オーストラリアや海外へ旅行をする時に、「入国審査がドキドキする」「ちゃんと受け答えできるのか不安」と思う人も多いのではないでしょうか。
オーストラリアの入国審査は、流れを事前に押さえておくとスムーズです。また、入国審査がより簡単にできる便利な機械も導入されているため、利用方法を把握しておきましょう。
この記事では、オーストラリアの入国審査の流れやよく聞かれる質問と回答の内容、オーストラリアに入国する際の注意点などについてご紹介します。
入国審査時に覚えておくと便利なフレーズや不安を解消する英語学習のご案内などについても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。
なお、オーストラリア留学の準備についての全般的な情報は下のページでまとめているので、具体的な準備を進めたい方はチェックしてみてください。
オーストラリア留学前の準備の流れ
[目次]
留学考えるなら今から準備!
留学の準備は渡航する半年前、余裕を持つなら1年前からの準備がおすすめです!
スクールウィズのLINE相談では、チャット相談やオンラインカウンセリングなど相談方法が選べるので自分のペースで検討が進められます!
自分だけで調べるとわかりづらい費用やおすすめの留学先、準備するものも留学カウンセラーが寄り添いながらサポートするので安心。
ぜひこの機会に留学準備を始めましょう!
入国審査では、審査官による質問が行われます。質問の際、以下の書類を手元に用意しておくとやり取りがスムーズです。
飛行機に搭乗する際にバッグの中に入れて、オーストラリアの空港に到着したら手元に出しておきましょう。
オーストラリアに留学・旅行をするにあたって、ビザの手続きが必要です。
ただし、滞在期間が3カ月以内の留学・観光の場合はビザは必要なく、ETA(ETAS/電子渡航許可)の申請のみで問題ありません。
3カ月を超えて滞在予定の方は、滞在目的に合ったビザの申請が必要になります。
ビザの種類 | 対象者 |
---|---|
ETA(ETAS) | 3カ月以内の語学留学をする人 |
学生ビザ | 3カ月を超える語学留学をする人、大学留学をする人 |
ワーキングホリデービザ | ワーキングホリデーをする人、現地で働きたい人 |
各種ビザの詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。オーストラリアに渡航予定の方は、ぜひチェックしてみてください。
【2023年版】オーストラリア留学にビザは必要?ビザの種類から申請方法までを解説
コロナウイルス感染症の拡大以降、オーストラリア政府は、渡航者にワクチン接種完了証明書の提出や、渡航前のPCR検査の実施などを義務付けていました。
しかし2022年7月をもって、オーストラリア政府はこれらの水際・渡航措置の解除を発表しています。2024年1月現在の時点で、オーストラリアに留学・観光をするにあたって、コロナウイルスに関する証明書の提出・ワクチン接種の義務はありません。
マスクの着用も任意のため、自己判断で感染予防を実施してください。
2024年1月現在、シドニーやメルボルンなどの主要都市にある空港では、スマートゲートが導入されています。
スマートゲートとは、審査官による有人チェックを不要とした無人入国審査のことです。「kiosk(キオスク)」という機械で簡単な操作を行い、別ゲートで顔写真を撮影するだけで、入国審査を通過できます。
kioskは日本語に対応しているため、英会話に自信がない方でも安心して利用が可能です。
以下が、スマートゲートの主な流れです。
撮影後に返却されたチケットは、税関で提出します。忘れずに受け取りましょう。
また、スマートゲートを利用した場合、パスポートに入国スタンプを得られないため注意が必要です。現地でビザを切り替える場合や銀行口座の開設など、入国日が判明していないと手続きの手間が発生するケースも考えられます。
入国スタンプが必要な方は有人の入国審査を受けましょう。
入国する際の準備や流れを事前に把握しておくと、空港に到着後、慌てずに済みます。ここからは、オーストラリア空港に到着してから到着口に向かうまでの流れをご紹介します。
入国カードは飛行機の中で配布されます。入国カードに記載する内容は、氏名や滞在予定先、荷物の詳細などです。
オーストラリア国境警備隊のサイトにオーストラリア入国カードのサンプルが記載されています。事前に内容を把握し、荷物の持ち込みの可否のチェックをしておきましょう。
Australian Border Force「15 - Incoming passenger card」
空港に到着後、入国審査を行います。入国審査の際は、スムーズに手続きができるkioskの利用がおすすめです。
kioskは、「ePassport Self Service」と書かれた案内の先に設置されています。kioskを操作しチケットを発券したら、自動ゲートに向かい写真を撮りましょう。
kioskで発券されたチケットを機械に差し込み、写真撮影を行います。撮影の際は、サングラス・マスク・帽子などは外しておきましょう。
撮影が終わりゲートが開いたら、返却されたチケットを受け取ります。
荷物の受け取りゲートのコンベアは、フライト便ごとに分かれて設置されています。自分が乗ってきた便をモニターで確認し、指示されたコンベアへ向かいましょう。
流れてきた荷物を受け取ったら、税関・検疫検査ゲートへと向かいます。
