ボストンには日本にない交通機関があったり、日本にもある交通機関が異なる方法で使われたりする場合があります。そのため現地でどのような移動手段を使えば良いかわからず、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
幸いにもボストンにはバスや電車など、日本でも一般的に使われる交通機関が移動手段として利用されています。
とはいえ現地での利用方法や料金は、日本と異なる点も多々あります。
そこで今回はそんなボストンで利用されている交通機関、利用料金、おすすめの移動方法などを解説したいと思います。これからボストンを訪れる予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
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アメリカはマサチューセッツ州にあるボストンはアメリカの独立運動が始まった都市であり、アメリカという国が生まれるきっかけとなった都市であると言えるでしょう。
アメリカはどちらかと言えば車社会といったイメージがありますが、ここボストンでは公共交通機関が充実しているため、旅行で訪れた観光者も移動手段には事欠かない場所となっています。具体的な交通手段には公共交通手段は電車、地下鉄、バス、タクシーの4種類あります。
ボストン市内は特に地下鉄網が発達していることもあって、現地の人は移動手段に地下鉄をよく利用しています。またバスも本数が多いこともあり、利用している人が多いイメージがあります。
ボストン市自体の面積はそれほど大きくはないため、公共交通手段を駆使すれば移動に困ることはあまりないでしょう。
それではボストンで使われている交通機関の種類を具体的に見ていきましょう。
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ボストン市内や郊外を走行しているバスは本数も路線も多く、さまざまな場所へ移動するのにとても便利です。バス停はTのマークとともに路線ナンバーが表示されているためすぐにわかるのではないでしょうか。
ただし交通量が多いボストンのバスを利用する際には時間に余裕を持っておくようにしましょう。日本のバスも同様ですが道路が混雑するとどうしても予定の到着時間に間に合わないということがあります。
日本のバスと同様にバス停で待っているとバスが停車するのでそのまま乗車することができます。
バスの料金は現金で支払うかチャーリーカードというICカードを利用して支払うことになります。ボストンには色々な種類のバスが走っていますが、普通バスの料金はどこまで乗っても一律1.7ドルです。
学生の場合、月曜日から金曜日の利用限定で、定期券が25ドルで販売されています。
参考:Massachusetts Bay Transportation Authority
具体的なバスの利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
ボストンのバスの乗り方解説!観光バス情報もあわせて紹介します
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ボストンにはコミューターレイルと呼ばれている電車が走行しています。起点となる主な駅はサウスステーション、ノースステーションの2つですが、目的地によって乗車する駅を変える必要があるので事前に確認しておきましょう。
観光でいえば郊外にあるスキー場や港町に行く際に利用するのがおすすめです。
日本の電車と同様に自動券売機でチケットを購入するか、バスと同様にチャーリーカードでの支払いとなります。チケットを購入する際はゾーン制となっている点に注意しましょう。
料金は乗車駅から目的地までの距離によって異なるため、目的地への乗車ゾーンを確認すると同時に料金についても確認しておくと良いでしょう。
また始発から午前9時までと夕方4時から6時ごろまでは乗車後にチケットを購入すると追加で料金を支払うことになるためあらかじめ乗車前にチケットを購入するようにしてください。
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タクシーもボストン市内をたくさん走行しているため、積極的に利用しましょう。タクシーの利点はやはり目的地にまで直接向かえるという点ではないでしょうか。駅から目的地が遠いという際には電車やバスなどよりタクシーが便利です。
日本のタクシーと同様に走行しているタクシーに向かって乗ることをアピールすると近くに停車してくれます。
ちなみに電話やネットなどから予約をすることも可能です。ただし日本のタクシーのようにすぐ返事をもらえるというわけではないようなので、予約する際は時間に余裕を持って行うようにしましょう。
32キロまではメーター制、それ以上の場合は距離によって定額制になります。そしてチップを支払うのを忘れないように注意してください。チップは乗車料金の1割から2割程度が相場です。
参考:マサチューセッツ州政府観光局
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ボストンは先に紹介したように比較的狭い町であるため、自転車で市内を回ることも十分可能です。自転車ならばタクシーより安い料金で自分の行きたいところに自由に向かうことができます。
