科目やCo-opプログラムを追加で受講でき、語学留学からCo-op留学へのステップアップも可能です。
自然豊かなケロウナ校への転校もでき、ケロウナで語学を学び、バンクーバーでCo-op、という2都市留学もできますよ。



| 場所 | カルガリー・ビクトリア |
|---|---|
| 学費(1カ月=4週間換算) | 1,580CAD(約175,380円)〜 |
| 主なコース | 一般英語、IELTS対策、進学準備(開講状況は校舎による) |
※4週間のみ受講する場合です。受講週数や校舎によって料金は異なります。
カナダではカルガリーとビクトリアの2都市に拠点があります。グローバルビレッジは、大都市より生活費を抑えながら、大学進学やビジネス英語まで見据えて学べる学校です。
バンクーバーやトロントに比べて日本人が少ないカルガリーとビクトリアにあり、英語を使う機会を増やしたい人に向いています。
カナダやアメリカのカレッジ・大学への進学コースが充実しており、会計やビジネスマネジメント、教育、エンジニアリング、看護など、進学できる分野も幅広いのが特徴です。
授業以外にもアクティビティや滞在先の手配など生活面のサポートが手厚く、ワーキングホリデーの最初の数週間を過ごす学校としても選ばれています。



長期留学は短期留学と違い、ビザの期限や季節の変化、日々の生活費など、滞在が長くなるからこそ気を付けたい点があります。
渡航前に知っておきたい4つのポイントを紹介します。
長期留学では、ビザの期限を確認し、必要な手続きを期限前に申請することが大切です。
学生ビザの延長申請料は150CAD(約16,650円)です。期限切れになる前に、カナダ政府の延長申請案内で必要な手続きを確認しましょう。
ワーホリ後も滞在したい場合は、就学や就労など、その後の目的に合った申請を検討してください。単に滞在期間を延ばせるとは限らないため、早めに計画を立てましょう。
荷物は、日本から持参するものと、現地で調達するものを分けると準備しやすくなります。
| 準備方法 | 主な持ち物 |
|---|---|
| 日本から持参 | 常備薬、使い慣れたコンタクトレンズ |
| 必要に応じて用意 | 英文の診断書・処方箋、電化製品の対応電圧の確認 |
| 現地で調達 | シャンプーなどの日用品、かさばる冬用アウター |
数カ月〜1年の滞在では季節が変わるため、重ね着しやすい服を用意しましょう。電化製品は、プラグの形だけでなく本体に記載された対応電圧も確認してください。
出発前の確認には、カナダ留学の持ち物リストも活用しましょう。
外食が習慣になると、長期留学の食費がふくらみやすくなります。料理の表示価格だけでなく、税金やチップを含めて予算を考えましょう。
税金は州や注文内容によって異なります。例えば、ブリティッシュコロンビア州では通常のレストランの食事は州売上税(PST)の対象外です(州政府の免税対象案内)。飲み物などは扱いが異なるため、会計時に確認しましょう。
食事付きホームステイを選ぶ場合は、提供される食事を活用すると追加の出費を抑えられます。
カナダで冬を過ごすなら、留学先の気候に合わせた防寒・雨対策を準備しましょう。
トロントやモントリオール、カルガリーでは冬の冷え込みに備えることが大切です。室内は暖房が効いているため、服を脱ぎ着して調整できるようにしましょう。
本格的な防寒着は現地で購入する方法もあります。比較的温暖なバンクーバーでは、冬の雨に備えて防水のアウターや靴も用意すると快適です。

カナダ長期留学を考え始めたけれど、語学留学やワーホリ、Co-op留学など種類がたくさんあって「自分にはどの留学方法が合っているんだろう」と悩んでしまう人も多いはず。
また「語学学校へ行こう」と思っても、ごまんとある選択肢から自分にとって最適な語学学校を探すのは大変ですよね。
留学プランを立てる際に悩む点が出てきたら、ぜひスクールウィズの留学サポートを活用してみてください。

スクールウィズの留学サポートでは、あなたの希望が叶う学校や留学プランを留学のプロが一緒に考えます。
また4週間以上の語学留学なら「プレ留学」も利用できるため、より実りのある留学を実現させることができますよ。
以下の記事では、実際に留学サポートを利用した人の体験談を掲載しています。
「LINE無料相談ってどんな感じなの?」と気になる人はチェックしてみてくださいね。
無料相談の具体的な流れが気になる人は、スクールウィズのLINE相談を利用した人の体験談も参考にしてみてください。

