
フィリピン留学中の移動手段として、多くの日本人がタクシーを使っています。ジプニーなどと比べて目的地まで直行でき、料金も日本と比べると安く抑えられます。
ただし、メーターを使わずに高額を請求されるケースは今も報告されています。ここからは、フィリピンでのタクシーの料金相場と乗り方、そしてぼったくりを避けるための手順を解説します。
・マニラ首都圏の通常タクシーは初乗り45PHP(約122円)
・空港タクシーは2026年3月から初乗り115PHP(約311円)
・料金を先に確定させたい場合は配車アプリのGrab
・空港では正規の乗り場から乗り、dispatch slipを受け取る
幅広くフィリピン留学について情報収集をしたい方は、網羅的にフィリピン留学についてまとめたページも参考にしてみてください。
本記事は2026年9月時点での情報に基づいて作成しております。公開から期間が経つ場合には、為替変動などにより紹介項目にかかる金額が変わる恐れがありますのでご注意ください。なお、記事内ではフィリピンペソをPHPと表記し、為替レートには2026年9月1日時点での情報を参照し、1PHP=2.7円で計算しています。
フィリピンのタクシー運賃は、運輸行政を所管するLTFRB(陸上運輸フランチャイズ規制委員会)が決めています。乗る場所と車種によって、以下のように分かれます。
| 種類 | 初乗り | 備考 |
|---|---|---|
| 通常タクシー | 45PHP(約122円) | 最初の1km。以降は1kmごとに13.50PHP(約40円)が目安 |
| 空港タクシー | 115PHP(約311円) | 最初の500m。2026年3月19日に75PHPから改定 |
| 配車アプリ(セダン) | 65PHP(約180円) | 別途1kmあたり15PHP(約41円)の迎車料金 |
マニラ首都圏の場合。フィリピン通信社(PNA)の報道によるLTFRB発表より
2026年3月19日の改定で引き上げられたのは、空港タクシーと配車アプリです。空港タクシーは75PHPから115PHPへ、配車アプリは45PHPから65PHPに値上げされました。
配車アプリはセダンのほか、ハッチバックが55PHP、AUV・SUVが75PHP、プレミアムが165PHPです。加えて、迎車にかかる距離に応じた料金が新設されています。
通常タクシーの初乗り45PHPは、約122円です。日本の初乗り運賃と比較すると、4分の1程度の水準です。
ただし、マニラ首都圏は渋滞が深刻です。走行時間に応じた加算もあるため、距離が短くても時間帯によっては料金が膨らむことがあります。

乗り方は、流しのタクシーをつかまえる方法と、配車アプリを使う方法の2通りです。
街中にはタクシーが多く走っているため、探すのに困ることは少ないです。日本と同じように手を上げて合図をし、停まったタクシーに行き先を伝えます。
行き先は乗り込む前に伝えてください。目的地が遠いと乗車を断られたり、途中で降ろされたりすることがあります。
乗ったらすぐ、ドライバーがメーターの計測ボタンを押したか確認しましょう。押す様子がない場合は「Please use the meter」と伝えます。
降りるときは、メーターに表示された金額を支払います。
現在のフィリピンで主流なのは、配車アプリのGrabです。かつて使えたUberは2018年4月にフィリピンでの運行を終了し、東南アジア事業はGrabに引き継がれました。この買収は、フィリピン競争委員会(PCC)が同年8月に条件付きで承認しています。
配車アプリの利点は、乗車前にアプリ上で料金が確定することです。金額の交渉が発生しないため、相場が分からない到着直後でも安心して使えます。
行き先もアプリで指定するため、英語やタガログ語で場所を説明する必要がありません。地図アプリを開いて現在地を確認しておくと、ルートが大きく外れた場合にも気づけます。

外国人と分かると、メーターを使わずに高い金額を提示してくるドライバーがいます。以下の4つを押さえておくと、多くのケースを避けられます。
最も効くのは、正しい金額を知っていることです。マニラ首都圏の通常タクシーは初乗り45PHP(約122円)、以降1kmごとに13.50PHP(約36円)、走行1分ごとに2PHP(約5円)が加算されます。
乗る前に「300PHP」などと提示された場合、この相場と比べれば水増しかどうかを判断できます。
メーターの位置は車種によって違います。乗ったらまず場所を探し、計測が始まっているか確認しましょう。
メーターを使わない場合は、降りるときまで金額が分かりません。計測が始まらないまま走り出したら、その時点で降りるのが確実です。
空港では、到着ロビーで声をかけてくる人に応じないでください。正規のタクシー乗り場と配車アプリの乗り場は、案内表示に従って進めばたどり着けます。
正規の乗り場を使うと、係員からdispatch slip(配車票)が渡されます。車両のナンバーと苦情窓口の連絡先が書かれているので、ドライバーには渡さず自分で持っておきましょう。
空港ターミナル3では、立体駐車場内に配車アプリ専用の乗り場が整備されています。
なお、乗り場は種類ごとに分かれています。配車アプリのGrabだけは出発階にあるターミナルもあるため、到着階で見つからない場合は上の階を探してください。
ターミナル別の乗り場はマニラ空港運営会社の公式ページで確認できます。
ドライバーが十分なお釣りを持っていないことがあります。500PHP以上の高額紙幣で支払おうとすると、お釣りがないと言われるケースは珍しくありません。
100PHP以下の紙幣を何枚か持っておくと、この状況を避けられます。空港や大型モールで両替する際に、小額紙幣を混ぜてもらうよう頼んでおくとスムーズです。

タクシーでのチップは義務ではありません。メーターどおりの金額を支払えば問題ありませんが、お釣りをチップとして渡すことが多いようです。運転手がお釣り用に小銭を持っていないケースも多いので、細かめの紙幣を用意しておくのがおすすめです。
フィリピンのタクシーは、相場を知って正しい手順で乗れば、留学中の移動手段として使いやすい選択肢です。マニラ首都圏の初乗り45PHP(約122円)という数字と、メーターの確認、空港での正規の乗り場。この3つを押さえておけば、トラブルの大半は避けられます。
料金を先に確定させたい場合や、行き先を英語で伝えることに不安がある場合は、配車アプリのGrabがおすすめです。
タクシーの乗り方以外にもフィリピン留学に不安がある方は、ぜひスクールウィズの無料LINE相談をご利用ください。

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