こんにちは、留学カウンセラーの有田です。
留学へ行く目的は人によって様々ですが、その中の一つに「海外で働く経験をしたい」という声があります。
日本とは違った環境で働く経験を通して、仕事上でのコミュニケーションスキルを磨いたり、仕事に役立つ新たなスキルを手に入れたりと、キャリアチェンジ・キャリアアップのきっかけにしようとする留学生は多いです。
一方でワーキングホリデーへの参加や、学生ビザで認められる範囲で働くという選択肢はあるものの、それぞれ申請対象者が10〜20代に限られる、就労時間に制限があるなどの制限が設けられています。
「年齢問わず、かなりの時間働ける選択肢はないんだろうか」
そんな方にオススメしたいのが、カナダの「Co-op留学」です。
Co-op留学では、年齢を問わず就労体験でき、フルタイムかつ有給で働くことができるんです。今回は、カナダのCo-op留学について解説していきたいと思います。
・海外で有給かつ長期でインターンシップをしてみたい
・年齢的にワーホリできないけど、海外で働ける制度を知りたい
という方はぜひ参考にしてみてください。
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Co-op(コープ)とは、カナダのカレッジ等で提供されている「就学(学校での授業)+就労(インターンシップ)」のプログラムです。正式には「Cooperative education」と呼び、他の国にはないカナダ独自のものになります。
プログラムは前半と後半に分かれており、前半の就学期間では学校で実務に必要な専門知識やスキルを学び、後半の就労期間では前半で学んだ内容と関連した業種で実際に働く体験を積みます。
前半と後半の期間はプログラムによって異なります。下に例を載せたのでイメージを持っていただければと思います。
一点、就学期間以上に就労期間を設けることはできないので注意が必要です。
また学校の授業は専門性を学ぶ内容なので、語学力アップを目的とした授業ではない点を押さえておきましょう。
「Co-opで有給インターンシップできるの?」と聞くと、似ているのがワーキングホリデーですね。しかし、Co-opとワーキングホリデーは全く別物です。
簡単に2つの違いを表にまとめたので、見ていきましょう。
Co-op留学 | ワーキングホリデー | |
---|---|---|
年齢制限 | 高卒以上 | 18〜30歳 |
取得回数 | 制限なし | 1度のみ |
人数制限 | 制限なし | 6,500名/年 |
就労時間 | 週40時間 | 制限なし |
滞在期間 | 半年〜2年程度 | 最長1年間 |
就ける仕事 | 就学内容に関連した仕事のみ | 好きな仕事 |
サポート | 学校で専門知識・スキルを学び、就活サポートを受けられる | 自分自身でなんとかしないといけない |
ワーキングホリデーでは年齢とビザ発給数に制限がある一方で、Co-op留学は年齢の上限と取得制限がないため、30歳を超えてもチャレンジできます。就労先は、学校で学んだ専門知識や内容に関連した職場の必要がある点もポイントですね。
なお、Co-op留学では基本的にインターンシップへの参加は有給である場合が多いですが、州によっては無給となることもあります。有給・無給はかなり大きな違いなので、事前にチェックすることお勧めします。
Co-op留学では、学校によって提供しているプログラム名や内容、期間、そして入学に必要な英語力は異なります。
いくつか職種を挙げると、
というように職種はさまざまです。
例えばカスタマーサービスであれば、就学期間でカスタマーサービスの知識や技術、ビジネス文化の違いや一般的なビジネススキルなどを学んでいきます。希望と異なるプログラムを選んでしまうと、残りの期間ずっと同じプログラムになってしまうため注意が必要です。
もし自分に合う職種が選べない場合は、学校スタッフや留学エージェントに相談して決めましょう。
簡単にCo-op留学の概要を紹介してきましたが、イメージは持てたでしょうか。お伝えした内容を整理するために、ここではCo-op留学のメリットをご紹介します。
Co-op最大のメリットは、なんといっても海外で働く経験ができることです。
そもそも他の国だと、ビザの制限によりそもそも働けない、働けても時間に制限があることがほとんどなので、有給でかつ時間制限なく働けるCo-op留学はかなり働きやすい留学形態となります。
また、Co-opでは一から専門知識やスキルを身につけられるので、キャリアアップやキャリアチェンジも狙いやすいです。
Co-op留学では参加時の年齢に上限がありません。
ワーキングホリデーでは年齢制限があり、今この記事を読んでいる方の中にも一度海外で働くことを諦めた方も多いかと思います。しかしCo-op留学では高卒以上であれば年齢関係なく、インターンシップに参加することが可能です!
