最終更新日:2024/09/09
「ボストンに留学したい」
「でも本当に留学先に選んで大丈夫なのか不安……」
とお悩みではありませんか?
ボストンはアメリカのマサチューセッツ州に属する、アメリカの歴史がスタートした都市です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの世界トップクラスの大学が集まる学術都市でもあり、博物館や美術館もたくさんあります。
勉強に集中したい人や歴史に興味のある人にとっては最適な留学先です。
とはいえ、ボストンでどんな留学生活を送れるのか、なかなかイメージしづらいですよね。
そこで今回は、ボストンの特徴や留学するメリットとデメリット、留学体験談、ボストン留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
ボストン留学について具体的に留学エージェントに相談や手続きを検討されている方は、留学カウンセラーが個別でご相談に乗るのでぜひ下のボタンよりLINEを登録し、ご相談にお進みください。
アメリカ留学は決めたものの、都市選びで迷っている方はぜひこちらの記事を参考に留学先を検討してみてください。
なお、ボストン留学について、おすすめポイント、語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
ボストン留学
※2024年4月時点の情報を参考にしています。
※記事内の料金は1USD=155.79円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:高橋 まどか
初めての海外経験は、学生時代にロサンゼルスへの短期留学。見るもの感じるもの全てが新しく刺激的な時間を過ごす。卒業後、銀行に3年間勤務をするも、留学への想いが再熱。意を決して退職し、サンディエゴで留学を経験。帰国後は、留学カウンセラーとしてお客様に寄り添ったカウンセリングを行っている。
[目次]
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ボストンはアメリカ北東部にあり、マサチューセッツ州に属する都市です。
2022年時点で市内の人口は約64万9,768人と小規模ですが、ニューイングランドと呼ばれるアメリカ北東部エリアの政治や経済、文化の中心地でもあります(※1)。
ボストンの特徴はアメリカ独立革命の舞台となったことです。
もともとヨーロッパからの移民が中心となり都市を作りましたが、18世紀頃に独立戦争が起き、1776年に独立宣言がされます。その後1783年にアメリカ合衆国が成立し、ボストンのあるマサチューセッツ州は1788年にアメリカで6番目の州と認められました。
街中はヨーロッパの移民が多かった名残から、現地で生活する人種も白人が半分を占めています。留学生も多数いますが、現地のアメリカ人や欧米人と出会うことのほうが多い場所でしょう。
人口 | 64万9,768人(2022年)(※1) |
---|---|
人種 | 白人(48.6%)、アフリカ系(22.5%)、アジア系(9.7%)、ヒスパニック系(19.6%)、その他(0.1%)(※1) |
平均気温 | -1.5〜22.9℃ |
時差 | -14時間 (サマータイム時:-13時間) |
日本からのアクセス | 直行便で約13時間 |
ボストンは歴史があり、アメリカ発祥の地として有名ですが、留学先としてもおすすめの都市です。ここでは代表的なボストン留学のメリットを紹介しますね。
ボストンは大学が多く集まることから、学術都市と呼ばれています。
上記のような有名大学があり、QSが毎年発表する世界大学ランキングにランクインする学校も多数あります。例えば2024年版のランキングでは、マサチューセッツ工科大学が第1位、ハーバード大学が第4位にランクインしました(※2)。
語学学校なども多いことから、ボストン自体に学生が多く住んでいます。実際のデータを見ると学士以上の学位を持っている人が人口の54.2%、20〜29歳が22%を占め、若い学生が集まっていることがわかります(※3)。
留学中は研究発表会やネットワークイベントなどを通して、他の教育機関に在籍している学生や若い世代と交流する機会も多いでしょう。
ボストンはアートや音楽などの文化に触れる機会の多い都市です。
街中には45万点もの作品を展示しているボストン美術館を始め、ボストン・コンテンポラリーアート美術館やジョン・F・ケネディー・ライブラリーといった博物館、複数のアートギャラリーがあり、ボストン留学中に芸術や文化を学ぶ機会がたくさんあります。
その他1800年代に建てられた美しい建物で開催される「クインシーマーケット」、貿易港として栄えた歴史地区「セーレム」といった観光スポットも豊富です。留学中は語学や専攻の勉強はもちろん、美術や音楽などの観光も楽しむことが可能です。
