最終更新日:2024/08/27
マニラはルソン島中西部にあるフィリピンの首都で、フィリピンの政治、経済、文化、交通及び情報の中心地で、人口の数も国内で一番の大都市です。
マニラの正式な名称はメトロ・マニラです。マニラ市をはじめとする17の行政地域のことをメトロマニラ(マニラ首都圏)と呼び、通常マニラと言う場合はこのメトロ・マニラを指して、マニラ市はマニラ・シティと呼ばれています。
地図で見ると小さく感じますが、マニラのエリアは意外と広範囲に及びます。大きな地区で分けると、マカティ市 、マニラ市、ケソン市、オルティガス地区 、ボニファシオ・グローバルシティ地区などがあります。
今回は、それぞれの地区がどのような特徴を持つのか詳しく説明していきます。
なお、マニラ留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
マニラの語学学校ランキング
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マニラはシティセンターを中心に、商業地区・観光地区・住宅地区といった様々なエリアに分かれます。今回はメインの9のエリアに分けてご紹介します。
・マカティ市
・マニラ市
・ケソン地区
・オルティガス地区
・ボニファシオ・グローバルシティ地区
・エンターテインメント・シティ・マニラ
・エルミタ・マラテ地区
・キアポ・チャイナタウン地区
・パサイ地区
マカティ市(Makati City)はマニラの東南に位置している都市で、マニラの経済中心地であり別名「フィリピンのウォール街」とも呼ばれています。
中心部に位置するCBD(中心業務地区)と呼ばれる近代的な高層ビルの摩天楼がそびえ立つことからフィリピンのウォール街と称されています。
日系企業や外資の大手企業、金融機関もたくさん集まるフィリピンビジネスの中心地で、東京の丸の内や大手町にあたる場所です。
ここは先進国以上といってもいいほどの美しい街並みの近代都市の景観が広がり、その中には高級ショッピングモールや世界的に有名な5つ星の高級ホテルも立ち並んでいます。
マカティ市は、これからさらなるフィリピン経済の中心地として注目が集まっている場所でもあり、今後も安定した成長が見込められているため、外国人の駐在員には特に高級コンドミニアムの需要が高いエリアになっています。
マニラ市(Manila City)は別名「東洋の真珠」とも呼ばれています。ここはスペインによって植民地にされていた16世紀末(一時期を除く)からの首都と、マニラ首都圏の中核の都市の二つの顔を持ちます。
マニラ湾の美しい夕陽や、世界遺産のサン・アグスチン教会など、スペイン統治時代の歴史的な建築物が残る西洋と東洋の文化が融合した歴史的な都市です。
ケソン地区(Quezon City)はメトロ・マニラの北東部に広がるエリアです。政府機関が集まっている地区でもあります。フィリピン大学やアテネオ大学があり、学園都市となっています。
photo by:MDV Edwards/ Shutterstock.com
オルティガス地区(Ortigas Area)は、マニラ首都圏のマンダルヨン市、パシッグ市、ケソン市にまたがるエリアで、首都圏でマカティに次ぐ2番目に大きなビジネスと金融の中心地です。
フィリピンで人気のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の拠点でもあります。
フィリピン国内に2か所ある証券取引所の1つがこの地区にあり、中華系のフィリピン企業エリアもあり、フィリピン大企業の本社や一流の外資系企業、各種教育機関、複数のショッピングモールや高級ホテルが集まった、モダンな雰囲気の街になっています。
フィリピン経済を支える英語力を活かした会社の中心地として、常に人の流れが絶えず、今後も海外を対象とするコールセンターなどBPO産業の拡大により、さらなるオフィスの需要が高まると予想されています。それにつれて、労働人口の増加とともに住宅の需要が一段と増すエリアとも言われています。
ボニファシオ・グローバルシティ地区(Fort Bonifacio Global City:通称BGC)はマニラの中で注目No.1の大型の開発地区であり「フィリピンの近未来都市」とも呼ばれています。
2000年以降、急速に開発が進んでいる洗練された近未来都市であり、日本でいうところの横浜みなとみらいのような場所です。
ビジネス街や高級住宅地として開発が進んでいるボニファシオ・グローバルシティは、緑の公園を囲む形でオシャレなカフェ、レストラン、ショップが集まったハイ・ストリートを中心に、高級住宅や大手企業や国際的な金融機関の高層オフィスビルが広がっています。
ここはグローバルシティの名の通り、複数のインターナショナルスクールや日本人学校、各国の大使館なども集まっています。生活の利便性も高いので、多くの外国の駐在員が住んでおり、マニラ首都圏で今後最も成長・発展が期待される都市でもあります。
上記の5つの地区以外に、最近注目をされている場所があります。それは、エンターテインメント・シティ・マニラ(Entertainment City Manila)です。ここは「アジアのラスベガス」とも呼ばれている世界最大級のカジノ複合リゾート施設です。
観光業の活性化と新たな雇用のつくるフィリピン政府の国家プロジェクトとして、アジアのラスベガスを目指した世界最大級のカジノ複合リゾート施設です。場所は、マニラのニノイ・アキノ国際空港からも近いマニラ湾沿岸開発が進む所にあります。
総面積120万平方メートルの敷地に、中国やシンガポール、東南アジアなど海外の観光客を呼び込むため、総工費約150億ドルをかけ、カジノ、高級ホテル、高級コンドミニアム、コンベンションセンター、劇場、レストランなどが続々と開発されています。
その広さは、東京ディズニーランドの2倍強にもなります。
カジノ産業はこれからフィリピン経済に大きな経済効果をもたらすことが期待されているので、その開発と合わせて周辺エリアの不動産市場の活性化も見込まれています。
photo by:Dan_Manila/ Shutterstock.com
リサール公園の南端からマニラ湾沿いに広がる地区。宿泊や両替、エンターテイメントなど観光客向けの施設などがそろっているので、短期滞在するのには便利な場所。
サンチャゴ要塞の北側のパシグ川の北側に隣接した二つの地区。LRTを境に東がキアポで西がチャイナタウンになる。キアポ地区はブラックナザレで有名なキアポ教会を中心とした庶民の町。
photo by:ARTYOORAN/ Shutterstock.com
国内・国際空港にも近い地区。LRT1号線エドゥサ駅とMRTの起点のタフト・アベニュー駅が交差する地区とその周辺。長距離バスのターミナルが集中している。
ここまでマニラの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。
ここではマニラで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せているので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。
なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する
移動については、マニラの場合市内を広くジプニーが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。マニラには他にも電車なども通っており時と場合によっていくつかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。
現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
マニラの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
マニラは首都だけあって、他のフィリピンの都市よりも抜きんでた発展具合を遂げています。経済都市としてだけではなく、高級ホテルや大型のショッピングモール、カフェやレストランなど、そこで暮らす人向けの施設も充実しています。
マニラと言えば心配されるのが治安面です。一部の地域ではスリ、盗難、強盗、ホールドアップなど被害が多いので、そういう場所にはできるだけ近づかないようにして常に身の安全を確保しましょう。
今回はマカティ市 、マニラ市、ケソン市、オルティガス地区 、ボニファシオ・グローバルシティ地区などのエリアを紹介しました。
この5つのエリアは、バスか電車かタクシーの移動手段で訪れることができます。これを読んで急激な経済発展を遂げるマニラが気になった方は、ぜひ訪れてみてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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