「社会人の留学っていくらくらいだろう」
「こだわりが増えるから、費用も高くなりそう……」
とお悩みではありませんか?
社会人の留学だからといって、留学費用が急激に高額になることはありません。しかしキャリアを見据えてしっかりと英語力を高める、専門知識のために大学に留学する、設備のしっかりとした語学学校を選ぶなど、プランによっては費用が高くなる傾向はあります。
ただ留学期間や留学方法を工夫することで費用を抑えることは可能です。
そこでこの記事では、社会人の海外留学でかかる費用相場をまとめました。さらには国別の留学費用の目安、節約できる項目なども解説しています。
これから海外留学を考えている社会人は、参考にしてみてください。
※この記事は2025年1月29日時点での情報を参照しています。
監修者
留学カウンセラー:津田 圭吾
高校1年時にフィリピンはセブ島で短期研修に参加。憧れだった海外で英語を勉強し、外国語学習や異国の文化に触れる面白さに取り憑かれる。大学ではスペイン語を専攻しメキシコへ10ヶ月の長期留学や一人旅で10カ国ほど訪れた。現在はフィリピンを中心に留学カウンセラーとして留学のプランニング/サポートに従事。
[目次]
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社会人の留学といっても種類が複数あり、どの留学方法を選ぶかで費用は変わります。そこで社会人が選択できる留学方法と、各方法の費用相場を紹介します。
一覧は以下の通りです。
留学方法 | 費用相場 |
---|---|
語学留学 | 38万円 |
おけいこ留学 | 40万円前後 |
大学・大学院留学 | 1,000万円前後 |
ワーキングホリデー | 550〜560万円 |
親子留学 | 50〜65万円前後 |
※留学する国はすべての方法でイギリスを想定します。
英語力アップを目指して現地の語学学校に通い、英語を学ぶ留学方法です。一般英語コースに加え、社会人であればビジネス英語や大学進学専門のコースも選択肢に入ります。
イギリスで1週間の語学留学をした場合、費用相場は総額で38万円。渡航する都市、学校やコースによって変動しますが、一般英語コースに通いながら1日2食付きのホームステイに滞在した場合はこれくらいが相場です。
おけいこ留学とは語学留学のように英語学習をしながら、特定の習い事の授業も受けられる留学方法です。例えばヨガや料理、マッサージ、ゴルフなど興味ある分野の授業を受けることができます。午前は英語学習、午後はおけいこと英語学習の時間は減りますが、リフレッシュも兼ねて好きなことを学べる点が魅力です。
費用相場は語学留学とさほど変わらず、1週間で40万円前後。特定分野の習い事をする分、授業料が語学留学より数万円高くなりますが、同じくらいの費用で留学できます。
現地の大学や大学院で専門分野を学ぶ留学方法です。社会人の場合、1年生から卒業までフルで在籍するパターンと、途中から編入して一定期間のみ留学するパターンがあります。すでに一定の英語力があることが入学条件にはなりますが、現在の職業に関係する分野の知識や研究を深められる点が魅力です。
費用相場は一年で1,000万円ほど。まず大学・大学院留学は授業料以外で一年あたり500万円ほど必要です。そして授業料はオックスフォード大学に留学すると仮定した場合、一年で500〜600万円が相場のため、やや高額な留学費用となります(※1)。
ただし、専門分野を学ぶことでキャリアアップやキャリアチェンジに有利に働くこともあります。目指す職業がある人にとっては、有意義な投資でしょう。
ワーキングホリデーは日本と協定を結んだ国に一年滞在できる制度です。現地では就学や就労、観光など比較的自由に過ごすことが認められており、希望に合わせてプランを組めます。申請時点で30歳以下という年齢制限はありますが、海外でアルバイトできる点で人気です。
費用は語学学校に通うかどうかで変わります。仮に3カ月は語学学校に通うとすると、授業料のみで50〜60万円前後が必要。そのほかの生活費などは一年で500万円ほど必要なので、550〜560万円が費用相場となります。
ただワーキングホリデーは現地でアルバイトできます。現地生活費はアルバイトで賄う人もおり、実際は上記より少ない金額で渡航することも可能です。
お子さんのいる社会人であれば、親子留学も選べます。子どもと語学学校に通って英語を学ぶもので、単身だと留学が難しい親御さんでも、子どもと一緒に渡航することで日本の生活の心配なく留学できます。
親子留学は単純に授業料や航空券代が2倍になるため、相場は1週間の親子留学で50〜65万円前後とやや増えます。ただし親のみ学校に通って子どもは託児所に預けるなど複数のパターンがあり、その留学スタイルによって少し変動します。
留学費用は渡航する国によっても変動します。そこで次は、人気の留学先ごとに語学留学の費用相場をまとめました。
期間ごとに紹介するので、渡航先と期間を決める参考にしてみてください。
フィリピンは日本から近く、物価も欧米圏に比べると安い留学先です。英語学習に特化した語学学校が多く、低価格で集中的に英語学習に取り組みたい人におすすめです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料・滞在費・食費 | 8.9万円 | 23.5万円 | 76.1万円 | 146.3万円 | 250.1万円 |
学校支払い諸費用 | 4万円 | 4.2万円 | 7.1万円 | 10.2万円 | 16.3万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 | 5万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 5.5万円 | 12万円 | 24万円 | |