ボストンのおすすめ観光スポット情報
ボストンはアメリカの歴史がスタートした都市だと紹介しました。博物館など歴史的施設が多い上に、街中にもアメリカ最古の公園であるボストンパブリックガーデンなど、歴史あるスポットがいくつか見られます。
アメリカの史跡を巡るフリーダムトレイルという観光路もあり、約4kmの道のりを歩きながらアメリカ独立にまつわるスポットを観光できます。半日のツアーのため、週末や短期留学など限られた時間でも歴史を学ぶ機会を得ることが可能です。
さらにボストンは街並み自体、ニューヨークやロサンゼルスといった都会的な場所と比べると落ち着いています。ビーコンヒルやノースエンドエリアを中心にレンガ調の建物が多く見られ、歴史ある厳かな雰囲気を感じられます。
比較的都会ながら、歴史情緒感じる街並みも広がるのはボストンならではです。
ボストンは車がいらないと言われるほど中心部の交通網が発達しています。
移動手段も地下鉄やバス、タクシーなど選択肢が豊富で、その中でも地下鉄は5つのラインを利用できるほど利便性が高いです。
地下鉄ではCharlie Card(チャーリーカード)というチャージ式のICカードが用意されており、切符を購入する手間なく、切符より安く乗車できます。車を持てない留学生にはありがたいですよね。
その他ボストンの交通事情についてはこちらにまとめました。
ボストンの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
ボストンはアートや学術都市のイメージが強いですが、スポーツも盛んです。例えば次のスポーツの試合がよく開催されています。
野球では松坂大輔選手や上原浩治選手らが在籍していたボストンレッドソックスの本拠地があり、地元のファンから根強い人気を集めています。
留学中の週末に試合観戦できる上に、地元ファンとともに熱気にあふれた試合観戦の思い出が作れるでしょう。
ボストンはアメリカの大都市の中では犯罪が比較的少ない、治安の良い都市です。
FBIが公開している近年のボストンの犯罪状況を見ると、2011年以降ボストンでは窃盗の発生率が大きく減少傾向にあります(※4)。治安が不安でも、ボストンは比較的安心して過ごせます。
ただし、日本と比べればボストンは犯罪発生率が高いです。特にロクスベリー地区、ドチェスター地区、マタパン地区などは凶悪犯罪が発生しており、滞在中はうっかり迷い込まないように注意が必要です(※5)。
危険なエリアを調べておく、貴重品は肌見放さず持つ、夜遅くには出歩かないなど防犯対策は忘れないようにしましょう。
【2023年版】ボストンの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介
ボストン留学は良い面もたくさんありますが、デメリットもあります。代表的なデメリットをいくつか紹介するので、留学先選びの参考にしてみてください。
ボストンは冬の冷え込みが厳しいです。平均気温が氷点下になる日も多く、日によっては−10℃近くまで冷え込むこともあります。冬の留学では防寒対策を徹底することが必要です。
寒いのが苦手、気温の変化で体調を崩しやすい場合、体調管理は怠らないようにしましょう。ヒートテックや防寒性の高いコートを持参するなど、防寒具を日本から持参するのがおすすめです。
どうしても寒さが苦手であれば、冬の留学は避けることも考えてみてください。平均気温は12.6〜18.2℃である11〜4月に留学すると過ごしやすいです。
ボストンの気候はこちらにまとめました。
ボストンの気候とオススメの服装を解説!
日本と比べるとアメリカは物価が高い国ですが、ボストンはその中でも特に物価が高いです。
北米最大級の物件情報を取り扱う情報サイト「Zumper」によると、2024年4月時点で1ベットルームの賃料中央値は2,967USD(約46万2,237円)(※6)。一方同じ月の全米平均は1,487USD(約23万1,664円)と約23万円の差が見られ、アメリカ国内でもボストンの家賃が高いことがわかります(※7)。
生活費については、世界各都市の物価情報をまとめるデータベース「NUMBEO」を参照すると、平均1,435USD(約22万3,562円)ほどかかり、家賃を含めると60〜70万ほどの生活費が発生します(※8)。
ただし滞在先はホームステイや学生寮などの選択肢もあり、一人暮らしに比べると低価格です。低コストの滞在先にすると、留学費用は10〜20万円ほど抑えられます。
どこに費用をかけるのか、しっかり考えながら留学のプランを練りましょう。
ボストン留学の滞在方法や留学費用はこちらにまとめました。
ボストンでの滞在方法は何がある?滞在期間ごとにおすすめをご紹介!