留学を成功させるには事前準備が大切!
カナダ留学を決意したら、次の5つのSTEPで準備を進めましょう。
カナダは選べる留学の種類が豊富です。留学方法によってビザの種類も変わるので、まずはどの留学プログラムでどのくらいの期間渡航するのかを決めましょう。
カナダの長期留学プログラム(プラン)で自分に合ったプランを確認してください。
留学プログラムを決めるときは、「留学を通して何を得たいか」という目的と目標を考えましょう。
英語力の習得であれば語学留学、就労経験を積みたいならワーキングホリデーやCo-op、学位を取得するなら大学・大学院など、選ぶべきプランが見えてきますよ。
カナダでは、6カ月以上の長期滞在する場合は必ず何かしらのビザを取得しなければなりません。
ビザ申請に際して必要になる書類はビザの種類と渡航先の州によって異なりますが、学生ビザ・ワーホリビザどちらもオンラインで申請を行います。
カナダのビザ申請方法、提出必要書類などについては、カナダ留学のビザガイドで詳しく確認してください。
ビザを申請して渡航時期が決まったら、カナダまでの航空券と現地での滞在先を手配しましょう。
先述の通り、航空券は大型連休を避けるのがおすすめ。また、渡航直前になると航空券の価格が高騰する可能性もあるので、渡航時期が決まったら早めにフライトを予約しましょう。
現地滞在先は、ほとんどの場合学校を通して手配します。ルームシェアで自由に暮らしたいと思っている人も、渡航して最初の1~3カ月ほどは学校が勧める滞在先に住むのがおすすめです。
日本からだと街の雰囲気なども分かりにくいので、現地の生活に慣れてから自分でアパートを探す方が失敗しにくいですよ。
渡航日1カ月前になったら、少しずつパッキングを始めましょう。
カナダの冬はかなり冷え込むので、長袖や防寒具は必須アイテム。ただし、真冬に渡航するのでない限りダウンジャケットなどは持っていかなくても大丈夫です。
スーツケースの中でかさばるうえ、カナダで売っている物のほうが防寒性に優れていることも。必要最低限の物だけ持っていき、足りないものは現地で調達しましょう。
以下の記事では留学に持っていくマストアイテムをまとめていますので、パッキングの参考にしてください。
出発前に必要なものを確認するときは、カナダ留学の持ち物リストを使って準備を進めましょう。
渡航10日前くらいになったら、住民票や健康保険の手続きを行いましょう。
長期留学に行く場合、基本的に住んでいる自治体に「海外転出届」を提出しなければなりません。
これを申請すると書類上も日本に住んでいないことになるので、健康保険料の支払いが免除されます。留学中の出費を抑えるためにも忘れずに行いましょう。
渡航前の手続きを整理するときは、留学前の住民票・健康保険の記事も確認しましょう。

最後に、カナダ長期留学を検討する中でよく挙がる疑問に回答します。
1年間の費用目安は語学留学で約455万円、大学留学で約710万円です。
交通費・通信費・娯楽費などは別途必要で、一人暮らしを選ぶ場合はさらに予算が増えます。留学プランによっては、さらに費用がかかる場合もあります。
予算の負担を減らしたい人は、カナダでの長期留学で費用を抑えるポイントで、ワーキングホリデーや割引サービスの活用、都市選びによる節約方法を確認しましょう。
必要な英語力は留学方法によって異なります。
| 留学方法 | 必要な英語力 |
|---|---|
| 語学留学 | 初級から受講できるコースがある。入学条件は学校・コースによる |
| ワーキングホリデー | 仕事探しには会話力があると有利 |
| Co-op留学 | 専門課程の入学基準を満たす英語力。必要なスコアは学校・専攻による |
| 大学・大学院留学 | 授業や課題に対応できる英語力。大学・専攻ごとの入学基準を確認 |
| 高校留学 | 学校・教育委員会により異なる。英語サポートの有無も確認 |
語学留学やワーキングホリデーでも、渡航前に基礎英語を復習し、日常会話に慣れておくと現地生活を始めやすくなります。
Co-opや進学を目指す場合は、希望校が指定する英語試験と必要なスコアを確認しましょう。英語コースを経由して専門課程へ進む方法もあります。
6カ月を超えてカナダの学校に通う場合は学生ビザ(Study Permit)、ワーキングホリデーの場合はワーキングホリデービザが必要です。
6カ月以内の就学であれば、eTA(電子渡航認証)の申請だけで入国できます。
| 留学方法 | 必要なビザ | 申請費用 |
|---|---|---|
| 6カ月以内の語学留学 | eTA(電子渡航認証) | 7CAD(約777円) |
| 6カ月を超える語学留学・Co-op・大学・高校 | 学生ビザ | 235CAD(約26,085円) |
| ワーキングホリデー | ワーキングホリデービザ | 369.75CAD(約41,042円) |
※学生ビザ・ワーキングホリデービザの費用はバイオメトリクス(生体認証)登録料85CADを含みます。出典:Government of Canada「Fee list」
学生ビザ・ワーキングホリデービザは、どちらもオンラインで申請します。
ビザの種類ごとの条件や申請方法、必要書類については、カナダ留学のビザガイドの記事で詳しく解説しています。
冬の寒さが苦手な人は、都市ごとの気候を調べて留学先を選び、防寒着を準備しましょう。比較的温暖なバンクーバーでも、冬は雨への対策が必要です。
長期留学では学費に加えて毎月の生活費もかかるため、現地でのアルバイト収入を前提にしすぎず、必要な資金を確保しておくことが大切です。
英語を使う機会を増やしたい人は、学校の国籍比率を確認し、授業外でも多国籍の友達と交流する機会をつくりましょう。

今回は、カナダ長期留学の魅力と選べる留学プログラム、費用の目安、おすすめ都市や語学学校、注意点までまるっと紹介しました。
カナダは物価が高いというデメリットもありますが、勉強したり働いたりウィンタースポーツを楽しんだりと唯一無二の経験をするチャンスに溢れている国。
カナダ人はフレンドリーなうえ、非英語圏の留学生がたくさんいるので、初めての留学、海外に慣れていないという人でも楽しめる環境です。
スクールウィズの留学サポートでは、カナダ留学を検討している人の無料相談も受け付けています。
留学準備の段階からサポートを行っておりますので、長期留学を検討している人は、ぜひ利用してみてくださいね。

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
留学前の英語スクール「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
」英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう