最終更新日:2024/08/27
海外には日本にない交通機関があったり、日本にもある交通機関が異なる方法で使われたりする場合があります。そのため現地でどのような移動手段を使えば良いかわからず、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
幸いにもマニラにはバスや電車など、日本でも一般的に使われる交通機関が移動手段として利用されています。
とはいえ現地での利用方法や料金は、日本と異なる点も多々あります。
そこで今回はそんなマニラで利用されている交通機関、利用料金、おすすめの移動方法などを解説したいと思います。これからマニラを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
なお、マニラの観光情報については下のページでまとめているので、おすすめの観光スポットや人気の料理などを知りたい方はチェックしてみてください。
マニラ観光といったらここ!現地で楽しめるおすすめ観光スポットやイベント・グルメなどを紹介
本記事は2024年8月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記、為替レートには2024年8月14日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
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市内の中心地は交通量の多さに驚きます。朝・夕の時間帯は毎日のように渋滞になります。マニラではフィリピンで唯一電車が走っており、他にはバス、タクシーなどを使って移動するのが一般的です。
また、カラフルで派手な塗装のジプニーや、バイクの横に人が乗る用の荷台がついたバイクタクシーなど、日本には無い変わった乗り物がみられるのも面白さのひとつです。
それではマニラで使われている交通機関の種類を具体的に見ていきましょう。
フィリピンで唯一電車が走っているマニラには、LRT、MRT、PNRという電車があります。ビジネス街や観光名所などへも通っていて、通勤通学や、観光客も多く利用しています。
LRT(Light Rail Transit):バクララン駅からローズベルト駅まで、マニラ中心地を南北に走行しています。
LRT2(Light Rail Transit2):サントラン駅からレクト駅まで、マニラ中心地を東西に走行しています。
MRT(Metro Rail Transit):タフトアベニュー駅からノースアベニュー駅まで、マニラ中心地を南北に走行しています。
駅に行ったらチケット売り場で、チケットを購入します。
行きたい場所を確認し、窓口の横に貼っている料金表で金額を確認します。
チケットは窓口と券売機で購入できますが、窓口での購入が一般的です。「EXACT」と書かれた窓口はお釣りが出ないため、空いています。
改札を通る前に、荷物チェックがあります。チケットを改札に通すと上から出てきます。
ラッシュ時間帯にはどの電車もとても混雑します。ひどい時には入場制限がかかり、電車に乗るだけでも3、40分以上かかってしまうこともあります。
そのため、ラッシュの時間帯(朝6〜10時、夕方16〜20時)は避けて利用することをおすすめします。
運賃は目的地によって異なります。
LRT、LRT2:15〜30PHP(約41〜81円)
MRT:13〜28PHP(約35〜76円)
具体的な電車の利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
マニラの電車の乗り方を解説!利用のポイントから便利に乗るコツまで合わせてご紹介します
photo by:Chema Grenda/ Shutterstock.com
タクシーはおおまかに3種類、空港から市内をメインで走るクーポンタクシー、イエロータクシーとレギュラータクシーがあります。
クーポンタクシーは空港からあらかじめ行き先ごとに料金が定められているタクシー。割高ですが、一番安全で前払い制となっているため料金トラブルが起きないので初心者におすすめです。
イエロータクシーは黄色の車体のメーター制タクシー。レギュラータクシーと比べて質が良く、値段は高いものの法外の料金を取られることがないので安心です。
レギュラータクシーは地元の人がよく使うメーター制タクシーとなっています。他のタクシーと比べ質が落ちますが、料金が最も安いです。
タクシー乗り場でのるか、街中で捕まえる場合、日本と同じく手を上げて止めます。タクシーを停めたら、まずは運転手に行き先を伝え、目的地まで行ってくれるかどうか、高い料金を請求されないためにメーターを使ってくれるかどうかを必ず確認します。
料金はタクシーの種類によって異なります。
クーポンタクシー:目的地により値段が分かれています。空港からマカティまでは400〜600PHP(約1,080〜1,620円)ほど。
イエロータクシー:初乗り運賃は60PHP(約162円)ほど。
レギュラータクシー:初乗り運賃は40PHP(約108円)ほど。
具体的なタクシーの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
フィリピンでのタクシーの乗り方を徹底解説!注意点とチップ事情とは
photo by:Phuong D. Nguyen/ Shutterstock.com
バスは市内さまざまな方面に路線が整備され、かつ運賃が安いため、地元の人がが多く利用する移動手段となっています。種類にはノーマルバスと停車ポイントが少ないP2P(Point to Point)、空港と市内を結ぶUBE Expressがあります。
チケットカウンターでチケットを購入します。
フロントガラス左下に行き先が書かれていますが、乗る前に運転手に目的地を告げ、バスが通るかを確認し乗車します。
ノーマルバス:12PHP(約32円)
P2P:30〜180PHP(約81〜486円)
UBE Express:150PHP(約405円)
具体的なバスの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
【フィリピン・マニラ滞在者必見】バスを活用し安く移動する方法
photo by:Oksanakonotop/ Shutterstock.com
ジプニーは、米国占領時代に使い古されたジープを改良したもので、それぞれ個性的な塗装や装飾がされています。交通手段では一番安く、比較的どこでも乗降できるという利便性から、地元の人の足として利用されています。
走っているジプニーを停めるか、停車しているジプニーの運転手かジプニーの呼び込み役の人に目的地を伝え、その場所を通るか確認します。行き先が違った場合は別のジプニーを探します。
運賃は運転手に支払いますが、座席が遠い場合は運転席に近い人に渡すと後ろから前へ、バケツリレーのようにお金を手渡ししていき、運転席へいきます。
お釣りをもらう時も同じです。一番前の席に座ると、乗客の運賃やお釣を運転手へとやりとりする係になるのが暗黙のルール。
降りる時は「パーラーポ(降ります)」といってコンコンと天井をノックすると運転手がその場で停車してくれます。
前払い制で7PHP(約19円)
具体的なジプニーの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
フィリピン名物「ジプニー」の乗り方を徹底解説!
photo by:Alen thien/ Shutterstock.com
バイクの横に人用の荷台をつけたフィリピン流バイクタクシー。
荷台に2人、バイクの後ろに1人と3名乗ることができます。近距離移動に最適です。
バイクではなく自転車バージョン(ペディキャブ)もあり、スーピードは落ちますが小回りが利くので更に近い距離を移動する時や、街中を散歩気分で乗ったりするのにいいです。
トライシクル乗り場か道路脇にトライシクルがたくさん連なっているので乗りたい意思を伝えます。
運航できる範囲が決まっているため、乗る前に目的地まで行ってくれるか運転手に確認します。目的地までの値段も先に聞いておくのが安全です。
料金はおおよそ10〜30PHP(約27〜81円)ほどです。
Grabはアプリを使って車を呼べる配車サービスです。目的地をはじめに地図で設定して料金がわかるので、値段交渉や目的地を伝える手間も省けますし、意思疎通のミスなどを避けられます。
アプリの地図から現在地と目的地を指定して、周辺にいる車を呼ぶことができます。
車がマッチするとナンバー、車種、ドライバーの名前、顔写真、評価と到着予定時刻が表示されます。今どの辺りを走っているのかも地図上で確認できます。
電話とチャット機能もついているので、すぐに見つけられない場合、今自分がどこに立っているかなどの細かい場所を伝えたり、車の色や形を聞いたりドライバーと直接やりとりすることができます。
料金はドライバーに直接支払うか、クレジット払いに設定できます。クレジットや相乗りにすると安くなることもあります。
最近では、空港にもGrab専用の乗り場があるほど浸透していて、捕まえやすくなっています。ただ、朝・夕のラッシュ時の渋滞にはまってしまうと予定よりもかなり時間がかかってしまうので乗る時間帯には注意が必要です。
Grab Superapp
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最後にマニラの有名な観光スポットに行くためには、どのような交通機関を使えばいいのかをご紹介します。
1607年に完成したフィリピン最古の石造建築の教会で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
教会内はバロック風のインテリアで、天井の彫刻、クリスタル製のシャンデリア、壁画や祭壇はとても豪華です。教会に併設されている美術館には、カトリック系の作品や美術品、絵画などたくさん所蔵しており、見応えがあります。
マカティから車で約30分。タクシーでの移動がおすすめです。
General Luna St, Manila, 1002 Metro Manila, フィリピン
サン・アグスティン教会をGoogle Mapで見る
Photo by : Tooykrub / Shutterstock.com
フィリピンの独立に命をささげたホセ・リサールの名を冠する緑豊かな公園で、入り口にはホセ・リサールの大きな記念像があります。
広大な敷地の一画には、日本庭園や中国庭園も整備されていて有料で中に入ることができます。近くにある博物館には美術品などがたくさん展示してあり、観光客や地元の人たちで賑わっています。
LRT線ユナイテッドネーションアヴェニュー(U.N. AVE.)駅から徒歩10分
Roxas Boulevard, Malate, Maynila, 1000 Kalakhang Maynila, フィリピン
リーサル公園をGoogle Mapで見る
photo by:MDV Edwards/ Shutterstock.com
アヤラセンターはマカティの中心にあり巨大ショッピングセンターが連なるエリアです。
中でも規模が大きいグリーンベルトは5つ、グロリエッタは4つのエリアに分かれています。グリーンベルト、ランドマーク、グロリエッタ、SMシューマートの順に建物がつながっていて、道路を歩くことなく行き来することができます。
それぞれブランドショップが多めで高級志向であったり、庶民的なお店が揃ってる、スーパマッケット、フードコートが充実してるなどモールによって特徴が違い、見どころがたくさんあるので1日ではとても回りきれないほどです。
LRTアヤラ駅から徒歩1分
Palm Dr, Makati, Metro Manila, フィリピン
アヤラセンターをGoogle Mapで見る
いかがでしたでしょうか。
マニラには日本でも使われているバスや電車などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。その中でも特にGrabCarは、利用方法が他の交通手段に比べわかりやすい点でおすすめの移動手段と言えます。
これからマニラを訪れる予定のある方はぜひこの記事の各交通機関の利用のポイントを抑え、快適にマニラでの生活を過ごしてください。
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