最終更新日:2024/08/28
ボストンは、アメリカ北東部マサチューセッツ州大西洋岸のチャールズ川河口に位置し、マサチューセッツ州最大の都市かつ同州の州都となっています。歴史も古く、ハーバード大学をはじめとする高等教育機関が数多く立地する学術都市であることから、日本からの留学生も数多く生活しています。
また、世界9位の金融センターであるステート・ストリートもあり、交通網も非常に発達していて非常に生活しやすいエリアです。
ボストンといってもかなり広く地区に分けると13あります。今回は、それぞれの地区がどのような特徴を持つのか詳しく説明していきます。
なお、ボストン留学で人気の語学学校は下のページでまとめているので、希望するエリアにある学校を見ながら検討したい方はチェックしてみてください。
ボストンの語学学校ランキング
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ボストンはダウンタウンを中心に、商業地区・観光地区・住宅地区といった様々なエリアに分かれます。今回はメインの13のエリアに分けてご紹介します。
・ダウンタウン
・ノースエンド
・ビーコンヒル
・バックベイ
・チャールズタウン
・ケンブリッジ
・シーボード
・グリーンウェイ
・サウスエンド
・フェンウェイ
・イーストボストン
・サマービル
・ブライトン
ボストンの中心的なエリアであるダウンタウンはアメリカで最も古い歴史を持つボストンコモンを有し、近代的な建物と歴史的な史跡が自然に溶けこんでいます。数百年の歴史を有する墓地やフリーダムトレイルの起点であるボストンコモンはダウンダウンの真ん中に広がり、都市に暮らす人々の憩の場としてダウンタウンに根ざしています。
ローガン国際空港からも地下鉄で20分程とアクセスも良く、隣接する様々な地域への行き来もしやすいダウンタウンは、ボストンでの中心的な存在となっています。
アメリカ独立を語る上で欠かせないボストン虐殺事件の跡や、様々な協会などもあり、歴史的な観光名所が目立つ一方で、フリーダムトレイルの史跡の指定を受けているファニュエルホールは、ショッピングモールとなっており、100軒を超えるショップが並んでいます。
また、ダウンタウンには劇場地区やチャイナタウンの存在も欠かせません。ワシントンストリートに佇むボストンオペラハウスは、ボストンにおける芸術の中心的な存在となっています。2000年代初頭に新しく生まれ変わったボストンオペラハウスは、今ではブロードウェイのツアー公演などが上演されています。
ニューイングランド唯一の中国系エリアであるチャイナタウンも、ここダウンタウンにあります。飲茶からしゃぶしゃぶ、フォーまで楽しめるチャイナタウンでは、ボストン名物クラムチャウダーなどとはまた違った味を楽しむことができます。
ノースエンドは、ダウンタウンの北に位置するイタリアの伝統を受けた文化で形成され、人気の高いエリアです。リトル・イタリーとも呼ばれるイタリア人街であり、街の至る所にイタリア文化を感じることができます。
ローガン国際空港からは地下鉄で9分ほど、ダウンタウンからは5分ほどでアクセスが可能です。大通りのハノーバー通り(Hanover st)やセレーム通り(Salem st)を中心としたエリアには、数多くのイタリア料理店やカフェが密集しています。
フリーダムトレイルの史跡も残されており、オールドノース教会を始めとする歴史情緒溢れる名所も存在します。歴史に浸りながらイタリアの風を感じることのできる趣のあるエリアです。
ビーコンヒルはダウンタウンの西、ボストンコモンとボストン・パブリック・ガーデンの北に隣接しており、ボストンコモンを見下ろす丘の上にあります。ジョージアン様式と呼ばれる住居で街並みが形成されており、レンガ造りの街並みが続く高級住宅街です。
地区の由来は諸説あり、かつて丘の頂上で航海上の目印として、かがり火が焚かれていたことや、外部からの侵入者を知らせる警報を発するのろし台を語源としているとも言われています。
ボストンの美しい景観を楽しめるとして、観光客にも人気の高いエリアとなっています。
バックベイ駅を中心として広がるバックベイは、元々はチャールズ川の一部であった埋立地で、現在は有名ファッションブランド、レストラン、ホテルが密集する一方、ロマネスク復古様式で建設されたトリニティー教会などの世界的に著名な建築物も点在するエリアです。
ニューベリー通りでは若者向けの高級ブティックが軒を連ね、コモンウェルス通りではパリのシャンゼリゼ通りの雰囲気を感じることができます。
そのほか、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館、ボストン美術館、アメリカ最古の植物園であるパブリックガーデン、レッドソックスのホームスタジアムであるフェンウェイパーク、ボストン交響楽団の本拠地となるシンフォニーホールなどがあります。
チャールズタウンはボストンの北東部、チャールズ川を挟みノースエンドの対岸に位置するエリアです。現在はアイルランド系住民が多く住むチャールズタウンはフリーダムトレイルの終着地ともなっています。
歴史上、イギリス軍と数々の激戦を繰り広げたこの地では今も歴史の面影を残しており、古くからの建物が建ち並ぶ街並みからは落ち着いた雰囲気を感じることができます。
