最終更新日:2024/08/28
「サンフランシスコに留学したい」
「でも本当に留学先に選んで大丈夫かな……」
と悩んでいませんか?
サンフランシスコは有名企業が集まるシリコンバレー、映画やドラマの撮影場所となっているゴールデンゲートブリッジなど、有名スポットが多数ある都市です。
ビジネスを目の当たりにできる刺激的な環境ながら、観光スポットが豊富なため、日本人の留学や初めての海外留学でも楽しんで留学できる場所です。
しかし実際にどんな留学生活が送れるのか、自分の留学先として合っているのかは、不安が残りますよね。
そこで今回はサンフランシスコの特徴、留学するメリットやデメリット、留学体験談、サンフランシスコ留学をおすすめする人の特徴を紹介します。
今回の記事を参考にしながら、留学先をどこにするのか、じっくり考えていきましょう。
なお、サンフランシスコ留学について、おすすめポイントや語学学校などは下のページでまとめているので、具体的な検討を進めたい方はチェックしてみてください。
サンフランシスコ留学
※記事は2024年4月時点の情報を参考にし、1USD=約154.6円で計算しています。
監修者
留学カウンセラー:高橋 まどか
初めての海外経験は、学生時代にロサンゼルスへの短期留学。見るもの感じるもの全てが新しく刺激的な時間を過ごす。卒業後、銀行に3年間勤務をするも、留学への想いが再熱。意を決して退職し、サンディエゴで留学を経験。帰国後は、留学カウンセラーとしてお客様に寄り添ったカウンセリングを行っている。
[目次]
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サンフランシスコはアメリカのカリフォルニア州北部にある都市で、2022年時点で市内の人口は80万人、サンノゼやバークレーなどを含めたベイエリア全体では700万人以上が暮らしています(※1)。街のシンボルであるゴールデンゲートブリッジが特徴で、ドラマ『フルハウス』のオープニング映像でも使われていることから有名です。
サンフランシスコの特徴はスタートアップ企業が集まるシリコンバレーがあること。市内にはIT企業で働く人や起業を目指す人などが暮らしており、ビジネスライクながら活気のある雰囲気が漂います。
主にザ・シティ、イーストベイエリアなどが主要エリアで、語学学校や飲食店、買い物スポットなども集まります。コンパクトながら便利で刺激も多く、ワクワクした留学生活を送れる環境です。
人口 | 80万8,437人(2022年時点)(※1) |
---|---|
人種 | 白人(41.9%)、アフリカ系(5.2%)、アジア系(34.8%)、ヒスパニック系(15.5%)、その他(0.4%)(2022年時点)(※1)) |
平均気温 | 10.6〜17.1℃ |
時差 | -17時間 (サマータイム時:-16時間) |
日本からのアクセス | 直行便で11時間 |
その他サンフランシスコの特徴については以下の記事をご覧ください。
サンフランシスコってどんな街?基本情報から観光地までまとめてみた
シリコンバレーの人気からIT産業やビジネスのイメージが強い都市ですが、サンフランシスコは留学先としてもおすすめです。ここではまず代表的なサンフランシスコ留学のメリットを紹介しますね。
サンフランシスコでは主要なスポットがダウンタウンに集まっており、移動しやすい環境です。交通機関も地下鉄(BART)やバス(MUNI BUS)、路面電車、ケーブルカーなどが整備されています。
バスは1回2.25USD(約347.9円)で乗車可能で、SuicaやICOCAのようなICカード「クリッパーカード(Clipper card)」が利用できます。コンパクトかつ交通機関の充実度から、車がない留学生でも移動に困りません。
サンフランシスコの交通事情は、こちらの記事も参考にしてみてください。
サンフランシスコの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
サンフランシスコは年間の気温変動が少なく、季節の変化による影響を受けづらいです。
例えば夏の最高気温は20℃前後で、日本のように40℃近くまで上がることは少ないです。アメリカの他の都市と比べてもロサンゼルスが28℃に対してサンフランシスコは22℃。暑くない訳ではありませんが、過ごしやすい気温です。
留学中は慣れない環境で体調を崩しやすいですが、気温差が小さいと体調不良になりにくくて安心です。
その他サンフランシスコの気候の特徴はこちらにもまとめました。
サンフランシスコの気候とオススメの服装を解説!