ビザ関連費 | 2万円 | 2万円 | 5.5万円 | 7.9万円 | 15.1万円 | |
生活費 | 通信費 | 0.2万円 | 0.2万円 | 0.5万円 | 1万円 | 2万円 |
交通費 | 0.3万円 | 1万円 | 3万円 | 6万円 | 12万円 | |
娯楽費 | 1万円 | 4万円 | 12万円 | 24万円 | 51万円 | |
雑費 | 0.3万円 | 1万円 | 3万円 | 6万円 | 12万円 | |
総額 | 22.0万円 | 42.3万円 | 117.7万円 | 218.4万円 | 387.5万円 |
アメリカは世界各国から人が集まる多国籍で、最先端のエンターテインメントなども楽しめる国です。都市によってはビーチなど自然豊かな地域もあり、希望のライフスタイルに合った留学先を選べる点が魅力です。
物価は高いですが、留学期間を短くすれば費用は抑えられます。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 6.9万円 | 26.3万円 | 78.5万円 | 151.2万円 | 302.3万円 |
学校支払い諸費用 | 9.9万円 | 10.3万円 | 11.5万円 | 13.4万円 | 17.4万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 16万円 | 16万円 | 16万円 | 16万円 | 16万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 7万円 | 14万円 | 26万円 | |
ビザ関連費 | 7.7万円 | 7.7万円 | 7.7万円 | 7.7万円 | 7.7万円 | |
滞在費 | 6.6万円 | 26.5万円 | 86万円 | 172万円 | 343.9万円 | |
生活費 | 食費 | 1.2万円 | 5万円 | 14.9万円 | 29.9万円 | 59.8万円 |
通信費 | 0.5万円 | 0.5万円 | 1.4万円 | 2.7万円 | 5.4万円 | |
交通費 | 0.4万円 | 1.4万円 | 4.1万円 | 8.2万円 | 16.5万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 7万円 | 21万円 | 42万円 | 84万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 52万円 | 104.1万円 | 254.1万円 | 469.1万円 | 903万円 |
アメリカの北側に位置するカナダは、英語がクリアで聞き取りやすいと言われています。欧米圏ながらアメリカより物価がやや安く、治安も安定していることが魅力です。海外が初めて、アメリカが気になるが費用面でハードルを感じている人におすすめです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 4.6万円 | 18.6万円 | 57.5万円 | 107.7万円 | 212.6万円 |
学校支払い諸費用 | 8.1万円 | 8.3万円 | 9.3万円 | 10.7万円 | 13.1万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 18万円 | 18万円 | 18万円 | 18万円 | 18万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 7万円 | 14万円 | 26万円 | |
ビザ関連費 | 0.1万円 | 0.1万円 | 0.1万円 | 2.6万円 | 2.6万円 | |
滞在費 | 3.6万円 | 14.6万円 | 47.3万円 | 94.6万円 | 189.3万円 | |
生活費 | 食費 | 1.2万円 | 5万円 | 14.9万円 | 29.7万円 | 59.5万円 |
通信費 | 0.4万円 | 0.4万円 | 1.3万円 | 2.5万円 | 5万円 | |
交通費 | 0.3万円 | 1.1万円 | 3.3万円 | 6.6万円 | 13.3万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | 72万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 39.1万円 | 75.5万円 | 182.7万円 | 334.4万円 | 635.4万円 |
オーストラリアはオセアニアにある自然豊かな国です。移民が多い上に留学生も積極的に受け入れているため、多国籍で国際的な環境で生活できる点が魅力です。
ワーキングホリデーであればオーストラリアは求人の種類が豊富で、時給も高いことが特徴。しっかり働いて収入を得たい人におすすめです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 3.8万円 | 15.6万円 | 46.8万円 | 88.4万円 | 176.8万円 |
学校支払い諸費用 | 9.1万円 | 9.4万円 | 10.7万円 | 11.4万円 | 12.2万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 9万円 | 9万円 | 9万円 | 9万円 | 9万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 7万円 | 12万円 | 24万円 | |