独立戦争における主要な戦いであるバンカーヒルの戦いを記念して建設されたバンカーヒル記念塔(Bunker Hill Monument)はフリーダムトレイルの終点であり、ボストンの観光名所の一つとして多くの観光客が訪れています。
ケンブリッジはチャールズ川の対岸に広がる世界有数の学園都市です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など世界最高峰の大学機関が密集し、世界の政治、経済、技術、医療、芸術とありとあらゆる分野に優秀な人材を排出しています。
地下鉄もケンブリッジ市内だけで5駅あり、ダウンタウンへのアクセスも良好です。またチャールズ川沿いにはサイクリングロードも整備されており、アカデミックな雰囲気とのどかな景色が共存しています。
ウォーターフロントは港町ボストンを象徴するエリアです。アメリカ合衆国国定歴史建造物であるクインシー・マーケット(Quincy Market)から少し離れたところにあるボストン・ハーバー。ハーバー周辺にはやニューイングランド水族館、コロンブス・ウォーターフロント公園などがあります。
アメリカの歴史を語る上で欠かせないボストン茶会事件でハンコックの一隊に襲われたイギリス船ビーバー号を再現した船もある、ボストン茶会事件の船と博物館(Boston Tea Party Ships & Museum)もこの周辺にあります。
海風を受けながら散歩ができる遊歩道、ハーバーウォーク(Harbor Walk)の全長は47マイルあり、歩道沿いには様々な施設、レストラン、公園が点在しています。
グリーンウェイはローズ・ケネディ・グリーンウェイという公園を中心に広がるエリアで、高層ビルが立ち並ぶ一帯の中での寛ぎの空間となっています。
サウスエンドはヨーロッパ調の住宅が立ち並ぶ閑静な住宅エリアです。エリア内にはアートスタジオもいくつかあり、文化活動も盛んに行われています。
フェンウェイはボストン・レッドソックスが本拠地を置くフェンウェイパークを中心としたエリアです。
イーストボストンはダウンタウンノースエンドからボストンハーバーを挟んだ対岸に位置するエリアで、住宅地が広がっています。サウスエンドと異なり、建物は新しめのものが多く、きれいに整った印象を持つでしょう。
サマービルはボストン中心部の対岸に位置するエリアで、ボストンの中でも特に人口密度が高いエリアとなります。
ブライトンはボストン中心部から西へ向かったところにあるエリアで、ボストン大学を中心にエリアが広がっています。エリア内は自然や住宅地が多く、静かな雰囲気が感じられます。
ここまでボストンの各エリアをご紹介してきました。各エリアについて少しは印象を持てたでしょうか。
ここではボストンで留学を検討している方に向けて、どんなところにある語学学校、滞在先があるかをご紹介します。下のマップに赤いピンで語学学校、青いピンで滞在先を載せてみたので、気になる地域にどんな学校・滞在先があるか見てみましょう。
なお、ホームステイについては申し込みがあってから滞在先を探すようになるため事前に場所が確定できませんのでご了承ください。また一部の滞在先はこちらでは公開できないため、気になる学校の滞在先がどこにあるか知りたい方は個別でご連絡いただければと思います。
滞在先について相談する
移動については、ボストンの場合市内を広くバスが通っているため、アクセスに不便さを感じることはあまりないでしょう。ボストンには他にも電車なども通っており時と場合によって幾つかの交通手段を使い分けるとより快適な生活が送れます。
現地に行ってからでも遅くはありませんが、事前にどのような交通事情かを知りたい方は下で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ボストンの交通事情まとめ!利用料金からおすすめの移動手段まで徹底解説
ボストンは、ニューヨークにも近く、全米からアクセスが良好な歴史のある都市です。経済的に発展している一方で、街の至る所に歴史を感じさせる景色が広がり、趣を感じさせてくれます。またエリアによって様々な特徴があり、留学する上で学問だけではない色々な学びを与えてくれることでしょう。
地区に分けるとダウンタウン、ノースエンド、ウォーターフロント、ビーコンヒル、バックベイ、チャールズタウン、ケンブリッジの7つのエリアを紹介しました。
7つのエリアはすべて、地下鉄やバスで訪れることができます。チャーリーカードというICカードを使えば、お得にかつスムーズに移動ができます。気になった方は、ぜひ訪れてみてください。
留学先となる国や都市のイメージを持てたら語学学校選びに移りましょう。ただし、国や都市と違い、語学学校選びはより希望を整理しながら進めていく必要があります。
特に生徒規模や雰囲気、日本人留学生の比率や日本人スタッフの有無などは時期によって変わりやすいので、自分で調べた情報だけで決めてしまうと学校選びで失敗してしまう恐れがあります。
より最新の情報をもとに語学学校を決めるなら、留学エージェントに相談してみましょう。
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