最終更新日:2022/12/12
ワーキングホリデーが決まって、そろそろ準備を始めようとしている方は、
「ワーキングホリデーの準備の手順が知りたい」
「何をいつまでに準備すれば良いんだろう」
「ワーキングホリデーにかかる費用はどのくらい?」
という疑問を感じているのではないでしょうか。
ワーキングホリデーの準備は出発の1年前から、まずは情報収集とプラン作りから始めるのがおすすめです。その後国や語学学校の決定、ビザの申請など事務手続きを進めて、最後にパッキングをします。
しかし1年という長い準備を1人でこなせるのか、そもそも何をどの順番で進めれば良いのか、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回はワーキングホリデーの準備一覧と注意点を紹介します。
今回の記事を参考にすれば、着実にワーキングホリデーの準備は終わります。
これからワーキングホリデーを考えている人は参考にしてみてください。
[目次]
ワーキングホリデーに限らず留学では、いきなり準備を始めるのではなくまず全体像をつかみましょう。
そこで最初に、準備の全体像と重要な過程について紹介します。
ワーキングホリデーは、次の流れで準備を進めます。
先ほど準備の全体像をお見せしましたが、中でも重要なのはSTEP1のプラン作りです。
プラン作りとは、たとえば次の内容を指します。
上記の内容が決まっていなければ、ワーキングホリデー中に自分に適した環境・期間などが分からず、渡航する国が決められません。
また語学学校に通うのか通わないかで、学校の入学手続きなど準備内容も変わります。
具体的なプランが決まっていないと手配するものもできないため、まずは具体的なワーキングホリデー生活の計画を立てることが必要なのです。
プラン作りの詳細はこの後解説しますね。
ワーキングホリデーは滞在期間が1年と長い分、しっかりと計画を立てる必要があります。実際の準備に入る前に、どれくらい前から準備を始めるべきなのか知っておきましょう。
ワーキングホリデーをする人が準備にかけている期間は、平均1年です。
長いと思うかもしれませんが、ビザ取得や健康診断、滞在先や学校の手配、役所での手続きだけでも数ヶ月を必要とするため、1年はあっという間に過ぎてしまいます。
特にビザ取得に関しては時間がかかる国もあり、早めの行動が重要です。万が一を持って余裕を持った準備が必要になるため、長めの準備期間を考えておく必要があります。
またそもそもの渡航先や現地生活のプラン作りに迷っている人は、じっくりと時間をかけて計画を練らなければなりません。そのプラン作りに時間がかかるとその後の手配も後ろ倒しになるため、早めの行動がおすすめです。
ワーキングホリデーの準備は1年ほどかけた方が良いですが、すでに希望の時期が決まっている、出発予定日まで日がない人もいるかと思います。
どうしても時間がない場合、ワーキングホリデーの準備は短くて6ヶ月ほどで済ませることも可能です。
すでに渡航先や語学学校に目星を付けている、またはビザの発行が早く終わる国に限られますが、ある程度プランをイメージできている人は半年前からの準備でも問題ないでしょう。
ただしビザの発行が遅れるなど万が一のトラブルも考えられるので、時間に余裕がある人は基本的に1年前からの準備をおすすめします。
ここからは実際の準備について詳しく解説します。
まず最初の準備として、ワーキングホリデー先の情報を集めてプランを考えましょう。どんなポイントを押さえれば良いのか、簡単に紹介します。
まず情報収集は次の4つに沿って進めましょう。
ワーキングホリデーでもっとも気を付けたいのが治安です。基本的には治安が良い国がワーキングホリデー先として選ばれていますが、その中の都市やエリアによっては治安が悪い場所もあります。
海外の治安は次のような情報で知ることが可能です。
特に外務省の海外安全ホームページはおすすめで、危険情報として各国の危険レベルや注意点が掲載されています。
さらに詳しいエリアごとの情報を知りたい場合は、現地の警察が発表しているデータがおすすめです。
安全にワーキングホリデーを楽しむためにも、まずは治安を確認しておきましょう。
ワーキングホリデー先によっては、年間を通して温暖な地域や豪雪地帯、雨が多い地域など、気候が日本と異なる国もあります。
どこへ行っても元気な人は問題ありませんが、気候や気温によって体調が変動する人もいるのではないでしょうか。雨が降ると頭痛になる人や気温差で風邪を引きやすい人は、現地の気候を調べておくと安心です。
スクールウィズでも各国や各都市の気候情報をまとめています。気になる国がある方は参考にしてみてください。
オーストラリアの気候とおすすめの服装を解説!