市内のあちこちにレンタサイクルがあるため、それらを利用するのも良いですが、サイクルシェアリングのポートも町のいたるところにあるため、そちらを利用した方が手続きも簡単ということもありおすすめです。
ポートには自動発券機があり、そこで利用券を購入することによって自転車を利用することができます。
1日乗り放題で6ドル、3日では12ドル、一週間だと20ドルになっています。
ただし1回の利用は30分以内となっている点には注意が必要です。日本のレンタカーのように乗り放題のチケットを購入したからといってずっと乗り続けられるわけではなく、頻繁に乗り換えが必要となります。
ですから目的地近くのステーションまで自転車で行き、自転車を返還した後は徒歩で目的地に向かうといった使い方になるでしょう。もし30分を超過した場合は延長料金を支払うことになります。
photo by:f11photo/ Shutterstock.com
ボストン市内はたくさんの地下鉄も走行しています。市内のみを移動するのであれば、実は地下鉄と徒歩だけでほぼ事足りることも多いです。
券売機でチケットを買うか、何度も出てきたチャーリーカードを利用するかで乗車可能です。乗車方法は日本の地下鉄と同じなので特に説明は必要ないでしょう。
料金は日本の地下鉄と異なり、どこまで乗っても料金は一律2ドルです。
参考:マサチューセッツ州政府観光局
具体的な地下鉄の利用方法は下の記事で解説しているので、利用の前にご確認ください。
ボストンの地下鉄はどう乗ればいい?乗り方から料金、気になる治安までご紹介
photo by:ARVD73/ Shutterstock.com
日本では地下鉄に乗る際、「切符」もしくは「ICカード」のどちらを利用するか選ぶことができますよね。
ボストンの地下鉄でも「チャーリーカード」という日本のSuica(スイカ)のようなICカードを利用することができ、そちらを購入するのがおすすめです。「チャーリーカード」自体は無料ですが、スイカのようにチャージする必要があります。自分の乗車する分だけチャージをしましょう。
「チャーリーカード」は全ての駅で販売しているわけではないため、乗車する駅で販売していない場合には紙のカードの「チャーリーチケット」を購入しましょう。少し高くはなりますが、券売機で購入することができます。
初乗り料金は、「チャーリーカード」と「チャーリーチケット」で異なります。「チャーリーカード」で乗車する場合は 2.25ドル(約247.5円)、「チャーリーチケット」で乗車する場合は 2.75ドル(約302.5円)です。どの区間を乗車しても均一でこの料金体系となります。学生の場合は1ドル10セント(約121円)とかなり安価になります。
最後にボストンの有名な観光スポットに行くためには、どのような交通機関を使えばいいのかをご紹介します。
ボストン・コモンはアメリカでも最古の公園として知られており、ボストンの中心地に位置していることから、市民の憩いの場所となっています。ボストン。顧問を起点にして各観光地を巡るのにもとても便利です。
グリーンラインとレッドラインの駅であるパークストリートを降りてすぐの所にあります。パークストリートはボストン中心地にある駅なので中心地からのアクセスはほぼかからないといって良いでしょう。
139 Tremont St, Boston, MA 02111 アメリカ合衆国
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photo by:Osugi/ Shutterstock.com
アメリカ建国100周年を記念して建設された美術館です。美術館自体も見事な建物ですが館内にはさまざまな時代や国の展示品があり、ゆっくりと美術観光が可能です。
グリーンラインのミュージアム・オブ・ファイアーアーツが最寄り駅となり、中心地にあるパーク・ストリートからはおよそ10分程度で到着します。料金は2ドルとなっています。
465 Huntington Ave, Boston, MA 02115 アメリカ合衆国
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1636年に設立されたアメリカ最古の大学で、現代においても世界の大学の中で最高峰に位置しています。ハーバード大学からは研究者や文筆家だけではなく、歴代アメリカ大統領の中にも同大学の出身者が多いです。
レッドラインのパークストリート駅から乗車し、ハーバード駅で下車すればハーバード大学に到着します。パークストリート駅からハーバード駅までの所要時間はおよそ8分で、料金は地下鉄なので一律2ドルです。
Cambridge, マサチューセッツ州 02138 アメリカ合衆国
ハーバード大学をGoogle Mapで見る
いかがでしたでしょうか。
ボストンには日本でも使われているバスや電車などの交通手段が現地で暮らす人や旅行者に利用されています。その中でも特に地下鉄は、料金が安いという点でおすすめの移動手段と言えます。
これからボストンを訪れる予定のある方はぜひこの記事の各交通機関の利用のポイントを抑え、快適にボストンでの生活を過ごしてください。
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