税関・検疫検査ゲートでは、飛行機の中で書いた入国カードとkioskで発券されたチケットを提出します。
申告が必要な荷物を所持していない場合は、そのまま搭乗口出口へ向かい、入国手続きは終了です。税関申告が必要な荷物を持参している場合は、申告者用のゲートへ移動します。
到着口を出れば、オーストラリアへの入国は完了です。語学学校に空港への送迎を依頼している場合は、待ち合わせ場所に向かいましょう。
公共の移動手段で市内へ出る予定の方は、バスやタクシーを利用してください。主要空港から市内中心部までの移動手段と利用料金については、以下の記事で詳しく解説しています。
シドニーの空港情報と市内へのアクセス方法
メルボルンの空港情報と市内へのアクセス方法
ブリスベンの空港情報と市内へのアクセス方法
ゴールドコーストの空港情報と市内へのアクセス方法
ケアンズの空港情報と市内へのアクセス方法
入国スタンプが必要な場合、入国審査は有人ゲートで受ける必要があります。また、kioskを利用していた場合でも、審査官のチェックが必要となる可能性はゼロではないため、入国審査で聞かれる内容を把握しておくと安心です。
ここでは、入国審査でよく聞かれる質問5つを紹介します。
入国審査で聞かれることが多い質問が、渡航目的です。審査官に不信感を抱かせないよう、はっきり答えられるようにしておきましょう。
審査官への回答は、短い言葉でも問題ありません。ビザの種類に沿った、渡航目的を伝えましょう。
また、留学や仕事でオーストラリアを訪れた場合、以下の回答例を活用できます。
【その他回答例】
To study English at a language school.(語学学校で英語を学びに来ました)For Business.(仕事できました)
I’m here for working holiday program.(ワーキングホリデーで来ています。)
現地での滞在期間もよく聞かれます。帰りのチケットを購入していない場合は、おおまかな滞在期間を伝えましょう。
滞在予定の期間を伝えれば、問題ありません。以下のその他の回答例も参考にして、質問に答えましょう。
【その他回答例】
One week.(1週間です。)
One month.(1カ月です。)
往復のチケットを所持している場合は、回答と合わせて審査官に見せると、やり取りがよりスムーズです。
審査官の中には、滞在場所を確認する人もいます。難しく考えず、ホテル名や地名などを答えましょう。
滞在先は、宿泊先名と地名を伝えれば、基本的に問題ありません。友達の家であれば、「At my friend’s house in East Perth.(イーストパースにある友達の家です。)」など、滞在先に合わせて言い回しを変えましょう。
その他の回答例として、以下が挙げられます。
【その他回答例】
At the school's dormitory(語学学校の寮です。)
I will do a homestay in New Town(ニュータウンでホームステイをします。)
普段何をしているのか、という意味で聞かれる場合があります。事前に、自分の職業を英語で言えるように調べておきましょう。
仕事に関する質問は、職業名を答えれば問題ありません。会社員の方は「I'm an office worker.(会社員です。)」とは答えず、「I'm a sales person.(営業職です。)」「I'm a engineer(技術者)」など、職種名で答えましょう。
退職をして無職の場合やフリーターとして生計を立てている方、学生などは、以下の回答例を参考にして返答してください。
【その他回答例】
I'm a housewife.(主婦/主夫です。)
I'm a part-time worker.(アルバイトです。)
I’m a student.(学生です。)
オーストラリアでは復路のチケットを持っていなくても入国できますが、不法滞在の可能性を疑われるケースがあります。
スマートに受け答えをすることで、審査官の心象が良くなるでしょう。
帰りのチケットを所持している場合は、回答と一緒にチケットを見せると良いでしょう。
片道チケットのみを持って入国する場合、所持していないことをそのまま伝え、帰る意志を示せば問題ありません。以下の回答例を参考にして、返答しましょう。
【その他回答例】
I haven’t reserved a return ticket yet, but I’m leaving in 1 month.(帰りのチケットは予約してませんが、1か月以内に出国予定です。)
I don't have a return ticket.but I will return in about two weeks.(帰りのチケットは持っていませんが、2週間ほどで帰る予定です。)
入国審査でのやり取りは、英語で行われます。英語に自信がない方は、審査官が話す内容を聞き取れないこともあるかもしれません。
以下のフレーズを覚えておくと、入国審査で困った際に役立ちます。
上記のフレーズに加え、スマホ用の翻訳アプリも起動させておくと安心です。どうしても聞き取ったり喋ったりできない場合は、翻訳アプリを活用しましょう。
入国審査で行われる英会話は、シンプルで簡単な内容がほとんどです。しかし英語に自信がない方は、不安を抱いてしまうかと思います。
スクールウィズでは渡航予定の方に向けて、英会話レッスンを実施しています。レッスンの費用は無料で、ZoomとLINEアプリさえあれば参加可能です。