ビザ関連費 | 0.2万円 | 0.2万円 | 0.2万円 | 7.1万円 | 7.1万円 | |
滞在費 | 3.7万円 | 14.7万円 | 47.8万円 | 95.6万円 | 191.1万円 | |
生活費 | 食費 | 1.1万円 | 4.5万円 | 13.5万円 | 27万円 | 54万円 |
通信費 | 0.1万円 | 0.5万円 | 1.4万円 | 2.7万円 | 5.4万円 | |
交通費 | 0.4万円 | 1.5万円 | 4.4万円 | 8.8万円 | 17.6万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | 72万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 30.2万円 | 64.8万円 | 164.8万円 | 310万円 | 593.2万円 |
ニュージーランドもオセアニアにありますが、オーストラリアよりさらに自然豊かでコンパクトな国です。都市部でも数十分移動すれば緑を感じられる場所があり、都会的な雰囲気は苦手という人におすすめです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 4.1万円 | 16.5万円 | 52.5万円 | 102.6万円 | 202.9万円 |
学校支払い諸費用 | 9.1万円 | 9.1万円 | 9.8万円 | 11.6万円 | 13.9万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 13万円 | 13万円 | 13万円 | 13万円 | 13万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.4万円 | 7万円 | 12万円 | 24万円 | |
ビザ関連費 | 0.5万円 | 0.5万円 | 0.5万円 | 0.3万円 | 0.3万円 | |
滞在費 | 3.6万円 | 14.3万円 | 46.4万円 | 92.9万円 | 185.7万円 | |
生活費 | 食費 | 1万円 | 4.2万円 | 12.7万円 | 25.4万円 | 50.8万円 |
通信費 | 0.4万円 | 0.4万円 | 1.3万円 | 2.5万円 | 5.1万円 | |
交通費 | 0.4万円 | 1.2万円 | 3.7万円 | 7.3万円 | 14.7万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | 72万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 34.9万円 | 68.6万円 | 170.9万円 | 315.6万円 | 606.4万円 |
イギリスは歴史ある建物がたくさんあり、古い町並みや伝統的で厳かなヨーロッパらしい雰囲気が楽しめる国です。またワーキングホリデーの滞在期間が最大2年と、ほかの国より長く滞在できる国でもあります。
物価はやや高いですが、英語学習も現地でのアルバイトもしっかり取り組みたい、海外生活をじっくり体験したい人におすすめです。
カテゴリ | 費用項目 | 1週間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|---|---|
学費 | 授業料 | 6.8万円 | 26.1万円 | 78.1万円 | 140.2万円 | 277.4万円 |
学校支払い諸費用 | 7.6万円 | 8万円 | 9万円 | 9.7万円 | 10万円 | |
渡航費 | 航空券購入費 | 14万円 | 14万円 | 14万円 | 14万円 | 14万円 |
海外旅行保険加入費 | 0.3万円 | 1.5万円 | 8万円 | 12万円 | 24万円 | |
ビザ関連費 | 0万円 | 0万円 | 0万円 | 13万円 | 18.6万円 | |
滞在費 | 5.2万円 | 21万円 | 68.2万円 | 136.4万円 | 272.9万円 | |
生活費 | 食費 | 1万円 | 4.1万円 | 12.2万円 | 24.4万円 | 48.9万円 |
通信費 | 0.2万円 | 0.2万円 | 0.6万円 | 1.2万円 | 2.3万円 | |
交通費 | 0.4万円 | 1.5万円 | 4.4万円 | 8.8万円 | 16.4万円 | |
娯楽費 | 2万円 | 6万円 | 18万円 | 36万円 | 72万円 | |
雑費 | 0.5万円 | 2万円 | 6万円 | 12万円 | 24万円 | |
総額 | 38万円 | 84.4万円 | 218.5万円 | 407.7万円 | 780.5万円 |
留学費用は項目ごとにも差があり、中には節約しやすい部分もあります。そこで項目ごとの相場と節約方法をまとめました。
「アメリカやイギリスなど物価の高い国に留学したいけれど、費用は抑えたい」という人は参考にしてみてください。
なお、各費用は一週間留学する場合の人気国の平均値を算出しています。
飛行機のチケット代やビザの申請費用、海外留学保険など、留学生活を始めるにあたり必要な費用です。ビザの申請費用や海外留学保険は安くなりませんが、航空券代は安い時期に購入すれば節約できます。
またビザ代は国や留学期間によっては0円のこともあり、必ずかかる訳ではありません。ビザが発生しない国や期間など、うまくアレンジしましょう。
相場は次の通りです。
項目 | 相場 |
---|---|
航空券 | 10〜14万円 |
ビザ申請費用 | 0〜3万円 |
海外留学保険 | 2,000〜3,000円 |
ビザの費用や取得方法は国ごとに多種多様です。可能な限り早めに、自分が必要なビザの種類を確認しておきましょう!