ニュージーランドの気候とおすすめの服装
カナダの気候とおすすめの服装を解説!
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物価はワーキングホリデー生活に直結するものです。家賃や食費、語学学校の学費など、国によって大きな差が見られます。
たとえばオーストラリアやカナダ、イギリスは日本よりも物価が高いです。1年間のワーキングホリデーとなると、現地で働けるとはいえ少なくとも150万円は用意しておきたいところです。
もちろんワーキングホリデー先でも物価の安い国はあるため、資金に不安がある人は、物価を基準にワーキングホリデー先を決めてみるのも1つの方法です。
滞在方法は基本的にどこの国も同じな上に、ワーキングホリデーではシェアハウスやルームシェアを利用することがほとんど。しかし現在の英語力や物価、予算によって最適な選択肢は異なります。
代表的な滞在方法は、次の5つです。
また国によってはアパートで一人暮らしをする文化がないためにシェアハウスが多かったり、ホームステイが一般的でなかったりと選べる滞在先もさまざまです。
希望の国にはどんな滞在先があるのか、自分の予算ではどんな滞在方法が良いのか考えてみましょう。
情報収集をしたら、次はプランを考えます。
おすすめは計画を立てる前に目的や目標を決めること。
というのもワーキングホリデーをしようと思ったとき、みなさんは「こうなりたい!だからワーキングホリデーをしよう」と考えたのではないでしょうか。
「なりたい姿」がそのまま目的・目標となり、ワーキングホリデー中に達成できるような行動をする必要があります。
その目的・目標を達成できるようなプランを考えると、結果として充実したワーキングホリデー生活を送れるはずです。
目的・目標はたとえば次のような内容です。
細かく設定しておくと、1年間に取るべき行動が明確になります。
具体的な方法や考え方はこちらの記事をご参照ください。
どうしてみんな留学するの?留学経験者の留学理由や目的とは
留学には目標の設定が不可欠!目標を明確にして英語力を確実にアップさせよう
ワーキングホリデーのプランがある程度決まったら、渡航先を絞りましょう。先ほどの目的・目標から、どの国が最適なのか考えるのがおすすめです。
それでも「国が多すぎてどこを選んでいいのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。そこで目的別におすすめの国を紹介します。
英語を話せるようになりたい、現在英語力に自信がないから英語学習に集中したい場合はイギリスがおすすめです。
英語は細かく分けると、アメリカ英語とイギリス英語の2種類があります。その名の通り、イギリス英語はイギリスが発祥のため、本場でリアルなイギリス英語を学ぶことができるのです。
物価はやや高い分学費もかかるかもしれませんが、本格的に英語学習をしたい人には最適な環境です。
ワーキングホリデーはアルバイトできるのが大きな特徴です。海外は時給1,500〜2,000円と日本より高い傾向がありますが、その中でもオーストラリアは時給が高い上に外国人も応募できる求人が豊富です。
実際にワーキングホリデー中に働いて貯金をする人もたくさんいるため、しっかり働いてお金を貯めることができるでしょう。
仕事はカフェやお土産屋さんなど接客業からフルーツや野菜のピッキングなどさまざま。自分の性格や興味・関心に合った仕事も見つけやすいです。
いろんな場所を旅したい人は、近隣国にアクセスしやすいドイツやスペインなどヨーロッパ圏がおすすめです。
ヨーロッパはシェンゲン協定がある国では、国境を超える際にパスポートなどを見せる必要がありません。通常の旅行に比べると楽に移動できます。
また陸路でつながっていることから、バスが多数運行されています。価格も数千〜1万円ほどと飛行機に比べると低価格のため、複数の国に旅行することも可能です。
ワーキングホリデー先だけでなく複数の国を楽しみたい人はヨーロッパでのワーキングホリデーを検討してみてください。
滞在する国を決めたら、次はパスポートとワーキングホリデービザを取得しましょう。簡単に手順を解説します。
現在パスポートを持っていない、またはパスポートの期限が切れている人は新規作成の申請をします。
必要書類は次の通りです。
・一般旅券発給申請書(窓口、またはダウンロードで発給可能)
・戸籍抄本
・住民票の写し
・写真(縦45㎜×横35㎜、縁なし、無背景、6カ月以内のもの)
・本人確認書類(マイナンバー、運転免許証、健康保険証など)
必要書類を揃え、各都道府県のパスポート申請窓口で申し込みをしましょう。申請して受理されるまで1週間程度かかるため、余裕を持って申請してください。
次はワーキングホリデービザを申請します。
必要書類は次の通りです。
・パスポート
・Eメールアドレス
・残高証明書
・証明写真