留学・観光で役立つ英語を身につけたい方は、ぜひ以下のページをチェックし、簡単な申し込みフォームへご記入ください。
スクールウィズ「オンライン留学説明会/セミナーのご案内」
オーストラリアに留学・観光するにあたって、航空便の予約が必要です。航空便を選ぶ際は、次の点に注意しましょう。
日本からオーストラリアに向かう便の中には、飛行機の乗り継ぎが必要になる便もあります。
同じ航空会社や共同航空便の乗り継ぎであれば、特に問題はありません。しかし別の航空会社へ乗り継ぎがある便の場合、荷物の受け取りと入国審査が必要になります。
入国審査は、長くて3時間ほどかかる可能性も考えられます。他社の航空会社に乗り継ぎが発生するチケットを購入する際は、乗り継ぎ時間に余裕がある便を選びましょう。
飛行機の燃料補給や清掃などで、航空便が経由地に立ち寄ること(トランジット)もあります。立ち寄り時間が短時間であれば、飛行機の中で過ごすことも可能です。
トランジットの時間が長い場合、空港内で過ごしたり、空港の外で過ごしたりすることもできます。
空港の外に出る場合、滞在する国によっては入国審査の他にビザの申請が必要です。トランジット中の過ごし方に合わせて、渡航前に必要な準備を済ませておきましょう。
オーストラリアの入国審査は、入国時の手順や質問内容を把握しておけば、問題なく通過できます。
英語に自信がない場合は、便利な英会話フレーズを覚えたり英語レッスンへの参加をしたりして、不安を解消しましょう。
ご紹介した内容が、オーストラリアへの留学や観光で役立てば幸いです。オーストラリアで過ごす日々の、良いスタートを切りましょう。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。
自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
初中級者のための英語学習プログラム「プレ留学」×「カスタム留学プラン」であなたの留学を、経験豊富なカウンセラーが万全の体制でバックアップ致します。
せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
いま英語力に不安があっても、しっかり準備するから大丈夫。留学で、憧れだった「英語を話せる理想の自分」を私たちと一緒に実現させましょう!
留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
これだけでOK!すぐに使えるフィリピン語(タガログ語)26選まとめ
留学先の生活・観光
これだけは絶対食べておきたい!カナダ料理のオススメ12選
留学先の生活・観光
オーストラリアの定番お土産20選!現地でしか手に入らないお土産も紹介
留学先の生活・観光
【英検3級面接試験対策まとめ】問題のポイントや勉強法、当日の流れをチェック!
英語の勉強方法
カナダで絶対買っておくべきお土産37選!カナダでしか買えないアイテムも紹介
留学先の生活・観光
オーストラリアに行ったら絶対に食べるべき地元の料理12選
留学先の生活・観光
アメリカでのチップ事情まとめ。在住経験者がシーン別の相場や支払い方法をお伝えします!
留学先の生活・観光
TOEICってどんな問題形式?配点や解答のコツ、おすすめ問題集など解説します
英語の勉強方法
オーストラリアでおすすめのお菓子14選!お土産にぴったりなばらまきを現地在住者が紹介
留学先の生活・観光
留学に持って行くプリペイドカードは何がいい?選び方からおすすめのカードまで紹介します
留学前の準備
これだけは絶対食べておきたい!オススメフィリピン料理10選
留学先の生活・観光
ニュージーランドのワーキングホリデーでかかる費用とその内訳を詳しく紹介
留学費用や予算
イギリスワーキングホリデーの費用はいくら必要?現地生活費と予算の目安を紹介
留学費用や予算
アイルランド長期留学の特徴や費用は?留学体験談から見るリアルな留学を紹介
留学方法・時期・期間
イギリス長期留学を成功させるには?費用やメリットデメリットなど徹底解説
留学方法・時期・期間
短期留学におすすめの国ランキング!最適な語学留学先を見つける方法とは?
留学先選び
マルタ長期留学の魅力とおすすめポイントを解説!費用や効果も紹介
留学先選び
どの国ではたらくと稼げる? 2024年度版 ワーキングホリデーにおける国別、最低賃金月収の実態調査
留学ニュース・企画
ニュージーランド長期留学を選ぶべき理由とは?費用やおすすめ都市も徹底解説!
留学先選び
【TOEIC対策】初心者必見!効果的な勉強法とおすすめ教材
英語の勉強方法
英語で会話をしてみたい!基本フレーズと効果的な練習方法まとめ
英語の勉強方法
どんな理由で留学へ行くかなどをまとめています
どんな留学スタイルがベストかをまとめます
気になる留学費用を紹介します
あなたにピッタリな留学先選びのポイントを配信中
これで安心!留学前に準備しておくべきことまとめ
現地での観光をもっと楽しくするお得な情報まとめ
留学経験者のその後に迫ります
企画・取材系記事のまとめ
海外や英語学習のニュース記事を配信中
英語の勉強に役立つ情報を配信しています
留学の基本知識から流れをご紹介
英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう
\直接話を聞いて相談したいなら/
\まずは気軽に相談したいなら/