サンフランシスコには実は日本人が移住した歴史があり、現在もたくさんの日系人が住んでいます。
その名残でサンフランシスコには日本を感じられるジャパンタウンが作られており、中には日本らしい五重塔、日本食レストランや日本の書店などが並びます。
留学中にホームシックになっても、ジャパンタウンで日本食を食べたり日本らしい建物を見たり、安心できる環境です。
シリコンバレーはITサービスの生誕地と言われるほど多くのサービスや企業が誕生した場所です。実際にAppleやGoogle、Facebook、Intelといった世界的に有名な企業から、NetflixやUber、Adobeなどのスタートアップ企業まで幅広い企業がオフィスを構え、現在も世界中から起業家が集まります。
英語学習はもちろん起業を考えている人やビジネスを学びたい人にとっては魅力的な都市です。
シリコンバレーは市内から電車「カルトレイン(CALTRAIN)」でアクセスできます。放課後や週末にぜひ見学に行ってみてください。
サンフランシスコはアジア系の人がたくさん暮らしていることも特徴です。
実際にアメリカ全体での数値とあわせて見ると、サンフランシスコでは白人に比べて、アジア系の占める割合が比較的高いことがわかります(※2)。
人種 | アメリカ全体 | サンフランシスコ |
---|---|---|
白人 | 75.5% | 41.9% |
黒人、アフリカ系 | 13.6% | 5.2% |
アジア系 | 6.3% | 34.8% |
ヒスパニック、ラテン系 | 19.1% | 15.5% |
その他 | 0.3% | 0.4% |
サンフランシスコにはアメリカ最大級の中華街があるなど、中華系を始めとするアジア人が特に多いため、日本人は過ごしやすく感じるはずです。
サンフランシスコはビーチが多いことも魅力です。例えばベイカービーチ、マウンテン レイク ビーチ、ロデオビーチなどがあり、留学中も気軽に遊びに行くこともできます。
また街並みが美しいことも特徴で、特に住宅街はビクトリア調でモダンな建物が並びます。どこを切り取っても美しく、おしゃれな雰囲気の中で生活できます。
留学先として魅力的なサンフランシスコですが、デメリットも見られます。代表的なデメリットを紹介するので、こちらも踏まえた上でどこに留学するか考えていきましょう。
サンフランシスコは近年物価が上昇しており、中でも家賃が値上がりしています。
例えばNUMBEOのデータによると、サンフランシスコの1カ月あたりの家賃は平均2,959USD(約45万7,535円)と高く、2024年4月には直近1カ月で7%の値上がりを記録しました(※3)。
また物価はニューヨークよりも高いと言われており、食材の価格を比較すると次の通りです。
【ニューヨーク】(※4)
【サンフランシスコ】(※5)
費用を抑えたい場合はホームステイを選びましょう。語学学校の学生寮もお得だとよく言われますが、アメリカの学生寮はビジネスホテルやマンスリーマンションのように設備が整っている分、料金が高い傾向にあります。
ホームステイであれば1日2食付きの一人部屋で、1週間あたり400USD前後〜(約6万1,840円)が相場です。
サンフランシスコ留学の滞在先についてはこちらも参考にしてみてください。
サンフランシスコでの滞在方法は何がある?滞在期間ごとにおすすめをご紹介!
サンフランシスコはアメリカ国内では治安が良いほうですが、日本ほど安全な訳ではありません。
在サンフランシスコ日本国総領事館によると、テンダーロイン地区やサウス・オブ・マーケット地区、ウエスタン・アディションなどが要注意で、過去には日本人の被害も報告されています(※6)。
特にテンダーロインは人気のユニオンスクエアに、ウエスタン・アディションはジャパンタウンに近いため、観光中に迷い込まないように注意しましょう。
注意が必要な犯罪やエリアについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
【2020年版】サンフランシスコの治安事情まとめ!トラブル事例から防犯のポイントまで紹介
サンフランシスコは日本人が移住した過去から、現在も日本人が多く暮らす都市です。
外務省が発表する日本人数の多い都市ランキングで第11位にランクインし、2023年時点で2万401人の日本人が在住しています(※7)。ジャパンタウンなど日本を身近に感じる環境もあり、完全に日本から離れて海外一色の生活になることは難しいです。
特に夏休みや年末年始などは、留学先の語学学校にも日本人が増える傾向があります。
語学留学で英語学習に集中したい、なるべく日本の雰囲気から離れたい場合は日本人の少ない語学学校を探す、ホームステイなどで現地の人と交流の機会を持つなど、環境選びを工夫しましょう。
サンフランシスコは季節ごとの気温差は激しくありませんが、1日の中で寒暖差が激しい日があります。
例えば日中は汗ばむくらい暑かったのに、夕方から夜にかけて長袖が必要になるほど冷えるなどです。特に夏は霧の影響でグッと冷え込み、その寒暖差から体調を崩すこともあります。
温度調整のできるパーカーやシャツといった羽織ものを用意するなど、服装には注意しましょう。
サンフランシスコは歩いてみると坂の多い街だと感じます。滞在先から学校までの登校時間、観光中の徒歩移動など長時間歩くのは大変です。
ただしメリットでお伝えしたように、サンフランシスコは交通機関が発達しています。なるべく電車やバスを使うなど、交通機関を積極的に使用すると移動が楽です。通学や観光は徒歩を避け、なるべく交通機関を使いましょう。