その他、国によって他に必要な書類もあるため、必ず渡航先のホームページなどを確認しておきましょう。
ビザの取り方について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
ワーキングホリデーのビザってどう取るの?準備から申請までの6ステップを徹底解説
ワーキングホリデーは長期で海外に滞在するため、健康状態をチェックしておくことをおすすめします。
特に重要な健康診断と歯の治療について紹介しますね。
国によっては、ワーキングホリデービザ申請に健康診断の書類が必要になることもあります。そのためワーキングホリデー前には必ず健康診断を受けてください。
提出のタイミングは渡航先によって異なるため、順序を間違わないように注意しましょう。目安は出発の7ヶ月前です。
健康診断の他には、歯の治療をしておくこともおすすめします。
海外では歯の治療に保険が適用されません。海外旅行保険に加入していても、歯の治療は適用外という場合がほとんどです。
海外でも治療はできますが、保険適用外のため高額な治療費が発生します。特に親知らずが痛くなって帰国するといった事例がよくあるため、出発前にできるだけ抜歯や治療をしておくのが安心です。
ワーキングホリデーが決まったらすぐに歯医者に行って、親知らず・虫歯チェックを行いましょう。虫歯の治療は時間もかかるため、半年以上前に済ませておくのがおすすめです。
海外渡航にはクレジットカードやデビッドカードが必要です。
現金だけでも生活はできますが、大金を持ち歩くのは防犯上で不安が残ります。
またクレジットカードやデビットカードは現地のATMで現金を引き出したり、ショッピングやレストランで支払ったりと、あらゆる場面で活用できるために便利です。
紛失や盗難に備えて2〜3枚持っておきましょう。
デビットカードは留学に役立つアイテム?その理由やおすすめカードを徹底解説!
ワーキングホリデーの渡航日や日程が決まれば、航空券も取得しましょう。
国や時期にもよりますが、航空券は早ければ早いほど安く購入できる傾向です。また手配が直前すぎると座席が残っていないことも考えられます。
3〜6ヶ月前までに取得をしておくことをおすすめします。
航空券の買い方徹底解説!留学には片道よりも往復チケットが安心
ある程度の手配ができたら、同時に英語学習も始めましょう。
ワーキングホリデーを利用するにあたって、特に英語力がないとできない訳ではありません。現地で語学学校に通って勉強することもできるため、英語力ゼロで渡航するのは可能ではあります。
しかし語学学校に通う場合でも、現地の授業はすべて英語です。講師やクラスメイトの言っていることが聞きとれないと、コミュニケーションが取れなかったり授業内容が理解できなかったり、結局授業を活かすことができません。
また空港から滞在先までの移動、日常の買い物などはすべて英語。英語を理解できた方がトラブルなくワーキングホリデー生活をスタートすることができます。
特に現地でアルバイトをしたい場合、仕事相手や同僚は英語ネイテイブなことも多いため、英語力は重視されます。英語ができないことでアルバイトできない、語学学校の授業を活かせないといったことにならないためにも、ある程度英語の勉強は進めておく方が安心です。
目安として、日常会話は習得しておきたいところ。そして日常会話は中学英語レベルと言われているため、中学レベルの参考書や問題集を使って勉強するのがおすすめです。
英語の習得は時間がかかります。遅くとも出発の半年前には勉強をスタートしておきましょう。
語学学校に通う場合は入学の手続き、またどんなプランでも滞在先の手配は必要です。それぞれ解説しますね。
現地で英語を勉強する場合は語学学校に通いましょう。手続きは日本で高校や大学の入学手続きをするように、必要書類を提出します。
試験はありませんが、ビザの取得証明などを求められることがあります。順番は国にもよりますが、ビザがまだの場合はビザを取得してから語学学校の手続きを進めてください。
渡航日が決まっていたら、滞在先の手配を始めましょう。
滞在先の選択肢は次の5つ。
自分のワーキングホリデーのプランにもよりますが、ほとんどの人は家賃の安さや友達の作りやすさからシェアハウスやルームシェアを選びます。
日本の不動産会社の検索サイトのように物件が集まっているサイトが海外にもあるため、検索してみましょう。
ただしシェアハウスやルームシェアはある程度の英語力がある、仕事が見つかった人だからこそ選べる滞在先でもあります。そのためワーキングホリデーが始まって数ヶ月はホームステイや学生寮を選ぶ人も少なくありません。
それぞれの特徴を理解した上で、自分に合う滞在方法を選んでください。
迷ったとき、英語力に自信がない場合は最初の数ヶ月をホームステイにして、その後シェアハウスにするのがおすすめです。
留学先でホームステイをするメリットとデメリットとは?楽しく生活するコツをご紹介!