【2024年版】フィリピン留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】アメリカ留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】カナダ留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】イギリス留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】ニュージーランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】アイルランド留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
【2024年版】マルタ留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
語学学校や大学などに払う授業料や入学金、教材費が含まれます。学費は学校ごとで異なる上に、滞在費を含んでいる場合もあります。一概に「〇〇円が相場」と断言することは難しいため、詳細な費用を知りたい場合は希望の語学学校または留学エージェントへの見積もり依頼をおすすめします。
費用を抑えたい場合は、単純にコマ数を少なくすれば授業料は安くなります。もしくはオフシーズンだと少し安くなるため、オフシーズンを狙った留学がおすすめです。
項目 | 相場 |
---|---|
入学金 | 1〜3万円 |
授業料 | 6〜10万円※語学学校による |
教材費 | 5,000〜2万円 |
現地での家賃になります。費用はホームステイ、学生寮、シェアハウスなど滞在方法によって異なりますが、もっとも安いのはシェアハウス。ただ一人暮らしのような形で自分で炊事洗濯をする必要があるため、面倒な場合はやや割高でも食事付きのホームステイや学生寮に滞在することをおすすめします。
項目 | 相場 |
---|---|
ホームステイ | 5万円※1日1〜2食付き |
学生寮 | 2〜8万円 |
シェアハウス・ルームシェア | 1万3,000〜2万円 |
生活費は食費や通信費、日用品代など現地生活での出費です。日本での生活でも節約する人が多いように、工夫によって出費を抑えやすい分野でもあります。
特に食費は自炊を心がければ安くすることは可能です。節約したい人は、この生活費をうまくやりくりしましょう。
項目 | 出費 |
---|---|
食費 | 1万円 |
通信費 | 2,000〜3,000円 |
交通費 | 3,000〜5,000円 |
娯楽費 | 1〜3万円 |
雑費(日用品など) | 3,000〜6,000円 |
ここまで社会人の留学費用の相場を紹介しましたが、費用は抑えることも可能です。ここでは代表的な方法を紹介します。
大学・大学院留学であれば、奨学金を活用できることがあります。学生向けに比べると社会人向けの奨学金は少ないですが、種類によっては利用できます。
特に民間企業が提供している奨学金は対象範囲が広いので、そのような奨学金を中心に調べてみてください。おすすめはこちらにまとめました。
【社会人必見】留学に使える奨学金9選!返済不要や短期に利用できるものなど幅広く紹介します
前述の通り、ワーキングホリデーは現地で働きながら生活費を賄うことが可能です。貯金ゼロで渡航できる訳ではありませんが、3〜4カ月分の学費と生活費を用意して、残りは現地のアルバイト代で補うといったプランも組めます。
ただ働くには、一定の英語力が必要です。英語力に自信がない場合は、語学学校に通った上で働くプランを考えることをおすすめします。
ワーキングホリデー先の収入と生活費はこちらにまとめました。
どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
留学はしたいけれど費用がハードルという場合、一度短期の留学で考えてみるのもおすすめです。
語学留学やおけいこ留学であれば、最短で一週間から留学が可能です。社会人は長期留学となると仕事の調整が必要ですが、短期であればGWや年末年始の休暇で留学できます。
何よりも、半年や一年であれば数百万円かかるところ、一週間であれば30〜40万円とハードルが下がります。高額な費用を使って長期で留学するのが不安な場合は、まず近場での短期留学で考えてみると、費用の負担も少なくなるでしょう。
短期留学の効果や意味についてはこちらで解説しています。
社会人の短期留学は意味がある?留学で得られる効果を期間別に解説
ここまで社会人の留学費用の目安を紹介しましたが、希望のプランと費用どちらもバランスを取りながら、より良い留学プランを考えたいところ。そこで次は、費用を抑えながらしっかり勉強もしたい人におすすめのプランを紹介します。迷ったらこちらのプランで考えてみてください。