具体的な留学生活がイメージできるように、体験談としてサンフランシスコに留学したSakiさんを紹介します。
Sakiさんはサンフランシスコ州立大学付属の語学学校「American Language Institute」に語学留学しました。
留学生活で印象的だったのは国際色豊かな環境と、授業の違いだと話します。クラスメイトは中国や台湾、サウジアラビア、クウェートなど多国籍で、年齢も18〜28歳とバラバラ。言葉も属性も異なる相手との交流から、コミュニケーション力を日々鍛えられたそうです。
またアメリカは授業中の発言を評価するスタイルだったことから、Sakiさんは慣れないながらも3回以上発言することを目標にしました。その結果、留学が終わる頃には自分の意見を持って堂々と発言できるようになったと話します。
Sakiさんのサンフランシスコ留学について、詳しくはこちらを参考にしてみてください。
アメリカ語学留学ってどんな感じ?現地留学生が学校生活をレポート〜サンフランシスコ州立大学付属語学学校編〜
ここまでをまとめると、サンフランシスコ留学は次のような人におすすめです。
特徴がシアトルとよく似ていますが、シアトルは自然も多いのに対し、サンフランシスコのほうがより都会的な雰囲気です。便利な生活や賑やかな雰囲気が好きな人にはサンフランシスコのほうが合います。
観光スポットも充実していることから、短期留学でも勉強と観光の両方を楽しむことができます。
サンフランシスコ留学に魅力を感じたら、留学プランを考えましょう。まずはどんな語学学校があるか調べて、気になる学校をいくつかピックアップしてみてください。
サンフランシスコにある語学学校はこちらにまとめました。
サンフランシスコの語学学校一覧
ただ物価は高く自然も多い訳ではないため、費用を抑えたい、自然もある都市を好む場合は次の留学先も考えてみましょう。
物価が安く治安も良いサンディエゴ留学!
サンディエゴ留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
ビジネスが盛んながら自然も多い場所ならシアトル留学!
シアトル留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
留学準備は個人でも可能ですが、1人で留学プランを考えたり入学手続きを進めたりするのはハードル高く感じてもいるのではないでしょうか?
実際に英語でのやり取りや手続きなど大変な面もあります。また自分に合う語学学校や留学期間などは人によって異なるため、一概にネットでおすすめされているプランが自分に合うとも限りません。
悩んだら一度留学エージェントに相談するのもおすすめです。留学エージェントは現地視察やカウンセラーの留学経験から具体的な情報を提供してくれる上に、留学プランを一緒に考えてくれることもあります。
スクールウィズでも無料相談を受け付けており、留学経験のあるカウンセラーが親身にあなたの希望をお伺いします。まだ何も決まっていなくても大丈夫! 何から始めたら良いかわからない場合も、カウンセラーがひとつずつ整理します。
相談はLINEから。アンケートにご回答後、担当カウンセラーがご連絡します。
みなさまからのご相談お待ちしています。
サンフランシスコはシリコンバレーを中心にIT起業が集まり、ビジネスを間近に感じられる都市です。コンパクトな都市の中に観光スポットも多数あるため、短期の語学留学でも勉強と遊びの両方をしっかりと楽しめます。
サンフランシスコ留学に魅力を感じた人は、留学準備を進めていきましょう。
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気になる方はこちらのLINEからお気軽にご連絡ください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
スクールウィズは英語力アップに強い留学エージェントです。
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留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。
※1...U.S. Census Bureau「U.S. Census Bureau QuickFacts: San Francisco City, California」(参照日:2024-04-20)
※2...U.S. Census Bureau「QuickFacts San Francisco city, California; United States」(参照日:2024-04-20)
※3...Zumper「Average rent in San Francisco, CA」(参照日:2024-04-20)
※4...NUMBEO「Cost of Living in New York」(参照日:2024-04-20)
※5...NUMBEO「Cost of Living in San Francisco」(参照日:2024-04-20)
※6...在サンフランシスコ日本国総領事館「安全の手引き」(参照日:2024-04-20)
※7...外務省「海外在留邦人数調査統計」(参照日:2024-04-20)
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