ワーキングホリデー生活に慣れてきた頃にはシェアハウスやルームシェアに切り替えて、よりリアルな現地生活を体験してみましょう。
ワーキングホリデーに限らず、海外へ行くときは海外旅行保険の加入が必須です。
海外でも病気や怪我、盗難などいろいろなトラブルが発生することが予測される上に、海外では日本の健康保険は適用されません。さらに先進国は医療費が高額なため、保険適用外で診察や治療を受けると数十〜数百万円になることもあり得ます。
そのような場合でも、海外旅行保険に加入していればある程度医療費を負担してもらうことが可能です。盗難や紛失にも対応してくれるため、国や滞在期間にかかわらず加入しておきましょう。
おすすめの海外留学保険について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
留学するなら絶対に必要!オススメの保険を徹底比較
現地でレンタカーを借りるなど車を運転する予定の人は、国際運転免許証を発行しておきましょう。
国際運転免許証は、自分が住んでいる地域の警察署や運転免許センター、運転免許試験場で取得できます。
発行資格は次の通りです。
申請に必要な書類は都道府県にもよりますが、基本的には以下の4つです。
申請料金は全国一律で2,350円となっています。
ワーキングホリデーが近づいてきたら、お金と荷物の準備を始めましょう。管理方法を決めたり両替をしたり、現地で使うお金の準備を進めます。
ただし多額のお金を現金で持ち歩くのは危険なため、なるべくクレジットカードやデビットカードで管理するのがおすすめです。
荷物については現地で必要になるものを紙に書き出し、用意しておきましょう。
留学で必要になる基本的な荷物は次の通りです。
・パスポート
・ビザ
・クレジットカード
・現金
・筆記用具
・スマートフォン
・1週間分の衣類
・日用品
・常備薬
・雨具
・パソコン
・国際運転免許証
・学校の書類など
・変換プラグ、変圧器
・日焼け止め
その他に必要なものはこちらにまとめました。パッキングの参考にしてください。
留学に必要なもの完全版!種類別に準備すべき持ち物を留学経験者が徹底解説
ワーキングホリデーは基本的に1年の長期滞在になりますよね。日本を長く離れて海外で生活する場合、住民票などを移動させておく必要があります。
その届けを海外転出届けといい、お住まいの自治体の役所で提出しなければなりません。
海外転出届けを提出すれば住民票が一時的に日本から抜かれ、海外に在籍していることになります。そうなるとワーキングホリデー中は国民健康保険と年金の支払い義務が免除され、留学中は税金を支払う必要がなくなります。
期間によっては届けを出す必要はありませんが、ワーキングホリデーのような長期滞在は基本的に提出します。
届けは出発の14日前から提出できるため、早めに手続きしておきましょう。
手続きがある程度終わったら、荷物の最終確認をしましょう。14日間もあれば、用意し忘れたものを買い忘れても、再度買い物に行く余裕があります。
持ち物リストを確認しながら、パッキングを済ませてください。
ワーキングホリデーで準備すべきなのは書類や荷物だけではありません。ワーキングホリデーは現地でアルバイトできるとはいえ、事前にまとまったお金を用意して渡航すべきです。
そこで次は、ワーキングホリデーで代表的な国を例に、用意しておくべき費用を解説します。
1年のワーキングホリデーは事前の準備で40万円、現地での生活費として150〜170万円を用意しておきましょう。
ワーキングホリデーは現地で働いて生活費を賄うことは可能ですが、到着してすぐ仕事が見つかるとは限りません。万が一に備えて、半年分の生活費としては最低でも100万円前後は用意しておきたいところです。