まず社会人には、語学留学またはワーキングホリデーがおすすめです。理由は次の通りです。
まず語学留学は留学期間が一週間から可能な一方で、半年と長い期間留学することも可能と、臨機応変に対応できます。一週間であれば費用が安く、何よりも仕事を辞めずに留学できます。
ワーキングホリデーは年齢制限がありますが、現地で働けるのは大きなメリットです。
何よりも、大学留学などは入学時点で高い英語力があることが条件。これから一般英語を学ぶ人にはハードルが高く、授業料も500万円前後と多くの費用が必要になります。
語学留学であれば学費が大学・大学院留学ほど高くなく、コマ数や期間でアレンジできる点でもおすすめです。
語学留学やワーキングホリデーといっても国や学校は複数の選択肢がありますよね。そこで社会人におすすめのプランを考えました。迷ったらこちらを参考にしてみてください。
数週間の短期留学であれば、フィリピンで語学留学がおすすめです。
まずフィリピンは学費が安いです。現地の物価も安く、リゾート地のためリフレッシュ気分も味わえます。さらにフィリピンの語学学校はスパルタ校などもあり、短期でも「スピーキング力強化」など英語力の向上を狙うことが可能です。
迷ったらまずフィリピンでの語学留学を候補にしてみましょう。
「貯金はあるけれど、長期留学となると不安……」という場合は、アルバイトのできるワーキングホリデーがおすすめ。働くためには一定の英語力が必要ですが、一般英語レベルができるのであれば、アルバイトで生活費を補いながら過ごすこともできます。
なかでもオーストラリアは求人が増加傾向にあり、カフェスタッフや日本食レストラン、ホテルの清掃スタッフ、美容師や保育士など、職種も多様です。現地で働く海外の人もたくさん見かけるので、留学生も比較的採用されやすいでしょう。
英語力に不安があれば、最初の3カ月は語学学校に通って、その後働き始めるプランが安心です。
オーストラリアでのワーキングホリデーはこちらにまとめました。
ワーキングホリデーならオーストラリアがおすすめ!必要費用や条件を徹底解説
ここまでを読んで「留学自体を悩み始めた……」という人もいるかもしれません。確かに社会人の海外留学はハードルが高いですが、メリットもあります。
仕事を辞めて留学する場合、次の転職までブランクが発生する上に、ただ留学しただけで仕事が見つかりやすくなる訳ではありません。しっかりと目的を持って英語力などスキルを身に付けることは必須のため、仕事やキャリアを考慮したプランを組むように心がける必要があります。
具体的なメリットや不安、転職の対策はこちらにもまとめています。留学に不安が残る人は参考にしてみてください。
30代社会人の留学ってどう?メリットやよくある悩み、体験談など紹介します
海外留学といっても種類が豊富で、さらに留学する国や学校によっても費用が大きく異なります。自分一人で準備するとなると、仕事などで忙しい社会人にとっては負担になるでしょう。
費用を抑えたい、でもどんなプランにすれば良いかわからない場合は、留学エージェントに相談するのも一つの手段です。例えば、あなたのご予算や留学可能な期間に合わせてプランを提案する、授業料の安い語学学校をピックアップするなど、希望に合った留学プランを提案してくれます。
スクールウィズでも無料相談を受け付けており、ご予算に合わせておすすめの国や学校を紹介します。まだ何も決まっていなくても大丈夫! 「とにかく安く留学できる国を知りたい」など、ざっくばらんにご相談ください。
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社会人になると時間の確保が最大の課題に見えますが、費用もハードルになります。特にキャリアを見据えて大学・大学院留学にする場合、高額な費用が必要です。
費用面で不安が残る場合は、短期の語学留学やフィリピンなど物価の安い国での留学がおすすめ。20代であればワーキングホリデーも選べるため、自分に合うプランをじっくり考えましょう。
渡航先に悩んだら、留学カウンセラーへの相談もご活用くださいね。スクールウィズでも相談を受け付けているので、気になる方はLINEからいつでもご連絡ください。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
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いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...UNIVERSITY OF OXFORD「Course fees for 2025 entry」(参照日:2024-01-29)
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