もちろん、すでにカナダのワーキングホリデービザを使ってしまった方でも、Co-op留学の申請はできます。
Co-opでは有給で働けます。
海外で長期間留学すると、やはりかなりの授業料や生活費が掛かってくるのが現実。実際に1年間カナダで留学すると、安くても300万円以上は必要となります。
掛かる費用自体は減らせませんが、Co-op留学であれば学びながらお金を稼げるので、金銭的にかなり助かりますね。
さらに、お金を稼げるのは就労中のみならず、週20時間までなら就学期間中にも働くことが可能なんです。
改めてCo-op中の就労可能時間を整理すると、下のようになります。
・就学期間中(週20時間) + 就労期間中(週40時間)
フルタイムで働ける就労期間に加え、就学期間での就労もそれなりの生活費の足しにでき、中には貯金ができるほどの収入を得る留学生もいます。
メリットがあればデメリットもあるということで、Co-op留学の要注意ポイントを挙げました。メリットとあわせて、確認していきましょう。
Co-opプログラムを受講するのには一定の英語力が必要となります。プログラムによって必要な英語力は異なりますが、IELTSやTOEFLまたは学校独自のテストで判断されます。
もしプログラムに必要な英語力が足りていない場合は、
というような選択肢を取る必要があり、語学学校の英語の授業を受ける場合は、「語学学校で授業 + Co-opプログラム」になり、さらに期間と費用がかかってきます...。
オンラインレッスンなどを受けながら事前学習をして、少しでも英語力をあげておくのが良いですね。
働けるとしても自分が希望する職場や職種に就けるとは限りません。
当たり前ではありますが、企業はボランティアではなく、即戦力を求めています。仕事探しをするときも日本人だけがCo-op留学をしているわけではないので、ライバルがたくさんいるのも事実です。
特に人気の企業や条件の良い企業は、多くの留学生が狙っています。仕事で使えるレベルの語学力があることは大前提で、その上で面接を乗り越え、仕事勝ち取らなければいけません。
Co-op留学において「インターンだけ」することはできません。
冒頭でもお伝えした通り、Co-opはあくまで「学校で学んだことを実践で活かす」ことにあります。なので必ず、Co-opを提供しているカレッジに通い、学んだ期間分を就労する形となります。
もし「働く経験だけをしたい」という場合は、ワーキングホリデーを検討してみてください。ご自身で仕事を探す必要がありますが、就学という制限なく働くことが可能です。
上記では、Co-op留学のメリット・デメリットをまとめました。
お伝えした内容を踏まえ整理すると、Co-op留学がオススメな方は以下に当てはまる方です!
Co-op留学はキャリアを本気で考えている方や海外で働く経験をしたい方に特にオススメ!
逆に、アルバイト感覚で働きたいという方にはCo-op留学は向かないので、ワーキングホリデーを検討してみましょう。
Co-opを提供する学校は、基本的にカレッジ、すなわち専門学校となりますが、中には専門学校の機能を持った語学学校もCo-opを提供しています。
今回は弊社で取り扱いのある語学学校の中から、Co-opを提供している学校を紹介しますね。
学校名 | 都市 |
---|---|
VanWest College | バンクーバー |
CCEL | バンクーバー |
ILSC(提携カレッジ) | バンクーバー・トロント |
ILAC | バンクーバー・トロント |
IH バンクーバー | バンクーバー |
SELC バンクーバー | バンクーバー |
VGC International College | バンクーバー |
Tamwood Careers | バンクーバー・トロント・ウィスラー |
それぞれの学校に特徴があるため「詳細を聞きたい!」、「学校選びを一緒にしたい」という方はお気軽にお問い合わせください。
以上、Co-op留学について解説していきました。一言で言うと、Co-op留学はおすすめです。
転職活動で語学力だけでの差別化が難しくなっている中、Co-op留学を通して自身のスキルアップすることは、帰国後のキャリアチェンジを目指す上で一つ。語学力に加えて海外で働く経験は、日本帰国後の就活や転職にも有利に働きますよ。
特に、「20代後半〜30代で海外で挑戦したいという社会人」、「就活に備えて、差別化できる海外での経験をしたい大学生」はぜひCo-op留学をご検討いただけたらと思います。
留学エージェント「スクールウィズ」ではCo-op留学の個別相談が可能ですので、少しでも興味がある方はお気軽にご連絡くださいね。
皆さまの新たな一歩を、心より応援しております。
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