ワーキングホリデー先はほとんどが先進国のため、1ヶ月あたりの生活費は10〜15万円ほど必要になります。それだけの費用をいきなり働いて稼ぐのは大変な上に、急な病気やケガ、盗難などで出費が重なることも考えられます。
何よりも予算がギリギリだと、滞在先や食費を削らざなくなり、せっかくの海外なのに切り詰めた生活をしなければなりません。ワーキングホリデー生活も楽しめず、ただ働くだけの日々になってしまいます。
自分のやりたいことを1年で経験するためにも、まとまった貯金がある方が安心です。
余裕を持ちたい場合は、1年分の生活費である150〜170万円を用意しておきましょう。
今回はオーストラリアを例に、現地生活費として学費、滞在費、生活費を紹介します。
最初の3ヶ月は語学学校に通い、残りはシェアハウスに住みながらアルバイトをするものとお考えください。
オーストラリアの語学学校に3ヶ月通った場合、必要費用は49万8,000円です。
滞在費は最初の3ヶ月は学生寮、残りの9ヶ月はシェアハウスに住んだ場合、合計約148万円です。
シェアハウスの家賃はおよそ8〜9万円ですが、場所によってはさらに節約することもできます。
生活費は食費や交通費、雑費、通信料など合わせると87万5,000円ほど必要です。
次は事前準備にかかる費用として、航空券代、海外留学保険、ビザ申請料金を紹介します。
航空券は往復でおよそ10万円です。
海外留学保険は1年で26万円ほど必要です。
オーストラリアの場合、ワーキングホリデービザの申請は約4万円かかります。
最後にワーキングホリデーで押さえておきたいポイントを紹介します。
ワーキングホリデー中に怖いのが貴重品の紛失です。パスポートは紛失したら再発行、クレジットカードなどは再発行だけでなく、不正利用のリスクもあります。
滞在中にパスポートはずっと持ち歩くのか、シェアハウスで貴重品はどのように管理するのか、事前に考えておきましょう。自分の想像よりも環境が悪い可能性もあるため、対策は複数考えておくと安心です。
ワーキングホリデー前に学校の書類、パスポート、クレジットカード会社の連絡先などの情報は必ずコピーはしておきましょう。
特にパスポートのコピーは紛失した際などに必要です。近年はスマホでデータも保存できますが、スマホまで盗難されると確認できません。
可能であればスマホに情報を残しながら、紙でも保管しておいてください。
ここまでいろいろな準備を紹介しましたが、どれに力を入れるべきか迷う上に、そもそもすべて自分で手配しようとするとなかなか大変ですよね。
どれを重要視すれば良いのか迷ったら、英語学習と費用の工面に時間をかけましょう。
まず現地での生活費がないと、ワーキングホリデーに行ってもすぐに帰国することになります。生活費を切り詰めるのも楽しめないため、先ほど紹介した150〜170万円は用意しておくことをおすすめします。
また英語学習はアルバイトしたい場合に特に重要です。英語力があった方が仕事は見つかりやすい上に、仕事が見つかれば現地での生活費も日常生活でも安心です。
それぞれ遅くとも半年前から準備を始めて、問題なく現地生活を送れるようにしましょう。
今回はワーキングホリデーの準備についてまとめました。
おさらいすると、ワーキングホリデーに必要な準備は次の通りです。
こうして見ると長くて大変かもしれませんが、一つずつ着実に進めればスムーズに終わります。
英語学習など特定の準備に時間をかけたい場合は留学エージェントへの相談もおすすめです。
今回の記事を参考に、ワーキングホリデーの準備を始めていきましょう。
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