【2022年版】期間別ボストン語学留学の費用まとめ
ボストンはアメリカの中でも日本人が少ない都市です。日本人の少なさは英語学習にはメリットになりますが、緊急時に日本語で頼れる人も少ないことも意味します。
ケガで病院に行く、スマホを取られて警察に被害届を出すときなども英語で会話しなければなりません。トラブルにも対応できるよう留学前から英語力を鍛えておくことが必要です。
目安として、中学英語レベルまでは勉強しておきましょう。日常会話は中学英語レベルと言われており、基本的な会話ができればひとまず安心です。
また緊急時に連絡の取れる領事館の場所や連絡先など、万が一に備えておくのもおすすめです。
ボストン留学のメリットやデメリットはわかっても、実際の留学生活はまだまだイメージしにくいのではないでしょうか。そこでボストンに留学した人の体験談を2つ紹介します。
skngsさんはブライダル業界で2年働いていましたが、キャリアチェンジを考えたことで退職し、留学を決意しました。中でも都市をボストンに、語学学校をNESE(The New England School of English)にしたのは、治安の良い都市で英語の勉強に集中したかったことがいちばんの理由だったそうです。
留学前は寮まで無事に到着できるか、携帯電話を契約できるかなど不安も多かったものの、日本人が少なく、さらに国籍の偏りも少ない学校での授業や寮生活を通してたくさんの友達ができ、国際交流も実現しました。
結果、英語力はTOEIC300点から850点に向上。また日本へ憧れを持つ人と話す機会が増えたことで日本への見方が変わり、自国の歴史などを勉強するきっかけになったそうです。
ボストン留学中の授業や現地生活、英語力を伸ばした方法など、詳細はこちらをご覧ください。
キャリアチェンジが留学のきっかけに!アメリカ・ボストン「NESE」で 13ヶ月の語学留学【みんなの留学体験記】
ボストンの大学は本格的な経営を学ぶMBA留学も可能す。Ryoさんは海外経験もまったくない中、ボストンにあるバブソン大学のビジネススクールでMBA留学に挑戦しました。
バブソン大学は日本人の間で大学としての知名度は高くなくても、アントレプレナーシップ(起業)においては世界ランキングで長年1位を取得し続ける学校です。学生の数が少ない分入学は狭き門ですが、優秀な人が集まるボストンで濃い学びを得られる環境です。
実際に留学するとそのレベルの高さに絶望もしましたが、授業の事前準備をしたり自分の得意な領域を伸ばしたりすることで乗り切ったと話します。
Ryoさんの体験談はこちらからお読みください。
純ジャパ・海外経験なしの元会計士が、アメリカMBAに留学するまで
ここまでの内容から、ボストン留学は次のような人におすすめです。
ボストンはやはり歴史ある、アメリカ発祥の地であることが魅力です。歴史や美術などを勉強したい人は楽しめる環境でしょう。
一方で現地で求められる英語力は高く、物価も高いため、必ずしも全員におすすめできるとは限りません。例えばビーチリゾートが良い、ビジネスも学びたいという人は次の都市も考えてみてください。
暖かいビーチリゾートでラテンの雰囲気を感じるならマイアミ留学!
マイアミ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
シリコンバレーで最先端のビジネスを感じたいならサンフランシスコ留学!
サンフランシスコ留学とは?特徴とメリット・デメリットを徹底解説!
ここまでを読んでボストンを留学先に決めた人もいるかと思います。
留学準備は自分でも進められますが、手続きはすべて英語、必要書類の手配などなかなか大変です。たくさんある語学学校の中から自分に合う学校を選ばなければならず、その学校が合っているのか、実際に留学するまで確信も持てません。
留学は1人で進めるより、留学エージェントなどプロに相談したほうが安心です。
留学エージェントは基本的に留学の手続きすべてを代行してくれる上に、企業によっては留学プランから相談できます。スクールウィズでも無料相談を受け付けており、留学経験のあるカウンセラーがあなたの希望を整理しながらおすすめの都市や学校をご提案します。
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少しでも悩んだらお気軽にご活用くださいね。
ボストンはアメリカの中でも歴史があり、美術館など文化的な観光スポットも多い都市です。大学や語学学校の数も多く、比較的若い世代の人が集まることから、大学生の短期留学、英語学習に集中したい社会人の留学などに向いています。
ボストンに留学しようと思い始めた人は、具体的な留学プランを考えていきましょう。なかなかプランが定まらない、どうやって考えたら良いのか分からない場合は、留学エージェントに相談するのもおすすめです。
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留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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せっかくの留学を失敗してほしくない想いから、英語力を伸ばす独自のサポート、納得いくプランづくりに力を入れています。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...Census Reporter「Boston, MA」(参照日:2024-04-27)
※2...QS「QS World University Rankings 2024: Top global universities」(参照日:2024-04-27)
※3...Census Reporter「Boston, MA」(参照日:2024-04-27)
※4...Federal Bureau of Investigation「Crime Data Explorer」(参照日:2024-04-27)
※5...在ボストン日本国総領事館「安全の手引き」(参照日:2024-04-27)
※6...zumper「Boston, MA Rent Prices」(参照日:2024-04-27)
※7...zumper「Zumper National Rent Report」(参照日:2024-04-27)
※8...NUMBEO「Cost of Living in Boston」(参照日:2024-04-27)
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